【水平線のうた】ネタバレ・感想・原作!亡き妻の楽譜から音楽会開催で感動!?
阿部寛主演のドラマ【水平線のうた】がNHKにて3月1日と8日に2週連続放送!
本記事はドラマ【水平線のうた】のあらすじネタバレと感想を紹介!また、原作や脚本家についてもお届けします。
本記事にはストーリーのネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。
【水平線のうた】原作ネタバレ&脚本家
東日本大震災から14年。
— 宮城県石巻市 (@IshiCityOffice) February 14, 2025
石巻を舞台に、阿部寛さん主演のドラマ「水平線のうた」が放送されます。
“音楽を通して愛(いと)しい人の思いを繋ごうとする”人々の感動の物語です。
【放送日】
3月1日(土)、8日(土)
<総合> よる10時~
<BSP4K> 午前9時25分~
【番組HP】https://t.co/pYypJqdhrz
ドラマというと原作があるのかないのか気になりますよね。
ここでは、【水平線のうた】の原作の有無、脚本家についてお届けします。
原作は?
【水平線のうた】に原作はありません。
ただし、本作の音楽を手掛けている岩代太郎さんが原案を担当しています。とはいえ、原案となる書籍はないようです。
原案者もドラマスタッフであるため、基本的にはドラマオリジナルストーリーといえる作品でしょう。
脚本家は?
本作のストーリーを担当する脚本家は港岳彦(みなと たけひこ)さんです。
本作の監督・岸善幸さんとはドラマ『前科者 -新米保護司・阿川佳代-』(2021年、WOWOWやAmazoプライムビデオ)や映画『正欲』(2023年)などでタッグを組んでいます。
2人の再タッグとなる作品には注目ですね。
【水平線のうた】あらすじ(ネタバレなし)
ここでは、【水平線のうた】の全体あらすじ についてお届けします。
【妻子の霊に会いたい】主人公の大林賢次(阿部寛)は東日本大震災で音楽教師の妻・早苗(松下奈緒)と10歳の娘・花苗が行方不明になったままです。津波で亡くなった人の霊が客としてタクシーに乗るという話を聞いた賢次は、妻子に会いたい一心から13年間タクシー運転手として働いています。しかし、いまだ一度も妻子の霊と会えていませんでした。
【女子高生のハミング】そんなある夜。賢次は、タクシーに乗せた女子高生・りら(白鳥玉季)のハミングを聞いて、驚きました。なぜなら、どこか懐かしい曲だったからです。賢次が曲名を尋ねます。しかし、りらは答えず、降りてしまうのでした。
【楽譜の由来】数日後、賢次は早苗と花苗が震災直前に何度もその曲を一緒に演奏していたことを思い出し、りらを探して曲名を尋ねました。賢次の話を聞いたりらは、片道2時間かかると場所まで連れていけば教えてくれると言います。
2人が向かった先は音楽喫茶。りらは店の中にあった汚れた楽譜を手に取り、リコーダーで演奏します。それはまさに思い出の曲で、賢次は感涙…。そして、その楽譜の由来を知り衝撃を受ける賢次。
賢次は、りらと共に、早苗の恩師・菊池先生(加藤登紀子)やかつての音楽仲間の元を訪ね、この曲を再び復活させようとしていきます。
【水平線のうた】前編のあらすじネタバレ&感想!
土曜ドラマ【#水平線のうた】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) February 22, 2025
宮城県石巻市と女川町を舞台に、“音楽を通して愛(いと)しい人の思いを繋ごうとする”人々を鎮魂の思いを込めつつ感動的に描きます。
▼あらすじはこちら▼https://t.co/kBx2QlZ0OS
3/1(土)、8(土)
総合 よる10時/BSP4K 午前9:25
出演 #阿部寛 #白鳥玉季 ほか pic.twitter.com/5xWfIrWMD8
ドラマ【水平線のうた】前編のあらすじネタバレです。
放送日:NHK総合 2025年3月1日(土)よる10時~、ほか
あらすじ
大林賢次(阿部寛)は東日本大震災で妻・早苗(松下奈緒)と娘を失った。津波で亡くなった人の霊がタクシーに乗るという話を聞き、妻子に会いたい一心からタクシー運転手として働き始めたが、一度も会えていない。ある夜賢次は、タクシーに乗せた女子高生・りら(白鳥玉季)のハミングを聴き、懐かしさを覚えるが、曲名を聞いてもりらは答えず降りてしまう。数日後、賢次は妻子がかつてその曲を演奏していたことを思い出す。
ネタバレ
石巻の公園で及川皇(中川翼)がチェロを弾いている。その音色を賢次(阿部寛)が休憩の合間に聴いていた。
女子高生・りら(白鳥玉季)も観客の中にいた。
賢次は、りらがハミングしていた曲を教えてほしいと頼む。「一度しかやんないからよく聞いて」と、りらがハミングをする。だが、りらは曲名を知らない。賢次はその曲を知るため、りらと大船渡へ往復7万円かかるドライブをする。
大船渡の音楽喫茶店にて。店主の三好(宇野祥平)と妻が迎えてくれた。妻は、りらのことを賢次に話す。りらは3歳のときに石巻で被災し、両親が大船渡に引っ越しをして暮らしていたが、行き違いもあったのか母が出ていき、それからまた父と石巻に戻った。時々、「お母さん来てない?」とりらが連絡をしてくるという。
りらがリコーダーで、ハミングしていた曲を演奏する。賢次は、ボロボロの楽譜を手に取ると、「これ、妻の楽譜です。これ妻の筆跡です」と驚く。この楽譜は13年前に流れ着いてきたもので、預かっていたという。
りらは「こういう曲、子供に響くんだよ。好きな曲だったんだ」という。三好はこれはパート譜面だから、おそらく四重奏だという。
りら(白鳥玉季)のハミングがきっかけで、亡き妻の楽譜にたどり着くという展開!
帰りの車内にて。賢次は仙台の建設会社で設計士として働いていたが、震災後タクシーに霊が乗車すると聞き運転手になったと、りらに打ち明ける。賢次は「10年経ってた霊のことを忘れていた。でも楽譜に導いてくれた。次は二人を家さ連れて帰る」と話す。
賢次は、りらを自宅に送り届ける。すると怒りモードの父・阿部一樹(山中崇)が家から出てきた。賢次が事情を説明するが、一樹は「あの子は霊を見たとかいうが、大人ならそんなことを真に受けるな」と一蹴。賢次とタクシーを写真に収めて、次は会社に連絡すると脅す一樹。
高校帰りのりらを待っていた賢次は、彼女をタクシーに乗せ、公園へ。りらは「今から話すことは信じても良いし信じてくれなくてもいい」と前置きをして、話す。りらは、賢次のタクシーに乗車したのは偶然でなく導かれたのだという。身体の中にそういう風が吹き、記憶を落としていくという。
りらは、賢次と妻子の思い出を語って聞かせる。賢次は「そんなことなして君が知ってんの?」と驚く。りらは「早苗さんの記憶なの。見えちゃうの。それが私の能力」と明かす。
(事前情報にあった)りらの「不思議な能力」とは、霊が見えることでした。りら曰く、見えるときもあるし、体の中に入ってくることもあるそうです。
りらは、「十何年も前の霊は、もう話さないし、形だって溶けてうっすら見えるだけ。おじさんのタクシーに乗ったって、おじさんにはわからない」という。賢次は「見えないしもう話せないのか」と残念に思う。リラは「私、本当はうんざりしてる。早苗さんは感じがよかっただけ」という。
その後、賢次とりらは、楽譜が何の目的で書かれたかを一緒に探る。賢次は、早苗がボランティアでミニコンサートを開いていたこと、あの年の春にもミニコンサートをするつもりで見に来てほしいと言われていたことを思い出す。
2人は病院へ行き、看護師から、ふれあいコンサートの楽譜ではないかと言われる。四重奏のメンバーについては、早苗の高校時代の恩師・菊池敏子(加藤登紀子)に話を聞きに行くことに。菊池は結婚10周年に早苗がサプライズで賢次に贈るつもりの曲だと明かす。早苗がピアノを弾き、娘の花苗が歌って、チェロが消防署の田中、フルートが市役所の前田、クラリネットが菊池の夫。だが、夫は7年前に病気で、あとの2人は震災で亡くなった。菊池は「もし音源があったらピアノ譜くらいおこしてあげるわ」という。
楽譜は、夫・賢次との結婚10周年のためにサプライズ演奏する目的で書かれたものでした。
賢次のアパートに、りらと行く。亡き父の携帯電話を充電。
あの日(3月11日)、早苗(松下奈緒)は花苗と車に乗っていたが、家にいるはずの父と連絡がつかなかった。父を心配し、車で自宅に帰る途中に津波にさらわれた。父は先に避難してて無事だった。以降、父は早苗と花苗の話はしなかった。父が海に散骨してほしいといっていたが、罪滅ぼしなのか、流された懐かしい街や友達、嫁や孫に会いたいのか…。
亡き父の携帯の動画を再生。早苗と花苗の演奏する動画だ。賢次は泣き出す。りらは「そこの泣き虫おじさんいつまでめそめそしてんの。誰かに演奏してもらったら?菊池先生なら編曲もできるよ」と楽譜を差し出す。賢次は「俺一人のために…。ほかに聴きたい人いんのかな?」とめそめそ。
りらは「いるじゃん。私が聴きたいんだよ。」という。悲しいのは大人だけじゃなく、子供も悲しい。早苗の楽曲は小学生のりらの脳みそにはりついた。あの頃、さみしかったりらを早苗の楽曲に救ってもらった。あの町でみんなに演奏されて、13年も長い旅をして、賢次のところに帰ってきた楽譜…。そんな曲を「おじさんがめそめそ泣くためだけなんて勿体ない。ありえない」と言うりら。
りらは、「そろそろハッピーにいこうよ」と背中を押す。賢次は演奏に前向きになる。(つづく)
賢次とりらは、早苗の曲を再現することを誓いあいました。
感想
前編のストーリーは、東日本大震災で妻子を亡くした主人公・賢次が妻の残した楽曲を発見し、再現することを決心するまで、でした。
霊と音楽を絡めた、上手い脚本になっています。まあ、霊がみえるというと、ファンタジー作品になってしまいますが、りら役の白鳥玉季の演技が自然というか、当然のように自信満々に語るので、あり得るかも?と私は思ってしまいました(笑)
そういえば、賢次の映像がうっすら白くなってた場面が時折あって、もしかすると早苗さんと花苗ちゃんが近くに来ていたのかもしれませんね。
りらの「そろそろハッピーにいこうよ」の言葉も良かったです。いつまでも、めそめそしていちゃダメですしね。いや、朝ドラ『おむすび』で立ち直る時間は人それぞれでいいと言ってたように、めそめそしててもいいとは思います。
でも子供は子供でめそめそしてる大人を見てるのもつらいもの。りらも震災後に父子家庭になっていて寂しい思いをしています。それでも前向きなりら……。めそめそな大人を励ます女子高校生に、生きる上で大切なことを教えてもらった気がします。
前編は、阿部寛さんを食うくらい白鳥玉季さんが印象的でした。後編は阿部寛さんが歌うようですね!期待してますよ♪
【水平線のうた】後編のあらすじネタバレ&感想!
土曜ドラマ【#水平線のうた】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) March 1, 2025
前編のご視聴ありがとうございました!
後編では #阿部寛 さんの歌声が響きます。
3/8(土) 総合よる10時/BSP4K午前9時25分の放送です。
ぜひ、ご覧ください。
▼水平線のうた [前編] は #NHKプラス で配信中▼https://t.co/9KI5YmUIkO pic.twitter.com/T8hPY6hNzu
ドラマ【水平線のうた】後編のあらすじネタバレです。
放送日:NHK総合 2025年3月8日(土)よる10時~、ほか
あらすじ
早苗(松下奈緒)が残した楽譜と奇跡的な再会を果たした賢次(阿部寛)は、りら(白鳥玉季)と共に早苗の恩師・菊池先生(加藤登紀子)を訪ね、妻の楽譜を元に音楽会を開く決心をする。編成はピアノとチェロ、クラリネットとフルートの四重奏で、早苗以外の一緒に演奏するはずだった音楽仲間もすでに亡くなっていたが、その意思を継ぐメンバーが集まる。迎えた演奏会の日、賢次のもとに思わぬ電話が入る。
ネタバレ
放送後に更新します。
感想
放送後に更新します。
【水平線のうた】基本情報
出演者 | 阿部寛,白鳥玉季,中川翼,キタキマユ,山中崇,宇野祥平,松岡依都美,山本浩司,菅原大吉,前原滉,松下奈緒,加藤登紀子 他 |
原案・音楽 | 岩代太郎 |
脚本 | 港 岳彦 |
演出 | 岸 善幸 |
放送日(NHK総合) | 【前編】3月1日(土)よる10時 【後編】3月8日(土)よる10時 |
放送日(BSP4K) | 【前編】3月1日(土)午前9時25分 【後編】3月8日(土)午前9時25分 |
再放送(NHK総合) | 【前編】3月5日(水)午前0時35分 ※火曜深夜 【後編】3月12日(水)午前0時35分 ※火曜深夜 |
まとめ
・ドラマ【水平線のうた】のネタバレ・あらすじ全話
・原作と脚本家
・基本情報(出演者や放送日)
以上について紹介しました。
本記事は、ネタバレあらすじを最終回まで更新していきます。
ドラマ鑑賞の参考にご一読ください。