【ミッシングチャイルドビデオテープ】公開日と上映館・キャスト情報！TXQ FICTIONって？
映画【ミッシング・チャイルド・ビデオテープ】が、2025年1月24日（金）に公開されます。
KADOKAWAが主催した“第2回日本ホラー映画大賞”で大賞を受賞した、近藤亮太監督の短編映画【ミッシング・チャイルド・ビデオテープ】。
このたびホラー映画界の巨匠・清水崇さんを総合プロデューサーとして、盤石の布陣で長編映画化！
CGや特殊メイク、派手な音効に頼ることなく、心情表現のみで恐怖を展開するという本作。
本記事では、【ミッシング・チャイルド・ビデオテープ】の公開情報やキャスト情報、モキュメンタリーシリーズ「TXQ FICTION」などについて書いていきます！
映画【ミッシングチャイルドビデオテープ】の情報
まずは、あらすじや公開日・上映館などの情報から！
映画【ミッシングチャイルドビデオテープ】のあらすじは？
敬太(杉田雷麟)は幼い頃、弟·日向が自分と出かけた山で失踪するという過去を持ち、今は失踪した人間を探すボランティア活動を続けていた。
そして、ある日突然母から古いビデオテープが送られてくる。それは、日向がいなくなる瞬間を映したビデオテープだった。
霊感を持つ同居人の司(平井亜門)はそのテープに禍々しい雰囲気を感じ、敬太に深入りしないよう助言するが、敬太はずっと自分についてまわる忌まわしい過去を辿るべく動き出す。そんな敬太を記事ネタの対象として追いかけていた新聞記者の美琴(森田想)も帯同し、3人は日向がいなくなった“山”に向かう…。
映画【ミッシングチャイルドビデオテープ】はいつから上映？公開日は？
＞＞映画【ミッシング・チャイルド・ビデオテープ】オフィシャルサイト
映画【ミッシングチャイルドビデオテープ】上映館＆ムビチケ情報
映画【ミッシング・チャイルド・ビデオテープ】は、北海道から沖縄まで、広く上映される予定です！
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映画【ミッシングチャイルドビデオテープ】登場人物・キャスト
続いて、メインとなる4人の登場人物と、演じた俳優を紹介します。
兒玉敬太（演／杉田雷麟）
弟を失踪させてしまったことで罪悪感を抱えている本作の主人公、兒玉敬太。
影のある敬太を演じるのは、2024年に井上淳一監督【青春ジャック 止められるか、俺たちを2】でも、フラストレーションを抱えた複雑な青年を演じた杉田雷麟（らいる）さんです。
2025年3月公開の足立正生監督【逃走】にて、主人公の桐島聡を演じていることも話題。
22歳の若さでありながら、一筋縄ではいかない役を連続して掴んでいる杉田さんと、ホラーとの融合が楽しみです。
この映画の台本を読んだとき、違和感を覚えました。何か言語化出来ないような違和感を。
天野司（演／平井亜門）
敬太の同居人で、霊感をもつ天野司を演じるのは平井亜門さん。
城定秀夫監督【アルプススタンドのはしの方】や東かほり監督【ほとぼりメルトサウンズ】、草苅勲監督【死体の人】など、良質な作品への出演が目立ちます。
傷ついた敬太を支える友人として、どのように物語を展開させるのでしょうか。
日本ならではの奥ゆかしくもカビのように纏わりつく土着ホラーをどうぞお楽しみください。
久住美琴（演／森田想）
敬太の弟の失踪について追っている新聞記者の久住美琴役に、森田想さん。
佐近圭太郎監督【わたしの見ている世界が全て】や小路紘史監督【辰巳】で強烈な印象をのこした森田さん。
必ずしも万人に好かれないようなキャラクターも、真摯に演じてくださる素敵な役者さんです。
つちやですホラーでは、大ヒットした白石晃士監督【サユリ】が記憶に新しい！
ぴんと張る静けさを感じるような脚本に、的確な近藤監督の演出と、本当に怖い撮影地が融合して、背筋が凍るジャパニーズホラーが出来上がりました。
塚本哲也（演／藤井隆）
久住の上司・塚本哲也を演じるのはナンダカンダでおなじみ、芸人の藤井隆さん。
藤井さんといえば、ソフィア・コッポラ監督【ロスト・イン・トランスレーション】に、当時大人気だったキャラクター・マシュー南として出演しているハリウッドスター！
つちやです共演／スカーレット・ヨハンソン
藤井さんのやわらかい雰囲気がホラーとどう溶けあうのか、楽しみです！
撮影現場も暗くて（勝手に）怖くなってビクビクしていましたが森田想さんと喋ってる時が楽しくて救われました。
映画【ミッシングチャイルドビデオテープ】近藤亮太監督とは？
バラエティおよびホラー界の新星・大森時生さんと深くかかわりをもつ近藤監督。
高橋洋監督【霊的ボリシェヴィキ】や三宅唱監督「呪怨：呪いの家」など、世界観のつよいホラー作品で助監督をつとめた近藤監督。
2024年には、テレビ東京系列で放送されたモキュメンタリー番組「TXQ FICTION」で演出をつとめました。
つちやです「TXQ FICTION」については、あとで詳しく説明します！
映画【ミッシング・チャイルド・ビデオテープ】は、前身の同名短編が“第2回日本ホラー映画大賞”で大賞を受賞しました。
今の時代に、かつて少年時代の自分を心底震え上がらせたJホラーを、もう一度正面から作りたい。あの頃怖いと感じた映画たちは、その表現は、決して古びていないと証明したい。
プロデューサーは巨匠・清水崇
【呪怨】シリーズ・【犬鳴村】などの“村シリーズ”を監督した巨匠・清水崇氏が本作のプロデューサー！
【あのコはだぁれ?】のヒットも記憶に新しく、自ら現役バリバリの清水さんによる“味付け”に期待が高まります。
つちやです大きすぎる背中を目前に、近藤監督堂々の長編デビュー！
映画【ミッシングチャイルドビデオテープ】と「TXQ FICTION」
映画【ミッシング・チャイルド・ビデオテープ】を監督した近藤亮太監督は、前述の通り「TXQ FICTION」というモキュメンタリーシリーズの演出もつとめています。
さりげない予告と深い放送時刻、考察点を大いにはらんだ不気味な作風で、「この番組を見ているのは自分だけかもしれない」という気分にさせてくれるシリーズ。
「放送禁止」シリーズや「トリハダ〜夜ふかしのあなたにゾクッとする話を」シリーズのファンであれば、食指が動く作品群です。
モキュメンタリーを得意とするプロデューサー・大森時生さんが、本シリーズの仕掛け役。
加えて、「ほんとにあった! 呪いのビデオ」シリーズの監督であり、人気ホラーYouTube・フェイクドキュメンタリー「Q」のメンバーである寺内康太郎さんが、近藤監督とならんで演出をつとめています。
また、同じくフェイクドキュメンタリー「Q」とゾゾゾのメンバーである皆口大地さんもプロデューサーとして参加。
つちやです時代を牽引するホラーコンテンツ制作者が集まってつくったのが、「TXQ FICTION」！
TXQ FICTION第1弾「イシナガキクエを探しています」
視聴者から情報提供をつのり、行方不明者を捜索する番組「#イシナガキクエを探しています」を軸に展開する物語。
番組の司会を実在の安東弘樹アナウンサーがつとめ、パネラーとして本人役のラランド・サーヤさんがいたりと、現実と虚構の境目を薄める構造です。
全4話のうち、前半の2話ではじっさいに視聴者向けの電話番号が放送され、回線がパンクしたのだとか。
消えた女性・イシナガキクエさんの足取りを追ううちに、不思議な映像や、拾ったビデオテープなどが視聴者から提供されてきます。
イシナガさんをめぐる真実は、一大事件へとつながっていき…。
つちやですあっさりとした衝撃エンドに巻き戻し不可避！
TXQ FICTION第2弾「飯沼一家に謝罪します」
「TXQ FICTION」第2段は、初老の男性がテレビカメラを前に謝罪をする場面から始まる、その名も「飯沼一家に謝罪します」。
“幸せになりたい”とねがう普通の一家に、独自の儀式をほどこした男性は、図らずも一家を死へと導いてしまったのでした。
前作に続き全4話からなる物語は、飯沼一家が抱える闇と、死の真相を暴いていきます。
つちやです「イシナガキクエ」よりシンプルでわかりやすいストーリー
映画【ミッシングチャイルドビデオテープ】と「行方不明展」
この新生ホラームーヴの一連に関係する大森時生さんが、2024年に開催した行方不明展にて有料配信された特別映像、「正体不明」を手がけたのも近藤監督。
映画【ミッシング・チャイルド・ビデオテープ】の主演をつとめた杉田雷麟さんが、「正体不明」でも主演を担っています。
「TXQ FICTION」と「行方不明展」、そして映画【ミッシング・チャイルド・ビデオテープ】は、密接に関係しあっているのです。
つちやですTVerで見られる「TXQ FICTION」シリーズで、近藤監督の世界観にふれてみては？
映画【ミッシングチャイルドビデオテープ】公開日と上映館・キャストまとめ
深夜に、不気味に放送されるモキュメンタリーが大好きな筆者。
近藤監督の作品も走破していて、今回の長編デビューをたいへん楽しみにしておりました。
ビックリする系のホラーが苦手な方でも楽しめる、“ヒトコワ”要素も持ち味のひとつ。
サスペンスやミステリーを見る気分で、皆さまも、ぜひ劇場へ足をお運びください。
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