【ソロ活女子のススメ3】5話のロケ地・ネタバレ・感想|ひとりで行くサンリオピューロランド
【ソロ活女子のススメ3】第5話が5月3日深夜に放送されました。
「ソロ活女子」五月女恵(江口のりこ)が今回挑戦するのは「ソロサンリオピューロランド」。
ひとりで訪れる「KAWAII」の聖地は、少しハードルが高いような気がしますね。
果たして恵はキティちゃんたちと楽しい時間を過ごせたでしょうか。
今回は、TV東京水ドラ25【ソロ活女子のススメ3】第5話「ソロサンリオピューロランドで知った『カワイイ』は平和のしるし」のロケ地やネタバレ、感想をお届けします。
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【ソロ活女子のススメ3】第5話ロケ地
五月女恵が訪れたのは「サンリオピューロランド」
五月女恵が遊んだ場所は、世界に誇る「KAWAII」の聖地「サンリオピューロランド」です。
サンリオピューロランドの名前の由来は、「ピエロとピュア(純粋)を組み合わせた造語」なのだそうです。
昭和30年代の初め、サンリオの辻信太郎社長がウォルト・ディズニーの映画『ファンタジア』を観て感銘を受けたのがテーマパーク構想の起源。
1990年12月7日「愛と夢とで、できた国。」をキャッチコピーに開園した、全国初の屋内型テーマパークです。
サンリオピューロランド
◆営業時間、パスポートチケット料金は、来場日により異なります。
開園時間は8:00~10:00の間、閉園時間は、17:00~20:00の間の変動制です。
◆休館日:水曜日と木曜日が多いですが、月によって異なります。
詳しくはこちらへ。サンリオピューロランド公式
◆住所:〒206-8588 東京都多摩市落合1-31
◆電話:042-339-1111 (サンリオピューロランドゲストセンター 9:30~17:00 休館日を除く)
◆アクセス
◎電車を利用する場合
京王線「京王多摩センター駅」、 小田急線「小田急多摩センター駅」、 多摩モノレール「多摩センター駅」から徒歩5分。
◎車で来場の場合
・中央自動車道「国立府中I.C.」から約8km
・東名高速道路「横浜町田I.C.」から約19km
・圏央道「相模原愛川I.C.」から約18km
◆サンリオピューロランド地下駐車場
・駐車料金:1日1,800円
・利用時間:営業日の7:00〜閉館時間の30分後まで
・収容台数:約80台
※近隣にも提携駐車場があります。
【ソロ活女子のススメ3】第5話のあらすじ
「ダイジェスト出版」編集部の契約社員として働く五月女恵(江口のりこ)は、好きな時に好きな場所へ赴き、ひとりの時間を楽しむ「ソロ活」に邁進中。可愛いと口にしたのは何年ぶりだろうか…そんな恵が、若干のハードルを感じつつ、今回訪れたのは「サンリオピューロランド」。日本が世界に誇る「KAWAII」の聖地で、カチューシャに初挑戦したり、乗り物に乗ってみたりと、平和で幸せな空気に包まれる恵。そこで、中年男性一人客を発見。さらに、独特な雰囲気をもつ女性一人客にも話しかけられ…
【ソロ活女子のススメ3】第5話のネタバレ
「カワイイもの」が似合う人と似合わない人がいるの?
第5話も、いつものように「ダイジェスト出版」編集部内の五月女恵(江口のりこ)と青木遥(佐々木春香)の会話から始まります。
恵「そんなわけないでしょう」
遥「本当ですって。性別によって色の好みが違うのは目の中の細胞の違いなんですって」
恵「それ何情報?」
遥「ネットです」
恵「だろうね」
恵「色の好みって勝手に決めつけられているところない?トイレでも男性が青で女性が赤みたいにさ」
ぬいぐるみが似合う似合わないは年齢や性別によるのか。男女で色の好みを勝手に決めつけられてしまうのはどうなのか。本人の好みは無視して「カワイイ」ものが似合う似合わないと他者に勝手に判断されるのは偏見ではないのか。
子ども向けの本の表紙候補からカワイイと思うほうを(恵ではなく)遥に選んでほしいと言う石岡洋平(渋谷謙人)と黒田彩子(小林きな子)。
「恵さんはカワイイ感じがあんまり…」などと彩子さんの失礼な発言。
レッツメルヘン!サンリオピューロランドへ
確かに最後にカワイイという言葉を口にしたのはいつだったか覚えていないけれど、興味がないわけではない。だから本日は、日本が世界に誇る「カワイイ」のシンボル、サンリオピューロランドにやってきました。
とは言うものの、五月女恵42歳、ソロサンリオピューロランドに挑むのは若干のハードルを感じます。
男性ひとり客(松尾貴史)を見かけて、恵は「男性ひとりのお客さんもいるのか」と少し驚きますが、すぐにそれこそが自分がこれまで嫌な思いをしてきた偏見なのではないかと自省します。
みんながキャラクターのカチューシャをつけているのを見て、とまどいながらもとりあえずキティちゃんのカチューシャを買う恵。
「一応ね。買っておくだけ」
せっかく買ったカチューシャはしまったままです。
まずはサンリオキャラクターボートライドに乗ってみることにしました。
先ほど見かけた男性客と相乗り。男性客はハンギョドンのカチューシャをつけています。
ボートで進んで行くと次々とサンリオのキャラクターたちの世界が広がります。
お馴染みのキャラクターも知らないキャラクターも。
「なんだか幸せな気分になるなあ。ここは平和で幸せな空気が満ちあふれている」
今日の五月女恵は表情も声のトーンもやわらかいですね。
キティちゃんたちのステージで「みんな仲良く」というメッセージを受け取った恵。
「そんなこと考えたこともなかった。どうせそんなの無理って子どもの頃から思っていたし」
クロミのカチューシャの女性客
恵は、クロミのカチューシャの女性客(山之内すず)と知り合います。
恵が見ていた大きい家は30年くらい前からあるのだと話しかけてくれたのですが、彼女は全く笑わないし楽しそうではありません。笑わない妖精でしょうか?
「カチューシャとかしない人?」と聞かれ、カバンの中に入れたカチューシャを透視されたようで少し焦る恵。
その後恵は、~マイメロディ&クロミ~マイメロードドライブに乗りながら、マイメロディのライバルキャラであるクロミも人気があることを実感します。さっきの妖精(女性客)もクロミのカチューシャをつけていましたしね。
恵がフォトスポットで自撮りに苦心していると「撮ろうか」とその彼女が声をかけてくれます。
相変わらず楽しいのか楽しくないのかわからない佇まいのソロピューロランドの後輩、もしくはメルヘンの国の妖精。
恵は素直に好意を受けとって写真を撮ってもらいます。「はいキティ」という彼女の合図で。
彼女がクロミを好きな理由
マイメロディガーデンというフォトスポットで、恵はまたクロミのカチューシャの女性に会います。
「おねえさんの服カラフルだね」「なかなかいなくない?その感じ」「私は着れないわー。勇気ない」
恵が着ているのは真っ赤なコート。
恵は、自分も前は黒とかグレーの服ばかり着ていたけれど、ひとりでいろいろ楽しむようになったら心が明るくなって自然と明るい服を着るようになったことを話します。
「でも黒を着ているからって暗いってわけじゃないですよね」と言うと彼女も「そうだね」
恵は、クロミが好きだと話す彼女に聞いてみます。
「クロミちゃんだって人気あるんでしょう?」
「人気投票でもハローキティやマイメロディより上だったりする時もあるし」
「えっそんなに?」
「色も黒だしちょっとやんちゃに見えるけどそれが王道のキャラっぽくなくていいって言う子もいるし。ピンクやパステルカラーだけがカワイイわけじゃないって思う子には刺さるよね。多様性の時代の象徴みたいな。時代を表してる気がする」
クロミの人気は多様性の時代のシンボルという彼女の言葉に共感して、恵はカチューシャを恥ずかしがる理由がないと、自分もつけることにします。
キャラクターフードコートでソロ活男女揃い踏み
お腹がすいた恵はキャラクターフードコートへ。
「なんて色をしているんだ!」と心でツッコミを入れながら「クロミのほくほくコロッケのブラックカレー」を選びます。カレーだけど真っ黒です。
恵は、クロミのカチューシャの女性客とハンギョドンのカチューシャの男性客がそれぞれひとりで食事しているテーブルの間の席に座ることになります。はからずもソロ活男女揃い踏みです。
「クロミのほくほくコロッケのブラックカレー」は「これをカワイイと言わずして何をカワイイというのだ」という可愛さ。
どう見てもカレーに見えないビジュアルでしたが食べるとちゃんとカレーでした。
彼がサンリオに興味を持ったきっかけ
男性客は恵と同じくここへ来るのが初めてだと言います。
「正直勇気が要りました」
今まで興味も知識もなかったサンリオに興味が沸いたきっかけは、戦争の被害を受けた街の映像をたまたま目にした時、そこにキティちゃんのぬいぐるみが映っていたこと。
「僕それを見た時変な言い方ですけどものすごく身近に感じたんですよね。そこに住んでた人はサンリオピューロランドで楽しんでいる人たちと何にも変わらない、キティちゃんのことをカワイイと思っている人だったんだなって」
それから急にここに興味が沸いたのだと彼は言いました。
改めてハローキティが世界中で愛されていることを実感する恵。
しかしクロミのカチューシャの女性は複雑だと言います。
サンリオの企業理念は「みんな仲良く」なのに、と。
ハローキティに口が描かれていない理由
クロミのカチューシャの女性が、ハローキティに口が描かれていない理由を教えてくれます。
嬉しい時は一緒に喜んでくれて悲しい時は慰めてくれる。見る人が自由に表情を想像して感情移入できるように見る人の気持ちに寄り添えるように口がないのだと。
「きょうは慰めてくれているように見えたなぁ」
クロミのカチューシャの女性はそう言って立ち去ります。
「生きていればいろいろありますよね」とハンギョドンのカチューシャの男性。
その後、恵は男性とレディキティハウスへ向かいます。
茶室を見た男性が恵に「大変申し訳ないんですが」と写真をお願いしかけるとすぐ食い気味に
「撮りましょうか」とスマホを預かる恵。
「はいキティ」と合図して撮影しました。
みんな仲良く
男性は言います。
「ひとりじゃない。みんな仲良く。きれいごとだと諦めていたことをキティちゃんに教えられた気がします。私ら大人が諦めてはいけないですよね」
人生42年、五月女恵、キティちゃんとの初めてのご対面。
「ひとりじゃない」「仲良く」「友達」
キティちゃんやクロミたちのショーを見ながら、恵は思いの外感動してあふれる涙をそっとぬぐいます。
「そんなに簡単なことじゃない。現実ではそうならないほうが多い。でもだからこそ、このカワイイの聖地が必要なのかもしれないな」
「グッバイキティちゃん。また会いに来るよ」
【ソロ活女子のススメ3】第5話の感想
江口のりこさんは、「東京トレンドランキング」のインタビューで、
「(撮影前に”ソロ活場所”の下調べなどは)特にしないです。撮影場所に入ったら少しだけ動きを確認して、すぐに撮影に入るという感じです。私自身も撮影で初めて体験をするので、素の部分もかなり垣間見えていると思います。お芝居なのか現実なのか、ちょっと曖昧な感じですが、個人的にはその方がやりやすい部分もあります」
と語っていました。
今回の第5話ではとりわけそういう素の表情を見ることができたように思います。
キティちゃんたちのショーに涙する五月女恵がきれいでした。
毎回五月女恵が体験するソロ活を見終わった後、楽しかったという満足感とともになぜか少しだけ切なくなるのは、人は皆ひとりで生きて誰かと出逢い心を通わせてまた別れていくという人生の縮図を30分弱のドラマの中で見せてくれるからかもしれません。
ひとりで生きていくことも、出逢った誰かと別れることもさみしい。
でもさみしさを抱いた同士だからこそ、人は人に優しくできるのかなとサンリオピューロランドの3人を見ていて思いました。
次回、5月10日(水)25時からの第6話は「ソロ鍋」です。どうぞお楽しみに!
記事内画像出典:@テレビ東京
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