【虎に翼】37話ネタバレと感想/優三(仲野太賀)の優しさは恋に落ちて当然!
【虎に翼】37話ネタバレと感想/優三(仲野太賀)の優しさは恋に落ちて当然!
伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼】第37話が5月21日(火曜)に放送。
昭和17年3月。戦時下で食べ物が貴重になる中、優三(仲野太賀)は一緒においしいものを食べて寅子(伊藤沙莉)を元気づけようとする。
今回は【虎に翼】第37話のあらすじネタバレと感想について。
【虎に翼】37話のあらすじネタバレ
人が恋に落ちる瞬間
昭和17年3月。直言(岡部たかし)の工場は軍からの注文が途切れず、順調に稼働を続けていた。急に仕事を休んだ寅子(伊藤沙莉)は母にお使いを頼まれて、父の工場へ。用事を済ませてそそくさと帰ろうとする寅子だが、優三(仲野太賀)が呼び止めた。
河原にて。戦時下で食べ物が貴重になる中、優三は近所の農家からもらったチキンを取り出し、数がないから一緒に食べようと誘う。
優三「おいしいものを食べたら少しでも気が晴れるよ。全てが正しい人間はいないから」
寅子が社会的地位のために結婚したこと、優三は寅子が試験を受け続ける限り挑戦しようと人生をゆだねていたこと…。
優三「人はいい面と悪い面があって、守りたいものが違うというか、だから法律があると思うんだよね。嫌なことがあったら、またこうして隠れておいしいものでも食べましょう。トラちゃんもずっと正しい人のまんまだと疲れちゃうから、せめて僕の前では肩の荷をおろしてさ」
寅子は優三の肩に頭を乗せて甘えた。
(ナレーション)人が恋に落ちるのは突然です。
寅子が妊娠
その夜、寅子は優三に「どんな弁護士になりたかったか」とたずねる。「法律の本を出したかった。僕が法律を学ぶ楽しさを知ったように、誰かにも伝えられたらなって」と語る優三と、仲むつまじく語り合う寅子。そして寅子は、指一本触れないと言っていた優三の布団に潜り込んだ。
やがて、猪爪家にうれしい知らせが舞い込む。寅子の妊娠が発覚したのだ。
仲間たちの脱落
そんな中、寅子は久保田先輩と偶然会い、竹もとで話すことに…。
久保田は夫の実家に移住し、弁護士の仕事は辞めるという。中山も子育てに専念することになったらしい。
仕事も家のことも満点を求められる苦悩を吐露する久保田…。
寅子は仲間じゃなかったのかよ、とショックを受けてしまう。
そんな様子を隣の席で、桂場(松山ケンイチ)が立ち聞きしていた。
もう私しかいない
よねは高等試験にまた落ちた。
寅子に闇取引で摘発された女性から「子供たちを残していけない」と頼られた。そして引き受けることに。その頃、雲野は言論弾圧で逮捕された人たちの弁護を数多く引き受ける。
寅子は久保田(小林涼子)が担当していた婦人雑誌の法律相談の連載を引き受ける。そして夜中までかかって、相談の手紙を読む。
寅子は、もう私しかいないんだ…の想いで取り組んでいた。
【虎に翼】37話の感想
優三(仲野太賀)の優しさは恋に落ちて当然!
37話で、トラちゃんが恋に落ちました!
明らかに目がハートになっていて、肩に頭乗せて…。寅子も男性に甘えたいときがあるのですね。
つらいときは甘いものを隠れて一緒に食べようって、優三(仲野太賀)の優しさには恋に落ちて当然ですよ!
その後の寝室での、ごろごろ(くるくる?)と回りながら優三の布団に入るシーンも可愛かったです。
性的な感じは出さずに、夫婦の営みをするようになっていくことが予感ができる描写。
急に妊娠発覚へ飛びましたけど、朝ドラらしい展開です。
ただ個人的には「人が恋に落ちるのは突然です。」のナレーションは邪魔だったかなあ。
なくても伝わるシーンだったので。トラちゃんが恋におちてる感じが。
だから私は寝室シーンで、「こうして2人は子作りするようになりました」とナレーション挟むんじゃないかとドキドキしちゃいました。(笑)
そこまで野暮なことはしなかったようですね。
さて。37話ラストは、追い込まれていく寅子の描写が切なかったです。先輩2人が離脱し、孤独になりつつ、責任を背負いすぎていて……。法曹界の女性代表なのは確かなのですが、無理しすぎは禁物。心配ですね。
【虎に翼】37話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,石田ゆり子,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,上川周作,土居志央梨,桜井ユキ,平岩紙,ハ・ヨンス,塚地武雅,平山祐介,小林涼子,緒方賢一,松山ケンイチ,小林薫,
【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
画像出典NHK