【くるり】4話のネタバレと感想!美しい東京タワーの余韻に不穏な影を運ぶ坂井真紀登場!

くるり4話

【くるり】4話のネタバレと感想!美しい東京タワーの余韻に不穏な影を運ぶ坂井真紀登場!

【くるり〜誰が私と恋をした?〜】4話「忘れられた誕生日」が4月30日に放送されました。

今回はまことの誕生日の話だね。

ラスト近くにすごく美しいシーンがあって評判になっているわね。

あのシーンは本当に良かったね!
ところで実のおかあさんはまことの誕生日をお祝いしてくれたんだろうか。


今回、これまで名前だけ出て来たまことの母「加藤百合子」が登場します。
それでは、【くるり〜誰が私と恋をした?〜】4話のネタバレと感想をお届けしましょう。

目次

【くるり】4話のネタバレ

母の携帯に出た男性

緒方まこと(生見愛瑠)が自分の母と思われる「加藤百合子」の携帯番号に電話をかけると、出たのは男性だった。
どうやらその男性・加藤大輔(大塚ヒロタ)は母の再婚相手らしい。
ということは、前回携帯に出た子ども・元太(木下瑛太)は、父親違いの弟ということになる。
大輔は、ゴールデンウィークは家族みんなで出かけると言う。
その家族の中に自分は入っていないことでまことは自分と家族との間に距離があることを知ってしまった。
自分がめったに実家に帰っていないこともわかった。
記憶喪失の件を言い出せないまま電話を切ったまことは、落ち込んでしまう。
ゴールデンウィークには自分の誕生日があるのに。
親や友達から連絡がこない自分の誕生日は、誰からも「おめでとう」を言ってもらえないのだろうか?

花の色は12色だけじゃない

くるり4話律

まことが働くリングショップ「gram」には、誕生日プレゼントのお客が増えていた。
先輩スタッフの早瀬類(高野洸)は言う。

ケーキ、花、アクセサリーは誕生日プレゼントの王道!

オーナーの立川杏璃(ともさかりえ)も続けて言った。

誕生日は、あなたがいて良かったって存在そのものを祝う日だからね。
誕生日を祝うって愛を伝えることでしょ?

「恋愛だけじゃなくて親子でも友達でも」と話す杏璃に、まことの顔が曇る。
その時、店に板垣律(宮世琉弥)がやって来た。
律は、自分のことを知ってほしいと強引にデートに誘う。
約束した日、5月5日はちょうど、まことの誕生日だった。
仕事帰りに西公太郎(瀬戸康史)のフラワーショップを訪ねると、スタッフの今野愛(小日向ゆか)から「店長が最近謎にテンションが低い」と教えられる。
公太郎は売り物にならなくなったロスフラワーを仕分けしていた。
「アヤメ色がカキツバタ色になってきた」と言う公太郎に、まことが
「濃い紫ってこと?」と尋ねると、

世の中、色鉛筆12色だけしか色がないと思ってるだろ。

公太郎は、ひと口にピンクと言っても様々な種類があり、「枯色」という色もあることを教えた。
自分は誕生日に花をもらったことがあるのかなと聞くと、「物はいらないって」と答える公太郎。
まことは、元カレなのに自分の誕生日を覚えていないことにショックを受ける。
一方ゴールデンウィークの予定を聞いてきた朝日には、律と出かけることを隠して仕事が忙しいと返信した。

お客に宝石の名前を聞かれて答えられなかったまことは勉強しなければと反省するが、杏璃は言う。

勉強も大事だけど、指輪職人になるなら感じてほしい。美しいものを美しいって。

まことは、記憶を失う前の自分は無駄なく堅実に殺風景に暮らしてきたみたいだと話す。

色鉛筆12色の世界しか知らなかったのかもしれません。

それでも、うちに来て指輪作ってくれたんだ。
普段からもっと美しいものに触れてみたら?

律とのデート

くるり4話

デートは美しいものに触れる機会にもなり、思いがけず楽しかった。
律が不動産業を営む裕福な家庭に生まれ恵まれた環境に育ち、学生の時に起業したということもわかった。

ある人に認めてほしくて。
賢い大人の人で、その人に俺が親の力じゃなくて自分で生きていける大人の男で俺といるとメリットがあるって示したくて。


しかし、これから東京タワーの見えるレストランで食事という時になって律の仕事に緊急トラブルが発生。
真剣な顔であちこち連絡を取る律に、まことは会社に戻るように言う。
律が戻って来るまで待つ約束をして、東京タワーを見ながら外にいるまこと。


香絵のアドバイス

くるり4話朝日


その日、公太郎は、店に来た豊田美緒(村方乃々佳)の話から、きょうがまことの誕生日であることを知る。
そして、朝日結生(神尾楓珠)は、まことの友達の平野香絵(丸山礼)が働くカフェに行き、香絵に相談に乗ってもらっていた。
「距離感間違えると嫌われるかもしれないし、しつこいとストーカーみたいになるし。今いい友達なのに誕生日は重いって言うか。」
そう言う朝日に、香絵はアドバイスする。

LINEで予定聞いてインスタ見て間合い量って。
朝日くん素晴らしい令和男子のお作法。
自分の恋大事に守りたいのはわかるよ。
でも好きな人の気持ちも大事にしたほうがいいんじゃない?
恋されるって、ただ生きてるだけで好きって、あなたが一番大事って認められるようなもんじゃない?
まこっちゃん今さ、自分の未来も過去も不安で自信持てないんだよ。
自分で自分のこと認められなくなる。
重く祝っていいんじゃない?好きな子の誕生日くらい。

花のケーキ、ろうそくは東京タワー

くるり4話公太郎

誕生日の最後の時間をひとりで過ごすことになってしまったまこと。
ポツンと座って待っていると、母からメッセージが来る。
それは、誕生日のお祝いではなく、本棚がいっぱいだからまことの本を処分しても良いかという内容だった。
「おかあさんも記憶喪失なのかな…」

5月5日の日付が変わる直前に、公太郎が大きな箱を持ってやってきた。
開けると、ロスフラワーで作ったケーキ。
まことは驚くが、とても嬉しい。
ろうそくを持ってくるのを忘れたというので、まことはフ~ッと火を消す振りをした。
するとその瞬間、東京タワーの光が消える。
東京タワーも祝福してくれているようで笑い合う二人。

誕生日おめでとう。

きょう初めてのお祝いの言葉。
公太郎はハンドクリームも渡すことができた。

急いで駆けつけた律と朝日がその様子を見ていた。
切ない二人。
結局、その場に集合したまこと、公太郎、律、朝日は、公太郎の車で香絵が働くカフェに行くことに。
まことはみんなから誕生日をお祝いしてもらう。
花のケーキの色が変わって来たことを気にする公太郎に、まことは言う。

きっと枯色?になっても美しい。色鉛筆13色目。

母の記憶

朝日にケーキが並んだテーブルに呼ばれ、「ミルフィーユとショートケーキどっちが好き?」と聞かれたまことは、不意に過去の記憶が蘇る。

どっちが好きなの?だから、まことは本当はどっちが好きなの?

母・百合子(坂井真紀)に問い詰められて、答えられない幼いまこと。

一方、律に「元カレが頑張ってるのは大人げない」と言われた公太郎は冷静に告げる。
「あのさ、一目惚れって嘘だよね。」

【くるり】4話の出演者

生見愛瑠、瀬戸康史、 神尾楓珠、宮世琉弥、丸山礼、高野洸、小日向ゆか、村方乃々佳、小池唯、大塚ヒロタ、平野貴大、金澤きくこ、木下瑛太、坂井真紀、ともさかりえ、ほか。

【くるり】4話の感想

公太郎とまことの間の大きな花のケーキ。
ケーキの上に乗っているようなオレンジ色の東京タワー。
まことがエアーでろうそくの火を消すと東京タワーの灯りもフッと消える。
幻想的で愛に満ちていて本当に美しい、心に残る名シーンでした。

香絵のナイスアシスト

「ヤバい奴じゃないよ、きっと。ヤバかったら今ここに誰もいない」
そんなふうにまことの過去も現在も肯定してくれる香絵。
本当に良い友達ですね。

まさかの、香絵と朝日がいい感じになるパターンもあるかしら。

ラストに坂井真紀登場!

まことの母は、「加藤百合子」という名前と電話番号だけが手掛かりで、電話しても1度目は子ども、2度目は男性が出て、その人物像は明らかにされていませんでした。
4話のラスト、まことの記憶の断片の中で初めて登場した母・百合子。
坂井真紀さんは温かな人物からエキセントリックな役まで幅広く演じる名優なので、今後の展開が益々楽しみです。
まことと母はどんな関係だったのか、新たに絆を結び直すことはできるのか、見守っていきたいと思います。
次回、5話は5月7日(火曜)夜10時からです。
どうぞお楽しみに!

記事内画像出典:くるり~誰が私と恋をした?~|TBS

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