【フォレスト】5話の考察!純の境遇に涙する視聴者多数!ところで槙野は何者?
日10ドラマ【フォレスト】5話「出会わなければ、よかったのに」が2月9日(日曜)に放送されました。

5話は衝撃だったわ!食中毒事件の犯人がわかったわね。



怒涛の展開だったね。でもまだまだ謎は深まるばかりだよ。
話題沸騰の【フォレスト】、TVer再生数も好調ですね。
それでは、【フォレスト】5話の考察をお届けしていきます
【フォレスト】5話の考察
黒沢あすか圧巻の演技
『フォレスト』第5話ご覧くださいましてありがとうございました。
— 黒沢あすかasuka kurosawa (@Krosawa_ask) February 9, 2025
つまびらかになっていく過去
さらに何が明らかになっていくのか
📍次回放送2/16(日)夜10:15〜放送#日10ドラマ#フォレスト#asukakurosawa#黒沢あすか pic.twitter.com/kvC1qd3QGQ
3年前の食中毒事件の犯人は、一ノ瀬純(岩田剛典)の母・茜(黒沢あすか)であることがわかりました。
26年前茜は葉山修(堀部圭亮)から蒸発した夫が残した借金を完済できるだけの大金を渡され、失踪した次男・涼介のことは諦めてくれと言われます。
それ以来茜は純のことを涼介と呼ぶようになりました。
ある日テレビに映った葉山と鈴子が笑っている顔を見て、茜は激しい頭痛に襲われました。
そして2021年11月19日、茜はブランフォレスト横浜のビュッフェに菌をまきに行きます。
5話では茜の様々な姿が描かれました。
26年前の若い姿、涼介を失った慟哭、葉山に取引を持ち掛けられた時の動揺、お金を受け取ったことで涼介を失ったことの絶望、自分の罪の意識を全て純にぶつける修羅の姿、犯行を決意するときの空虚な表情、歩道橋から身を投げようとする顔。
少女のような顔も鬼気迫る姿もどれもが茜なのですが別人のようにも見えて、恐ろしいような悲しいような気持ちになりました。
リアルな感情と夢の中のような儚さの両方を確かな表現力で見せる黒沢あすかさん、圧巻でした。



黒沢あすかさんは映画『敵』でも美しく透明感ある存在で素晴らしかったわ。
真琴には本当に表裏はないの?
純と離れ、幾島家に身を寄せた幾島楓(比嘉愛未)にずっと寄り添っているのが従姉の水原真琴(ファーストサマーウイカ)です。
楓の母でありホテルグループ・ブランフォレストの社長である鈴子(松田美由紀)が毒を盛られ意識不明である事件や3年前の食中毒事件について真相を知ろうと行動していきます。
全ては楓のため、楓が純を信じきれず苦しんでいることに真琴は心を痛めているのです。
真琴は、篠田塔子(水野美紀)に純との関係を聞いたり、ひとりで純に会いに行って鈴子と書斎で何を話していたのかと聞いたりもします。
「どうして楓に何も話さないのですか?」
「これ以上楓を苦しめないでください」
真琴は、視聴者も感じていることを純にぶつけるんですよね。
楓を思うがゆえの行動のように見えますが、本当に真琴には裏がないのでしょうか。
今のところ、楓への真心には嘘がないと感じます。
葉山を説得して防犯カメラの映像を警察に調べてもらいたいと楓に真っ当なことも言っていますね。
ただ、楓の母・鈴子が自分の母・孝子(ふせえり)を馬鹿にして使用人のように扱っていることに、娘として思うところはあるはず。
熱心に事件を追う真意が楓への優しさ以外に何かあるのか、今後の真琴に引き続き注目していきたいと思います。
塔子の目的
ありがとうございます‼️‼️‼️
— 吉田ウーロン太/フラミンゴ (@oolongta) February 9, 2025
遠いお空から、物語の結末を見守っております✋#フォレスト https://t.co/F6xk73Qd77
塔子は、3年前の食中毒事件の責任を負わされた中西精肉店の中西宏樹(吉田ウーロン太)の妻でした。
2年半前から鈴子の専属医師として幾島家に出入りするようになったのは、事件の真相を知るためです。
仕事に誇りを持っていた夫の名誉とそして命を失うことになったのは、幾島家による隠ぺいのせいです。
実は何者かがローストポークに菌を噴射していたと知り、どんなに悔しかったことでしょう。
塔子が恨んでいるのは、事件を隠ぺいした幾島家と、食中毒事件の真犯人。
フリーの週刊誌記者・高岸陽太(町田悠宇)にあれこれ探らせているようです。
真琴や楓から純との関係を聞かれた時、塔子は茜の施設で会ったと答えましたが、純から頼まれて吸入器について調べていることは伝えませんでした。
ただ、楓も食中毒事件の日に防犯カメラに映っていた人物が純かもしれないことを塔子に黙っています。



登場人物たちは皆、それぞれ少しずつ何かを隠したり嘘をついたりしているのよね。
すべてのカギは葉山が?
葉山さんも何か怪しいですよね💦#フォレスト https://t.co/BgldFy16RC
— みかりん🌱 呼び捨て🆗ファン歴🌼TUBE 39年❤️CCB 40年💛ドリカムPP会員 (@tube039105) February 9, 2025
葉山は鈴子の秘書で、ホテルグループ・ブランフォレストの役員。
鈴子の右腕として会社を支えるのは勿論のこと、裏でも様々に暗躍していそうです。
26年前、涼介が失踪した時、必死で探し回る茜の前に現れたのが葉山でした。
また現在は、緑深苑のヘルパー・井上千智(川島鈴遥)を使って純と茜の動向を逐一報告させています。
葉山は、千智からの情報で茜の施設の医師が塔子だということを知りました。
塔子が中西の妻であることを調べた葉山は、鈴子に毒を盛ったのはあなたですかと塔子に聞きます。
塔子は否定すると、鈴子に毒物反応が出たことを大金を使ってまでひた隠しにするのはなぜかと逆に尋ねました。
「ブランフォレストのためですよ」と答える葉山。
「防犯カメラに犯人らしき人物が映っていたのは本当ですか」と塔子が聞くと、
葉山は「なんのことですか」と微笑みます。
少なくとも葉山は、涼介の失踪事件と食中毒事件に大きく関わっていそうですね。
純は何も悪くなかった
涼介って呼ばれるたびどんな気持ちだったんだろう…
— こ こ あ 。 (@3jsb7_zb) February 9, 2025
つらかっただろうな…#フォレスト https://t.co/hYm9uQv0ZY
純は26年前に涼介がいなくなってしまったのは彼をひとりにしてしまった自分のせいだと自らを責め、母・茜からも責められました。
その贖罪として、自分のことを涼介と呼ぶ母のために涼介としてずっと生きてきたのです。
歩道橋から身を投げようとした茜を止めた時、彼女はそこでも「許して涼介」と泣きます。
純に対しても謝ってほしいのに。
大金と引き換えに涼介を諦めた罪悪感を消すために、「あんたのせいよ!あんたがちゃんと見ていないから」と純の首を絞めようとした茜。
「ごめんなさい。僕がいなくなれば良かった…」
こんな悲しいことを息子に言わせるなんて。
純は理不尽な苦しみから逃れようともせず受け入れて、ずっと母の前で“涼介”として生きてきました。
涼介を失った罪、母が精神を病んでしまったことの罪を一身に引き受けたのです。
でも本当は母自身がお金と引き換えに涼介を手放していたことを、今回知ってしまいました。
むごい話です。
母への報われない想い。
純は何も悪くなかったのですね。
幼い頃からこれまでどれだけ傷ついてきたのか、純の心情を思い胸を痛める視聴者の声が多数あがりました。
純と楓の愛
— tw221mi808mh614 (@1kedama34) February 9, 2025
出会ったばかりの頃、純が「一ノ瀬純って言います」と自分の名前を名乗ると、
楓は「素敵な名前ですね」と輝く笑顔で言ってくれました。
「“純”ってすごくいいなと思って」
ずっと“涼介”として生きてきた自分に、“純”として出会ってくれた楓。
光の中にいる楓が自分を肯定してくれたようで、純は救われたのではないでしょうか。
純が心から嬉しそうに微笑む姿に胸揺さぶられます。
光の中の二人の愛のはじまり。
ここからずっと純は楓を大切に思ってきたこと、楓も純を大好きだったことが伝わってきました。
二人の愛情には嘘偽りがないことを心から信じられます。
それなのに、何かを決意して楓に別れを告げる純。



どうして愛し合っている二人が今バラバラになっているの?むしろ二人で情報を共有して力を合わせて解決していこうよ。



また二人であったかい夕餉を囲んでほしいよね。連日せいろ蒸しでもいいから。



あっそういえば、二人で公園でお弁当食べてた時、かぼちゃを純に勧められた楓が美味しいって無理して食べたね。本当はかぼちゃ苦手なのに。1話の伏線回収ね。
なんなんだ槙野!
純を追って家に帰って来た楓。
でも純の姿はどこにもありませんでした。
打ちひしがれて家を出る楓の前に、槙野俊太郎(中川大輔)が姿を現します。



えええっ?槙野ーーー?!
なんでまた槙野が楓と純の家の前にいるの?
見張ってるの?ストーカー?
なんなの?槙野!
いや確かにカッコいいけれども!



もう同僚ですらない槙野がどうしてこう楓の前をうろついているんだろう。何かあるよね。ただの元同僚ってことでここまで登場させないだろう。単なる片思い?いやきっとなんかあるよ!
悲しみに沈んでいる楓をあろうことか抱きしめる槙野!
「楓さんのそんな辛そうな顔を見て俺は全然大丈夫じゃないです」
崩れ落ちそうな楓の心を今支えるのは槙野なのでしょうか。
相関図の槙野が誰とも繋がっていないことが気になります。
明らかになった事件と解明されていない事件
3年前の食中毒事件(犯人は茜)
3年前、ブランフォレスト横浜で起こった集団食中毒で体調不良になった被害者は37名。
さらに、食中毒の原因とされたローストポークの生産者、中西は責任を感じて自らの命を絶ってしまいました。
ところが調査機関によると、食中毒の菌はローストポークの大皿とその周囲のテーブルから検出されたということで、肉自体に問題があったわけではなく何者かが霧吹きのようなもので菌を大皿に吹きかけたことがわかります。
当日の防犯カメラ映像から、ホテルに入る不審な人物が身に着けていた帽子と服は純のものに酷似しており、純の犯行が疑われました。
けれども5話で、実は茜の犯行だったことが判明します。
茜は純の帽子と服を着用してホテルに潜入したのでした。
テレビ出演していた鈴子と葉山の笑顔を見て、涼介を失った恨みが再燃したのです。
しかし、お金を受け取っている茜は言わば取引に応じたわけなのに復讐するというのはどういうことでしょう。
変装に純の衣服を使うのもどうかと思います。
息子が疑われるということは考えなかったのでしょうか。
この時の茜はすでに精神を病んでいるので、筋が通らない行動は無理もないのかもしれませんが。
さて、塔子がリークしたことで、集団食中毒の原因は中西精肉店にはなく、何者かが起こした事件であることが報道されました。
さらに、純は塔子からもし食中毒事件の犯人がわかったら「ころすかもね」と言われます。
ここで、純は決心するのでしょうね。
茜の犯罪を電話で楓に打ち明けて、純は去っていきます。
「楓と出会えてよかった。本当に幸せだった、ありがとう」
ところで、公式の6話のあらすじによると、食中毒事件の裏側を当時からすべて知るブランフォレスト関係者がいるという新事実が浮上するとのこと。
まだ明らかにされていないことがあるのかもしれませんね。
26年前の涼介失踪事件(未解決)
純が幾島家にいる時、純の前に置かれていた吸入器。
塔子に頼んだDNA鑑定で、この吸入器は26年前に失踪した涼介のものだとわかりました。
鈴子が倒れる前、純が鈴子の書斎を訪ねてどうしてこの吸入器が幾島家にあったのかを聞くと、鈴子はギョッとした顔をします。
「弟を知っているんですか?」
純の問いに、鈴子は「なんのことを言ってんのかわからない」とイライラするように言葉を投げつけました。
純がさらに、涼介がいなくなった場所にブランフォレストパークの着工記念テレホンカードが落ちていたことを告げて弟の失踪について何か知らないかと尋ねると、鈴子は呆然と「どういうこと?…誰が」と呟きます。
その真剣に何かを考えるような顔は、鈴子自身が何かを指図したようには見えませんでした。
ただその後純に向かって、それで楓に近づいたのか、あの子には何にも関係ないと言い放ちます。
つまり、鈴子自身が直接関わったことではなくても、何か思い当たることがあるのでしょうね。
さて、26年前、涼介にいったい何があったのでしょうか。
母・茜への誕生日プレゼントの花を買いに行く途中、マーガレットが咲く場所の前で動かなくなってしまった涼介を置いて、純はひとりで花屋に行きます。
その間にいなくなってしまった涼介。
残っていたのは散らばったマーガレットの花とテレホンカードでした。
◆ブランフォレストパークのテレホンカードが落ちていたこと、さらに涼介の吸入器が幾島家にあったことから、幾島家の関係者が涼介を連れ去ったことが考えられます。
→大金と引き換えに涼介を諦めるように茜に言った葉山が事件の全貌を知っていそうですね。
茜は大金を渡された時点で警察に知らせれば良かったのでは。
◆吸入器に血液が付着していたことから、涼介が交通事故に遭った可能性があります。
→もしかしたら、幾島家の関係者が涼介を轢いてしまったのかも?
→亀がいた池が埋め立てられマーガレットが植えられていることから、そこに涼介が埋められている?という恐ろしい考察をする声もあります。
◆涼介が生存している場合、現在は30歳前後と考えられます。
ではここで、視聴者を二分している“涼介候補”について考えてみましょう。
→幾島家に住み込みで働く三倉翔平(石山順征)が涼介?
三倉の年齢は不明ですが、石山順征さんは20歳になったばかりなので涼介にしては若いですね。
→楓の元同僚・槙野俊太郎(中川大輔)が涼介?
同じく槙野の年齢はわかりませんが、中川大輔さんは27歳です。
涼介役を演じてもおかしくないですね。
今後も三倉と槙野に着目して見ていきましょう。
鈴子への毒物混入事件(未解決)
意識不明のまま入院している鈴子にずっと付き添っている孝子。
「このまま姉さんを眠ったままにはできませんか」と塔子にささやきます。
最後まで王様でいさせてあげたいから、と。
鈴子が倒れる前、鈴子の部屋に薬と水を運んでいたのは孝子でした。
しかも、鈴子は転倒して頭をぶつけたと塔子が説明しているのに、孝子は「先生、誰が姉さんを殺そうとしたのかもうわかりました?」と聞いています。
毒物のことを誰かに聞いたのか、それとも孝子が毒を盛った犯人なのでしょうか?
日頃から鈴子に蔑まれている孝子には十分動機がありますね。
「誰しも知らなくていいことがある」
と言う孝子はいつもとは違う怖い表情でした。
さらに、孝子は楓に
「姉さんが倒れる前書斎にお茶を持ってきてくれって頼まれたの、二人分」
と話しています。
楓が「純ですか?」と尋ねると「そう」と。
でも3話では、書斎に薬と水を運んできた孝子に対し鈴子は「もう下がっていいわ」と言っています。
そこにはすでに純がいたので、孝子は純が鈴子に会いに来たことを知っているのは確かですが、お茶は頼まれていないはず。
なぜそんな微妙な嘘をつくのでしょう。
純に濡れ衣を着せようとしたのでしょうか。
【フォレスト】5話の出演者
【フォレスト】5話のまとめ
5話では、食中毒事件の犯人がわかる衝撃の展開でした。
しかし謎はまだまだありますね。
今回は、楓に対する純の愛情に嘘がないことがわかったことが何よりも嬉しかったです。
次回、【フォレスト】6話の放送は、2月16日(日曜)22時15分から。
どうぞお楽しみに!



