【まどか26歳】最終回の感想!それぞれの決断は?研修医も先輩医師も皆あっぱれ!

TBS火曜10時ドラマ【まどか26歳、研修医やってます!】最終回「決断の時!人生をかけてやりたいこと」が3月18日(火曜)に放送されました。

ついに最終回!最初は研修医同士の恋愛を描く軽妙なドラマかと思っていたら、研修医や先輩医師たちが命に真剣に向き合う話だった。毎話胸を打たれたわ。

ポップな部分と仕事や人生を真摯に描く部分のバランスが絶妙で引き込まれたよ。何気なく見始めたらすっかりハマってしまった視聴者も多かったみたいだね。

それでは、【まどか26歳最終回感想のまとめをお届けします。

目次

【まどか26歳】最終回の感想

あっぱれな最期だった吉岡さん

研修医・若月まどか芳根京子)が親しくしている入院患者の吉岡稔(金田明夫)は肝臓がんで余命わずかです。
「最期まで笑顔で過ごそうと決めた」
と言っていましたが、本当は怖くてたまらないことを涙ながらにまどかに打ち明けます。
まどかは、手塚冴子(木村多江)から、
「自分はひとりじゃない、ちゃんとみんなに見守られて旅立つんだって感じてもらう、それが私たちができること」
だと告げられました。
まどかは横浜DeNAベイスターズの大ファンである吉岡に、牧秀悟選手のサインボールをプレゼントします。
吉岡はまどかの気持ちが嬉しく、「大切にします」とボールを握りしめました。
そして二人で、ベイスターズの選手がホームランを打った後のお決まりのポーズをします。
「デスターシャ!」
まどかは「また会いに来ますね」と約束しましたが、吉岡と話したのはこれが最後になってしまいました。
多忙だったまどかは、吉岡が亡くなって2日後にそのことを知ったのです。
ショックで慟哭するまどか。
吉岡の娘・明日香鞘師里保)は、まどかに丁寧にお礼を伝えました。
担当でもないのにまどか先生が会いに来てくれて父が笑っていることが一番嬉しかったと。
そして、父に頼まれたからと牧選手のサインボールを渡します。
サインボールのケースの中には手紙が入っていました。
「まどか先生ありがとう いいお医者さんになってください デスターシャ」

サインボールは本物の牧選手のものだったんだね。
金田明夫さん、6話で登場した時は明るく元気いっぱいだったのにその後余命宣告されてからは徐々に容貌に衰えが見えていって、最終回では頬がこけて凄味さえ感じさせていた。圧巻だったよ。

宣言通りに笑顔で旅立った吉岡さん、明日香さんが言う通り本当に「あっぱれ」だったね。あの犬のパジャマ着てたんだなあ。
吉岡さんの最期の日に立ち会えなかったことが、まどかの選択に大きな影響を与えたんだろうね。

吉岡さんのことを知った直後に、瑞希先輩の出産の知らせを受けるんだよね。命が受け継がれていく描写に胸揺さぶられたよ。

先輩医師たちの決断

清桜総合病院を支えてきた医局長・角田茂司奥田瑛二)がすい臓がんで倒れてしまいました。
角田の指名で菅野尊鈴木伸之)が執刀、補助に榎本とら(菅野莉央)、麻酔科医として本郷新(溝端淳平)が入り、同期の3人の手で行われた手術は無事に成功します。

角田先生の手術に後から駆けつけた西山先生が菅野先生たちに「みんな、よくやった!」と伝えた時の表情、目だけで万感の想いが伝わってきた。赤堀雅秋さん、素晴らしいわね。

角田は手塚に自分の後の医局長を引き受けてくれるよう頼みます。
冷静で理路整然としていて皆の信頼も厚いから、と。
現場の医師であり続けることを目指してきた手塚は思い悩みました。
そして、西山正樹(赤堀雅秋)城崎智也佐藤隆太)にも役割を分担してもらうことを条件に医局長を引き受けることを決断します。
西山にはトップクラスの腕と症例件数を誇る外科医として若手の育成を担ってほしいと頼みました。
そして海外で得た多様な知識と人とのつながりを広げる力を持つ城崎には行政との連携、地方の病院との専攻医の相互派遣の仕組みづくりを託します。
内田真奈美(森カンナ)、野口優(板倉俊之)も協力を申し出ました。

角田先生はひとりで仕事を抱え込んでいたから負担が大きかったんだね。その反省から役割分担を考えた手塚先生、すごいな。医師たちそれぞれの強みを活かしてみんなで病院を支えるんだね。

つぼみ隊の活躍

角田が倒れたことで、医師不足により清桜病院が危機に陥っているという噂が流れたのを聞いたまどかは、病院に何か恩返しができないかと同期のつぼみ隊、五十嵐翔大西流星)、桃木健斗吉村界人)、尾崎千冬高橋ひかる)、横川萌小西桜子)に相談します。
スタッフ募集の動画を作って病院を盛り上げる5人。
それぞれの個性や長所を生かして助け合い補い合い大きな力を生み出すつぼみ隊、素晴らしい仲間ですね。

清桜病院の改革

清桜病院は、古花島の診療所を分院とすることになりました。
角田の想いを汲んだ手塚が奔走したのです。
また、手塚は柔軟に働ける環境をつくるためのシステム作りを提案します。
まずは託児所を作ることに。
そのおかげで遠山瑞希(堀田茜)も出産後、外科に戻れることになりました。

ドクターKの正体

まどかが医師を目指すきっかけとなった人形劇「ドクターK物語」。
実は角田が医療監修していたことを知り、あまりの驚きに立ったり座ったり挙動不審になるまどか。
角田は、進路に悩むまどかに伝えます。
「君自身が人生をかけて本当にやりたいことは何か、徹底的に考え抜いてください」

憧れのドクターKは角田先生だったのね!

まどかの選択は

考え抜いた末にまどかが選んだのは泌尿器科でした。
泌尿器科はすべての治療を自らの手でできるエキスパートであり、外科の手術もしたいし内科的に患者に寄り添いたいとも思う自分にとって最適だと判断したのです。
そして、患者を最初から最後まで診ることができるのが泌尿器科。
まどかにとって、吉岡を見送ることができなかったことも大きかったのでしょう。
思えば、初めて「この病院を選んで良かった。ありがとうまどか先生」と患者に言ってもらったのも泌尿器科でしたね。
膀胱がんの患者・成田友梨(佐々木希)に誠実に寄り添ったからこそもらった言葉でした。
角田もまどかの決意を聞いて嬉しそうです。

まどかは原作通りに泌尿器科を選んだわね。ドラマではあまりクローズアップされることがないけれど、泌尿器科が重要な科であることが丁寧に描かれていて良かったなあ。

「ドクターK」の角田先生と師弟関係になったまどかは「Q太」ということだね。医師を目指すきっかけになった存在から直接学んでいけるなんてすごいよ。道はずっと続いていたんだね。素晴らしいな。

それぞれの恋の行方

本郷は、千冬が自分の娘と心を通じ合わせていることを受け止め、一度は断った交際を前向きに考えるようになりました。

本郷先生、日頃は研修医や看護師たちに甘い言葉をささやきまくっているのに、いざ千冬を食事に誘う時にはちょっと緊張してすごく真面目な顔になるのがとっても良かった。

萌と桃木もデートしてからなんだか良い雰囲気ですね。
そして、まどかの恋は?
来週古花島の診療所に戻ってしまう菅野に、まどかは思い切って打ち明けます。
「私、菅野先生が好きでした」
すると、なぜ過去形なのかと聞く菅野。

もう会えなくなるから勇気を出して告白したのに、何を言うの?菅野先生は。

菅野は言います。
「俺が島に行くの週に2日なんだけど」

菅野先生、清桜病院と古花島の分院とを行ったり来たりなんだね。菅野先生がもっと早くちゃんと話をしてくれたらまどかが思い悩むことなかったのに。

それでも、後日ちゃんと
「俺のほうが若月先生のことが好きだ」
と言葉にしてくれた菅野先生。

良かった!めでたしめでたしね。

まどか26歳、専攻医やってます!

2026年4月、新たな研修医たちを迎える清桜病院。
2年間のスーパーローテーションを終えたまどかたちは晴れて専攻医になりました。
五十嵐は清桜病院・救命救急センターへ。
開業を目指す千冬は清桜病院の乳腺外科。
また、萌は出身大学の形成外科へ。
実家の桃木総合病院でカリスマ小児科医を目指す桃木。
そして、まどかは清桜病院の泌尿器科で専攻医として走り続けます。
主題歌の「Eureka」(星野源)が流れる中、それぞれの生き生きした姿が描かれ、「まどか26歳、研修医やってます!」とタイトルが映って物語は幕を閉じるかと思われましたが、突然「研修医」の文字が消え、「専攻医」に変わりました。
そして映ったのは、「まどか」「菅野先生」と呼び合う二人。
二人で野球観戦デートに行くようですね。
幸せいっぱいのラストシーンでした。
願わくば、野球場で元カレ・砂田直人(渡邊圭祐)に出くわすことがありませんように。

【まどか26歳】最終回の出演者

芳根京子、鈴木伸之、髙橋ひかる、
大西流星、吉村界人、小西桜子、
堀田茜、菅野莉央、佐野弘樹、
岩男海史、小松利昌、信川清順、
金田明夫、板倉武志、板倉俊之、
森田哲矢、赤堀雅秋、森カンナ、
溝端淳平、佐藤隆太、木村多江、
奥田瑛二、ほか。
声の出演:大塚明夫、大谷育江

最終回のゲスト
朝加真由美、鞘師里保、
松下由樹(回想)、佐々木希(回想)、
小久保寿人(回想)、田畑智子(回想)、
新井美羽(回想)、ほか。

【まどか26歳】最終回のまとめ

まどかたちとお別れするのは本当に寂しいわ。続編を望む声がたくさんあるから、ぜひスペシャルかseason2で帰って来てほしい!

「まどか○○歳、専攻医やってます!」「まどか〇〇歳、泌尿器科医やってます!」とシリーズ化できそうだね。同期たちや先輩医師たちの活躍ぶりも見たいなあ。

【まどか26歳、研修医やってます!】、毎週火曜日が待ち遠しくなる、本当に良いドラマでした。
医療現場で命と向き合いながら自分自身にも真剣に向き合ってきたまどかの姿勢は、どの仕事にも通じるものだと思います。
同期や先輩医師たちもそれぞれ個性豊かでしたが、嫌な人物はひとりもいませんでした。
お互いを尊重し合い、日々志高く働く姿に、見ているだけで大きな力をもらえました。
また、いつかまどかたちに会えますように。

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まどか26歳最終回

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