大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒トリプル主演!【大追跡~警視庁SSBC強行犯係~】が7月9日(水曜)にスタートします!

テレ朝の水曜9時に10年ぶりに新作が誕生ね!
王道の刑事ドラマということで楽しみだわ。

大森南朋さん、相葉雅紀さん、松下奈緒さんを中心に個性的なメンバーが揃っていて面白くなりそうだね。
この記事では、【大追跡】のネタバレ・あらすじを最終回まで毎週更新していきます。
◎この記事でわかること
ドラマ【大追跡】
・全話のあらすじ・ネタバレ
・最終回の予想
・見どころ
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— 『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』【公式】 (@daitsuiseki2507) June 11, 2025
【大追跡】のあらすじ・ネタバレを最終回まで
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放送日:7月9日(水)21:00~22:04(初回拡大SP)
1話のあらすじ
SSBC強行犯係に、転職キャリア組の名波凛太郎(相葉雅紀)が配属された。
名波の教育係は、3年前に捜査一課から異動した伊垣修二(大森南朋)。
名波が着任した早々、ベンチャー企業「プレイヴァージ」の社長が殺されたという通報が入り、伊垣と名波は現場に向かう。
「プレイヴァージ」の副社長・玉井涼介(中村俊介)は、社長が刺殺された事件と時を同じくして何者かに襲われるが、間一髪でナイフをかわして難を逃れた。
その後の調べで、会社の金を使い込んで解雇されていたゲーム・プログラマー川瀬浩一(浜野謙太)が重要参考人となる。
1話のネタバレ
SSBC(捜査支援分析センター)は、防犯カメラ映像の収集分析やスマホ・パソコンのデータ解析、容疑者のプロファイリングなどを行い、あらゆる捜査を支援する部署。
その中に新設された“SSBC強行犯係”は、殺人・強盗・放火などの凶悪犯罪を担当する捜査一課を専門に支援する別班で、係長の葛原茂(光石研)の下、伊垣修二(大森南朋)、木沢理(伊藤淳史)、光本さやか(足立梨花)、仁科瑠美(丸山礼)、小山田勝也(髙木雄也)、城慎之介(野村康太)が活躍している。
SSBC強行犯係は、元警察庁長官であり現職の内閣官房長官の久世俊介(佐藤浩市)が銃撃された事件の犯人検挙にも多大な貢献をしていた。
そのSSBC強行犯係に、元外資系証券会社のファンドマネージャーで「国家公務員総合職中途採用試験」に合格したキャリア組の名波凛太郎(相葉雅紀)が配属される。
葛原により、伊垣が名波の教育係に任命された矢先に、SSBC強行犯係に臨場要請が。
内閣官房長官が選挙の応援演説中に銃で撃たれるという衝撃的な始まりでした。
要請を受けた伊関たちが防犯カメラの解析などを駆使して犯人を特定していくまでがテンポよく描かれ、“SSBC強行犯係”についてと登場人物についてをわかりやすく説明していきます。
同時に、手柄は犯人を実際に検挙した捜査一課が持っていってしまうことの悲哀も伝わってきました。
そこへ、倍率400倍の「国家公務員総合職中途採用試験」を突破して警察庁に入庁した名波が、警視庁に出向してSSBC強行犯係に配属されます。
異例の時期にやってきたキャリア組に一同がざわめいたのも束の間、すぐに事件の知らせが入り空気が一変しました。
ベンチャーIT企業の社長・桐生聡史(窪塚俊介)が何者かに刺殺される事件が起こり、機動分析を担当する伊垣、名波、小山田、城が現場に駆けつけた。
伊垣たちが付近の防犯カメラ映像の収集を始めようとすると、名波が突然規制テープをくぐって遺体を確認しようとする。
そこへ捜査一課の主任・青柳遥(松下奈緒)が現れ、SSBCは早く自分の仕事に戻るように厳しく言われてしまい、伊垣と名波は現場を離れ近隣を回って住人から防犯カメラ映像を見せてもらう。
その後、捜査一課の会議中、桐生と同じタイミングで副社長の玉井涼介(中村俊介)も襲われていたことが判明。
そんな中、SSBC強行犯係に久世官房長官が犯人検挙の感謝を伝えるためにやって来る。
久世は、名波が自分の甥であることを皆に伝え、捜査一課長・八重樫雅夫(遠藤憲一)に、桐生社長殺害事件をSSBC強行犯係と協力して早期解決するように告げた。
名波は防犯カメラの映像の中に、怪しい男の姿を見つける。
捜査一課に連絡しようと言う伊垣に対し、名波は自分たちで捜査したいと言い、二人でその男の正体を突き止めることに。
その男・斉藤竜二(佐野岳)のアパートに向かった伊垣と名波は彼を確保するが、その後の調べで斉藤は闇バイトで雇われて桐生社長を殺害した実行犯であることがわかる。
捜査一課の八重樫や遥にとって、SSBC強行犯係は“自分たちのしもべとなって働く裏方の部署”という認識でした。
しかし、その後名波の伯父が内閣官房長官の久世であることがわかると、名波がわざわざSSBC強行犯係に配属されたのはどういうことなのか、二人は混乱します。
久世は元警察庁長官で、現在も警察の人事に大きな影響力を持っているのです。
八重樫や遥が、名波が官房長官の甥と知った途端に態度を変えるのが実に人間味があって面白いですね。
一方、伊垣は名波に「コネ?」と聞きますが否定されました。
SSBC強行犯係のメンバーたちも少し名波を特別視する感じでしたが、共に事件を追っていく中でどんどん良い仲間になっていくのでしょうね。
名波は捜査のこともSSBCのことも何も知らないまま配属後すぐ事件を追うことになります。
防犯カメラ映像に犯人らしき人物を見つけた時も、犯人の家を探し当てた時も、伊垣はまず捜査一課に連絡しようとしますが、名波は自分で動いてしまうのです。
伊垣は、「SSBCは捜査対象者に直接接触してはいけない」こと、「見つけた時は直ちに捜査一課を呼んで自分たちは対象者の行動確認に入る」ことを伝えますが、名波は「悪い奴を捕まえるために転職したんですよ、僕は」と行動に移してしまいます。
SSBC強行犯係では、指示役から実行犯の斉藤に届いたメッセージは復元できましたが、指示役の人物は突き止めることができず、その先の捜査には関われないことに無力感を覚えます。
しかしそこで名波は自分たちも独自の捜査ができるのではと係長の葛原に告げ、葛原も賛同します。
玉井の証言でゲームプログラマーの川瀬浩一(浜野謙太)が捜査線上に浮かび、遥たちは川瀬から話を聞き始める。
川瀬は桐生とともにゲームソフト会社を立ち上げたのだが、会社の金を使い込み会社を解雇されていた。
伊垣たちは防犯カメラ映像やドライブレコーダーを検証し、玉井副社長が襲われた時の映像を確認する。
入院している玉井に伊垣と名波が話を聞きに行った次の日、玉井は病院から姿を消した。
SSBC強行犯係は、様々な情報を分析、解析して伊垣が軽井沢の別荘に向かったことを突き止める。
伊垣と名波は軽井沢の別荘に向かい、玉井の犯罪を暴く。
玉井は会社の金を横領した後それを川瀬のせいにして追い出した。
しかしその後桐生社長に全てを気づかれてしまい、社長殺害を計画したのだった。
玉井が襲われたのも自作自演の狂言。
襲ったふりをしたのは玉井の弟・慎二(野崎亨類)で、慎二が桐生社長殺害の指示役だった。
斉藤が東京湾に捨てた桐生社長のスマホが見つかり、さやかがそれを復旧させることに成功した。
スマホには、玉井の横領についてのデータと、それから川瀬への心からの謝罪メッセージが残されていた。
川瀬はそのメッセージを呼んで涙を流す。
SSBC強行犯係の仕事は、防犯カメラ映像の収集や分析、またスマホやパソコンのデータ解析、顔認証などですが、あくまでそれは捜査一課の補佐的な立場だと、周りも本人たちも考えていました。
ところが、新たに配属された名波は“空気を読まずに”疑問に思ったことは追求するし、手掛かりがあったら犯人の確保までどんどん自分で動こうとします。
伊垣は最初はそんな名波に戸惑いますが、次第に感化されていくうちに捜査一課時代の熱い思いが戻ってきたようで、犯人確保の時は生き生きとしていました。
葛原係長も、改めて「SSBC強行犯係とは?」と名波から問われたことで、自分たちのカラーで捜査をしていっても良いのではと気づきます。
“何もわからない”ような顔をしながら、名波はSSBC強行犯係を進化させようとしているように見えます。
自らがキャリア官僚であることや、伯父の権力をここぞというところで使うのも、内に秘める信念に基づいてのことではないでしょうか。
心強いメンバーを得たSSBC強行犯係、それぞれ得意分野が違うメンバーたちの活躍も、今後のチームワークも楽しみです。
1話のネタバレ感想と視聴率の記事はこちら↓
2話「突入命令」
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放送日:7月16日(水)21:00~21:54
2話のあらすじ
ある日伊垣修二(大森南朋)は、錦糸町の防犯カメラのリアルタイム映像の中に、無差別爆弾テロの指名手配犯・荒川泰三(吉岡睦雄)の姿を発見した。
伊垣と名波凛太郎(相葉雅紀)は錦糸町へ防犯カメラの映像を集めに行く。
そこでタクシー運転手・一ノ瀬(オラキオ)にドライブレコーダー映像を見せてもらい、マンションに入っていく荒川の姿を確認した。
ほどなくマンションから出てきた荒川に、伊垣の制止を振り切って名波が声をかけてしまう。
すると荒川はリュックに爆弾が入っていると威嚇しバイクで逃走。
工場現場のプレハブ小屋に人質をとって立てこもってしまった。
SSBC強行犯係の二人の出過ぎた行為により立てこもり事件にまで発展してしまったことに、捜査一課の青柳遥(松下奈緒)も一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)は激怒する。
現場を追い払われた伊垣と名波だったが、そこへ一ノ瀬がやってきて、荒川が逃走した後マンションから女性が出てきたと伝える。
女性の名前が星野ゆかり(伊藤歩)であることを確認した伊垣と名波は、ゆかりの留守中に部屋を捜索。
すると、そこには爆弾を製造していた痕跡があった。
2話のネタバレ
伊垣修二(大森南朋)は、錦糸町の防犯カメラのリアルタイム映像の中に、6年前の霞が関無差別爆弾テロ事件の指名手配犯・荒川泰三(吉岡睦雄)の姿を見つけた。
伊垣と名波凛太郎(相葉雅紀)は錦糸町へ防犯カメラの映像を集めに行く。
そこでタクシー運転手・一ノ瀬(オラキオ)にドライブレコーダー映像を見せてもらうと、近くのマンションに入っていく荒川の姿が映っていた。
少し経って荒川はマンションから出てきたが、伊垣が一旦本部に報告しようとするのを名波は止める。
そして伊垣の制止も聞かずに荒川に声をかけてしまった。
荒川はリュックに爆弾が入っていると脅してバイクで逃走し、印刷工場の中のプレハブ小屋に人質をとって立てこもる。
SSBCは被疑者には直接接触しないことになっているのにも関わらず、名波たちのせいで立てこもり事件という最悪な事態になってしまったことに捜査一課の青柳遥(松下奈緒)も一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)も激怒。
しかし名波が自分のせいだと謝ると八重樫は何も言えなくなり、伊垣に帰れと告げる。
かつて捜査一課時代に伊垣が担当した爆弾テロ事件。
文科省前に置いた爆弾により死傷者が出た事件の犯人・荒川が錦糸町に現れました。
SSBC強行犯係はすぐに防犯カメラの映像から顔認証で本人と特定し、荒川の経歴も提示して捜査一課のサポートをします。
きびきびと動くSSBC強行犯係のメンバーの働きが気持ち良いですね。
名波は1話と同様に、目の前に犯人がいるなら捜査一課の指示を仰ぐのではなく自分たちが動くべきというスタンス。
SSBCもデカなのだという強い気持ちがあるようです。
新人とは思えない意志と行動力ですね。
しかし名波の勝手な行動が結果として立てこもり事件にまで発展させることになってしまいました。
八重樫一課長はSSBC強行犯係には上から目線ですが、相変わらず名波に対しては弱腰なのが面白いですね。
現場を追い払われた伊垣と名波のところへ一ノ瀬がやってきて、荒川が逃走した後に彼がいた部屋から女性が出てきたと伝える。
爆弾製造の証拠をおさえるため部屋を調べようと言う名波に対し令状もないのにと渋る伊垣。
6年前爆弾テロによって警察官の命が奪われたのは悔しくなかったのかと名波に詰め寄られ、伊垣は部屋を捜索することに。
伊垣と名波は管理人から部屋に住んでいる女性の名前と携帯番号を聞き、部屋の鍵を開けてもらった。
その女性、星野ゆかり(伊藤歩)が外出している間に部屋を調べると、ゆかりと荒川が同居していることがわかる。
そしてそこには爆弾を製造していた痕跡があり、さらにカレンダーの今日の日付に赤い丸のしるしが。
伊垣は遥に連絡するが相手にされず、係長の葛原茂(光石研)の決断でSSBC強行犯係が独自の捜査をすることになった。
葛原の指示で、小山田勝也(髙木雄也)と城慎之介(野村康太)は伊垣たちの応援に行き、木沢理(伊藤淳史)はスマホの位置情報でゆかりを追い、光本さやか(足立梨花)と仁科瑠美(丸山礼)はゆかりのデータを調べる。
あくまでもSSBCの枠からはみ出さないようにしている伊垣に対し、目の前に犯人がいるなら、あるいは証拠がそこにあるなら自分たちで動きましょうよとけしかける名波。
結局毎回名波の言葉に乗ってしまう伊垣なのですが、やはり彼の心の奥底には捜査一課時代の熱い思いが残っているのでしょう。
名波の強い意志に引きずられるように動き出しいざ能動的に捜査し始めるとどんどん生き生きしてきます。
頼もしい葛原係長の下、SSBC強行犯係のメンバーがそれぞれのスキルを活かし捜査を進めていく様子も見ごたえありますね。
メンバーの活躍シーンは楽しいパートなので、これからも詳しく描写してほしいです。
SIT班長・佐野一樹(木原勝利)から突入の命令を出してくださいと強く迫られ、八重樫がまさに命令しようとした瞬間に内閣官房長官の久世俊介(佐藤浩市)から人質の安全を最優先にという電話が入り、突入は中止に。
一方伊垣は、荒川が警察に追われた時点でゆかりが荒川の代わりに目的を果たそうと動いているのではと推理する。
ゆかりの爆発テロを成功させるために、荒川は立てこもり事件で時間稼ぎをしているのだ。
名波が八重樫に荒川を確保するように頼み、八重樫の命令によってSITが突入、荒川は確保された。
木沢が作った自転車モンタージュによりゆかりの乗っている自転車が特定され、伊垣と名波はゆかりが高輪のファミリーレストランにいることを突き止める。
二人が店に入りゆかりの話を聞くと、爆弾はどこにも仕掛けてないことがわかる。
ゆかりの目の前に置いてある帽子型ヘルメットの下に、爆弾はあった。
タイマーの残り時間は7分半。
愛した人が指名手配犯とわかった後も荒川の思想に共鳴し、覚悟を決めてテロを実行しようとしたゆかりだったが、報道記者の清水琴音(水嶋凛)が流したスクープ映像を見て考えが変わった。
そこに映っていたのは政治的思想を持った革命家ではなく単に自分の恨みを晴らそうとしただけの情けない男の姿だった。
荒川は博士号まで取っている自分が不遇の日々を送っているのは指導教授・松山耕一郎(藏内秀樹)が引き立ててくれなかったからと逆恨みし、松山が座長の「総合物理学学術会議」が開催される高輪国際ホールを爆破しようと計画したのだ。
個人的な復讐のために利用されたことに絶望するゆかり。
伊垣と名波がゆかりの気持ちを真っ直ぐ受け止めると、ゆかりはスマホにタイマーの暗証番号を打ち込む。
25秒前でタイマーが止まった。
「荒川が爆弾に手をかける前に制圧してみせる」「そのために我々は日々厳しい訓練をしているんだ」と言い切ったSITの佐野班長、実に格好良かったです。
それに比べて、普段の威勢は良いけれど官房長官や名波からのプレッシャーには日和ってしまう八重樫一課長はなんとも言えない可笑しみと哀愁がありチャーミングですね。
伊垣に対して反発してばかりの遥には、もっと伊垣の話をよく聞いてほしいです、事件早期解決のために。
伊垣の刑事の勘と推理力はやはり素晴らしいですから。
それにしても、爆発までの残り時間が刻々と減っていく中、ゆかりが荒川との出会いから語り始めた時の伊垣と名波の焦りようがリアルでした。
意に介さずマイペースに語り続けるゆかりは、愛した人の正体を知ってもう何もかもどうでもよくなっていたのかもしれません。
伊垣と名波は残り時間が無くなっていく中で、説得をするより彼女の気持ちに寄り添おうとするように。
ゆかりは二人に自分の絶望を受け止めてもらって、ようやくタイマーをストップさせます。
事件解決のために必死で動く人たちと、切なくも虚しい物語の中にいるゆかりの対比が印象的でした。
2話のネタバレ感想と視聴率の記事はこちら↓
3話「反射した真実」
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『#大追跡 ~警視庁SSBC強行犯係~』
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盗まれたのは、左足の靴だけ⁉︎
疑惑の男は、権力の盾の中…送検までの
タイムリミットは48時間!デジタル証拠の攻防戦に
【SSBC強行犯係】が挑みます🏃♂️第3話 放送は7月23日(水)よる9時です☑️ pic.twitter.com/SEeTUkzYvU
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放送日:7月23日(水)21:00~21:54
3話のあらすじ
世田谷の閑静な住宅街で持田祥子(畑奈緒子)が何者かに襲われて階段から転落した事件が起こり、SSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)と名波凛太郎(相葉雅紀)が臨場する。
伊垣と名波は搬送される祥子の首に赤い火傷のような跡が2つあり左足の靴を履いていないことに気づき、機動捜査隊から防犯カメラ映像を集めるように指示されながらも現場の階段で転落の経緯を推測する。
しかしそこに現れた捜査一課の青柳遥(松下奈緒)に追い出されてしまった。
SSBC強行犯係が集めた防犯カメラ映像に大きな収穫はなく容疑者の特定ができない中、伊垣は数年前に名古屋で連続して起きた類似の未解決事件に言及する。
女性たちが背後からスタンガンで襲われ左足の靴を奪われるという連続事件は同一犯による犯行と見られていたが、未だに犯人検挙には至っていない。
被害者の祥子は夫と離婚しているので、もしものことがあると娘の柚希(瑠璃)がひとりになってしまうことを思い遥は同じシングルマザーである自分と境遇を重ねてやりきれない気持ちになるが、その矢先、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)から捜査の中止を告げられ戸惑う。
SSBC強行犯係も独自での捜査は不可能かと思われたが、またしても名波の「僕たちでやりましょう」という提案に伊垣をはじめとするメンバーは乗せられてしまう。
やがて、犯人の犯行前の行動が映った防犯カメラ映像が見つかり、有力な容疑者・仙波達也(杢代和人)が浮かび上がった。
しかし、仙波の父親は与党自明党の幹事長だったことがわかる。
3話のネタバレ
世田谷の閑静な住宅街で持田祥子(畑奈緒子)が階段から転落して重篤な怪我をし搬送された。
SSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)と名波凛太郎(相葉雅紀)が臨場し、首筋にスタンガンで襲われた跡があること、左足の靴だけ履いていないことに着目して、事故ではなく何者かに襲われた事件であると断定する。
しかしそこにやって来た捜査一課の青柳遥(松下奈緒)に、SSBCの仕事は防犯カメラ映像を集めることだからと追い出されてしまった。
祥子はシングルマザーで、一人娘の柚希(瑠璃)を思いやり、心配する遥。
遥もまた、伊垣と離婚して一人娘・美里(今濱夕輝乃)を育てているシングルマザーなのだ。
持田祥子の事件がきっかけで、名波は伊垣と遥がかつて夫婦だったことを初めて知ります。
なぜいつもけんか腰で話をしているのかということも納得するのでした。
2人の間には美里ちゃんという娘がいるんですね。
遥が自分と同じシングルマザーの祥子とその娘の柚希に自分を重ねて、この事件に思い入れを持つ気持ちもわかります。
それにしても、女性を襲って左足の靴だけ持ち去る行為は不気味ですね。
猟奇的な犯罪者なのでしょうか。
今回と同様に女性がスタンガンで襲われ片方の靴が持ち去られた事件が2年前に名古屋で2件起こっており、伊垣たちは連続通り魔事件ではないかと推測する。
だが突然、上から捜査中止の命令が下った。
捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)も中止の理由がわからず、遥は憤りを隠せない。
SSBC強行犯係のメンバーもこんな凶悪事件の捜査を止めるなんてと怒りがつのるが、そんな時名波が、捜査一課が動けないなら僕たちでやりましょうと提案する。
戸惑うメンバーだったが、係長の葛原茂(光石研)が決断し、SSBC強行犯係で独自に捜査することに。
一方、八重樫は東京中央テレビ報道部記者の清水琴音(水島凛)に世田谷通り魔事件の捜査縮小について聞かれて、捜査一課は手を引き所轄が担当すると答える。
八重樫一課長は、朝出がけにゴミ出ししたりご近所の奥さんにスイカをもらったお礼を言ったり、なかなか庶民的で親しみやすいキャラですね。
報道部記者の琴音は何かにつけて八重樫に突っかかって来るのが面白いです。
さて、連続通り魔事件の捜査になぜかストップがかかってしまいました。
余程大きな力が動いていると思われます。
皆が戸惑う中、遥は自分の境遇に重ねた母子のことを思いやりきれません。
SSBC強行犯係の名波が自分たちで捜査しましょうと口火を切り、葛原係長が決断するシーンは実に頼もしくスカッとしますね。
2年前に名古屋で襲われた女性2人と今回東京で襲われた持田祥子の3人は、犯行の手口は同じだが被害者には女性であること以外に共通項が見当たらない。
SSBC強行犯係のメンバーは、なぜ名古屋の2件と東京の1件の間に2年の期間が空いたのか疑問に思った。
木沢理(伊藤淳史)は、犯人が犯行後に持ち帰る靴は犯行の記念品というトロフィーの意味があるのではと推理する。
遥はつい祥子の事件の現場を訪れてしまうが、そこで伊垣と名波が捜査しているのに出くわし、職務命令違反だと厳しく迫るが、伊垣に被害者のために刑事になったんじゃないのかと言われ立ち尽くす。
その後、祥子が亡くなったという知らせが入り霊安室に駆け付けると泣き崩れる柚希の姿があった。
遥は、八重樫には許可を得ていないがSSBC強行犯係の独自調査に加えてほしいと志願する。
葛原係長は快く受け入れ、共に捜査することに。
仁科瑠美(丸山礼)が解析した映像をもとに、小山田勝也(髙木雄也)と城慎之介(野村康太)が有力な容疑者を突き止めた。
コンビニのバーコード決済から光本さやか(足立梨花)が割り出したのは仙波達也(杢代和人)。
次期総理大臣の最有力候補と言われる自明党幹事長・仙波啓一郎(山口カンジ)の息子だった。
2年前は名古屋の大学生だった達也は2人の女性を襲った犯行後休学して父親の力でアメリカに渡り、今年帰国して現在は父親が所有する東京のマンションに住んでいると思われる。
名波は伯父の内閣官房長官・久世俊介(佐藤浩市)から、やはり仙波啓一郎が警察に圧力をかけて捜査を止めていたことを聞く。
そして、久世から仙波啓一郎に詳しい人物として元秘書の杉本雅史(佐藤貢三)を教えられた名波は、伊垣や遥とともに杉本に会いに行った。
そこで杉本から、達也の実の母親は5歳の時に家を出て行ったことを教えられる。
そのせいなのか、昔から達也は父親に反発して困らせては面白がっていたという。
それを聞いた木沢は、犯行の動機は自分を捨てた母親へのゆがんだ執着かもしれないと分析した。
靴を隠してしまえばママはどこにも行かないと。
伊垣たちが達也を見張っていると、公園で子どもに水遊びをさせている母親が脱いだサンダルを奪って逃走。
確保することができたがあくまで窃盗容疑での逮捕なので、送検までの48時間以内に世田谷事件の犯行を認めさせなければいけない。
SSBC強行犯係のメンバーは初めて家宅捜索をするが盗まれた靴もスタンガンもどこにもない。
達也のスマホのパスコードもわからず万策尽きたかと思われたが、伊垣は達也がスマホ決済で飲み物を買った自動販売機の防犯カメラに着目する。
伊垣の読み通り、達也がかけていたサングラスにスマホを操作する手元が映っていたのだ。
パスコードの最後の数字がわからなかったが、木沢が母親の生年月日であることを突き止めた。
ロックを解除するとスマホに貸し倉庫のアプリがあることがわかって、一同は貸し倉庫へ急行する。
おびただしい数の靴が見つかった。
伊垣と遥は改めて達也を強盗致傷および強盗致死の罪で再逮捕する。
達也は、自分が幼い子どもから母親を奪ってしまったことを知り呆然とするのだった。
圧倒的な存在感で威光を放つ久世官房長官が、甥っこには甘いところが良いですね。
居酒屋「しず」での2人の場面には癒されました。
女将・前田しずを演じているのは白川和子さん。
流石、粋な佇まいでした。
またぜひ登場してほしいです。
「こういう手ごわい事件のためにSSBC強行犯係を作ったんじゃないんですか?」
「そりゃそうだ」
という名波と伯父の会話は、今後のキーワードになりそうですね。
遥が勝手にSSBC強行犯係の捜査に加わっていることを知り、激怒した八重樫一課長とそれを鎮める名波との会話ももはや名物場面に。
今回はSSBC強行犯係のメンバー全員が外に出て捜査して大活躍でした。
また、遥が伊垣たちと力を合わせて事件解決に力を尽くしたことも良かったです。
3組の母と子の物語は、それぞれ切なかったですね。
今回の3話の「反射した真実」というタイトルは、ダブルミーニングなのかなと思いました。
秀逸なタイトルですね。
3話のネタバレ感想と視聴率の記事はこちら↓
4話「犯行予測」
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『#大追跡 ~警視庁SSBC強行犯係~』
✨第4️⃣話 PR動画が早速到着✨
\連続放火事件が発生...
犯人は防犯カメラに映らない!?追い詰められる【SSBC強行犯係】😣
プロファイリングで正体を暴け!!第4話 放送は7月30日(水)よる9時です☑️#大森南朋 #相葉雅紀 #松下奈緒 pic.twitter.com/nz02iTxvdX
— 『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』【公式】 (@daitsuiseki2507) July 23, 2025
放送日:7月30日(水)21:00~21:54
4話のあらすじ
SSBC強行犯係が報道番組の取材を受けることになり、伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)をはじめとしたメンバーたちが清水琴音(水嶋凜)にインタビューされた。
デジタル捜査の重要性のみがフォーカスされることに捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)は不満げなだが、木沢理(伊藤淳史)は自身の地理的プロファイリング技術の功績を大いにアピールする。
そんな折、都内で立て続けに放火事件が発生したが、8件のうち7件は現場付近の防犯カメラが犯行直前に通信妨害されており、犯行時刻の映像が残っていなかった。
そして残る最初の1件は付近に防犯カメラが少なく、唯一「フードを被った細身の人物」が住宅街を駆けていく姿だけが映されている。
捜査が行き詰まってしまい 八重樫や捜査一課・主任の青柳遥(松下奈緒)から「役立たず」呼ばわりされるSSBC強行犯係。
そんな中、地理的プロファイリングを駆使した木沢は、8件の放火事件が起きた場所を地図上に示し、全ての犯行が円で囲まれたエリアで行われていることを指摘する。
さらにプロファイリングを進めた木沢が割り出した”放火犯の拠点”と思われる場所へ向かった伊垣と名波たちだったが、そこは広大な墓地だった。
4話のネタバレ
SSBC強行犯係に報道番組の取材が入り、伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)をはじめとしたメンバーたちが清水琴音(水嶋凜)のインタビューを受ける。
木沢理(伊藤淳史)は自分の地理的プロファイリングで数々の事件を解決したことを大いにアピール。
琴音は民間からキャリアの試験を受けて合格した名波に話を聞こうとするが、なぜか捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)がやってきてインタビューをさえぎり自分の話をし出して、その直後名波の伯父である内閣官房長官・久世俊介(佐藤浩市)から電話で叱られる。
琴音は異例の経歴の名波に興味があるんですね。
捜査一課長が名波に気を遣っていることにも気づいていますし、キャリア組の名波が配属されたSSBC強行犯係というのは、特別な部署なのではと考えているようです。
しかし、SSBC強行犯係ばかり注目を浴びるのが面白くない八重樫一課長は、何かとインタビューをさえぎって自分の話や捜査一課のアピールをします。
あくまでSSBC強行犯係は捜査一課のサポート役であると印象付けたいんですね。
ところが、甥っ子のテレビ出演を楽しみにしていた久世官房長官から電話で、せっかく凛太郎が話そうとしているのにでしゃばるなと叱られてしまいます。
甥っ子を溺愛する伯父さんという一面が可愛らしかったですね。
ただ、一課長に文句を言いたかったのは本当なのでしょうが、自分が警察庁長官時代に作ったSSBC強行犯係の意義を理解してほしい、デジタル捜査と刑事本来の捜査力のどちらも大切にして力を合わせて犯罪を撲滅してほしいと、伝えたかったのだと思います。
それにしても、久世官房長官や名波にはあんなにへこへこしているのにどうしてSSBC強行犯係に対して上から目線になるのでしょうね、一課長は。
都内で連続放火事件が起こった。
最初の1件は現場付近の防犯カメラにフードをかぶった女性の姿が映っていたが、その後の7件の事件では”ジャミング(通信妨害)”されており防犯カメラに映像が映っていなかった。
捜査は難航するが、木沢理(伊藤淳史)は地理的プロファイリングによって、8件の放火事件の場所を地図上に示すと円を描いていることを指摘する。
さらに木沢は、円の内側に放火犯の拠点があると自信満々に明言した。
早速、SSBC強行犯係の伊垣や名波、小山田勝也(髙木雄也)、城慎之介(野村康太)、そして捜査一課の青柳遥(松下奈緒)たち捜査員はその場所へ向かうが、そこは広大な墓地で犯人の手掛かりはつかめなかった。
聞き込みや防犯カメラ映像収集でも何もわからず、完全に捜査が手詰まりとなる中、次の犯行が起こる。
放火されたのは、木沢がプロファイリングした円から遠く離れた場所だった。
一課長は木沢を厳しくとがめ、遥も「もっとサンプルがあれば」と言う木沢に激しい怒りをぶつける。
遥は自分たちだけで捜査するからと言い捨て、一課長も一課の底力を見せると告げた。
SSBC強行犯係の協力は不要と言われたことに、木沢は自分のせいだとメンバーに頭を下げる。
名波は自分たちの捜査を続けますよねと皆に聞き、係長の葛原茂(光石研)は「当然です」とゴーサインを出した。
久世官房長官からあんなにお互い尊重して力を合わせてと言われているのに、相変わらず八重樫一課長はSSBC強行犯係に対して当たりが強いですね。
「なんの役にも立ってない」は言い過ぎです。
遥も捜査が行き詰ってイライラしているのはわかりますが、言葉がキツ過ぎます。
しかし、遥の真剣な想いや一課長の優しさと誇りを感じるシーンでもありました。
遥の想いを受け止めた名波は懐の深さを感じましたし、部下たちの心意気を受けて責任をもってゴーサインを出す葛原係長も格好良かったです。
SNSではSSBC強行犯係への批判や木沢への誹謗中傷が激しくなっていて、失意の木沢は警察を辞めると言い出す。
だが、そこで名波は誹謗中傷の投稿数がかなり多い“アルベルト三世”というアカウントに着目する。
2件目の放火事件の前日から書き込んでいることがわかり、まだ連続放火事件になっていないのに木沢の名前を出していることに違和感があった。
投稿されたネットカフェの防犯カメラ映像から、アルベルト三世が男性であることがわかる。
伊垣は、犯人の目的は木沢への挑戦なのではと推理する。
地理的プロファイリングを知った上であえて円を描くように犯行場所を選び、最後の1件では円と離れた場所で放火してSSBC強行犯係を混乱させたのではないか、と。
伊垣と名波は地理的プロファイリングの専門書を買った者を探し、書店の防犯カメラ映像からネットカフェの映像と同じ人物を見つけた。
木沢は9件目の放火場所と書店からの足取りをもとに、地理的プロファイリングで犯人の自宅を特定する。
葛原係長は八重樫一課長に報告するが、一課長は木沢のことは信じられないと言い、さらに1件目の放火犯と思われる女性が特定されたため葛原の意見に耳を傾けることはなかった。
1件目の犯行は大野小百合(西原亜希)によるもので、不倫相手から別れを告げられた恨みで放火したのだった。
しかし、大野は2件目以降の放火については知らないと言う。
SSBC強行犯係では、放火犯は2人いたと確信する。
2人目の犯人は、地理的プロファイリングの知識を使い大野が放火した場所を利用して犯行場所を選んでいき、9件目をわざと離れた場所にしてSSBC強行犯係をあざ笑ったのだ、と。
伊垣と名波が、木沢のプロファイリングから次の現場と思われる付近で張り込みをしていると、男がやってきた。
アパートの外にある段ボールに火をつけようとする男を伊垣たちが追いかけるが、逃げられてしまった。
そこへパトカーがやってきて、降りてきた遥が犯人を確保。
遙は数日前に伊垣のスマホの位置情報を手に入れていて、伊垣の居場所を把握していたのだった。
捕まった男は佐久間光昭(河相我聞)、かつて木沢の地理的プロファイリングによって捕まった下着泥棒だった。
テレビで木沢が得意そうにその話をしていたのを見て、復讐のために連続放火を行ったと言う。
別室でその言葉を聞いていた木沢は取調室へ駈け込み「僕を狙えばいいじゃないか!」と、関係ない人たちを巻き込んだことへの怒りをぶつけるのだった。
犯人自身がSNSに投稿した誹謗中傷が特定のヒントになるという、現代ならではの事件解決になりました。
地理的プロファイリングで犯人の居場所を特定した木沢を、信じられないという八重樫一課長と遥、信じますと言い切った葛原係長。
結局は木沢のおかげで犯人の居場所を特定することができたわけです。
伊垣の位置情報を張っていた遥も、実はSSBC強行犯係の捜査を信じて頼っていたんですよね。
それを遥自身は自覚しているのかどうか。
捜査一課の機動力や地道に足で稼ぐ努力と、SSBC強行犯係の専門知識や解析のスキルはどちらも素晴らしいものです。
お互い尊重し合い素直に協力し合ったら、久世官房長官が願っている犯罪撲滅への道は遠くないものになるのではないでしょうか。
4話のネタバレ感想と視聴率の記事はこちら↓
5話「11秒の空白」
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『#大追跡 ~警視庁SSBC強行犯係~』
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\殺人犯は天才ピアニスト!?
捜査を惑わす【双子】の罠..
コンクール中に起きた"ミスタッチ"の衝撃真相とは…!?そして...一課長 八重樫(#遠藤憲一)
にまさかの双子の兄が...!?第5話 放送は8月6日(水)よる9時☑️ pic.twitter.com/M4ZFQS9ORn
— 『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』【公式】 (@daitsuiseki2507) July 30, 2025
放送日8月6日(水)21:00~21:54
5話のあらすじ
小料理屋『まえだ』で伯父の久世俊介(佐藤浩市)と酒を飲んでいた名波凛太郎(相葉雅紀)は捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)と瓜二つの男性がテレビ番組でマグロをさばいているのを見かけた。
実は八重樫には双子の兄・雅彦(遠藤憲一・二役)がいるのだ。
伊垣修二(大森南朋)らSSBC強行犯係のメンバーは八重樫が双子だったことに驚く。
そんな折、多摩川の河川敷で遺体が発見されたという知らせが入った。
遺体は暴力団『竜元会』の構成員の倉田一郎(眞島秀和)。
2カ月前にスナックのホステスに「金づるを見つけた、ボンボンのピアニストだ」と話していたことがわかる。
倉田が映った周辺の防犯カメラ映像を集めたSSBC強行犯係は、仁科瑠美(丸山礼)の顔認証技術を用い、同時刻付近に映っている人物から”ピアニスト”を見つけ出す。
その人物は数々のコンクールで優勝を果たし、将来を嘱望されている音大生の浜田響(濱田龍臣)。
響の自宅を訪れた捜査一課の青柳遥(松下奈緒)は、異常なまでの警戒心を見せる響の母・百合子(山下容莉枝)に迎えられる。
防犯カメラ映像に映った時刻には、留学特待生を決める学内選考会が行われていて本番まで大学の練習室にいたと話すが、響が疑われているとわかるとヒステリックに反論。
遥が持ち帰ってきた響のスマホをSSBC強行犯係が解析するが、当該時刻に大学から出た形跡はなし。
しかし倉田が話していた「金づるのピアニスト」に当てはまるのが響しかいないこと、防犯カメラ映像を見せたときの響と百合子の様子が明らかにおかしかったことから、八重樫は引き続き響を最有力の参考人として捜査を進めるよう指示する。
その矢先、倉田に双子の息子がいたことが判明した。
倉田純一と純二と名付けられた双子は、父親による虐待と育児放棄が理由で児童養護施設に引き取られ、それぞれ別の家庭の養子にもらわれていた。
響はその双子の片割れで、そしてもう一人は半グレ集団に属する稲城純一(濱田龍臣・二役)だった。
5話のネタバレ
前田しず(白川和子)のもう一つの店、小料理屋「まえだ」で伯父の久世俊介(佐藤浩市)と飲んでいた名波凛太郎(相葉雅紀)は、過去のある事件について話をしていた。
ふと名波が店のテレビを見ると、そこに捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)と瓜二つの男性がマグロをさばいている姿が映る。
翌朝、警視庁で八重樫に聞くと、マグロをさばいていたのは青森ですし職人をやっている双子の兄・雅彦(遠藤憲一・二役)だという。
伊垣修二(大森南朋)らSSBC強行犯係のメンバーは八重樫が双子だったことに驚くが、その時、多摩川の河川敷で男性の遺体が発見されたという知らせが入った。
発見されたのは暴力団『竜元会』の構成員の倉田一郎(眞島秀和)。
倉田は2カ月前に行きつけのスナックのホステスに「金づる見つけたんだよ、ボンボンのピアニスト」と話していたことがわかる。
倉田が映った周辺の防犯カメラ映像の中から、仁科瑠美(丸山礼)が顔認証技術を使って同時刻付近に映っている”ピアニスト”を見つけ出した。
それは数々のコンクールで優勝して将来を嘱望されている音大生の浜田響(濱田龍臣)だった。
捜査一課の青柳遥(松下奈緒)と佐倉大(本田大輔)は響の自宅を訪れるが、響の母親・百合子(山下容莉枝)は息子は犯罪に関わるような子ではないと異常なまでの警戒心を見せる。
8月5日の行動を響に聞くと、防犯カメラ映像に映った時刻にはウィーンへの留学特待生を決める学内選考会が行われていて本番まで大学の練習室にいたと話す。
不躾な質問に百合子は怒るが、倉田の他殺体が発見されたことを話すと、百合子も響も動揺する。
そして響が疑われているとわかると百合子はヒステリックに反論するのだった。
「新しい職場にはもう慣れたか」と甥っ子に聞く久世官房長官の声のなんと優しいこと!
凛太郎を心から可愛く思っていることが伝わります。
この2人、よく一緒に飲んでいるようで仲が良いですね。
ただ、過去に名波の周囲で何かがあったようです。
そのことで名波は証券マンから警察官になりそしてSSBC強行犯係にやって来たのでしょうか。
それにしても居酒屋「しず」と小料理屋「まえだ」を経営しているしずさんは、久世官房長官からの信頼も厚く、経営手腕も上々のようです。
ところで、八重樫一課長に双子の兄がいたとは驚きでしたが、この設定が、後で大きな意味を持ってきます。
さて、暴力団の構成員・倉田が他殺体で発見された今回の事件ですが、生前倉田がピアニストの金づるを見つけたと言っていたことがカギになりました。
SSBC強行犯係のデジタル捜査によってそのピアニストが浜田響であることが明らかになり、そしてそこから意外な展開になっていきます。
遥が預かって来た響のスマホをSSBC強行犯係が解析するが、当該時刻に大学から出た形跡はなかった。
ただ8月5日の学内選考会の映像を確認すると、素晴らしい演奏をしていた響がなぜか途中で突然ピアノを弾く手を止めていて、SSBC強行犯係のメンバー、八重樫、遥は驚く。
少しするとまた演奏を再開したが、優勝してウィーンに行くと思われていた響は、演奏を中断したことで最下位になってしまったのだった。
倉田を殺したことで集中できなかったのかもしれないと八重樫は言う。
倉田が話していた「金づるのピアニスト」に当てはまるのが響しかいないこと、防犯カメラ映像を見せたときの響と百合子の様子が明らかにおかしかったことから、八重樫は引き続き響を最有力の参考人としてアリバイ崩しを進めるよう指示した。
その矢先、倉田に一卵性双子の息子、純一と純二がいたことが判明する。
倉田の妻が病死した後、倉田の双子への虐待と育児放棄で警察が介入、双子は強制的に父親から引き離されて児童養護施設に預けられ、その後それぞれ別の家庭の養子にもらわれていた。
響はその双子の片割れで、もう一人は半グレ集団に属する稲城純一(濱田龍臣・二役)だった。
倉田が映っていた防犯カメラの映像から“ピアニスト”を探し、それが音大生の浜田響であることを特定、響のスマホを解析して防犯カメラに映っていた8月5日の日の行動を探る。
SSBC強行犯係のデジタル捜査は見事ですね。
ただ、捜査一課の遥たちが実際に響と母親の百合子に会って事件を知った時の反応に違和感を感じたことも大きかったと思います。
デジタルとアナログの両輪で真相に迫っていく展開が良いですね。
そしてさらなる情報が入ります。
響に双子の兄がいたこと、双子の父親は殺された倉田だったことがわかったのです。
兄の純一を引き取ったのは静岡のクリーニング店を営む稲城家。
弟の純二を引き取ったのは東京の不動会社社長の浜田家。
純二は浜田家に養子に入った後、“響”と名前を変えていました。
ここで響と倉田が繋がったのです。
伊垣は、事件現場近くの防犯カメラに映っていたのが兄の純一である可能性を指摘する。
八重樫と遥は純一を取り調べるが、防犯カメラに映っていた時刻のアリバイはなかった。
父親や弟のことを聞かれても覚えてないと言い張る純一。
しかし八重樫は、双子の縁はそんなに簡単に切れないと言い切った。
一方、純一は中2の時に養父母のクリーニング店が不況で廃業になり、それ以来グレ始めて半グレ集団のメンバーだったこともあるという。
伊垣と名波と遥は響の家を訪ねて、事件の20日前の映像を見せた。
それは音大創立記念コンサートの日の音楽ホール裏の防犯カメラ映像。
コンサートでの演奏を終えホールから出てきた響を純一が待っていて何か話しかけている様子が映っている。
響はその時のことを聞かれ、親ガチャを恨む言葉を吐いて去ろうとする純一に自分の電話番号を教え連絡するように伝えたことを打ち明けた。
その後純一から電話はなかったと響は言うが、遥がスマホを預からせてほしいというと拒否する。
光本さやか(足立梨花)が、響がよくSNSにアップしている演奏動画に半年前から悪質な中傷コメントが書き込まれていると言う。
八重樫と遥は、純一の書き込みと断定。
さらにさやかがデジタルフォレンジックによって純一のスマホから削除された通話記録を復元。
8月5日に純一が響に電話していたことがわかった。
しかし電話をかけていた時刻はちょうど響が演奏している最中。
有無を言わさず響のスマホを提出させた八重樫と遥は、響が演奏後に純一からの留守録を聞いて削除したと確信し、削除された留守電を復元するようにさやかに依頼した。
さやかが復元した留守電の文字起こしを、八重樫と遥は響に見せる。
「俺だ。純一だ。もう心配するな。お前を邪魔する奴はもういない」
そして、小山田勝也(高木雄也)と城慎之介(野村康太)が新たな防犯カメラ映像を発見。
遺体発見現場から300メートル離れ場所、歩道橋にいる純一が国道を走るトラックの荷台にナイフを捨てている場面が映っていた。
その後、小山田と城は福島の工事現場からナイフと倉田のスマホを見つける。
ナイフには倉田の血液が付着し、純一の指紋もついていた。
同じ家に生まれた双子なのに、母親が亡くなった後は父親に虐待されその後別々の家に引き取られ離れ離れになって、兄は半グレ、弟は英才教育されたピアニスト。
純一と響(純二)はあまりにも違う人生を歩むことになります。
父親や弟のことを聞かれても覚えてないと言い張る純一に、自身も一卵性の双子である八重樫は、双子には双子の絆ってもんがあると告げます。
「青森の兄貴が包丁で指切ったら、東京の弟が痛え~ってことになるんだよ」
この映像が君ではないなら弟ということになる、と言われても純一は「何も知らない」と言うばかり。
でも微かに動揺しているようにも見えました。
一方、響も父親や兄のことは覚えていないと話していましたが、実は事件の20日前に純一と響は会っていたのです。
コンサートで一曲演奏した響がホールを出るのを待っていた純一は、あまりにも環境が違うことの恨みをぶつけますが、その後響は自分の電話番号を純一に教えているんですね。
その後のSSBC強行犯係の活躍で、犯行現場近くで凶器を捨てる純一の映像や、純一から響に電話した記録が見つかりました。
夜遅くまでかかって留守録の文字起こしの復元をしているさやかと、ひそかにそれを応援する木沢理(伊藤淳史)のシーンに胸が熱くなります。
響は演奏の後、純一からの留守電を聞き、純一に言われた通りにそれを削除しました。
しかし、削除したものをよみがえらせる力をSSBC強行犯係は持っているのです。
また、同じSSBC強行犯係のメンバーでもさやかや瑠美や木沢とは異なり「機動分析」の小山田や城は外で体を使い汗をかいて証拠を集めていて、その対比も良いですね。
一方、捜査一課の八重樫と遥は、純一と響を厳しく取り調べて真相に迫ります。
全ての捜査員の力を合わせ、事件はいよいよ解決へと向かっていきます。
凶器が見つかり純一の犯行と断定できたので逮捕できるのではとSSBC強行犯係の係長・葛原茂(光石研)は言うが、八重樫一課長は動機がわからないと言う。
「動機に繋がる証拠をSSBCで探してほしい」と、初めて頭を下げる一課長。
葛原係長はメンバーにもうひと踏ん張りお願いしますと頼んだ。
倉田のスマホの解析により、倉田が百合子をゆすっていたことが明らかになる。
また、純一のスマホを調べると、響を攻撃していた書き込みが7月13日を最後になくなっていた。
創立コンサートを境に攻撃をやめたことになる。
そして純一がクラシック音楽をダウンロードしていたことがわかる。
さらに、7月15日、純一は響に会った後、倉田にも会っていたことが防犯カメラ映像から明らかになった。
八重樫一課長と遥に説明を求められ、純一は、突然父親が会いに来たことを話す。
倉田は響の母親から100万円以上の金をゆすり取っていることを話す。
そして彼が3歳の時自分が殴ったせいで左耳が聞こえないんだと告げた。
そして、右耳まで聞こえなくしてやったらピアニストとしておしまいだぜと笑う。
最低の父親に怒りを表す純一だったが、八重樫一課長はそれだけの理由で父親を殺したのではないだろうと言う。
八重樫一課長は、純一がスマホにショパンの「幻想即興曲嬰ハ短調」をダウンロードしていることに触れる。
これは7月15日のコンサートで響が弾いた曲だった。
純一はコンサートで響の演奏を聴くうちに子どもの頃一緒に過ごした日々や別れの時を思い出す。
美しいピアノの調べに心揺さぶられ、涙が止まらなくなる純一。
コンサートが終わって響に会った時、悪態をついてしまったけれど本当は嬉しかった。
だからこそ、純一は父親を許せなかったのだ。
その後、伊垣はあることに気づく。
留学特待生を決める学内選考会で響が演奏を突然止めた21時5分、その時が純一が父親を刺した瞬間だったのでは、と。
SSBC強行犯係のことを捜査一課の補佐役で自分たちの下っ端のように見ていた八重樫一課長が、初めて葛原係長に頭を下げました。
純一と響兄弟と同じく一卵性の双子であるからこそ、彼らの心の奥には何かがあると感じ、この事件の本当の意味を解き明かしたいと思ったのでしょう。
百合子は、倉田から自分のようなヤクザが父親だと知られたら響のピアニストとしての未来がなくなると脅され、響を守るためにお金を払っていました。
さらに、倉田から響の右耳まで聞こえなくするようなことを匂わされます。
本当に酷い、最低の父親です。
でもそれだけが殺人の理由ではないだろうと八重樫一課長は見抜きました。
コンサートで初めて聞いた響の演奏。
始めは椅子からずり落ちそうな座り方をして貧乏ゆすりをしていたのに、次第に響の弾くピアノの調べが純一の心に染み入っていきます。
自分が半グレで喧嘩に明け暮れていた時、弟はピアニストになるため研鑽を積んでいたことに気づいたのです。
この素晴らしい演奏のためにどれだけの努力をしたのだろう、と。
ピアノを聴いて心揺さぶられて泣いたのは初めてだった純一。
もしかしたら、父親が弟の右耳まで聞こえなくしてしまうかもしれない、そう思った純一は絶対に許せないとナイフで刺してしまいました。
「他の方法なんて何も思いつかなくてさ、俺馬鹿だからさ」という純一が哀しいです。
選考会の途中で何かを感じて指が止まった11秒。
その時、響は幼い頃に別れた兄の心の強い乱れを自分のことのように感じていたのでしょうか。
事件は解決し、八重樫一課長はいつものように報道陣向けに記者会見をしますが、殺害の動機を聞かれても答えられません。
5話は響と純一の物語でしたが、八重樫一課長ももうひとりの主役でしたね。
5話のネタバレ感想と視聴率の記事はこちら↓
6話「誘拐ゲーム」
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『#大追跡 ~警視庁SSBC強行犯係~』
✨第6️⃣話 PR動画が早速到着✨
\凶悪事件ドミノ発生!
【SSBC強行犯係】への挑戦状!?予測不能の犯行シナリオ...🤔
犯罪ゲームの衝撃結末とは!?第6話 放送は8月13日(水)よる9時☑️
次回もお見逃しなく👀 pic.twitter.com/y6QaHaVSnS
— 『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』【公式】 (@daitsuiseki2507) August 6, 2025
放送日8月13日(水)21:00~21:54
6話あらすじ
名波凛太郎(相葉雅紀)は前職で同期だった柏木亮太(千葉雄大)、原恭平(渋谷謙人)らと食事中に突然腹痛に襲われて救急搬送される。
同じ頃、諸星警備保障の社長専用送迎車運転手の富田秀明(二階堂智)が何者かに刺殺された。
海外出張に向かう社長を羽田空港に送り届けた後、なぜか再び社長宅に向かうルート上で襲われたことを捜査一課の青柳遥(松下奈緒)は疑問に思い副社長の荒木谷修(正名僕蔵)から話を聞く。
荒木谷の様子がおかしかったことから、八重樫捜査一課長(遠藤憲一)はさらに問い詰めるよう命じた。
その夜、青山の宝石店と成城の住宅で立て続けに侵入窃盗事件が発生。
宝石店も成城の住宅も、諸星警備保障の警備システムが作動しなかったのだ。
伊垣修二(大森南朋)は、社長専用送迎車の運転手殺害事件と、翌日の窃盗事件のどちらもが諸星警備保障に関わる事件であることに着目し、関連を調べるよう進言する。
諸星警備保障の社員に事情を聞くと何かを隠している様子が感じられ、会社ぐるみでの関与を疑う捜査一課。
鋭く問い詰められた荒木谷は、とうとう社長の諸星克也(山田明郷)が誘拐されていたことを打ち明ける。
6話のネタバレ
(放送後更新します)
【大追跡】の原作は?
原作はありません。
ヒットメーカー・福田靖が全話にわたって手掛けるオリジナル脚本です。
キャスト陣は、「キャラクターがそれぞれ個性豊かでチャーミング」、「テンポがとても良い」、「コミカルな部分も随所にあって、締まるところは締まっている」と脚本の素晴らしさ、面白さを口々に語っています。
【大追跡】の最終回予想
最終回放送後に追記します。
SSBC強行犯係のメンバーたちの成長と変化
SSBC強行犯係のメンバーは、それぞれ人間性も持っているスキルも異なります。
共に事件に取り組むことでお互いに影響し合って成長していく姿を期待したいです。
恋愛模様をはじめとする人間関係の変化にも注目ですね。
木沢理は光本さやかのことが、仁科瑠美は名波凛太郎のことが気になっているようですよ。
名波はなぜSSBC強行犯係に出向してきたのか
都内の一流大学を卒業し外資系証券会社に就職した名波は、40歳を前に転職を考えます。
警察庁が2024年から実施している「国家公務員総合職中途採用試験」に合格し入庁しました。
将来は警察官僚になる“キャリア組”です。
しかも名波の伯父は元警察庁長官で現・内閣官房長官の久世俊介。
そんな彼が、なぜ警察庁からSSBC強行犯係に出向してきたのでしょう。
何か秘めた理由がありそうですが、最終回までに明かされるでしょうか。
大森南朋と松下奈緒が演じる“元夫婦”はどうなる?
伊垣と遥はかつて夫婦でした。
お互い頑固であるがゆえに公私ともに衝突することが多い二人でしたが、ついに遥が愛想をつかして4年前に離婚。
13歳になる一人娘の美里は遥が育てています。
この二人、別れてからも因縁があり、伊垣が問題を起こして本庁の捜査一課を追い出されたのと入れ替わるように、所轄にいた遥が捜査一課に異動しました。
SSBC強行犯係の役割は捜査一課を支援することなので、遥は主任として“上から目線”で伊垣に支援を要求しますが、名波がやって来たことで誕生した“伊垣×名波コンビ”の暴走に手を焼くことになります。
ただ、遥と伊垣は事件解決に向けて協力し合わなければならない立場。
物語が進むにつれて、二人の関係にも変化が見えてくるでしょうか?

元夫婦の二人のやりとりが面白そうだね。
なんとなく遥のほうが強そう。

大森南朋さんと松下奈緒さんはコミカルな演技もうまいのよね。
そういえば二人とも「なお」さんで、そんなところにもキャスティングの妙を感じるわ。
最終回はどんな結末に?
本作は原作のないオリジナル脚本なので、展開も結末も自由に想像できますね。
シリーズ化を目指しているそうなので、最終回で一旦区切りがついたとしても続編をにおわせる終わり方になるかもしれません。

ラストシーンでは結束力が高まったチームの姿が見たいなあ。
【大追跡】の見どころ
最先端の捜査部隊「SSBC」とは?
捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center、略称:SSBC)は、実際にある専門部隊です。
犯罪の広域化や電子化に対応した即応部隊で、2009年に警視庁刑事部に設置されました。
防犯カメラの画像解析や電子機器の解析、犯罪の手口から犯人像を分析するプロファイリングが主な役割で、刑事部の事件のみならず、組織犯罪対策部、生活安全部、交通部など、警視庁内の全ての事件捜査に横断的に関わり、捜査員の支援を行います。
SSBC強行犯係は、そのSSBCに、殺人・強盗・放火などの凶悪犯罪を担当する“捜査一課”を専門に支援する別班として新設されました。
このドラマでは、SSBC強行犯係と彼らを取り巻く人々の活躍や人間模様を描いていきます。
個性豊かなスペシャリストたち
[SSBC強行犯係]
伊垣修二(大森南朋)
《機動分析》担当。元捜査一課の刑事。SSBCでは自分の手で犯人に手錠をかけ取り調べることはしないことに欲求不満を感じている。名波の教育係。
名波凛太郎(相葉雅紀)
《機動分析》担当。転職キャリア組。優秀な頭脳を持つ。特に数字に強く、コミュニケーション能力も高い。
木沢理(伊藤淳史)
《情報分析》担当。プロファイリングに精通。特に得意なのは地理的プロファイリング。
小山田勝也(髙木雄也)
《機動分析》担当。SSBCには珍しい体育会系タイプ。防犯カメラ映像収集や映像解析担当。
光本さやか(足立梨花)
《技術支援》担当。スマホやコンピューター解析のプロフェッショナル。
仁科瑠美(丸山礼)
《情報支援》担当。帰国子女。防犯カメラの画像処理や顔認証のスキルに絶対の自信を持つ。
城慎之介(野村康太)
《機動分析》担当。最年少メンバー。海外テレビドラマの影響でデジタルデータ分析に興味を持っていた。
[捜査一課]
青柳遥(松下奈緒)
警視庁捜査一課の主任。有能な刑事。優れたリーダーシップの持ち主。
[機動捜査隊]
源晋太郎(矢柴俊博)
現場で、捜査一課やSSBCとともに捜査する機会が多い。
それぞれ優れたスキルを持つスペシャリストたちが事件解決に向けて力を注ぎます。
個性豊かで魅力あふれるメンバーの活躍が楽しみです。
トリプル主演の3人は初共演
大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒はそれぞれこのドラマが初顔合わせ。
伊垣と名波のバディも伊垣と遥の元夫婦も新鮮な取り合わせですね。
主演3人がどんな化学反応を見せてくれるのか、大いに期待したいです。