【相棒23】19話視聴率とネタバレ感想!力を持たない者たちのが勝ち取った最終回!

元祖相棒コンビの右京(水谷豊)×亀山(寺脇康文)で初代からあわせると10シーズン目だった今作、【相棒23】(テレビ朝日系・毎週水曜よる9時放送)。息ぴったりの二人の捜査もいよいよ最終回です。18話から続きの最終回スペシャルは巨悪に立ち向かう力を持たざる者の逆襲劇。この記事では【相棒23 】19話最終回スペシャルの視聴率・視聴者の声・感想とイラストレビューをお届けします。

【相棒23 】最終話視聴率

放送話放送日とタイトル平均世帯視聴率
1話10/16 「警察官A・前編」12.6%
2話10/23 「警察官A・後編」11.2%
3話10/30 「楽園」10.7%
4話11/  6 「2つの顔」10.4%
5話11/20「幽霊屋敷」10.4%
6話11/27「薔薇と髭の夜明け」10.6%
7話12/11「復讐者は笑わない」9.8%
8話12/18「瞳の中のあなた」10.4%
9話1/1「最後の一日」11.3%
10話1/8「雨やどり」10.4%
11話1/15「33人の亀山薫」10.2%
12話1/22「細かいことが気になる患者」11.1%
13話1/29「レジリエンス」9.7%
14話2/5「中園照生の受難」10.4%
15話2/12「キャスリング」10.0%
16話2/19「花は咲く場所を選ばない」9.5%
17話2/26「盗まれた死体」10.7%
18話3/5「怪物と聖剣」10.1%
19話3/12「怪物と聖剣~決戦」10.8%

遂に最終話、18話から続く形の最終回スペシャルは、大きすぎる悪の存在に一気に攻め込む特命係の鮮やかな作戦が見ごたえ十分でしたね。最終回の視聴率は10.8%で無事着地。

【相棒23】19話までの世帯視聴率の平均値/10.54%

全体的にここまで10%の上下を行ったり来たりといった大体10%の視聴率。まだまだ相棒人気は衰えていませんね。

また今回、毎熊克哉演じる謎のフィクサー・浦という得体の知れない悪役が登場したことで、今後の相棒シリーズに大きな影響をもたらす存在になりそうな予感を残して、今シーズンが終わりましたね。

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【相棒23】最終話のネタバレ!

怪物の頭を切り落とすには聖剣が必要、その聖剣はどこに?

  • 水死体で見つかった若者たちは皆、水に沈められたことが死因で手首はその後切られていたため、何者かによって自殺と偽装工作されていた。
  • また、主犯格に偽装されていた清田という若者のニワトリの刺青は最近入れた者だったため、これも主犯格に偽装するためのものだった。

都庁職員の石田心が橋迫都議(愛希れいか)の事務所を訪れ、送られた公文書は本物で、年間100億以上の税金が、色々な事業や団体にノーチェックで流れているという。それが公になるとまずいので、上の指示で黒塗りにしていると証言した。しかし石田が帰るところを、影から見る怪しい黒い影が。

この人物はいったい誰なのか?明らかに、告発した石田さんが危ない!

都知事・一岡(片桐仁)の動画配信が伸びているのに加え、他の動画配信者も一岡関連の動画を扱っていることから、一岡関連の利権に関係していると睨む右京(水谷豊)と亀山(寺脇康文)。

突然特命係を訪ねてくる社(仲間由紀恵)。社は一岡が国政に出ることが内閣もしくは国益にもたらす影響を懸念し、特命係の捜査の様子を探りに来た様子。

そして突然ニュースで先日告発してくれた都庁職員の石田が、群馬県の民泊で自殺をしていたことが流れてくる。

石田は橋迫議員の事務所を出てから行方がわからなくなっていて、仕事も無断欠勤していたが、突然家族ではなく上司に自殺を仄めかすメッセージが来た為、自殺と発表されたが司法解剖の結果、自殺を偽装した水死だった。

この事件の影響で世間では、橋迫議員へのバッシングが激化していた。

橋迫都議の娘・ほまれのよると、自宅を襲った犯人の1人は子どもに優しかったという。

子どもには優しい人物、唐揚げを子どもには無料でふるまう木原(平山祐介)の姿がちらつきます。

一岡関連の動画から、サイバーセキュリティ対策本部の土師(松嶋亮太)が木原を特定した。木原の配信する動画をはじめ、一岡関連の動画配信をしている企業や団体は、一岡関係で都庁の利権に関わっていると睨む。

しかし、一岡の権力が大きくなりすぎていることに危機感を感じた右京は、亀山に別人になるよう指示する。

亀山の見事な潜入捜査が事件の真相解明を大きく進める

岸田という日雇い労働者に化けた亀山が、うまく木原の唐揚げ屋のバイトの若者・柴田に取り入り、闇バイトの連絡を受けるために違法の飛ばしスマホをゲットする。

それを皮切りに、柴田が隠していた動画や音声で、木原の悪事の証拠を手に入れ、一気に木原逮捕までたたみかける事ができた。

基本的手法の怖い刑事と優しい刑事の取り調べで、柴田にすぐにキレて怒鳴り狂う右京さん、怖すぎる!そして、演技に本音を混ぜながら右京の悪口をマジックミラー越しに右京に伝える亀山くん!さすがです!

木原は潔く罪は認めるが、妙に余裕があり一岡のことに関しては黙秘を貫いている。一岡の弱みを握っていると睨む右京たち。

そこに首席監察官・大河内から呼び出され、警視庁のトップ(上)が揃う場所に呼び出される特命係。

トクリュウ事件は主犯格の逮捕で決着したから、新しい重要な任務として遺失物管理係での仕事に移動しろという指令だった。しかし実は裏で一岡知事からストップの連絡があったのだ。

警視庁のトップに、忖度して悪事を野放しにしろと言っているのと同じことだと噛みつく右京。

どの組織でも〈上の命令〉と都合良く使うのに嫌気がさす、警察という組織が信じられなくなったら、俺たち下の人間はどうすればいいですか、と珍しく声を上げる亀山。

上の人たちには「私が監視します」と言って特命係に力を貸してくれる大河内は、上でも下でもない中間の立場にもそれなりの思いがある、という。

木原のSNSをチェックする右京、そこから見えてきた真実

  • 小さい頃からネグレクトされ、盗んだニワトリの卵で生き延びたという。そのニワトリを剥製にして紙のように崇めているという。
  • また、犯罪を匂わせる投稿をいくつもしていて、一岡もフォローしていたことから一岡に向けての犯行後の報告のようにも取れる。

見張りと称して特命係にいる大河内にお願いして、都庁の監視カメラをチェックする右京。そして木原が何度も何度も都知事の部屋を訪ねていることがわかる。

木原のブログから、一岡が都知事なる前から関係が続いていることもわかる。

そしてその内容から、一岡が木原に前知事の殺害を依頼している内容と思われる文章を見つける。

木原と一岡の関係とは?捕まった木原は相変わらず黙秘を続けている

木原の原点を見落としていたと閃いた右京の向かった先、木原が神と崇めるニワトリの剥製の中にデータのMDが入っていた。その中には、一岡が前知事の殺害を依頼した証拠画像や、橋迫議員の自宅を襲わせる依頼の動画も残していたのだ。

この動画が木原自身を守る盾となるために残していたのだ。動画があることで、一岡は木原を切り捨てられない。だから木原は捕まった後も余裕だったのだ。

自分たちの欲のために人を殺す、信じられないし許す事ができない、しかしどうやって一岡の真実を世間に知らしめるか?

一岡の本質は虚像と虚勢、だからこそ光のもとで真実を提示すればいいと右京が次の手を打つ

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一岡の虚像が暴かれる、光のさす場所とは?

一岡の街頭演説会場で支援者と対話する場面、そこに集まった都民から一岡と対話したいと手を挙げ前に出てきたのは、小手毬だった。そして小手毬からバトンを繋いでうまく一岡と対話する壇上に上がった右京と亀山。

そこで一岡が木原を使って重ねた悪事の証拠となる木原との密会する一岡知事の部屋を訪れる動画をライブ配信中のSNSで暴露する。そればかりか、一岡が前知事の殺害にも関与していることを壇上で話そうとする右京と亀山に、焦った一岡は警視庁への動向に渋々応じたのだった。

しかし、このライブ配信を見て大笑いする浦(毎熊克哉)の姿が。

取り調べには応じるが、フェイクニュースだとしらばっくれる一岡。そして自分は何もやっていないし、証拠だという動画もフェイク動画だと開き直る一岡に、取り調べ中に亀山が殴りかかろうとして右京が止めた。

その取り調べ動画を匿名で内閣情報調査室に送った右京の思惑とは。

その動画が届いた社が訪れたのは浦のところだった。この騒動を一岡の支持勢力の者たちに見せて周り、1番のトップは浦だと皆が言うからと浦のところに来たという。また一岡が巨大な力を手にしたのは浦が政財界のトップたちに一岡を推薦したことが原因だったと問い詰める社だが、一岡はただの世の中が生み出した排泄物の一つだと、あっさり一岡を切り捨てる浦だった。

社曰く、総理は一岡とは縁を切りたいが、浦の意向は気にしているという。

浦とは一体何者なんでしょうか?

一岡の支持者たちは全て手を引き、一岡は何の力も失ったという。

そもそもことの発端は社の思惑だったと指摘する右京。一岡が関わる利権のことを、何を言われても止まらない特命係に依頼したのは社だったのだ。

そして今回怪物の頭を切り落とした聖剣とは、力は持たないが揺るぎない現場の警察官たちの正義の心のお陰だという右京。しかし怪物の頭は一つではないと、警戒する右京。

浦とは一体何者なのか?私より警戒すべき人物だと、浦の情報を渡す社

浦は、新世代のフィクサーで、海外にレアメタルの鉱山を所有しているというが、それだけでは収まらない、世界が壊れるのを見て嘲笑うようなところがあるから、イヤな予感がすると言う社。

そしていつものように『こてまり』で勝利の盃を呑みつつ、癒しの時間を過ごす右京と亀山だったが、

そこに突然現れる浦の姿が。そして偶然を装ったかのように

「良く合いますね、僕たち友達ですよね、これからたくさん僕と遊んでください」と右京の肩に馴れ馴れしく手を置き、隣の席に座る。

今後もこの浦が何らかの関わりを持ってきそうなイヤな予感を感じる右京と亀山だった。

橋迫都議は自分が今までやってきた税金の使い方をクリーンにする活動を打ち出し、都知事選に立候補した。

世界がどんどん壊れていって自分には何も出来ないのが怖いと不安を漏らす亀山に

僕たちがやれることをやる、それが希望につながりますと答える右京。

まだまだ2人の戦いはこれからも続く。

全話あらすじと最終回予想はこちらから

【相棒23】最終話の感想とまとめ!

シーズン23が終わってしまったー‼最終回スペシャルは、とにかく現場の警察官たちが頑張った、「上が…上が…」の世の中で、下の者たちが突っ走ってもぎ取った勝利となりましたね。

そして次のシーズンへと続く新たなる敵の出現。毎熊克哉演じる新生人の悪が持つ、異様な恐怖がなんと『こてまり』にまで。いきなりマガモのオスを持ってこられてビビらないこてまりさんがすごい!

【相棒23】配信情報

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