【おむすび】75話!阪神淡路大震災を風化させない決意
橋本環奈主演の朝ドラ【おむすび】75話が1月17日(金曜)に放送されました。
75話では、阪神淡路大震災を風化させない決意が描かれて…。
本記事は【おむすび】75話のストーリーと感想について紹介します!
1月17日。
— 朝ドラ「おむすび」公式🍙放送中 (@asadora_bk_nhk) January 16, 2025
それぞれの場所で、黙祷を捧げます。
あの日のことを忘れないように、次の世代へ伝えていくことを誓います。#橋本環奈 #仲里依紗 #内場勝則 #岡嶋秀昭 #田畑志真 #キムラ緑子 #麻生久美子 #緒形直人 #北村有起哉 #朝ドラおむすび #朝ドラ pic.twitter.com/kcQIlouAMz
【おむすび】75話のストーリー
1月17日、黙とう&風化させない決意
2012年1月17日。結(橋本環奈)は神戸で両親や商店街の人たちと17年前の阪神・淡路大震災の犠牲を追悼して黙とうする。とはいえ、聖人ら大人たちは「徐々に忘れられていくんかな、あの日のこと。20年後、30年後でも覚えてくれとう人おるんかな?」と不安を吐露。
すると、菜摘(田畑志真)は「しっかりうちらの世代が伝えていきます」という。結(橋本環奈)も「花が大きくなったら、あの日のことちゃんと話そうって思っとう」という。2人は震災を風化させない!という思いを新たにする。
一方、歩(仲里依紗)は真紀の墓前で、渡辺孝雄(緒形直人)とともに黙とうしていた。
孝雄は東北に物資を届けるのをまだ続けているのか尋ねる。
歩みは「うん。ただ、物を届けるだけでいいのか…。1年経ったのに復興からはほど遠いみたいで。なんかしたいんやけど、何していいかわからんくて。」と悩みをもらす。
社員食堂に臨時の栄養士が…
まもなく育休があける結は社員食堂に行き、挨拶に行く。
すると、結が復帰するまで臨時で栄養士の水谷(真田理希)が働いていた。
水谷は結の専門学校の後輩だった。
水谷は結の献立の資料や仕入れ帳がとても見やすいという。
原口と水谷が打ち合わせに行った後、結は「立川さん、うちが戻ってきたら彼どうなるんですか?」と尋ねる。
立川は「臨時で来て貰ってただけやから」という。
西条(藤原紀香)が管理栄養士になった理由
結は花の検診で病院へ行った。すると、西条(藤原紀香)と出会った。
西条は結のことを覚えていた。
結は水谷のことを西条に相談することにした。
西条は「私も産休取った時、同じことあったから、なんとなくやけど気持ち分かるわ」と結に寄り添う。
結は西条に管理栄養士を目指したきっかけを尋ねる。
西条は、「私、もともとバスガイドさんやってんで」と明かす。
しかし、西条が20代の頃、母親が胃がんを患った。
西条は母の介護をするために退職した。
母は食べられるものが限られていた。そのため、西条は介護をしながら栄養について勉強を始めた。
そんなある日、母親が「よく行ったラーメン屋のラーメンが食べたい」と言い出した。
しかし、母親は固形物を食べられなかった。
西条はスープだけなら飲めるのではと考えて、ラーメン屋のマスターから教わり、スープを作った。
母親はおいしいと喜び、余命1カ月と言われていたのに半年も生きてくれたという。
西条は「そやから私、こういうこと、もっと多くの人にしてあげたいな思って。そんで一生懸命勉強して管理栄養士になった。この仕事は、あんまり目立てへんし、あんまり知られてへんけど、私は誇りに思っている」と胸を張った。
結が管理栄養士になると宣言
結と翔也のアパートにて。西条の話を聞いた結は、翔也に「管理栄養士になりたい」「これがうちのやりたいこと。うちの生きる道」と伝えた。翔也は賛同して、一緒に頑張ろう、と言った。
こうして結は、育児と仕事を両立しながら管理栄養士の勉強を始めることを決めた。
そんなある日、結のアパートにルーリー(みりちゃむ)が訪ねてきて、「助けて」と言ってきて…。(つづく)
【おむすび】75話の感想&解説
阪神淡路大震災を風化させない決意
75話では、結や菜摘ら20代前半の若者2人が次世代に伝えていき、20年後や30年後も阪神・淡路大震災を風化させない決意が描かれました。SNSでも多くの反響が寄せられています↓
「あの日の事30年後でも覚えてくれとう人おるんかな」という聖人さんの問いかけに
— ありこはうす (@trench_haru) January 17, 2025
「おるに決まってるやないですか。しっかりうちらの世代が伝えていきます」と菜摘ちゃんが答える。
阪神淡路大震災から30年経った今日にこの場面。絶対風化させないという強い想いを感じた。#朝ドラおむすび
聖人さん(結ちゃんのお父さん)が言ってたけど「(震災のこと)20年30年経っても覚えてくれとう人おるんかな?」ってリアルだなって思った。
— 堀部 健和🏰単行本②巻7/26(金)発売! (@takeo_horibe) January 17, 2025
殊更何かしてくれとは思わないけど、忘れないで欲しい。風化が一番悲しいし怖いよな…と。
#朝ドラおむすび
美味しいもの食べたら悲しいことちょっとは忘れられるけん、を根底に残して食べることは生きることというあたたかなテーマを一貫して描きつつ、震災を風化させないという決意のようなものを受け取れる回を今日この日に放送できる脚本の凄さよ………
— こうちゃ (@04teaotya) January 17, 2025
#朝ドラおむすび
冒頭のシーン、神戸と東北でお互いに黙祷している実際の映像が凄く印象的だったな…作中でなっちゃんも言われてたけどように改めて風化させてはいけないなぁと思った#朝ドラおむすび
— リオ🌈✈️🌏️ (@rioxyz_) January 17, 2025
冒頭に実際の神戸と宮城の追悼の集いの映像。
— 奈々瀬 茜 (@akane_nanase) January 16, 2025
1.17の日
心を打たれました。
自分にできること
管理栄養士への目標が明確になった結ちゃん。
20年後30年後の風化を心配している大人に当時子供だった人が伝えると言ったのもよかった。
そう感じた兵庫県民です
#朝ドラおむすび
実際の映像が被害の様子でなく石巻と神戸の祈りの場面だったことが『おむすび』らしくてジーンとした🥲
— ねこの (@15shiro_rin) January 17, 2025
お父さんが危惧していた風化は30年後の今起きていない。うちの子は学校で阪神淡路大震災のことを教わって防災に興味を持つようになった。たくさんの人の努力は繋がっている。
#朝ドラおむすび
私にとって戦争は自分が生まれる何十年も前の話だったように、今の若い世代にとっての阪神淡路大震災や、幼い子どもたちから見た東日本大震災は、親に聞かされたり学校で教わったりする遠い昔話みたいなものかもしれない。だからこそ風化しないよう語り継がれていかなくてはならない。#朝ドラおむすび
— ちはや (@chihaya1088) January 17, 2025
臨時社員(非正規雇用)に同情することに賛否
結が臨時社員(非正規雇用)が契約を切られてしまうことに同情していました。しかしSNSでは賛否があります。
産休育休代替でかわりの栄養士入れてるのは会社としても栄養士の必要性感じたんだろうなぁ。 それは結の成果でもある。でもちゃんと戻って良いんだよ。権利なんだからね。#朝ドラおむすび
— こぼん🐼パンダ🐼 (@kobon_oriori) January 17, 2025
育休中の臨時の方に心を寄せる結。産休育休を取る人の肩身を狭くするなとの批判もあり、それもなるほどと思ったけど、私の一回り下の妹を見ていると、全方向に気を回しながら暮らしているように見えるので、結の姿は自然に感じる。こういう人いると思う。#朝ドラおむすび
— まゆ@純愛ベイベー (@m_ayuna) January 17, 2025
教員とかも産休・育休をとって代替の先生がくるのが当たり前の職場だけどね。自分が復帰したら代わりの先生はどうなっちゃうの…?😨なんて良心の呵責(!?)を感じる教員、いるのかな?
— 來 (@lemon_lime_2) January 17, 2025
逆に失礼なのではないのかな。#おむすび反省会
産休育休の代わりに増員する時は募集もその事を明記してあるし分かってて雇われるはずで
— 品 (@64shina) January 16, 2025
だから休んでる側が気に病むシーンは誤解を招きかねないと思いますけど#おむすび反省会
派遣切りにあったわけではなくて臨時採用の雇用期間が終了するだけ。だから同情する必要はない、堂々と職場復帰すればいい!と私は思ってしまうのですが…。
そういう配慮をしてしまうのが結らしいし、そういう人っているよ!という意見も投稿されていて、なるほど、と思わされました。
まあ、ストーリー的には、結が管理栄養士になって違う職場に行くという流れにしたいのかもしれませんね。たとえば病院の管理栄養士とか。施設で、とか。上位資格が必要とされる場所に行くんだと思います。西条さんの病院に就職するのも面白そうですけどね。
さて。ラストはルーリーが再登場してきました。一体どうなっていくのでしょうか。次週も楽しみです。
【おむすび】75話の出演者&スタッフ
【出演】橋本環奈,仲里依紗,麻生久美子,北村有起哉,緒形直人,佐野勇斗,キムラ緑子,
【語り】リリー・フランキー
【作】根本ノンジ
画像出典NHK「おむすび」HP