【ソロ活女子のススメ3】6話ロケ地・ネタバレ・感想|ソロ鍋に向き合う!火鍋&ねぎまのお店はどこ?
【ソロ活女子のススメ3】第6話が5月10日深夜に放送されました。
史上空前の“ソロに優しい時代”になり、「ソロ活女子」五月女恵(江口のりこ)は疑問を持ち始めていました。ソロが当たり前になったらソロじゃない人が不自由な思いをするのではないか。少数派と多数派が逆になるだけなのでは。モヤモヤを抱えた五月女恵が今回挑戦するのはソロ鍋。火鍋やねぎまに情熱を注ぐ店主たちとの出会いで改めてソロ活に向き合います。
今回は、テレビ東京水ドラ【ソロ活女子のススメ3】第6話「ソロ鍋で、こだわりを捨てる」のロケ地、ネタバレ、感想をお届けします。
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【ソロ活女子のススメ3】第6話ロケ地
五月女恵がソロ鍋に挑戦した火鍋のお店は「ひなべねこ」
五月女恵がひとりで火鍋を堪能したお店は、「新宿古民家火鍋ひなべねこ」です。
古い家を改造した隠れ家的な店内は貴重なヴィンテージ家具や照明が揃っていて、ノスタルジックな雰囲気の中で絶品の薬膳火鍋を楽しめます。スープは厳選素材100%、20種を超える食材から丁寧に旨味を引き出した極上の味。漢方理論に基づき季節や体調に合わせて生薬とスパイスを調合してくれる「世界でひとつだけのオーダーメイド薬膳火鍋」です。
通常の予約は2名からですが「ひなべねこ」が【ソロ活女子のススメ3】の舞台となったことで特別に「期間限定ソロ火鍋コース」が用意されました。
新宿古民家火鍋ひなべねこ
◆営業時間:18:00~24:00
◆定休日:不定休
◆住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-18-10
◆アクセス:新宿駅新南口から徒歩8分。代々木駅から徒歩2分。
◆電話:03-5315-0314(受付時間 PM 18:00 〜 PM 23:00) 時間外の場合は公式LINEから。
◆予約:完全予約制 予約・問い合わせはLINE推奨。
古民家火鍋ひなべねこ LINE ID【@xzj9674k】
ひなべねこLINE
「ソロ薬膳火鍋コース」¥4500(税込)※1日3名限定
・薬膳火鍋
・野菜の盛り合わせ
・ラム肉、豚肉、鶏肉
・小籠包
・中華麺
・ミニデザート
《提供期間》2023年5月11日〜2023年8月11日(3ヶ月間)
五月女恵がねぎま鍋に舌鼓を打ったお店は「ねぎま」
五月女恵がシメに訪れたお店は、「ねぎま」です。江戸時代、庶民の味として親しまれていたねぎま鍋をメインに据え、本格江戸料理を堪能できる大人の隠れ家的な小料理屋。カウンターのみの店内は、昭和映画のような雰囲気と女将の温かなもてなしで居心地良くゆっくりとくつろげます。女将が作るねぎま鍋は、脂がのったマグロや甘みのあるネギを鰹ベースの酒だしでじっくりと煮込んだやさしい味わいです。
ねぎま
◆営業時間:18:00~22:30(L.O.22:00)
◆定休日:月曜日・日曜日・祝日
◆総席数:14席
◆住所:〒170-0004東京都豊島区北大塚2-31-19 B1
◆電話:050-5487-6646
◆アクセス:JR 大塚駅北口 徒歩4分。JR板橋駅 徒歩15分。
【ソロ活女子のススメ3】第6話あらすじ
「ダイジェスト出版」編集部の契約社員として働く五月女恵(江口のりこ)は、好きな時に好きな場所へ赴き、ひとりの時間を楽しむ「ソロ活」に邁進中。今回は、古い家を改造した隠れ家的な雰囲気の店でソロ鍋に挑戦。薬膳火鍋コース一択のメニューにさらに期待は高まる。熱い店主の想いも聞いて改めてソロ活に向き合うことを決めた恵。シメとして訪れたのは昭和映画の世界観をまとった小料理屋。ねぎとマグロを一緒に煮た江戸っ子のファーストフードの味はいかに…
【ソロ活女子のススメ3】第6話のネタバレ
いつもと違う様子の五月女恵
今回もいつものように五月女恵(江口のりこ)と青木遥(佐々木春香)の会話で始まります。
恵「そんなわけないでしょう」
遥「本当ですって。何十年か先には人口の半分しか結婚しない超ソロ社会になるらしいですよ」
恵「それ何情報?」
遥「ネットです」
恵「だろうね」
二人の会話を聞いていた石岡洋平(渋谷謙人)は「良かったですねえ。結婚とか家族とか価値観を押し付けられずに自由に生きられるじゃないですか」と言います。
「時代は変わるねぇ。みんなが生きやすい時代になるんだね」と黒田彩子(小林きな子)も同調。
でも恵は、少数派と多数派が入れ替わるだけでその時の少数派が肩身の狭い思いをするのは変わらないのではないかと疑問を呈し、
「時代はソロ活とかソロ時代到来とか言ってるけど何でもおひとり様でも楽しめますって言えばいいってもんじゃないよ」となんだかイライラしている様子。
不機嫌なまま立ち去る恵を見送る3人は、「恵さんらしくない」といぶかしく思います。
恵はソロ活がブームとしてのみ取り沙汰されていることに納得できないようですね。
春ですが火鍋を食べに
恵は、住宅街にある古民家にやってきます。予約した火鍋のお店です。
元気に出迎えてくれた爽やかな青年はこの店の店主(佐野岳)。
今日のソロ活は鍋三昧です。季節は春だけれど季節に関係なく自分がその時食べたいものを食べられるのがひとりの良いところ。
メニューは「薬膳火鍋コース」一択。ジャスミン茶を注文して待っていると赤と白に分かれた火鍋のスープ、そして薬膳の生薬とスパイスがぎっしり入ったケースが運ばれてきました。
店主は、恵に身体の調子で悩みはないか聞きます。
強いて言えばちょっと冷え性気味だと答えると、店主は「承知しました」と言って、当帰(とうき)という冷え性に良い生薬、さらに滋養強壮に良い淮山(わいさん)という乾燥山芋をスープの中に入れてくれます。
オーダーメイド薬膳火鍋なので、季節や体質、体調を考えて食材や薬膳生薬を組み合わせてくれるんだそう。
4千年前にモンゴルで生まれ中国で広まった火鍋は、中国では日本のラーメン店並みに数多くのお店があってその味も具材も多彩。
店主はせっかくなら本場の味を越えた世界最高の火鍋を作りたいのだと熱い思いを語ってくれました。
こだわりの火鍋を堪能しながらソロ活の意義を改めて考える
恵は編集部で皆に話したことを思い出していました。
最近は「時代はソロ活」などとソロを推奨する風潮。
ひとりで行動することを世間が受け入れてくれるようになったのは便利ではあるけれど、ソロ活のためのソロ活になっているようで納得できない。
複数人でやっていたことをひとりでやってみると、その対象に深く向き合うことができる。
例えば食べ物だったら、見た目、味、香りに集中して強く記憶に残る。それがひとりのメリット。
あるいはひとりで行動していると自然とお店の方やお客さんや通りすがりの人と会話する機会が増え、知らないことを知ることができたり見ず知らずの人と一瞬でも心を通わせたりすることもある。
そうしたソロ活の良さを編集部のメンバーに話したのですが、皆はそんな深いことは考えたこともなかったという反応でした。
恵は本来複数でつつく鍋をひとりでつついてみる、それが本来のソロ活ではないかと言い、「ひとり用にカスタマイズされた鍋で良いのか問題」を解決するためにソロ鍋に挑戦することにしたのでした。
「丁寧に下処理した豚と鶏のガラをじっくり炊き込んでそこにたっぷりの野菜を炒めてから取った出汁と昆布鰹節貝柱の出汁を合わせたものを塩で味付けしたスープ」は食べたことのない味でやさしく身体にしみるよう。具材を入れて食べてみると出汁がしみこんでとても美味しい。
恵は火鍋を堪能しながら、編集部の皆の言葉を思い出していました。
鍋のサイズにこだわらず味や店の雰囲気を楽しめば良いんじゃないか、ひとりならではの気づきがあるというのは恵が言っていたことだと。
皆の言う通り、難しいことを考えず最大限楽しめば良いのだと恵は改めて思うのでした。
店主が火鍋店を始めた理由は
恵は店主に、火鍋のお店をやるようになった理由を聞きます。
店主は、たまたま食べた火鍋がすごく美味しくて何度も食べているうちに体調が良くなり力がみなぎってくることに気づいた、それで「今日食べたもので自分の身体が作られている、食べ物は人生においてすごく重要だ」と思ったのだと話してくれました。
途中で「すみません、食べながら聞いてくださいね」と恵に声をかけ、話を続けます。
それから、火鍋のお店で働きながら勉強して資格を取りSNSで火鍋の魅力を広めていくうちに結局自分でお店を開くことになったそう。
シメのラーメンも美味しくいただき、恵は「確かに身体は食べ物が作る、だからとても大事」という当たり前だけど忘れがちなことを教えてもらって満足してお店を出ました。
「火鍋に人生を賭ける火鍋ファイター!ありがとう。私は目が覚めたよ」
「つまらないこだわりを捨てて次、行ってみよう」
江戸時代のファーストフード「ねぎま」
え、まだ食べるの?「…って食べるよ」
シメのラーメンまでしっかり食べた恵がひとりツッコミをしながら「今日のシメはここ」とやってきたのは渋い佇まいの小料理屋。
店内はカウンターのみ。女将(釈由美子)はしっとりとした和服姿。
隅の席に座る常連風の男性(川原和久)。まさに昭和の日本映画の世界。
女将は恵のためにねぎま鍋を作りながら話してくれます。
ねぎまはその名の通りねぎとマグロを一緒に煮たもの。
今では考えられないけれど江戸時代は脂っこくて食べられないと捨てられていたマグロの大トロをさっぱりといただけるようにと下町の人たちが考えた料理なのだそう。
美味しい美味しいと食べる恵の様子を喜ぶ女将に、常連客の男性がこの店の成り立ちを話してあげたらと促します。
女将は、この店はねぎま鍋を出すために作ったのだと話してくれました。火鍋店の店主と同じですね。
数年前まで仲居として働いていた江戸料理の名店のねぎま鍋が大好きだったのに、その店が閉じることになってしまった。なんとかしてそのねぎま鍋の味を残したい、沢山の人に食べてもらいたいとこの店を作ったのだそう。
店が廃業した後にねぎま鍋の料理を覚えたとのことで、火鍋店の店主に勝るとも劣らない情熱。
物語を聞いたおかげで、恵は料理をさらに美味しく感じたのでした。
人生は食べるもので決まる
「鍋は人生の縮図」と言っていたアニメもありました。
昨日のお店で恵が出会ったのは鍋こそ我が人生の人たちでした。
そんな人たちの鍋を味わえた幸せを嚙みしめる恵。
先週と打って変わって穏やかな様子の恵にほっとする編集部の3人ですが。
心に熱いものがともり栄養が身体中にしみわたった恵は、元気が有り余っておもむろにスクワットを始めましたね…。
【ソロ活女子のススメ3】第6話の感想
3番目と4番目は、原作者朝井麻由美さんのツイートです。
世間にソロ活が認められてきたのは良いことだけれど、それでまた新たに窮屈な価値観を生み出しては何にもならない。流行に流されず他者の視線に縛られず自分自身の責任で好きなことを存分に楽しむ、そんなソロ活が素敵だと思います。
第6話は、五月女恵がソロ活について改めて考えを深めた回でした。
編集部の3人は恵の経験を通して教えてもらうことが多いですが、恵もまた、いつも彼女を見守る目が温かい3人から沢山のものを受け取っていますね。
さて、次回5月17日(水)25時からの第7話は「ソロ昭和レトロ」です。
昭和レトロ再び!古き良き銭湯と銭湯を改築したカフェに五月女恵が訪れます。お楽しみに!
記事内画像出典:@テレビ東京
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