【下剋上球児】2話の視聴率と感想|南雲(鈴木亮平)が教員免許偽造で視聴者ショック!
【下剋上球児】2話の視聴率と感想!
鈴木亮平主演のTBS日曜劇場【下剋上球児】第2話が2023年10月22日(日)に放送されました。
2話では、主人公・南雲の隠された”過ち“がついに明らかになって…。
今回は【下剋上球児】第2話の視聴率と感想について。
【下剋上球児】2話の視聴率
【下剋上球児】2話の視聴率は10.7%(世帯)。個人視聴率は6.7%。
1話の世帯10.8%、個人6.9%より微減ですが、二桁の世帯視聴率をキープしています。
日曜劇場の前作『VIVANT』2話の視聴率は世帯11.9%、個人7.2%でした。
今作【下剋上球児】は前作の2話と比べて、世帯は1.2ポイントダウン、個人は0.5ポイントダウンです。
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【下剋上球児】2話の感想
南雲(鈴木亮平)が教員免許偽造で視聴者ショック!
第2話では、南雲(鈴木亮平)が隠していた秘密である「あやまち」が判明。なんと教員免許を持っていないばかりか、教員免許を偽造して教師を3年も続けていたのです。
多くの視聴者が精神的ショックを受けたようで…↓
偽造……かなりショックなんだが…この設定必要だったのか…? #下剋上球児
— ひろ (@hiro_dorama) October 22, 2023
#下剋上球児
— なこなこ@ドラマ (@drm_potsuri) October 22, 2023
南雲先生、偽装してたこともショックだし野球部との出会いがなければ退職して罪を闇に葬ろうとしてたこともショックだよね
あんなにいい先生がそんな事してるとは………
— みむ🐶 (@6Mo_oM8_kavrks) October 22, 2023
ショックがすぎる………#下剋上球児
教員免許偽造の罪はどれくらい重いのか
教員免許偽造の罪はどれくらい重いのでしょうか。公文書偽造になるとは思うのですが…。
ということで調べてみると、『「パソコンで自作」「知人に借りてコピー」教員免許状の偽造、後絶たず…様式まちまち判別困難』という2022年8月の記事がありました。その中で、南雲と同じように3年近く教員をしていた男の裁判結果があって…↓
「自分が(子どもたちと)関わっていいのかと常に思っていた」。教員免許状を偽造し、2年8か月間教壇に立っていた男(27)は、地裁の公判での被告人質問でそう心情を語り、信頼を裏切ったとして教え子らに謝罪した。
読売新聞オンライン(2022年8月23日)より
(中略)
男は今年5月、有印公文書偽造、同行使罪で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受け、確定した。
判決は懲役1年6月、執行猶予3年でした。
執行猶予がついたのでよかった、軽い、と思う人もいると思うのですが、「判決は有罪」となる点はポイント。
有罪判決を受けた人物が今後「先生」として免許を取れても教員として採用されるのかどうかは疑問。イメージが悪すぎて、保護者からクレームがきそうです。
なので、教員免許偽造をすることで教師への夢は閉じてしまうでしょう。失ったものは大きいと思います。
2018年夏に南雲監督がいる?
ドラマでは未来が明かされています。2018年夏の甲子園の県予選で、南雲がおそらく監督としてベンチにいることが分かっているのです。
一体どういうこと?
2話の劇中の大部分は2016年春。それから約2年間、どうなっていくのか…。
裁判になって判決が出た南雲は、執行猶予中ながら教員ではなく監督として2018年夏の県予選に挑んでいるということでしょうか?
たしかに高校野球の監督になるのに教員免許は必須ではないです。しかし、越山高校は公立高校。公立は予算の都合上、教員が兼任して監督を行っている場合が多いようです。
専任監督ではなくて、南雲が別の仕事をしながら監督も兼任するというケースも考えられますが、どうですかね? 南雲の場合はすでに教員をして給料もらっているのだから、このままお咎めなしで同じ高校の監督とはならないと思います。
監督を雇うお金の問題だけなら、大地主・犬塚樹生(小日向文世)が支援してくれるのかもしれないです。地元の企業の応援のケースもあり得ます。近年、公立・私立を問わず企業から資金や物品援助を受ける高校が増えているそうです。企業のロゴ入りユニホームのサッカー部も珍しくなくなっています。ただし、もし有罪判決となったら、南雲への支援は印象悪そうですが…。
教員免許を取得する展開になる?
でも私個人的には、南雲はちゃんと教員免許を取得して先生になって欲しい願望があります。
南雲は大学4年の時に中退しています。いや、中退した(自主退学)とは言ってないので除籍(大学側からの処分。授業料滞納や休学期間超過などによる退学)かもしれないですが、中退の可能性が高いです。
南雲は美香(井川遥)の妊娠が分かって働く必要があったので、単位不足で卒業できなかったものの留年はせず、大学卒業証明書と教員免許を偽造して、教員として働くことにしました。
しかし多くの大学で、大学中退者は修得した単位は編入時に認定されるそうです。 除籍になっていない限り(除籍でも一定期間有効)基本的に修得した単位はずっと有効なので、南雲は大学に編入してやり直せばいいのに、と思います。
けれど問題が…。南雲が(おそらく東京の)大学に通いながら教員免許を取得していく展開になると…三重県の越山高校野球部の監督としてのストーリーが継続できないです。
同じ大学に通信制があったら、三重県の越山高校の野球部で指導にあたりながら、大学卒業+教員免許取得を目指せます。
南雲の下剋上なるか?
ただし、心情的に周囲は有罪判決を受けた南雲をどう受け止めるのか。教え子たち、保護者たち、教員の同僚たち…。みんな騙されていたわけで、冷たい目、厳しい目で見るでしょう。
しかし南雲の熱意は、野球部員たちには届いていると思うので、部員たちが南雲をフォローしてくれるのかな?と予想します。
ちなみにドラマタイトルは「下剋上球児」です。南雲は元球児。甲子園に行けなかった球児です。
南雲の下剋上もドラマタイトルにかかってくるのかもしれないです。まだ裁判を受けるとは決まってませんが、有罪判決というどん底からの下剋上…。ぜひ見せて欲しいです。
つまり、南雲には本物の教師になって欲しいのです。そして先生として甲子園初出場の下剋上をして欲しいなと思います。
なんだか「南雲の罪」によって、単純なスポ魂ドラマにならない感じですが、果たしてどうやって「公文書偽造の罪」の行方を描いていくのか。見届けたいと思います。
画像出典TBS「下剋上球児」
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