【素晴らしき哉、先生!】6話の金田明夫と生田絵梨花に心揺さぶられる!
【素晴らしき哉、先生!(すばらしきかな、せんせい)】6話の金田明夫と生田絵梨花に心揺さぶられる!
【素晴らしき哉、先生!】(略称:すばかな先生)6話「いいんだよ、完璧じゃなくて。」が9月22日(日曜)に放送されました。
りお先生がまさかの妊娠!しかも彼氏と別れたばかりのタイミングでわかるなんて…
苦悩するりお先生は、金田明夫さん演じる恩師に会いに行くんだね。
金田明夫さんの深い味わいの演技にグッときたわ。それを受け止める生田絵梨花さんも素晴らしかった。
それでは、【素晴らしき哉、先生!】6話の感想のまとめをお届けします。
【素晴らしき哉、先生!】6話の感想
3年C組の文化祭企画
夏休み明けに文化祭が開催されます。
笹岡りお(生田絵梨花)が担任をする3年C組では企画を話し合いますが、生徒たちからは「なんでもいい」と言うばかりで案が出ません。
副担任の山添快斗(葉山奨之)はそんな皆をなんとか鼓舞しようとします。
快斗に意見を求められた真中翔平(徳永智加来)が「じゃあ演劇とか」と口にすると、それまで意見を言わなかった生徒たちが面倒くさいと言い始めました。
すると、吉良萌子(矢吹奈子)がこれまでなんでもいいと言っていたのに文句を言うのはおかしいとビシッと発言します。
結局、3年C組は翔平と萌子が中心となって演劇をすることに。
二人で打合せをする中で、萌子の両親が離婚していること、翔平の両親は二人とも浮気していることが明らかになります。
教師も生徒も、学校では見せていない何かを人知れず抱えているんですよね。
玲奈が抱える問題
りおは、父の笹岡秀樹(高橋克典)から、市川のナツコというスナックでりおの名刺を見たと言われました。
りおは、その名刺は面談に行った時のもので、スナック・ナツコは教え子の沢井谷玲奈(茅島みずき)の母・沢井谷夏子(鈴木紗理奈)の店だと説明します。
秀樹はりおに、玲奈がスナックで働いていること、多分お酒も飲んでいること、かつて銀座のクラブにいた玲奈を国会議員の吉沢誠(田口浩正)が気に入っていること、吉沢は自分の会社の顧問であることを伝えました。
このままでは退学になってしまうと心配したりおは、玲奈に「何かあったら相談に乗るから」と言うのですが、玲奈は立ち去ってしまいます。
玲奈は、りおには抱えきれない問題だと諦めているんですよね。
ただ弟から、卒業しても水商売をするなら今勉強している意味はないだろうと言われ、玲奈は考え込んでしまいます。
そこへ吉沢からLINEが。
玲奈は勉強が好きなようですし、きっと本音では進学したいのでしょうね。
吉沢の誘惑に乗らなければ良いのですが。
りお先生の苦悩
大友聖也(小関裕太)と正式に別れたタイミングで妊娠が判明したりお。
母・奈緒(田中美佐子)が何気なく言った「世界共通で子どもは宝物なんだから」という言葉も胸に刺さります。
りおは何をしていても集中できないでいました。
これまでのようにお酒を飲んでストレス解消することもできません。
思い悩んだ末に聖也に打ち明けに行きますが、聖也は「それって、間違いなく俺の子…なんだよね?」という反応。
「迷惑かけないようにするから」とりおが部屋を出て行っても追いかけてきません。
バンドが少しずつ形になっていく
「素晴らしき哉、先生!」
— 下川恭平 (@kyoheishimokawa) September 22, 2024
第6話ご視聴ありがとうございました!
宮坂バンドがどんどん豊かになってきました🎸
このバンドパートが皆さんにとって毎話のちょっとしたほっこりポイントになってたら嬉しいです🫶
来週もぜひご覧ください!!#すばかな先生 #素晴らしき哉先生#日10ドラマ pic.twitter.com/qf7zO80zAd
高校時代バンドやってると、ギター上手いやつは兄ちゃんがいるの法則、みたいのありましてね。今の若手に聞いたところ、ありますねーって言われてミュージシャン兄ちゃんキャラが誕生しました。愛に目覚めバンド結成目論む宮坂くんの今後にもご注目を!#すばかな先生
— 宅間孝行 (@TakumaTakayuki) September 19, 2024
バンド結成を夢見る宮坂和磨(下川恭平)は山本仁成(椿原慧)を仲間に引き入れることに成功しました。
仁成とつき合っている清水芽衣(鶴嶋乃愛)も参加することになりベースにチャレンジすることに。
ロックバンドをやっている仁成の兄・流星(早坂柊人)から「バンドにおいてはリズム隊、つまりベースとドラムが肝だから」と言われて、和麿はドラマーを探しますが、そんな時、ゲームセンターで太鼓の達人をやっている西脇咲希(森ふた葉)を見かけて声をかけます。
咲希は加入してくれるでしょうか。
初めてのことに挑戦すること、仲間を集めて頑張る姿、まさに青春ですね。
文化祭で初ステージを踏めるでしょうか。
教師たちの心映え
第六話では豪先生のあの自由過ぎるスタンスにも注目です。おっとりなのかいい加減なのか美声のひねくれ者、豪先生を思うとRCサクセションの『ぼくの好きな先生』が頭の中で流れます。だからね、美術の先生なんです。何であんなに自由なのか。人間ドラマをご堪能下さい。#すばかな先生
— 宅間孝行 (@TakumaTakayuki) September 20, 2024
このドラマに登場する教師たちは皆個性的ですが、誰もが“教えることが好き”で“子どもが好き”であることが、それぞれの授業や折々の言葉で描かれています。
ストーリーの合間に描写される日常の授業風景から先生たちの情熱が伝わってきて素敵だなと感じています。
教頭・中路克博(柳沢慎吾)は日頃から教師たち、生徒たち、保護者たちに心を配っている苦労人。
「我々の仕事の主役はあくまで子どもたち」というのが中路教頭の信条なんですね。
今回、職員室で「教師も夏休みにはしっかり休暇を取るべきだ」と主張する大隈豪(桐山漣)と「理想論では現場が回らない」と言う木元重明(浜谷健司)がぶつかり合います。
豪は日頃からプライベートを優先する実利主義者ですが、彼がそうなった理由をある日中路教頭がりおと快斗に教えてくれました。
豪がりおと快斗をいつも飲みに連れて行くアリゲーターは、豪が前の学校でお世話になった教師の妻子がやっている店で、その恩師は過労死してしまったのだそう。
星陽学園でも3年C組を受け持つはずだった豊島先生が心身を病んで休職してしまいました。
豪は二度とそういう教師を出したくないという思いで働き方改革への意識を強めたんですね。
教師に何かあると生徒たちが傷ついてしまうからこそ、「大隈先生は生徒たちへの責任と精一杯向き合っているんだと思います」と、中路教頭は話します。
その言葉にりおは胸をつかれました。
教師は生徒から尊敬される存在でなければ、責任と精一杯向き合わなければと自分に言い聞かせるりお。
りおは赤ちゃんを諦めようと考え、医師(網浜直子)にそう告げます。
恩師に会いに行く
いっぱいいっぱいになってしまったりおは、“人生でいちばん尊敬する人”である恩師の大森(金田明夫)に会いに行きました。
大森は教師を定年退職したあとNPO法人を立ち上げて学校に行けなくなった子どもたちのための学びの場を作っています。
教室を手伝って子どもたちに勉強を教えるりおを見つめる大森のまなざしが優しさに満ちています。
その後二人はカフェに行きますが、りおは自分のことは何も言い出せずにいました。
「先生は立派だったしなぁ」と言うばかり。
すると大森は、「もう時効だから」と、過去にあった教師としてあるまじきエピソードを打ち明けてくれます。
驚くりおでしたが、それが大森の作り話であることに気づきました。
慈愛に満ちた温かな視線。
「いいんだぞ、完璧じゃなくて」と大森は言います。
失敗したっていい、ダメダメでいい、一生懸命やっていれば、生徒のことをちゃんと思ってさえいれば間違いがあってもいい、と。
「教師だって人間なんだよ」
自分の悩みについて何も相談できなかったりおですが、大森先生には全てお見通しでした。
りおに何も聞かず、「教師にとって一番の喜びは卒業生が訪ねてくること」という恩師。
教え子を思って芝居を打つ大森役の金田明夫さんと、恩師の真意に気づいてみるみる目が潤んでいくりお役の生田絵梨花さん。
名優と主演俳優の、演技を越えた真に迫る名シーンでした。
心揺さぶられました。
【素晴らしき哉、先生!】6話の出演者
【素晴らしき哉、先生!】6話のまとめ
次の六話。いよいよ俳優として深く尊敬する金田明夫さんの登場です。恩師の大森先生です。大森先生どんな人だろう。人として悩めるりお先生にどんな言葉を紡ぐだろう。人間ドラマをじっくり堪能ください。#すばかな先生
— 宅間孝行 (@TakumaTakayuki) September 20, 2024
6話は、金田明夫さん演じる大森先生の大きな優しさに包まれた回でした。
教師だって完璧じゃなくてもいい、失敗しても間違ってもいいんだという言葉は、りお先生を温かく励ましてくれたことでしょう。
これから教師として、ひとりの女性として、りおはどんな選択をするのでしょうか。
次回、7話の放送は9月29日(日曜)。
残り2話です。どうぞお見逃しなく!
記事内画像出典:素晴らしき哉、先生!公式サイト
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