【海のはじまり】8話!夏の父(田中哲司)が「被害者」に言及、ネット共感
【海のはじまり】8話!夏の父(田中哲司)が「被害者」に言及、ネット共感
目黒蓮(Snow Man)主演の月9ドラマ「海のはじまり」第8話が8月19日(月)にフジテレビ系で放送されました。
今回はドラマ【海のはじまり】8話の感想&考察について紹介します!
【海のはじまり】8話の感想&考察
【海のはじまり】8話の感想&考察です。
夏の父(田中哲司)が「被害者」に言及、ネット共感
8話では、夏の父(田中哲司)が「隠されてたってのも被害者だけどな」と、夏の立場が被害者でもあることに言及。これに対しネットでは共感の声があって…。
隠されてたのも被害者じゃんって思ってたのに誰も言ってくれなくて、それ初めてお父さんが言ってくれて超良かった #海のはじまり
— すい (@yawaishioan) August 19, 2024
お父さんろくでもない人だったけど「隠されてたのは被害者」だって外野だからこそ夏に初めて言ってくれたのは良かった#海のはじまり
— あこ🍎akomima (@sakikas1013216) August 19, 2024
夏くんも被害者だよ、てか1番の被害者じゃない?
— ℹ︎🟨 (@toutoi_97) August 19, 2024
ってずっと思ってたから、お父さん言ってくれて嬉しかった( ; ; )みずきは正直まじで怖いし苦手すぎる
弥生さんは別れてもいいと思う
つのさんはよくわからん笑 #海のはじまり
これまでドラマの登場人物の誰も言ってこなかった
— 凪 (@snow930nagi) August 19, 2024
「隠された方も被害者」
お父さん言ってくれた
誰も言えなかったこと
私はほっとした#海のはじまり
夏は水季が中絶をやめて出産したことを知らなかったのに、知らされずに一方的にフラれたのに……なぜか、朱音(大竹しのぶ)・津野(池松壮亮)らは夏を初回から責めるような感じでしたよね。実の母のゆき子(西田尚美)も妊娠&中絶を親に報告しなかったことを「隠せると思ったのよ!」と責められました。
水季のそばにいた人たちの気持ちも、実の母の気持ちも分かりますが……。知らなかったことは罪なのか?と疑問もわきます。
ここにきて実の父が初登場し、お前は被害者であるということを指摘してくれるのは、良いシーン、良い展開でしたね。
水季は一人で決めすぎ?!
振り返ると、水季が一方的に中絶を決めていて夏に同意書のサインをさせたように思います。まあ、夏が相手の意見に流されてしまったともいえるので、産んで欲しいなら意思表示しなくてはいけなかったと思います。他人任せにしてしまいました。
また、夏はまだ大学生で、これから就職するという難しい時期だったにせよ、水季がひとりで背負いこんで、中絶すると決めて、ひとりで心変わりして出産も決めて、ひとりで子育ても限界までして…もう少し相談やら、うまく生きられなかったのかなと思います。
水季は行動派ですが、ひとりで決めて、ひとりで頑張ってしまうタイプなのは良くない点です。水季がやっぱり出産すると決めた時、夏は相談して欲しかったことでしょう。
朱音曰く、水季は自分が産むと決めたら夏は父親になると言い出す人だから、人生の選択肢を奪いたくなかったから、別れて一人で産んだ…とのことです。
その優しさは、優しくないです。相手のことを思っているようで、相手の幸せを決めつけています。選択肢が多いことが幸せ? 夏は水季と生まれてくる子供と一緒に生きていく幸せを選びたかったかもしれません。
夏が父に本音を言えた理由
8話にて。夏は実の父・溝江基春(田中哲司)に本音をぶつけました。
夏には、こんなセリフが↓
- 「めんどくさいことになった」
- 「(弥生との結婚を考えていたから)タイミングが最悪で」
- 「その人たち(=朱音、津野など)より悲しそうにできない。俺だって悲しいのに」
夏にとって基春は実の父ではあるけれど、3歳から会ってない遠い人です。このドラマの用語でいうなら「外野」なんですよね。
悩みって利害関係がない人には言いやすいのだと思います。
夏には母の再婚相手の父がいて、現在は他人のような外野の基春だからこそ、話せてしまうのでしょう。
それに、基春は外野だからこそ、知らなかったなら被害者という客観的な視点も言えたのかな?
本作では、津野くんや弥生ちゃんも外野なのですが、基春の方がもっと外野ですね。
まあ、本来は実の父だから内野なのですけどね(笑)
弥生は巻き込み事故|今後の展開予想
SNSでは弥生がつらすぎる!幸せになってほしい!という投稿が多いです。
8話では、夏が弥生と買い物に行ってるのに海のための食事作りの練習を考えていました。さらに、海のネックレスには遺灰が入っていて、弥生はそれを知らずに取ろうとして、夏に「やめて!」と注意されました。…う~ん、弥生ちゃんの悲し気な笑顔、つらそうな顔ばかり。
8話ラストでは弥生が津野くんに水季が残した夏の恋人宛ての手紙を読むべきかどうか相談する始末。そんなこと津野に聞かれても、って感じですよね。弥生には頼れる人がいないのも見ていてつらいところ。
物語序盤で朱音(大竹しのぶ)が「彼女さんが一番巻き込み事故って感じよね」と言っていました。彼女さんとは弥生(有村架純)のことです。
ゆき子(西田尚美)も弥生ちゃんの意思に任せる、と言っています。つまり海の母にならなくていい、別れてもいいということ。
またある時は、ゆき子が「私には夏がいる」けど、弥生ちゃんにはいないからと心配していました。つまり、海と血縁関係がないということが後でつらくなってくるという指摘ですね。
8話までの展開で、弥生は海ちゃんの母親になりたい!と笑顔もみえたときもありますが、それは「好きな人の子供」だからだったのでは?と思います。
肝心の恋人関係が崩れているのは、危険な状態です。
8話で夏は認知して海の父になることを決めたのですが…。海のパパのはじまりもいいけど、弥生さんのことをもう少しよく見てあげてほしいと思います。心配ですね…。
【海のはじまり】番組情報
<放送日・放送局>毎週月曜21時~21時54分、フジテレビ系
<出演者> 目黒蓮、有村架純、泉谷星奈、木戸大聖、古川琴音、池松壮亮 ・ 大竹しのぶ 他
<ゲスト>田中哲司
<スタッフ>【脚本】 生方美久 【音楽】 得田真裕 【主題歌】back number「新しい恋人達に」 【プロデュース】 村瀬健 【演出】 風間太樹(AOI Pro.)、髙野舞、ジョン・ウンヒ(AOI Pro.) 【制作著作】 フジテレビ
画像出典フジテレビ「海のはじまり」