【薬屋のひとりごと】アニメ2期あらすじネタバレ!原作小説のどこまで描かれるのか?

アニメ【薬屋のひとりごと】2期がいよいよ放送!1期→1~2巻、2期→3~4巻がアニメ化されると予想します。新たな出会いと死亡事件、発見される遺体。壬氏の秘密を知った猫猫が行方不明に。壬氏の正体が発覚し、遂に二人の心が動き出す!?

本記事では【薬屋のひとりごと】の原作小説の3巻、4巻のお話をネタバレしてますので、ご注意ください。

目次

アニメ【薬屋のひとりごと】あらすじネタバレ

アニメ【薬屋のひとりごと】第25話「猫猫と毛毛」あらすじ

春の園遊会が終わり、猫猫は玉葉妃の毒見役として日常を過ごしています。そして宮中では大衆小説が流行ります。
鈴麗公主の散歩が許され、宮廷内を歩いていると仔猫に遭遇。そして見知らぬ侍女はひょいっと抱き上げる。

第25話ネタバレ 仔育てする猫猫と猫吸い壬氏が可愛い!

猫猫は香油を作っています。翡翠宮で猫猫を探す様子を玉葉妃にからかわれた壬氏は、楼蘭妃の元へ高順と向かいます。侍女の増員を子昌に頼まれて困った様子です。その後、猫猫の所へ。

猫猫が香油やアルコール消毒の話をしていると、猫猫の荷物が届きます。慌てた猫猫は、下着と嘘をつくも、きわどい艶本があるとばれてしまい、没収される。

「お気に召したならば1冊お納めになっては?」と言う高順にあせる壬氏

後宮では大衆小説が流行ります。壬氏の企みを猫猫は覚ったようです。→壬氏の企みを先に知るならこちら

猫猫は、玉葉妃から鈴麗の散歩に付き添って花や生き物のことを教えてあげてと言われます。どこに嫁ぐか分からない娘の将来に備えてです。

散歩に出ると仔猫の声がします。猫猫が威嚇する仔猫をつかみかかろうとすると、仔猫は飛び逃げます。すると「これいるの?」と小蘭と同じ衣装の女官が、ひょいっとつかんだ仔猫を渡します。

帝から仔猫の世話を頼まれ、猫猫は腸を使ってヤギの乳を与え、体を洗います。仔猫の爪を切っていると壬氏が高順とやってきます。

顔を赤らめて仔猫を見る高順がかわいい!

メス猫であると確認した壬氏を前に「去勢する必要がなくて良かった」と言ってしまい、焦る猫猫。詫びの茶菓子に“ソーセージ”ではイカンよなと。

仔猫を構う壬氏に、猫猫は「猫が好きなようですね」と言いますが、壬氏は「具体的にどこが良いのかわからない」と言います。

猫猫が猫好きの話を始めると、壬氏の脳内には猫猫との回想シーンが。

「見ていると飽きず」
「目が離せなくなり」
「そのうちに触りたくなる」→口紅の付いた唇に指で触れる
「普段はそっけないくせに餌を与える時だけ愛想が良くなるのが腹立たしい」→乗りが悪かったくせに“牛黄”と書いた紙を見せたら、机に飛び乗ってくる

そして仔猫を抱き上げてお腹に顔を埋める壬氏♡

壬氏の猫吸いキター!

猫吸いする壬氏に固まる猫猫

鍋を囲み、小魚がやわらかくなるのを待つ、やぶ医者と高順もかわいすぎ!

仔猫は「毛毛(マオマオ)」と命名、帝から医局の備蓄を荒らすネズミを退治する「盗賊改」という役をもらうのでした。

【薬屋のひとりごと】原作3巻のあらすじ・ネタバレ

西方からの特使は“真珠の涙を持つという絶世の美女”が見たいと言う
帝は王母の子ではない?
先帝の遺体は1年も腐らなかった!
猫猫、壬氏の秘密を知る
猫猫、さわられる

「毛毛」と「子翠(しすい)」との出会い

侍女や下女の中で小説が流行ります。下女たちが読み書きできるなりたいと思わせるための壬氏の計らいです。猫猫はその思惑をくみとって、小蘭に文字を教え始めます。

玉葉妃の娘・鈴麗は宮廷の散歩を許可され、猫猫も同行します。鈴麗が猫を見つけ、猫猫が捕まえようとするも威嚇されてしまいます。すると、ひょいとつかみ上げた下女がいました。「子翠」です。これが猫猫と子翠の出会いです。猫は「毛毛(マオマオ)」、後に「盗賊改(とうぞくあらため)」と名付けられ、猫猫が世話をしていくことになります。

猫猫は虫が大好きな子翠と意気投合!

壬氏に猫好きを解説する猫猫
「何を考えているのか分からないのがいい」
「見ていると飽きず、目が離せなくなり」
「そのうち触りたくなる」
「普段はそっけないくせに、餌を与えるときだけ愛想が良くなるのが腹立たしい」
ここまできたら、諦めて許してしまうらしいですね。

これって、壬氏のことじゃん

隊商(キャラバン)の滞在。香油が大流行

交易品を扱う商人たちのキャラバンが始まります。水晶宮でも侍女たちが玉葉妃の衣装などを買います。衣装を整理していた猫猫は、衣装が全て胸のすぐ下で帯を締めるスカートが多いことに気が付きます。妊娠している妃がいるかの探りでは?と疑います。

キャラバン最終日、猫猫は小欄とに出かけ、子翠と出会います。茶葉や香辛料を買った猫猫は、医局でやぶ医者と合わせて4人でお茶します。やぶ医者から特使が来ること、子翆から北側で変なにおいがすると聞かされます。キャラバンが去った後宮では香油が流行り、妊婦に悪影響のある香油の匂いを猫猫は偶然嗅ぎます。慌てた猫猫は壬氏に、香油を毒として持ち込まれた可能性を伝えます。

この時飲んだジャスミン茶は、子宮収縮作用あり。買って飲んでいた子翠に伏線を感じます。
北側の変なにおいは、事件のにおい!?

行方不明の女官と静妃(ジンヒ)

猫猫はやぶ医者から行方不明の女官がいることを聞かされます。この女官は年季が明け結婚の予定がありました。

これは事件の伏線ですよ!

壬氏の企み
猫猫は、後宮の見取り図を見せながら手習所を作りたいと相談されます。小説を流行らせて、侍女らが文字を読めるようになりたいと思うように仕向けていたわけです。

感心した猫猫は毛虫ではなく、馬を見るような目で見ます。

いつもの(ナメクジを見るような)目はどうした!?

猫猫のアドバイス
・教育を受ける端女たちを気位の高い上級妃や中級妃が快く思わないのでは
・学校ではなく、職業訓練としては?
・たまに点心を出す

もう一つ、後宮内の毒キノコを調べて、見つけたらどんな毒か教えてほしいと頼まれます。

猫猫は紅娘に連れられて静妃の葬儀に参列します。突然ガシャンと音がしたかと思うと、顔にさらしを巻いた下級妃が、遺体に被せられた布を剥ぎ取り、遺体を見て「自業自得だ」と嘲笑ったのです。



後日、猫猫は猛毒なキノコを壬氏に見せます。布を剥ぎ取られた遺体の顔のただれから、キノコの毒で死んだのだと察した猫猫。壬氏から、静妃が1年ほど前から病であったことを聞きます。遺体の手が綺麗だったことに疑問を抱き、静妃の遺体を掘り当てます。
そして猫猫は、葬儀の遺体は静妃の身代わりにされていたと推測したのでした。

これぞ女の世界って感じ。静妃はよく思われてなかったし、結婚前の女官が、静妃と似てるから身代わりって酷い!

絶世の美女再び

異国の特使から妃たちに玻璃製の鏡が届きます。猫猫は高順から、年頃の姉妹が一人では出歩かないように監視されていたはずなのに妹が妊娠した話を聞きます。猫猫は、間取り図と監視人の見える視界を考えて、鏡をおいたら姉妹が居るように見えることを伝えます。

猫猫は「真珠の涙を持つという絶世の美女の話を知らないか?」と壬氏に持ちかけられます。それはやり手婆だと言います。昔、特使の接待で舞を披露したやり手婆は、月女神と呼ばれていました。やり手婆に嫉妬する者が、衣装に虫の死体をこすりつけた。しかし、その匂いに寄ってきた虫に月光が反射し、光の粒となって映し出されたのです。

月女神が今はシワシワの守銭奴!

異国の特使である女性二人が来て、接待が始まります。特使は月女神を見たいといいます。猫猫は、壬氏に舞ってもらい、子翠に虫を集めさせ、月女神の再現することに。宴の帰り道、特使が通る夜道に突如現れた猫猫。壬氏は月明かりを浴びながら舞を披露します。その姿は、国を傾かす破壊力があるほどの美しさがあったのでした。

遂に、壬氏の舞が見られる!!

診療所

特使がやってきた理由の一つは、妃の座を狙うこと。そう思う猫猫は、玉葉妃が鈴麗公主を妊娠中に毒殺しようとした人物、行方不明の翠令の目的やなぜ壬氏を狙ったのかなどと、未解決な事件の犯人を考えています。

一緒に働く侍女の愛藍(アイラン)の体調が悪く、後宮の北側にある診療所で診てもらうことに。診療所は華美さはないものの、しっかり消毒されていることに猫猫は感心します。ばったり会った壬氏に診療所を医局にしては?と伝えますが、医官は男しかなれないことを知ります。

宦官でなくとも医官が調達できないかと壬氏は独り言を言い、猫猫はその股間を見て両手を合わせて憐れんだのでした。

チーン♪南無ー
って合掌する猫猫が描かれそう。

杏の企み、嫉妬をぶつける

猫猫が煎じた薬を、愛藍が診療所で飲んだことがバレて、猫猫は診療所に呼び出されてしまいます。診療所で愛藍の対応をしていた中年女官・深緑(シンリュ)から、梨花妃(リファヒ)の女官に薬を作ってほしいと頼まれます。深緑は咳が出て倦怠感のあるその女官に、休むように言うが今も水晶宮にいると言うのです。玉葉妃に伺いを立てることにして帰り始めます。そしてトカゲの尻尾を拾って大事にしまうのでした。

身なりを綺麗に整えた猫猫、行方不明の女官を見つけだす!

バレないように化粧をした猫猫は、壬氏の書状を持ったやぶ医者と水晶宮へ向かいます。水晶宮の侍女頭・杏(シン)に阻まれるが、書状を見て中に通されます。猫猫は庭に小屋があることに気が付き、そこへやぶ医者を行かせます。そして中の病人を見つけます。さらに奥に隠されていた香油と香辛料を見つけます。杏は、香油の匂いを隠すために病人をおいていたのです。

壬氏や高順が集まり、壬氏が香油と香辛料の説明を杏に問います。梨花妃が杏に話しかけていくと、杏は自分のほうが勉強もそれ以外も優秀だった。私のほうが国母にふさわしいと悔しさをむき出しにします。杏は香油の瓶を投げつけ、「石女(うずまめ)として花園で枯れるがいい」と言い放つと、高順に取り押さえられました。

猫猫が「国母という立場を愛しているように見えた」と杏に言うと、梨花妃は杏の頬をひっぱたきます。

猫猫は病人の官女の場所がどうして分かった?
容態の悪い梨花妃の体臭を香で隠す反対で、香油の匂いを病人の体臭で隠していると推理。小屋のそばに、おしろいが植えられていたことから、病人の回復を願った誰かが植えたと悟っていた。

選択の廟(びょう)

後宮には、
「昔、尊い血筋の女性が遠くからやってきた。その女性が産んだ“天の子”が最初の皇帝となる。女性は王母であり、月のない夜でも見通せる眼を持ち、その眼力で民を従えた」
という建国の物語があります。

猫猫は、皇帝から廟に行くからついてくるように言われます。

皇帝は、3色の扉の上の「赤き扉を通るべからず」、「黒き扉を通るべからず」などと書かれた指示を読み、1つを選択して進み、壬氏と猫猫も続きます。

最後の扉を開けると「王の子よ、だが、王母の子ではない」と、前回と同じ結果に終わります。

猫猫はもう一度行きたいと言います。猫猫が最終の扉をあけると、そこは廟の屋上なのでした。色の識別ができないとでは?と考えたのです。

王母は色盲だったため、廟で見分けて、血が濃くなりすぎず薄くなりすぎないよう計らっていたようです。
廟を案内する老宦官は、猫猫の養父・羅門の知人です。

皇太后と先帝

猫猫は皇太后に、分かる範囲で構わないから調べてほしいことがあると言われます。続けて「私は、先の帝に呪をかけたのかしら?」と言います。

先帝の話
愚帝、昏君(ばかとの)女体の傀儡(かいらい)といった良くないものが多く、中でも有名なのが幼女趣味。一部の幼い娘にばかり手を出していました。

猫猫は皇太后に連れられて、以前の後宮であった建物のとある部屋ヘ行きます。その部屋は女帝の部屋、女帝が先帝を生んだ場所、先帝が身罷られた場所です。遺体は1年間安置されており、先日、主上と皇太后が埋葬しようとした所、腐っていませんでした。それを皇太后は呪いだというのです。

腐っていなかった理由は、部屋に壁紙で覆い隠されていた絵。
猫猫は「物を腐りにくくする砒毒(ひどく)を含む岩を砕き、膠でといた絵の具を使っていたからだ」と説明します。

皇太后は思い出します。中級妃で腹違いの姉に侍女としてつき、まだ10歳であった自分に先帝が興味を示したこと、帝王切開で東宮=今の帝を産んだこと、自分をよそに幼い娘のもとへ通う先帝に、閨(ねや)で呪詛(じゅそ)を囁いたことを。

描かれていた女性は誰なのか、皇太后は知ろうとしません。壬氏に「お気に入りは隠しておかないと、誰かに隠されてしまうわよ」と言います。言葉の通り、それが現実になります。

猫猫、壬氏と避暑地へ

翡翠宮に新しい侍女が3人やってきます。夜になると猫猫は桜花に連れられ、後宮の北側にある古い建物に行きます。集まった者たちで怪談話を始めます。司会の女官が十三の話というが、猫猫はここに居るのは12人だと気が付きます。

13番目の話に差し掛かるとき、猫猫は締め切った窓を開けます。意識がもうろうとする女たちを叩き、新しい空気を吸わせます。そして「ああ、もう少しだったのに」という声を耳にしますが、女官はもういませんでした。

一酸化中毒をおこしかけたんだね。居なかった女官、13人目は誰だったのか気になる

楼蘭妃の父・子昌(シショウ)から狩りの誘いを受けた壬氏は、猫猫に同行するように言います。壬氏は顔半分を黒布で覆い“香泉(コウセン)”と名乗り、猫猫を連れ、高順、馬閃、李白らと子昌の居る子北洲へ向かいます。

狩り

狩場へ向かうと、獲物の肉が焼かれ、山荘では酒がふるまわれています。護衛で猟犬を連れた李白もいます。酒の席から席を外す壬氏を猫猫は追います。

馬閃に武官が、主の衣類の濡れた一部を渡します。馬閃たちが滝つぼの下流へ向かうと、先の衣類と同じものが見つかり、折れた矢がついていました。矢の持ち主を探し、森のほうまで行くと、猟犬が飛発(拳銃)を見つけます。

壬氏と猫猫に、銃の球が飛んでくる。
壬氏は猫猫を抱えて滝つぼに飛び込む!

意識のない猫猫に壬氏が人工呼吸をして、猫猫は目を覚ますのでした。滝の奥の洞窟で二人は濡れた衣を絞り、猫猫が壬氏に必要と思い持ってきた煮たフキを食べます。

人工呼吸だけど、ファンには堪らないシーンになりそう

壬氏に猫猫が肩車をしてもらい、地上へ上がろうとします。猫猫が、壬氏の肩に足をのせて外へ出ようとした時、カエルが頭に飛び乗ります。集中力が途切れた猫猫は、壬氏とともに倒れてしまい、、。

猫猫は自分の左手が、何かをぐにゃっと触っているようで確かめようとします。壬氏はうめき、障りがあるからのけるように言います。しかし猫猫はさらに手に力を入れてしまいます。そこは壬氏の股間辺り。衣装に入り込んだカエルを触っただけだと猫猫はごまかします。

猫猫

そこそこ大きいカエルなどたくさんいます!

起き上がろうとする猫猫の腰をグッと押さえ込む壬氏は「ある意味手間が省けたということか」と言います。猫猫は壬氏が宦官ではないことを知ってしまいます。

壬氏

何を手をぬぐっている!!

壬猫ファン

カエルと言い張る猫猫。
立ち去ろうとする猫猫をなかば押し倒す壬氏。

「確認してみるか?」と壬氏の顔が猫猫に近づいていく!
そこへ猟犬が落ちてきて、壬氏の腰を直撃☆

想像するだけで笑えるわ~。

登場するカエルの種類は?
作者の日向夏さんが、ヨーロッパヒキガエルと言ってます。大きさは“15cm”とのこと。

夜になって、壬氏は猫猫の部屋の前で大切な話をしようと牛黄を渡します。しかし猫猫は牛黄を愛でることに夢中なのでした。

【薬屋のひとりごと】原作4巻のあらすじ・ネタバレ

4巻は、楼蘭妃の回想から始まります。

私は人形になれば良いと思っていた。侍女を折檻する母はどんどん醜くなるだけ。

壬氏は氷菓の材料を集める代わりに、猫猫に条件を出す
猫猫の養父・羅門が後宮に!
元上級妃の阿多が忍び込む?
猫猫、さらわれる
女官の自殺未遂
楼蘭妃は何処へ?
壬氏の正体発覚!
壬氏の感情が浮き彫りに

里樹妃が見た幽霊

小蘭が年季が明けた後の働き先として、妃たちのマッサージを新たな伝手にします。小蘭と子翠、猫猫の三人は後宮の大浴場で働きます。

猫猫は壬氏との関わりについて気まずい感情を抱えている中、里樹妃とその侍女が浴場へ向かうのを目撃し、疑問に思います。

新しく入った三姉妹の侍女と打ち解けていない猫猫は、一番上の白羽から子蘭や子翠と仲良くしていることをとがめられ、自分たちとも付き合うよう言われます。そこで一番下の赤羽と湯殿へ行くことに。

赤羽は恥じらいながらも、小蘭と子翠と共にマッサージの仕事をこなし、猫猫は脱毛の仕事をします。里樹妃とその侍女頭に会った猫猫は、カミソリ負けした里樹妃の肌の手入れをします。里樹妃が大浴場を利用した理由は、幽霊が出るためだと知ります。

猫猫は湯気と銅鏡が引き起こした錯覚を見抜きます。

銅鏡が里樹妃の母親の形見であることも判明し、彼女の感情的背景が浮き彫りになります。

一方で、侍女たちの不和が発覚し、里樹妃が軽んじられている状況が明るみになりますが、壬氏がその場で侍女たちを諭し、秩序を回復します。事件の解決を通じて、猫猫は後宮の複雑さと壬氏の力を再認識するのでした。

さすが壬氏!聡明だわ

噂の宦官と氷菓

猫猫は医局で宦官の選定方法についてやぶ医者に尋ねています。今は触診による確認が行われていることや、新入り宦官が後宮で人気を集めていることを知ります。

壬氏

猫猫に真実を伝えるべきか?
高順は、猫猫を引き入れろというが、父・羅漢が関わってくるのが問題だ。

ある日、猫猫の友人・小蘭が氷を運ぶ宦官と衝突し、楼蘭妃への貴重な氷を落としてしまいます。罰を恐れる小蘭を救うため、猫猫は落ちた氷の代わりに氷菓を作ることを提案。壬氏の協力を得て調理場で氷菓を完成させ、無事に楼蘭妃へ届けます。

氷菓は成功し、小蘭や子翠も加わって和やかな時間を過ごすことができたのでした。

氷菓の材料を調達した壬氏に、「人の話は最後まで聞け」と条件を出された猫猫。ポカンとしてたら「簪をつけるように」と別条件を出されるのよね

逆子

猫猫は玉葉妃の胎児の動きから逆子の可能性を指摘し、触診の結果、逆子である可能性が高いと判断します。灸や運動の対策を提案し、信頼できる医師として自分の養父・羅門を推薦します。

羅門は元宦官で罪人だったが、玉葉妃は猫猫の意見を採用し、監視付きで後宮に迎え入れることを決めます。羅門が臨時の医官として妃たちのケアに当たることになると、周囲は彼が想像より普通の人物であることに驚きます。

羅門の加入後も医局の日常は穏やかに続きます。彼は妊娠中の妃たちのケアを中心に活動し、後宮内の問題点を文書化して改善案を提案。猫猫はその一環として手習所での書き取り練習の導入を進めます。老宦官を訪ねた際、羅門が過去にも後宮内で注意喚起を行っていたことを知ります。

巣食う悪意

羅門が加わった後も、医局の日常は変わらず穏やかな雰囲気が続いています。猫猫は、羅門の加入が自分の仕事に大きな影響を与えないことを理解し、従来通り業務をこなします。

紅娘の提案で、主要な仕事は引き続き猫猫が担当し、羅門は妃たちのケアを行いながら、時折宦官の呼び出しに応じて外出します。猫猫はこれが壬氏の計らいではないかと推測するのでした。

羅門は後宮内の問題点を文書化し、教育改善を提案。猫猫に手習所での書き取り練習を依頼します。猫猫が老宦官の協力を得て提案を進める中、羅門が過去にも注意喚起活動を行っていたことが判明します。

過去の注意書きに違和感を覚え、確認を進める猫猫。

診療所では年配の女官たちが働き、若い宦官も見受けられます。猫猫は診療所を訪れ、深緑という女官と話す中で、後宮に長く留まる女官たちの悪意や諦観に気づく。深緑の過去の行動が示唆され、猫猫は後宮に巣食う悪意の源泉が、女官たちの間に溜まる不満や外部からの情報操作によるものだと推測します。

その後、猫猫は翠苓と遭遇。翠苓は男装し、過去に「死んだ」とされていた女官です。彼女は子翠を人質に取り、猫猫に蘇りの秘薬の作り方を持ちかけ、真の目的が暗示されます。提案に心を動かされる様子を見せる猫猫はどうする?

2期、最大の事件のはじまり!すごいことが分かるんだから!!

狐と狸の化かし合い

西方の文官・子昌と東方の軍師・羅漢は宮中で地位を確立しています。子昌は養父母の娘と結婚し、女帝に寵愛される存在であり、羅漢は権力を持ちながらも子昌には対抗できないとされています。二人の前で馬閃は緊張を抑えつつ立ち、覆面をつけた仮の主は皇弟の身代わりでありながら、猟犬のような本性を覗かせます。

羅漢は茶会を提案し、自ら果実水を注ぎます。最新の飛発設計図を披露するが、話題の中心は妻との碁の棋譜。羅漢は碁の戦いに情熱を注いでいるのです。

茶会後、馬閃と覆面の君は執務室へ戻ります。覆面を外したその正体は元上級妃の阿多であり、彼女は羅漢の才能や家庭での一面を語り、皇帝から密命を受けていることが明かされます。

阿多様にあえてうれしい

壬氏のもとに「猫猫が帰ってこない」という報告が届きます。普段は朝には戻る猫猫が今回は行方不明で、最後に医局から手習所へ向かったことが分かっています。壬氏は捜索を開始し、医局で羅門と接触。羅門は猫猫が毛毛と遊んでいた際に木の実を使った可能性があると指摘します。

捜索で毛毛が酔っ払っている状態で発見され、そのそばに木の実があり、猫猫がメッセージを残そうとしていた可能性が浮かびます。メッセージの一部が炙り出されると「祠」という文字が浮かび上がったのでした。
その後、壬氏は古い祠近くの通路を発見し、それが後宮への抜け道であることが分かります。また、猫猫の友人である子翠と新入り宦官も行方不明となり、猫猫の失踪には深い謎があることが明らかに。壬氏は猫猫の無事を願いつつ捜索を続けます。

狸の里

猫猫と子翠は、翠苓に連れられて船で後宮から離れた場所へ向かっています。彼女たちは村娘のような服を着せられ、女衒に売られた設定で船倉に閉じ込められています。猫猫は翠苓の条件に従い脱出を受け入れるが、蘇りの薬には興味がありません。脱出後、古い地下水路を通って後宮を離れ、港へ向かう船旅を続けます。船を降り、彼女たちは森の中の隠れ里「狐の里」に到着。この里は温泉町のようで、湯治場として機能しています。猫猫は里で異国人や特使らしき人物に気づき、翠苓の幼い兄弟響迂と再会し、彼の案内で里を歩きます。

里では祭りの準備が進んでおり、猫猫と子翠は白い狐の面に色を塗ります。猫猫はこの新しい生活と祭りの準備が何を意味するのか、翠苓たちの真意について疑問を抱いています。

後宮に入った壬氏は、玉葉妃の出産に立ち会うため翡翠宮へ向かうが、猫猫の不在が気がかりです。玉葉妃の状態は猫猫の治療で安定しているものの、猫猫が消えてから十日が経過しています。翡翠宮で壬氏は出産準備を確認するが、侍女たちからの情報は得られず、猫猫の捜索も進んでいません。その後、後宮の廟で見知らぬ女官と出会い、猫猫の行方を尋ねると、女官は自殺未遂をし意識を失います。彼女は先帝時代からの女官で、猫猫の失踪に関わる情報を持っているようです。

一方、柘榴宮では楼蘭妃が行方不明となり、壬氏はその捜索を始めます。

楼蘭妃の行方不明。大きな伏線よ!小説、漫画を読んで事実を知った時、衝撃的だったわ。勘のいい人なら分かるかも。

願掛けの火祭り、醜母・神美は猫猫を連れ去る

猫猫は狐の面を被り、豊穣の神を祝うために村の社へ向かいます。祭りは秋の実りを祝うもので、猫猫と子翠は、狐の子孫とされる村人たちの信仰を体験します。祭りの中心である火祭りでは、奉納された狐の面が燃やされ、煙が天に昇ることで願いが成就すると信じられているのです。

猫猫たちは村人たちと共に祭りを楽しみますが、響迂は自分の願いが叶うことを切に願ってます。子翠は、叶わぬ願いは水底に沈み、恵みとなると言います。この祭りは、村の団結と伝統、新旧の文化が交差する場所であることも猫猫たちに教えています。

宿に戻ると、翠苓が猫猫たちを待っていました。夜食を共にし、猫猫は約束の履行を翠苓に迫ります。翠苓は蘇りの薬に曼荼羅華が必要ないことと、その副作用の危険性について警告します。話は進まず、猫猫は翠苓と同室で眠ることになりました。翌朝、猫猫は薬草の図鑑を読み、翠苓が外出した後、宿屋内で自由に過ごします。

響迂の助けを借りて、猫猫は宿屋を抜け出し、田んぼの異常を調べます。稲は夜間も光を浴び続け、育ちが悪くなったと推測します。その後、倉庫で翠苓の実験材料と思われるものや刺客たちの持ち物を発見します。突然、神美と名乗る女性が現れ、響迂を子螂さまの御子息だと認識し、猫猫たちを連れ去ることを決めます。

砦で過ごす猫猫

温泉郷を出発し、馬車で半日揺られた後、猫猫は砦のような場所に連れていかれます。翠苓は猫猫をここに連れてくるつもりはなかったと言い、暗い表情になります。
猫猫は、神女(シェンメイ)に見つかります。その女は子翠を楼蘭と呼んだことで、二人が同一人物であったことを確信します。楼蘭は、猫猫と小蘭とともに点心を食べて虫の話をするといった普通の娘として過ごしていました。

猫猫を見つけた神美は猫猫に鞭打ちの刑だといいます。しかし、桜蘭に年齢を偽り、薬師であると聞かされると、前の薬師が使っていた小屋へ連れて行かれます。そして猫猫にはお宝の薬関係の書籍を漁るのでした。

言います。渡され、危険な存在であることがわかります。楼蘭は猫猫を新しい薬師として使う提案をし、神美はそれを受け入れました。その後、猫猫は砦の一室に連れて行かれ、そこが以前薬師が使っていた部屋だと知らされます。

ふひ、ひひひひっ

後宮では壬氏の元へ羅半がやってきます。羅半は数字に強い人物で、物流と金の流れから子の一族が砦で謀反を計画しているのではと伝えます。

猫猫の実父・羅漢の養子息子やってくる。怒りを抑えている。可愛い娘を早く救出するのが一番であることは壬氏も分かっている。

ようにその日の昼過ぎ、壬氏の執務室に羅半という小柄な狐目の男が訪れました。羅半は、子の一族が不穏な動きをしていることを伝え、使われなくなった砦が拡張されていることから謀反の可能性があると指摘しました。壬氏が困惑していると、狐軍師と呼ばれる片眼鏡をかけた人物・羅漢が現れ、壬氏を追及します。この人物は羅半の義父で、羅半の行動を批判します。

羅半は退散し、羅漢は壬氏の責任を問い、壬氏もそれを認めます。狐軍師の目的は、子昌という逆賊を討つために軍を動かすことでした。羅半は、新型の飛発を生産している子の一族の証拠を提出し、壬氏に軍事行動を促します。壬氏は実際には華瑞月(かずいげつ)という人物で、宦官の姿を借りていたことが明らかになります。羅漢は壬氏に立場を取り戻すよう迫り、壬氏はこれに応える決意を固めました。

“華”の姓を名乗れるのは、皇位継承権を持つ人だけ。

蟇盆(たいぼん)

猫猫は砦に押し込められ、毎日神美の部屋に連れて行かれます。神美は贅沢でみだらな部屋で、猫猫に薬の準備について尋ねますが、猫猫はまだ時間がかかると答えます。部屋を出た猫猫は響迂と出会い、彼から母親のことを尋ねられますが、答えを避けます。その後、日々は変わらず過ぎ、猫猫は部屋の外で子供たちの声を聞くようになります。

ある日、響迂から逃げるようにと促す紙切れが届きますが、猫猫はそれに従いません。その後、響迂が猫猫を助けようとするも失敗し、神美が現れます。猫猫は「くそばばあ」と言い、神美の怒りを買い「蟇盆」という処刑方法で罰を受けることに。地下の牢で蛇や毒虫が準備されているのを見た猫猫は、それを笑いながら自分の身を守るための準備を始めます。

猫猫は蛇や毒虫で満ちた狭い牢内で生き延びるため、冷静に環境を利用し食事を調達しています。見張りは蛇を食べる猫猫を見て、砦の危険を告げて逃げるよう促します。

ヘビを食べる猫猫、す、すごい、、。

猫猫は地下で火薬を製造する作業場を見つけ、そこで楼蘭(子翠)と再会します。楼蘭は爆発を起こして砦を破壊し、人々を逃がそうとします。楼蘭は神美からの虐待や後宮での人間関係について話します。猫猫は助けようとしますが、楼蘭は拒み、自分の使命を果たすため一人で進む決意を示します。

行軍

移動式の住居がある馬車内で、羅漢は焦りを見せ、羅半は経済戦略を提案します。壬氏は宦官の姿を捨て、戦士の姿に変わると、羅漢との間に緊張が走りますが、羅半の機転で状況は収束します。彼らの戦略は、敵の火薬庫を破壊し、火器を使用できないようにすることでした。砦への攻撃は順調に進行し、壬氏たちは着実に前進します。

一方、子昌の砦では、楼蘭が父親に責任を取るよう強く促します。砦の武器庫が爆発し、大きな損害が出る中で、楼蘭は母親に立ち向かい、子昌は自らの責任を痛感します。壬氏の攻撃と砦内の混乱が進行する中で、壬氏と子昌、彼らの家族との関係が変化していく様子が描かれています。

李白とその部隊は、子昌の私兵に守られた砦に奇襲を仕掛け、兵士を捕らえました。この作戦の目的は、反乱を企てる子の一族を捕らえることでした。李白たちは雪の中で白い外套を着て目立たずに敵に接近し、松明を使わずに進軍して奇襲を成功させました。また、砦の近くで人工的に雪崩を発生させて、守備を弱体化させました。

砦内では、猫猫が白い外套を着た侵入者たちの制圧を目撃します。混乱の中で猫猫は壬氏に助けを求め、壬氏と李白は砦内を捜索し、毒を飲んで亡くなった子どもたちを発見します。彼らはその遺体をどう扱うかを考え、適切に埋葬する方法を模索します。

事の始まり

笛の音を合図に壬氏は砦内に進み、飛発を持った子一族の者たちと遭遇します。現れた子昌を壬氏たちが倒し、壬氏は楼蘭と神美が隠れていた部屋に案内されます。

楼蘭の願い
一度死んだ者たちを見逃すこと
壬氏の顔に傷をつけること

その後、楼蘭は屋上で舞い、飛発で撃たれた後、身を投げます。壬氏は、楼蘭がこれを計画していたことを理解し、その後、高順と合流して応急処置を受けます。壬氏は、猫猫のそばで眠りながら責任を感じています。

猫猫が目を覚ますと、壬氏が彼女に寄りかかるような姿勢でいました。猫猫が壬氏の顔に巻かれたさらしを見て、その原因を尋ねると、壬氏は怪我を気にせず軽く流しますが、猫猫は彼の傷をしっかりと見ようとします。壬氏の頬には大きな傷があり、雑に縫われていました。猫猫は二人の関係について話し、壬氏も楼蘭について言及します。お互いの過去を語り合い、猫猫は壬氏に休息を勧めますが、壬氏はそれを拒否します。

壬氏は猫猫の身体についた青い痣について尋ね、互いに話します。猫猫も壬氏の内面に美しさを感じ、壬氏も猫猫に特別な感情を抱いていることが示されます。

その後、馬車の中で音がし、猫猫は子どもたちが寝ていた場所に駆け寄ります。生きている子どもがいることに気付き、壬氏に協力を求めます。壬氏は猫猫と共に子どもたちの世話をし、猫猫が楼蘭に連れてこられた理由が明かされます。息を吹き返した子どもたちを見守りながら、壬氏は猫猫との未来を考え、新たな一歩を踏み出すことを決意します。

麗しき壬氏様のお顔に傷が、、。でも猫猫は「前より、男前になったではありませんか」って言うの。

猫猫、花街へ 壬氏は猫猫に大切な話をするため、花街へ

玉葉妃が東宮を出産して妃になったことで、猫猫は花街に帰ることになります。小蘭からの「いつかまた会いたい、また氷菓食べたいよ」という手紙に、涙を落とす猫猫。撃たれた子翠の死体が見つからないことを願うのでした。

しばらくして壬氏が訪ねてきます。昔した簪をつけるという約束の話をすると、猫猫は子翠にあげたと申し訳なさそうにします。「話は最後まで聞く」という次の約束のため、猫猫は正座します。

沈黙が続き、、。壬氏は猫猫の首を甘噛みします。唾液は毒がある、仕事がしたいという猫猫をよそに、壬氏はさらに強く噛み、背中を叩かれてしまいます。

そして猫猫の膝枕で眠ってしまうのでした。

壬猫ファン

壬氏が猫猫の首を!

このシーンの演出、一番楽しみ!!

【薬屋のひとりごと】アニメ2期で、壬氏と猫猫の関係はどこまで進む?

25話 壬氏の猫吸い

では、猫猫の好きなところを回想する壬氏の様子が描かれました。

猫猫と壬氏のやり取りシーンをあげていくよ

壬氏が猫猫の手を握る

月精の話では、月の女神に変身した壬氏と猫猫が手をつなぐシーンがあります。ここで演出がありそうな予感がします。そのあと池を泳いだ壬氏の濡れた髪を猫猫が拭く場面もあります。

帝のお手付きに

選択の廟を訪れた時の話です。案内した老宦官が、猫猫の血を皇族に取り入れたらと冗談を言います。ここで壬氏はきっと焦りを見せてくれるでしょう。

壬氏をどう思う?

水蓮に壬氏のことをどう思うか聞かれて、「いい上司だと思います」と答えています。

壬氏の秘密を知った猫猫

宦官ではなかったことを知る猫猫は、大事な話をしようとする壬氏に「壬氏様は壬氏様です」と答えています。

傷ついた顔

子一族の謀反が終わり、壬氏は楼蘭にほほの肉をえぐられた傷ができ、猫猫は腫れた耳とあざのある首元をしています。二人が隣同士で横になって話すシーン。

猫猫は、壬氏の華美さだけでなく実直な本質を持っていると思っています。これは人としてどう見ているかなので、猫猫に恋愛感情があるわけではありませんが、人として尊敬しているのではないでしょうか。

【薬屋のひとりごと】アニメ2期では、猫猫と壬氏が恋愛関係にならないと予想します。しかし、猫猫がキラキラまばゆいだけの宦官と嫌うことはなく、壬氏の誠実さや優しさを知っていくのではないでしょうか。

アニメ【薬屋のひとりごと】2期ネタバレ

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