【科捜研の女season24】第9話は科捜研VS敏腕刑事!松下由樹が再び登場で最終決戦へ
沢口靖子主演でシリーズ24回目を数える科学捜査ミステリーの最高峰【科捜研の女】は、いよいよ最終回目前!第9話ではシーズン22、シーズン23に登場した松下由樹演じる叩き上げ刑事の篠宮小菊が再び登場します。最終回へと続く衝撃ラストとは?この記事では第9話のあらすじとネタバレをお届けします。
【科捜研の女 season24】第9話あらすじ
精密機械メーカー研究員・保岡一隆(田村健太郎)が何者かに撲殺される事件が発生。榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研メンバーが臨場する。凶器の石にはなぜか微量のニッケル合金が付着していたほか、保岡の胃の中には未消化のクッキーが残っていた…。付近の防犯カメラを確認した結果、事件直前に京都府警捜査三課の篠宮小菊(松下由樹)が保岡に接触していたこともわかる。彼女は“盗犯”ひと筋のたたき上げ刑事で、深夜、現場近くの自転車置き場で窃盗の警戒にあたっていたところ、保岡を見かけたという。ところが職務質問をかけようとしたとき、自転車窃盗の現行犯に遭遇。そちらを追跡したため、結局、保岡からは何も聞くことができず、その直後に彼は何者かに殺害されたものと思われた。
死の直前、保岡は自転車置き場で何をしようとしていたのか…!?
また、妻・実梨(瀬戸さおり)の証言で、保岡があやしい男につきまとわれていたことが発覚する。折しも、最先端の半導体回路を開発している保岡の勤務先では3週間前、機密情報の流出未遂事件が起きてネットニュースになったばかりだった。
産業スパイ疑惑と殺人事件に関連はあるのか?
そんな中、小菊は保岡と接触した際の様子を思い出し、マリコと君嶋直樹(小池徹平)を”ある場所”に連れて行く。
【科捜研の女 season24】第9話の見どころ
準レギュラー化する松下演じる叩き上げ刑事・小菊が今シーズンも登場!
厳しくも温かい眼差しを持つ刑事・小菊の再登場は、“科捜研ファン”なら嬉しいサプライズ!過去シーズンの登場から今シーズンで3回目、同じ盗犯の刑事・小菊役で出演している。今回は事件の夜に被害者に声をかけたことがきっかけで、マリコや君嶋に無理やり殺人事件の捜査に付き合わされる形ではじまった第9話。最初はやむなくマリコたちに協力していた小菊だったが、やがて自ら真相究明に向けて動き出していく。科捜研メンバーに翻弄されながらも息のあった掛け合いが見れるのも、準レギュラーならでは。
そしてもう1人のゲストにも注目!
そしてもう1人、第9話のゲストに主題歌『白夜』を歌うアーティスト・ビッケブランカも出演する。演じるのは警備員・虹野守。マリコや君嶋と対峙する場面もある。ベッケブランカ演じる虹野の役名は『白夜』の歌詞にちなんだものという情報が。一体どんな役割を果たすのか、どのシーンに登場するのか、お楽しみに。
【科捜研の女 season24】第9話ネタバレ&感想
誰が保岡を殺害したのか?そして保岡が情報流出の犯人なのか?
保岡につきまとっていた男は誰なのか、どうやら機密情報の流出について探っていたようだ。
マリコたちは保岡の上司・浦井文久(半田周平)や同期の研究員・根岸徳男(渋谷謙人)から事情を聞くが、やはり情報流出を警戒しているようで入退館のセキュリティーチェックは厳重だった。
その矢先、保岡こそが情報流出の首謀者であり、産業スパイに違いないとする書き込みがSNSに氾濫する。その情報はどんどん拡散され、ついには保岡の身元や住所までが晒される事態に。
書き込みをしたのは誰なのか?
小菊がマリコと君嶋を連れて行った場所は、安岡に職質をした自転車置き場だった。小菊が保岡に声をかけた時、保岡は“こども食堂”の名前がついた自転車のカゴの中に入っていた、クッキーに手をのばしていたことを思い出したという小菊。
そのクッキーはこども食堂を経営する奥さんが娘の家に行く際持参しようとしたが、電車に乗るために自転車を停めて、持っていくのを忘れた物だったらしい。
そのまま帰るときに奥さんが持ち帰ったクッキーは、子供食堂に並べてあった。
小菊は盗犯刑事の勘で、全てのクッキーを引き取り科捜研に調べるように命令するのだった。
科捜研の捜査から分かったこと
- 保岡の会社の同僚が勤務するラボにあったクッキーは既製品で、子ども食堂のものは手作りと、違うものだった
- 凶器の石に付着していたニッケル合金と会社のラボで取り扱っていたものも違うものだった
- 同僚の根岸のラボにあった3Dプリンターは3Dフードプリンターでクッキー生地を何層にも重ねて作ることができる為、そのクッキーに機密情報を印刷してクッキーの中に隠したのではないか
- 保岡が生前注文していた業務用の光学スキャナーは、機密情報を外部に持ち出してから読み取るためのものだったのではないか
しかし被害者の所持品の中にクッキーはなかった。
クッキーだから会社の厳重なセキュリティーチェックを突破でき、それを駅の駐輪場で見つけた忘れ物のこども食堂のクッキーに忍ばせたのではないか?
「木を隠すなら森の中」ということなのか?
- 子供食堂から引き取ったクッキー全てを鑑定するが、不審な指紋も出ない
- 光学スキャナーで調べるがクッキーからは記号や文字といった情報も出なかった
同僚の根岸は保岡が事件の夜、ラボに来てクッキーを食べたことを証言した際、保岡が奥さんへの手土産にするといっていたと嘘の証言をした。
保岡の妻は小麦粉アレルギーで市販のクッキーは食べられない。
やはり根岸が犯人なのか!!
ネットニュースの記者によると、保岡は3週間前に起きた機密情報流出について調べていたようだった。社内の誰かが情報を盗み出そうとして失敗し未遂で終わったんだと。
ここで土門が気になることがある、と。
どうやら凶器の石についていたニッケル合金の正体に心当たりがある様子。土門の観察眼が光る!
小菊の粘り強い捜査と科捜研のタッグが導き出したヒントとは
こども食堂に聞き込みに行く小菊、そこで目にした写真に映る人物が。
同僚・根岸がこども食堂にボランティアとしてお手伝いに来ていたことが分かった。
懸命に捜査を進める小菊に」対して
「篠宮さんは最初協力しないといっていたのにどうして?」と君嶋が問うと
「とられたものを取り返して持ち主に返す」と言っていた小菊。しかし、どうしても返せないものがある、それは人の命。
「私がもっと職質を続けていたら…」と後悔をのぞかせる小菊。
命は取り戻せなくても、小菊が取り戻せるものがある、それは保岡の名誉です!とマリコが励ます。
もう一度子供食堂に聞き込みに行くと、科捜研が引き取ったクッキーは元々あったクッキーの数より、1つ少なかったことが分かった。と、同時に裏口の扉を止めるネジに開けた跡を見つける小菊。
根岸の自宅を家宅捜索すると、最初に機密情報流出が保岡の死と関係があり、情報流出はシステムの誤作動ではないとSNSに書き込んだのは根岸だったのだ。
根岸はどうしてそんなことをしたのか?
こども食堂でボランティアをしていた根岸が子供食堂オリジナルのクッキー袋を持ち出し、その中に情報を持ち出すために印刷を施したクッキーを入れて外部に持ち出す、その作戦を実行に移すべく保岡の協力者が同僚の根岸だったのだ!
子供食堂から持ち出したクッキーが根岸の自宅に。
そのクッキーを調べるとクッキーから二次元コードが。
そのコードは機密情報に犯人がアクセスしたログを記録したものだった。
機密情報流出未遂をして、それに気づいた保岡を事件の日尾行し殺害した犯人は、セキュリティー担当の村井部長だった。
尾行に気づいた保岡は駅でクッキーをこども食堂の自転車に隠したと根岸に電話していたのだった。
そして、村井部長が犯人だという決定的証拠を科捜研は見つけていた。
人としての揺るぎない信念を持つのは誰か?
事件は解決したが亡くなった保岡は戻ってこない、しかし真実が明らかになり保岡の名誉を守ったことで、残された家族の心の支えになる、と少しホッとするマリコたち。
「このあと一緒にランチでも」と小菊を誘う君嶋とマリコに
「冗談じゃない、これ以上科捜研とつるむ気はない!」と一括して
「次はないからねっ」と吐き捨てるように言い去る小菊。
いやまた助けてくれるよね、みたいに微笑むマリコと君嶋。
篠宮さんには刑事としてだけでなく人として揺るぎない信念があることが分かったというマリコに向かって、
揺るぎないどころか絶対に譲らないという意味では、篠宮もお前もいい勝負だと思うがな
と笑い飛ばす土門。
次週はついに最終回!今シーズン終始穏やかな関係のマリコと土門もついに最終回でケンカ?衝撃のラストとは?今シーズンの第1話に出てきた鈴木福が再登場で、最終回を盛り上げます。
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【科捜研の女】配信情報
【科捜研の女】シリーズを全話視聴するなら
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記事内画像:【科捜研の女 season24】公式サイト