【おむすび】73話!カスミンが見た東日本大震災にネット反響
橋本環奈主演の朝ドラ【おむすび】73話が1月15日(水曜)に放送されました。
72話ラストで東日本大震災が発生。73話では結や姉・歩らが何ができるか自問自答していきます。
放送後、カスミンが見た東日本大震災にネットで反響が!
本記事は【おむすび】73話のストーリーと感想について紹介します!
栄養士にできる事はたくさんある。
— 朝ドラ「おむすび」公式🍙放送中 (@asadora_bk_nhk) January 14, 2025
支援栄養士として被災地で活動をしたカスミンが感じたのは、無力感や悔しさだけではなく、栄養士の自分だからこそ役に立てるという実感でした。#平祐奈 #石田裕之 #朝ドラおむすび #朝ドラ pic.twitter.com/AtOj9AM4Gm
【おむすび】73話のストーリー
東日本大震災が発生
テレビで東日本大震災が発生したことを知る結(橋本環奈)たち。歩(仲里依紗)は被災の映像を見て呼吸が荒くなり、そばにいたチャンミカ(松井玲奈)が肩を抱いて寄り添う。ちょうど実家にいた結は愛子(麻生久美子)、聖人(北村有起哉)と歩を心配するが、晩になって歩はなんとか家に帰ってくる。
歩は「避難所での最初の夜、あの日の夜が一番不安だった」と振り返り、被災地に思いをはせる。結は歩に、自分に何かできることがないか相談する。歩は「結が今やることは花をしっかり育てることだよ。やるのは私だよ。でも何したらいいんだろね?」と答え、自問自答する。
地震から2週間
2週間後のある日、歩は美佐江の娘・菜摘とばったり道で会った。
菜摘は、「福田さんと東北へボランティアに行くの。神戸の地震の時、うちに何ができるかわからへんけど、恩返ししたくて。結ちゃんに宜しく伝えてください。ほな、行ってきます」と言って、東北へ出発する。
米田家にて。歩が母・愛子に「すごいよね なっちゃん」と褒めて、「ボランティアなんて私にはできないや。」と落ち込む。
愛子は「自分できることをやればいいじゃない」と助言。愛子はブログのコメントは東北地方の人が多いので、ブログを通して被災地を励ましている。父・聖人は理容組合の人たちと連携してハサミを送ることに。
愛子は歩に「無理することない。歩ができることをすればいいんだよ」と伝える。
地震から1ヶ月:カスミンが見た被災地
地震発生から1ヶ月後、産休中の結のアパートにカスミンこと佳純(平祐奈)が訪ねてくる。
佳純は震災で大きな被害を受けた宮城・気仙沼市に支援栄養士として行っていたという。
佳純は「ひどかったよ」と地震発生から3週間後の避難所の様子を伝える。
当時、避難所では肺炎がまん延。佳純は災害医療の訓練を受けた医師や看護師たちが集まる合同救護チームに入ったが、ミーティングで食事や栄養について発言しようとすると、リーダーから「メシの話か。メシのことは後だ」と言われてしまう。
みんな目の前にある命を救うことに精一杯なのはわかるが、佳純は「悔しかった」と振り返る。 さらに、避難所では我慢している人が多かったこと、粉ミルクがなくて泣いている赤ちゃんがいたときに支援物資が保管されている倉庫に行ったがは色々な物が一緒に置かれていて仕分けされてない状況で、腎臓病患者の流動食が放置されていた。
佳純は、専門知識がないと使い方がわからないものは奥に置かれていたと語り「物資があんのにそれを必要としとう人のもとに行き渡ってへん状況が起きとってん。栄養士がもっと早う現地に入っとったら、食事で困っとう人をもっと助けることができたと思う」と悔しがった。(つづく)
【おむすび】73話の感想&解説
カスミンが見た東日本大震災にネット反響
73話放送後、栄養士・カスミンが見た東日本大震災の現状と課題に対し、ネットで多くのが反響が寄せられました。
東日本大震災の現地に入り支援を行ってきた
— おむすびキャリアアドバイザー (@career_omusub) January 15, 2025
カスミン(平祐奈さん)から現場の状況を知り、
なんともいたたまれない気持ちになりました。
私ができることなんて知れてますが、
これからもできることを真摯にやっていこうと思います。#朝ドラおむすび#おむすびドットコム pic.twitter.com/3Gr87fCRG2
■カスミンは「栄養で世界を救う」と言ってた!
「栄養で世界を救う」って言ってたカスミンが先陣切って被災地に行くの納得しかない
— き (@600sts) January 14, 2025
#朝ドラおむすび
あのお嬢様なカスミンがいてもたってもいられなくてボランティアに行く。そういえばカスミンは『栄養で世界を救う』って夢を語った子だった。くやしさともどかしさといろいろあっただろうね… #朝ドラおむすび
— あすた諸々感想用 (@asta_th) January 14, 2025
■カスミンの話に言葉を失う
#朝ドラおむすび
— ミィ (@me03_so09) January 15, 2025
何かもっと感想を呟きたいのに、書いては消し、書いては消し、を繰り返してる。
己の語彙力の無さのせいでもあるけど、今朝の話を見ると何だかそうなってしまう。
とりあえず。
今日は歩の打ちひしがれたような表情や、カスミンの気仙沼での話が印象的だったな…。
■カスミンの話に当時を思い出す
カスミンは気仙沼に栄養士として入ってた模様
— ぽちぞう(いぬばか) (@pochizoh) January 14, 2025
現場ミーティングで「メシの事は後」と言われ
避難所では「我慢すっから」と言われ
粉ミルクを探しに行くと物資がごちゃごちゃで行き渡らず…
栄養士が早くに現地に入っていれば…と思った、と
本当にこんなだったんだよね…#おむすび #朝ドラおむすび
■カスミンも含め、それぞれが主人公
#朝ドラおむすび、東日本大震災がきた。結は子育て。なっちゃんがボランティアとして、カスミンが栄養士として、お母さんお父さんはそれぞれできることを。歩はギャルとして自分にできることを。結だけじゃない、この物語には自分で考え自分の意思で震災に関わろうとする人が、たくさんいるんだから。
— つくよみ (@shoshitsukuyomi) January 14, 2025
阪神淡路大震災を経験した私だからできることをという結に、やるのはわたしだと返す歩、そんな歩より先に被災地に向かうなっちゃん、さらにすでに現地に入り帰ってきたカスミン。こういってよければたくさんの”朝ドラヒロイン”たち、主人公だけじゃない、自ら決め自ら向かう女性たち。#朝ドラおむすび
— つくよみ (@shoshitsukuyomi) January 14, 2025
#朝ドラおむすび をずっと観ていて思うのが、出演者みんなが朝ドラヒロイン、主人公って感じがする。始めから脇を固める人物像にも焦点を当てているし、本来のヒロインの結だけが目立ちまくりのドラマ仕立てでは無いからこそ、周りのキャラの人達にも感情移入出来る。そして、嫌な人が誰一人居ない。
— cojicoji5 (@cojicoji75) January 15, 2025
■スタッフの覚悟を感じる
ヒロインが見てない世界を描写しようとしている覚悟というか、カスミンが東北に行った意味を描き出す処が制作者と脚本家さんの覚悟の表れなんだな。
— yuminasora🍙 (@nagsmafe15894) January 14, 2025
1月17日は阪神淡路大震災から30年。#朝ドラおむすび
被災地以外の自分は「何ができるのか」。その思いは、主人公の結以外も多くの人が思ったことでしょう。朝ドラ受けでもありましたが、当時の自分はどこにいて何をしてたなあ、とも振り返ることでしょう。
そして主人公が育児休業中でボランティア活動に行けないという展開も、まあ、あり得るし、リアルだと思います。主人公だからって何でも顔を出してヒーローになる必要はなし、それだとリアリティがありません。
主人公が見てきたかもしれない被災地の現状を、世界を救うと言っていたカスミンが体験してきたこと。あのときの自己紹介の言葉は軽く聞こえてしまったし、何この脚本?ひどい!と私も内心ツッコミましたが…。カスミンはちゃんと栄養士として世界を救うために行動できる人だったのですね。食事のことはあと!と邪険な扱いをされてつらい思いをしたでしょうが、よく頑張りました。
次回では今回の話の続きが聞けるのでしょうか。神戸の震災時に聖人が仕分けのリーダーとして活動したように、その後、仕分けられてない状態をどう改善したのか…という話を。
まあ、栄養士が被災地でやれることはある!という観点を結に伝えることが今回のエピソードのポイントだとは思うので、カスミンの話はもう終わりかな?
ともかく、カスミンの話を聞いた結はどう感じたのでしょうか。予告で管理栄養士を目指すことを宣言していた結。管理栄養士の西条さんにつづき、カスミンの話を聞いて、栄養士の上位資格・管理栄養士を目指していきそうですね。
【おむすび】73話の出演者&スタッフ
【出演】橋本環奈,仲里依紗,麻生久美子,北村有起哉,緒形直人,平祐奈,キムラ緑子
【作】根本ノンジ
画像出典NHK「おむすび」HP