松本まりか主演&安田顕共演のドラマ「奪い愛、真夏」最終回(8話)が9月12日(金)に放送されました。
衝撃の最終回!話題の“タイムリープ不倫”ドラマが壮絶なラストを迎えます!何度タイムリープしても暴走する愛。そして不倫バトルがついに完結!
本記事は【奪い愛、真夏】最終回の感想&考察について紹介します!
(放送日:2025年9月12日 金曜 23:15 -0:15、放送局:テレビ朝日系)
ドラマ【奪い愛、真夏】キャスト・相関図!松本まりか・安田顕が禁断愛に!? | dorama9
【奪い愛、真夏】ネタバレあらすじ全話!原作&最終回結末は不倫の罰を受ける? | dorama9
このあと11時15分〜
最終回「命がけのタイムリープ不倫」⌚️ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今夜なんとシリーズ元祖のあの人が…!?🤫 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
衝撃の最終回‼️
何度タイムリープしても暴走する愛、
そして不倫バトルがついに完結ーー! pic.twitter.com/InPCijybds— 『奪い愛、真夏』ドラマ公式アカウント (@ubaiai) September 12, 2025
【奪い愛、真夏】最終回の感想&考察
ドラマ【奪い愛、真夏】最終回のネタバレあり感想&考察を紹介します。
禁断の愛を貫くことを誓った真夏(松本まりか)と時夢(安田顕)。しかし遂に“時計を使ったタイムリープの代償”が発動⁉ 時計が使えるのは3回まで。4回目を使ったことで運命が暴走する。ナイフを手に真夏の背後に迫る正妻・未来(高橋メアリージュン)。真夏を恨む元議員・咲川(かたせ梨乃)も真夏に接近!さらに真夏を激愛するストーカー元也(白濱亜嵐)にも危機が⁉ 巻き起こる地獄の連鎖-誰も予想できない衝撃の結末とは⁉
黒塗りの意味深ラストが怖い
最終回結末は真夏と時夢が見知らぬ街へ行き、海の近くの家で穏やかに暮らしているというハッピーエンドでした。
しかし、黒塗りの意味深ラストが怖かったです。 一体、誰がこんなことを?
真相は謎です。でも、おそらく未来(高橋メアリージュン)のしわざでしょう。
黒色に塗りつぶされた絵は未来が描いたもの。それは真夏と時夢の笑顔の絵。この2人の姿は海の近くの家の外でのものです。
終盤、元也(白濱亜嵐)が2人を盗撮していた場面がありました。なので、元也が未来に写真を送って、その写真をもとに未来が絵にしたのでしょう。
アシスタントの輝がいうには未来から怖さが消えていたようですが…。
未来は絵を完成させて、その絵を見て、嫉妬心がまた燃え上ってしまったのでしょう。
未来は今も時夢を愛しているのでしょう。
未来にとっての「奪い愛」が始まる…という終わり方だったと思います。
でも、これは、オープンエンドといわれる結末が明確でない終わり方です。
オープンエンドは視聴者の想像力や考察を刺激して終わることができる、という狙いがあります。
なので、視聴者によっては違う解釈があると思います。元也が塗ったとか、アシスタントの輝の可能性もありますし。
もう時を戻さない覚悟をした真夏
終盤。耳が聞こえなくなった真夏はトラックに轢かれてしまいました。でも、三子(水野美紀)がタイムリープしてくれて、真夏を助けてくれました。
三子は、あと2回タイムリープできる時計を真夏に渡そうとします。しかし、真夏は「もう、戻らない。いらない」と時計を受け取りませんでした。
真夏はもうやり直すことなく、一度きりの人生に対し、自分の気持ちに正直に向き合う決意をしたのですね。
真夏が無敵の人になった
序盤にも真夏の決意が分かるセリフがありました。
未来とバトルをした真夏は、「私は、私の選んだ愛と時間で生きていくの」と強く宣言していました。
また、たとえ未来に殺されたとしても時夢の心にずっと残り続けると言っていた真夏。ちょっと狂気です。
でも、死んでも愛が残るという信念が真夏に強さをもたらしていました。真夏は未来のことが全く怖くありませんでした。
「無敵の人」という言葉があります。ひろゆき氏が、社会的に失うものが何も無いから犯罪を起こすことに何のためらいもない人のことをそう定義づけしていました。社会的な信用や職業を失うことに対する「恐怖」を感じず、暴力や犯罪に染めてしまう…ということ。
私は真夏が刃物を持つ未来に立ち向かう姿を見て、どこか「無敵の人」を思い出しました。死を覚悟した人は無敵なんだな、と…。
まあ、真夏の場合は、愛ゆえに無敵になったわけです。時夢を愛してるから未来の暴力なんて怖くない、と。
真夏は未来からビンタされて「あなたのビンタで首から上が吹き飛んでも私は負けない! 奪ったほうの覚悟もナメないで!」と言い切りました。
奪う覚悟を強く示していた真夏。視聴していても圧倒されましたよ。
不倫への答え
真夏は会社のみんなに、不倫は人を傷つけるし、いけないことだけど好きになったのだから止められないんだ!と開き直って(?)宣言。その代わり、全力で時夢を愛することを誓いました。
これが脚本の鈴木おさむ氏の「不倫」への答えだったと思います。
不倫はいけないもの。罰を受けるもの。不幸になる人がいるもの。それは当然のこと。
でも、たとえ不倫関係を非難されても、愛を貫くことは素晴らしい。
傷ついた人がいることを考慮し、好きな人を全力で愛していくことが不倫をした人の義務ではないか…と。
そんな感じの答えだと、解釈しました。
真夏と時夢には正解にしてほしい
花火(森香澄)は、略奪婚に対して世の中の人が99%反対だろうけど私は1%であると宣言。そして、「世の中の不正解を、自分だけの正解にして」と真夏たちを激励しました。
不倫は不正解、いけないもの、とされています。でも、それは世の中の常識というだけ。
愛を貫くことができたら正解になるでしょう。
不倫して盛り上がって離婚し、不倫相手と結婚したのはいいけれど、また浮気を繰り返して離婚する…なんてのは、全然ダメでしょう。
真夏と時夢には末永く幸せでいてほしい。
あれだけ盛り上がって一緒になったのだから正解にしてほしい。
そう願いたくなる結末でした。
◇キャスト 海野真夏(うみの・まなつ)…松本まりか、 空知時夢(そらち・たいむ)…安田顕、 空知未来(そらち・みらい)…高橋メアリージュン、 日熊元也(ひのくま・げんや)…白濱亜嵐、 山上花火(やまうえ・はなび)…森香澄、 大友祭(おおとも・まつり)…石山順征、 氷室輝(ひむろ・てる)…谷原七音、 菅勇気(すが・ゆうき)…石井正則 、海野三子(うみの・みつこ)…水野美紀
◇ゲスト 咲川冬子(さきかわ・ふゆこ)…かたせ梨乃
◇脚本 鈴木おさむ ◇演出 樹下直美 ◇音楽 【音楽】沢田完 【主題歌】安田レイ『BROKEN GLASS』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
◇スタッフ 【ゼネラルプロデューサー】横地郁英(テレビ朝日) 【プロデューサー】川島誠史(テレビ朝日)、神通勉(MMJ)、小路美智子(MMJ)