【おむすび】89話!晴斗が食べたかったカレーとは?
橋本環奈主演の朝ドラ【おむすび】89話が2月6日(木曜)に放送されました。
食事を拒否するNSTの対象患者・晴斗。そんな晴斗がカレーなら食べるといいます。
晴斗が食べたかったカレーとは?
本記事は【おむすび】89話のストーリーと感想について紹介します!
【おむすび】89話のストーリー
NSCやない!Tや!
ヘアサロンヨネダで、結(橋本環奈)がNST(栄養サポートチーム)で働いていると愛子(麻生久美子)から聞いた佐久間美佐江(キムラ緑子)たちは「NSTなんて初めて聞いたわ」と言う。そこにテーラーの高橋要蔵(内場勝則)がやってきて、「その道は厳しいで。お笑いの学校通うんやろ?」と言う。美佐江が「CでなくTや!」とツッコミを入れる。
聖人の仕事ぶり
長髪の男性客が「お任せで」とやってくる。
短くなった男性は「いいですね。ただ見慣れてへんから違和感が」という。
彼は全然売れないバンドマンだったが、30歳になるのでバンドを辞めて真面目に働くという。
彼は「情けない」というが、聖人は「新しい夢が始まるってことじゃないですか!」と励ます。
翔也(佐野勇斗)は聖人(北村有起哉)が客の心まで軽くする仕事ぶりにまたも感心する。
うちはうちやもん
米田家。お昼。うどんを食べながら、花(宮崎莉里沙)がサッカーでシュートを決めてヒーローになった話をしている。愛子(麻生久美子)はママが福岡弁、パパが栃木弁なのに、花はしっかり大阪弁で、家族3人バラバラなことに笑う。
花は「うちはうちやもん!」という。
花は「ばあば、今度の日曜、試合を見に来てほしい」と愛子に伝える。
相手チームは淀川のチームで、エストラーレ淀川というチーム名だ。
結は晴斗のユニフォーム姿を思い出す。
花は「コーチが代わってから弱くなった」と話す。
カレーなら食べる?!
翌日。病院にて。結は晴斗に「晴斗くんのチーム、めちゃくちゃ強いらしいやん!」と声をかける。
晴斗は大阪市内の得点王にもなっていた逸材だった
結は小声で「この前病院抜けだした日もサッカーの試合、見に行こうとしとったんやろ?」と指摘。
結は「食べたいもの言ってみて。なんでもってわけにはいかんけど。できる限り用意するけん」という。
晴斗は「じゃあ、カレー」と答える。
栄養科の部屋に戻った結は、上司の塚本(濱田マリ)から「多分食べへんと思う。カレーやったら何回も出したの」と言われてしまう。
結は晴斗の電子カルテを見る。そして晴斗の母にお父さんのことについて話を聞く。
その後。結は委託会社の柿沼にカレーに変更して、味付けも細かく指示をだす。
急なメニュー変更に柿沼は難色を示す。
そこで塚本が負担がない作り方を助言する。
結は「患者さんのためなんです」とお願いする。
柿沼は文句を言いながら作ってくれることになった。
晴斗が食べたかったカレーとは?
カレーを一口食た晴斗は「これパパのカレーや」と驚く。
結が「晴斗くんのママに聞いたの。晴斗くんのパパがサッカーの試合に勝ったらパパ特製のカレーを作ってくれるって」と説明。
晴斗はカレーを完食し、「美味しかった」という。
結は「パパのこと、辛いよね。もう病気が治らなくてもいいやって思う気持ちもわかる。けど、そんな晴斗くんを見てパパ喜ぶかな?」
晴斗の母・弥生は「晴斗、パパと約束したでしょう。いつかサッカー選手になるんやって」という。
結は「やったら早く元気になって晴斗君が思いっきりサッカーやりようとこ、パパに見せようよ。私が元気になる手伝いをするけん」という。
晴斗は「うん」と頷く。
堀内がNSTの対象外に
晴斗がしっかり食べるようになり退院も近いだろうとNSTチームで話していると、森下直久(馬場徹)がやってきて、「潰瘍性大腸炎の堀内さん。NST対象者から外してもらう。体力が戻らず回復が遅れてる。担当は俺や。口を出すな」と怒る。
NSTチームが集う会議室にて。松崎は医学部に入るのに5浪したので、現役で合格した森下は年下だが後輩になってしまった。
結が「お二人とも社会人だし関係ないんじゃ?」というが、松崎は「無理や。先輩には一生頭上がらへん。ということで堀内さんはNSTの対象から外します」という。
結はそれでいいのかと不服な顔だ。(つづく)
【おむすび】89話の感想&解説
晴斗が食べたかったカレーとは、父が作ってくれたパパ特製カレー。サッカーで勝ったときに作ってもらっていた、思い出の一品でした。
父が亡くなっていることがメンタルに影響を及ぼしているのは明らかなので、その点で何か解決策が見いだせるかもしれない…とは予想されるものでした。
まさかパパ特製カレーなんてあったとは!パパと食事に関係してる思い出があったのって、偶然というか、主人公が管理栄養士だからでは?と思ってしまいます。つまり、ちょっと都合いい展開ですね。まあ、ご愛嬌(笑)
ヒロインが作った思い出のカレーで患者が元気になるという、心温まるお話に仕上がってはいたとは思います。ですが…。
気になったのは晴斗のママからメニューを提案してもいいんじゃないか?というか、その方が自然なんじゃないか?とツッコミを入れたくなりました。
晴斗くんと関わって日の浅い結が気づくより、晴斗ママがパパ特製カレーをよく食べていたことを話す方が自然です。
それとも塚本さんらにカレーなら食べるかもしれないと晴斗ママは伝えてはいたのでしょうか。そして、まさか病院食で家庭料理の細かいレシピまで反映させてくれるなんて、思わなかったのかも。大量調理でなく、特別メニューとなるわけですしね。そんな手間をかけてもらえるなんて思わないです。
NSTの対象患者になったことで特別メニューに応じることができた、そういうことかな?と、いいように解釈しておきましょう(笑)
【おむすび】89話の出演者&スタッフ
【出演】橋本環奈,北村有起哉,麻生久美子,佐野勇斗,濱田マリ,キムラ緑子,馬場徹,犬飼貴丈
【作】根本ノンジ
画像出典NHK「おむすび」HP