【おむすび】108話の感想!タマッチの指摘「おこがましい」にネット反響

「おむすび」108話
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橋本環奈主演の朝ドラ【おむすび】109話が3月5日(水曜)に放送されました。

108話ではハギャレンのメンバーが再集結!その再会の席で、タマッチが結に告げた「理想の押し付けはおこがましい」という助言に多くの反響が寄せられています。

本記事は【おむすび】108話のストーリーと感想について紹介します!

【おむすび】108話のストーリー

花はパパに喜んでもらいたい

結(橋本環奈)と菜摘(田畑志真)は、考案したコンビニ弁当がなぜダメだったかを製造担当の管理栄養士から聞き、開発を断念する。

帰宅した結は、娘・花が意気消沈しているのを見て何があったのか聞く。花は、サッカーの試合でシュートをミスして負けたことが悔しいと答える。結は、それなら次頑張ればいいと言うが、花は「パパはがっかりする。こんなことでつまずいてたらオリンピックになんかいかれへんって」という。

結が花は花のためにサッカーしたらいい」とアドバイスする。だが、花は「そんなんわかってる。でも花はパパに喜んでもらいたいの。サッカーがもっとうまくなるために練習したいの!」と怒り、自分の部屋に行く。

その後。結は翔也(佐野勇斗)と話す。話を聞いた翔也は反省し、もう練習を一緒にするのはやめるという。結は「でも花はパパと練習したいって。その気持ちを尊重してあげて」と伝える。

リサポンへの依頼

キングオブギャルの経営者・歩(仲里依紗)にイベント出店の話があったが、ネームバリュー(「知名度」という意味の和製英語)が足りないことを理由に断られる。プロデューサーは商品は気に入っているらしいのだが…。

歩はネームバリューを高めるため、結に相談。
結は東京の出版社で働くリサポンこと柚木理沙(田村芽実)を結の家に呼んだ。
歩は、自分のブランドのアイテムを雑誌で取り上げてもらえないかと理沙に依頼する
歩はハギャレン初代総長としてではなく、無名のアパレル会社代表として理沙と話をする。
結果、いったん社に持ち帰ってもむことになった。

歩が帰ったあと、緊張していた理沙はもっと気楽に頼んでくれもいいのにと不思議がる。
結は姉がコネでギャル雑誌に載せてもらうなんてダサいから、かしこまって話をしたのだと言い、理沙にも会社の人と相談してダメならダメと言っていいと伝える。

ハギャレンのメンバーが集結

その後、結の自宅にハギャレンメンバーが集結。それぞれが近況を報告し合う。

  • スズリン(岡本夏美)は結婚して男の子をもうけ、熊本でみかん農家に転身していた。(以前はネイルサロン3店舗の経営者だった)
  • タマッチ(谷藤海咲)は帰国して子どもたちにダンスを教えている。(以前はダンス教室の経営者で、結婚相手と海外へ移住するという話だった)
  • ルーリー(みりちゃむ)はギャルモデルの事務所の専務になっていた。(以前はガーリーズで働いていたが、東京へ行くという話だった)

みかん農家になるとは思ってもみなかったと話す結に対し、スズリンは「ムスビンのおかげ。糸島で『美味しいもん食べたら幸せ』って教えてくれたやろ」と結の言葉や結の実家で採れた美味しい野菜を食べたことがきっかけだったと話す。

理想の押し付けは「おこがましい」

そんな中、結は子育てにも仕事にも悩みを抱えていることを打ち明ける。タマッチ(谷藤海咲)は、子育ても仕事も理想高すぎなんやない? うちも子供たちにダンスを教える時自分の理想を押しつけたことあったんやけど、なんかそれって、おこがましいなって。できることは限られてる。とりあえず目の前のこと地道にやるしかなくね?」と結の背中を押した。

話がまとまったところで、みんなでカラオケへ行くことに…。

ラスト、要蔵が衝撃発言

ヘアサロンヨネダにて。結が差し入れしたみかんを食べる愛子や花。
結は美佐江にもみかんを渡したが、食べる元気がない様子。

そこへ高橋要蔵(内場勝則)がやってきて、この町から出ていくと、衝撃発言をして幕が閉じた。(つづく)

【おむすび】108話の感想&解説

【おむすび】108話の感想&解説です。

タマッチの指摘「おこがましい」にネット反響

タマッチが結に指摘した「おこがましい」という発言に対し、ネットで多くの反響が寄せられています↓

結が怖がられてるのは正論の押し付けが理由?

最近の結は病院で患者さんに怖がられている様子が描かれてきましたが、「患者さんのため」にと思ってついつい強く言い過ぎてしまっているのだと思います。

結は栄養指導の正論を言っているだけだと思っており、患者を怖がらせている自覚はないようでしたよね。

なぜ患者に怖がられているのか。……理由はタマッチのいう理想の押し付けだと思います。

押し付けられると人は反発したくなるし、なんだか怖いですよね。それが、たとえ正論(=理想)でも「押し付けがましい」と怖いです。

なぜ患者が理想を実現できないのか。たとえば病院ではOKだったのに普段の生活ではカロリーオーバーになってしまうのか。そこまで栄養指導で踏み込まないといけなかったようです。理想をキレぎみに語って解決するなら簡単です(笑)

花に寄り添うには「傾聴」から

また、108話では、結が花に「自分のために頑張れば良い」とアドバイスしたものの、反論されてしまいました。

なぜ花に言葉が響かなかったのでしょうか?

花は一人の人間です。花には花の考えがあります。 自分の為にサッカーをやることは前提としてあって、 サッカーを通してパパにも喜んでもらいたいという思いもあるのでしょう。

その思いを頭ごなしに否定されると嫌ですよね。というか、カウンセリングはまず「傾聴」が大事なはず。

結は花の考えを聞いて寄り添うことが大事かもしれません。

タマッチは本当の友人!

そんな結に「おこがましい」と言えるタマッチは、本当の友人だと感じます。優しい言葉で表面的に付き合うのでなく耳の痛い言葉も自身の経験とともに伝えるって…なかなか出来ませんよ。

そんなタマッチの言葉を「おこがま~」と笑うハギャレンメンバーたちも素敵です。

さて。ラストは要蔵さんが街から出る発言!?どうなっちゃうのでしょうか。次回も楽しみにしています♪

【おむすび】108話の出演者&スタッフ

【出演】橋本環奈,仲里依紗,北村有起哉,麻生久美子,佐野勇斗,田畑志真,田村芽実,

【語り】リリー・フランキー

【作】根本ノンジ


画像出典NHK「おむすび」HP

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