金曜ドラマ【コウノドリ】10話あらすじと視聴率!「命の話」綾野剛が熱い想いを伝える!
金曜ドラマ【コウノドリ】第10話の視聴率・あらすじ・感想
最終回まで残すところあと1話となった金曜ドラマ【コウノドリ】10話が12/15(金)に放送。
出生前診断を受けた2組の夫婦の決断とは?
そして、サクラが伝えた想いとは一体?
第10話では、りょうさん、初音映莉子さん、近藤公園さん、石田卓也さん、奥山佳恵さんらがパパママゲストとして登場しました。
今回は、金曜ドラマ【コウノドリ】10話の視聴率とあらすじ、感想を紹介します。
金曜ドラマ【コウノドリ】10話の視聴率
金曜ドラマ【コウノドリ】10話の視聴率は11.1%。
前回より1.2%ダウンとなってしまいました。
次回、最終回では高視聴率を期待します!
金曜ドラマ【コウノドリ】10話のあらすじ
高山透子(初音映莉子)と夫・光弘(石田卓也)の元に出生前診断の結果が届いた。
そこには「21トリソミー(ダウン症候群)陽性」の文字が。
何も分からない2人はペルソナへ訪れる。
サクラから「NIPT(新型出生前診断)で陽性と診断されたということは、お腹の赤ちゃんが高い確率でダウン症候群である」ということを聞き、さらに「現段階では90%の確率であること、羊水検査を受ければ全てが分かる」と伝えられた。
サクラ「結果が出てからの相談はされていますか?結果をしっかり考えていく必要があります。お二人で現実と向き合い、決めていく必要があります。これからのこと、一緒に考えていきましょう」
もう一件、遺伝カウンセリングが控えていたサクラ。
次は、辻明代(りょう)と夫・信英(近藤公園)の夫婦だった。
出生前診断の結果を聞き「私たちには育てられない」と、「産めない」決断をする。
辻夫妻は、小さな弁当屋を営んでおり明代が子育てに付きっきりになってしまうと生活が成り立たなくなる、さらに上に1人娘もいるという理由からだった。
そして、ダウン症の息子・壮真(山田楽士)を育てている二児の母・木村弓枝(奥山佳恵)が今橋と会い近況を報告、「先生と話すと元気出る」と言い明るく帰っていった。
その頃、四宮の妹・夏実は「お父さん、調子いいみたい」と今後の治療の事などを話しに四宮を訪ね父・晃志郎からと、へその緒を渡した。
一方で、透子は羊水検査の心の準備がまだできていなかった。
サクラ「お腹に針を刺すので、赤ちゃんに100%安全とは言えません」
小松「しっかり向き合っていこうね」
検査が開始され、この検査でダウン症候群の結果が出ればほぼ確定となることをサクラから聞く。
検査後、サクラ・四宮・小松・向井・倉崎たちは「出生前診断」について賛否を話し合い、サクラは一人何かを考えていた。
そして、透子の検査結果。
サクラ「ダウン症候群の診断です」
それぞれの両親と高山夫妻は話し合い、「やめた方がいいんじゃないか」と言われ浮かない表情の透子は母と二人で話すことに。
透子の母「どうしたいの?」
透子「お母さんは?どう思う?」
母「あんたは小っちゃい頃、よく熱出してよくおぶって診てもらえる病院走って探したよ。他の子よりも話すのが遅かったし心配もした。でもね、笑った顔見られただけで幸せだった」
透子「じゃあ…」
母「でもね、この子は諦めたほうがいい。透子が苦労するの見たくない」
その頃、弓枝が今橋の元を訪れ友達が出生前診断をしたいといっていることを話し「どうして産まれる前にはじかれちゃうのかな、このままだとダウン症の子がいなくなっちゃうんじゃないかなぁ。そりゃあ、全てが万歳ってわけじゃないけど。私も悩んだし」と思いを伝えた。
小松は、同期の武田宅に入り浸っていた。
武田「出生前診断かー。悩むのが怖いから受けなかった。どんな子でも受け入れる、自分の子なんだからって口で言うのは簡単なんだけどね。私たち助産師はお母さんにただ寄り添うだけ」
そして、辻夫妻がサクラの元へ。
明代「諦めようと思います」
サクラ「分かりました。体だけでなくお母さんの心にも負担がかかります」
明代「私はいいんです。大丈夫です」
その後、小松は小さな箱を見つめている四宮を見かけた。
小松「何それ?お菓子なら1個頂戴」
四宮「へその緒です」
小松「それって輪島塗の箱だよね。へその緒って、女の子はお嫁に行くとき、男の子は戦争に行くときに持たされて、棺桶に入れると天国で迷子にならずお母さんに会えるとかね。しのりんを守ってくださいっていうお父さんの気持ちだね」
四宮「そんな言い伝えが…」
さらに透子もサクラの元を訪れ「両親から諦めたほうがいいと言われたこと・夫も両親と同意見であること」を話し、自分はまだ迷っていると言った。
不妊治療してたこともあるが、ダウン症候群の子を育てられるか不安だった。
透子「全然答えが出ないんです。どうすればいいのか…。駄目ですね、本当に。情けない」
サクラ「そんなことはありません。大事なのは、赤ちゃんに何をしてあげられるのか考えることです」
一方の明代は中絶手術となり、「最後にこの子を抱かせてほしい」とお願いした。
術後、小松は様子を見に明代の病室へ。
明代「抱っこさせてもらったんです。すごく小さくて…、でも、温かかった」
そう言って明代は泣き崩れる。
そして退院の日、我が子の入った小さな箱を抱え辻夫婦は帰宅した。
見送ったサクラは思いつめた顔でスタッフルームに、四宮がやって来る。
サクラ「産科医として、避けられないことだからね。ご家族が幸せになるための選択だと、そう自分に言い聞かせてる。でもさ、僕は赤ちゃんが、好きだから」
四宮「あぁ」
次に、高山夫妻も「今回はこの子を諦めようと思います」と決断。
透子は超音波を見せてほしいとお願いする。
そこには必死に動く赤ちゃんの姿があった。
ーカンファレンスー
今橋「そうですか、高山さん赤ちゃんのケアをどこまで希望されていますか?」
サクラ「最後に赤ちゃんを抱っこしたいと希望されました」
五朗「え?あ…」
下屋「聞きたいことがあるなら、聞いたほうがいいよ」
五朗「いや、その、高山さん中絶を希望しているのに最後に赤ちゃんを抱きたいって思うんだなって」
四宮「お前な…」
サクラ「いいよ、五朗先生続けて」
五朗「僕は考えてしまうんです。出生前診断も、どうして命の選別をするんだろうって。このまま出生前診断がメジャーになっていってそれが当たり前になった時、医師としてどう向き合えばいいんでしょうか?」
サクラ「五朗先生、その質問の答えは僕には分からない。命は尊い、赤ちゃんが産まれてくることは奇跡だ、平等であるはずの命を選別してはいけない、その通りだ。けど僕はずっと迷ってる。命の選別、その言葉にみんなが捕らわれてしまっていて、お母さん、お父さん、家族、その事情には目が向けられていない。それぞれの事情の上に命は産まれてくる。育てていくのは家族なんだ。出生前診断を受けた結果、中絶を選択する家族もある。心が重くなる。いつまでも慣れることはない。けど、悩みに悩んだ上でその選択をして僕たちに助けを求めてる。その手を払いのけることはできない。中絶を決めたお母さんが赤ちゃんを最後に抱きたいと願う、確かに矛盾してるかもしれない。だけど、その葛藤に僕たちが寄り添わないで、誰が寄り添う?検査を受けた人、受けなかった人、赤ちゃんを産んだ人、産まなかった人、どの選択も間違ってない。いや、間違ってなかったと思えるように、産科医として家族と一緒に命と向き合っていく。それが僕に、僕たちにできることなんだと、そう信じて僕はここにいる。もうカンファレンスの時間ですよね。すみません、関係ない話をして…」
四宮「関係なくはない。必要な話だろ」
今橋「命の話です」
その後、四宮に「父の容体が急変した」と連絡が入ったがオペへ向かう。
さらに、透子は診察室に入れずしゃがみ込んでしまった。
透子「この子、私の赤ちゃんなの。私の赤ちゃん。産みたい、でも怖い。自信がない、でも…」
透子の母「あんた産みたいんだね。大丈夫、あんたがへばっても母さんが一緒に育てる」
二人は抱きしめあい、泣いた。
スタッフルームに戻ったサクラと小松。
サクラ「小松さん、僕は冷静でしたか?」
小松「私もどうだろ?どうしても気持ち入っちゃう」
サクラ「とにかく、これからが大切です。産むと決めた先のこと、しっかり考えていかないと」
小松「向井さんにも色々と相談しないとね」
サクラ「はい。僕も産科医としてできること、精一杯頑張ります」
小松「産科医としてできることか…」
サクラ「はい」
小松「鴻鳥先生、私ずっと考えてることがあるんだ」
サクラ「はい」
小松「あのね…」
そこへ、四宮が入ってくる。
小松「おいー、何でこのタイミングで入って来るんだよ」
サクラ「オペ終わったの?」
四宮「あぁ、産まれた」
片づけを始める四宮。
小松「どうしたの?」
四宮「すみません、またしばらく帰ります」
サクラ「え?」
四宮「親父が死んだ。迷惑かけるな、すまん。カルテは…」
サクラ「大丈夫、大丈夫だ」
四宮「そうか」
サクラ「四宮、」
四宮「大丈夫だ!ペルソナのこと頼むぞ」
サクラ「あぁ」
そして、四宮は実家へと向かった。
金曜ドラマ【コウノドリ】10話の感想まとめ
出生前診断、私も妊娠中受けようと思って旦那さんに相談したな〜。旦那さんはトリソミーやダウン症の子が産まれても自分達の子だから必要ない!って言ってくれた。色んな事情があるにしろ辛い回だった(ノ_<)#コウノドリ
— isshii (@rerere_tokyo) December 15, 2017
コウノドリの良いところは正解を出さないところ。いろんな意見があって良いってことを教えてくれる。出生前診断もいろんな意見がある。命に正解なんてない人生に正解なんてないんだ。#コウノドリ
— ぐっちゃん (@ciel_sky_mai) December 15, 2017
コウノドリ。サクラ先生のいのちの話しもズーンとくるね。選択すること。間違いなんてないけど。どの分野でも寄り添える人が、相談できる人の窓口がこれからもひろがるといいなぁ。
— はる (@haru20harucore) December 15, 2017
https://twitter.com/drk3127drs3128/status/941673724851318784私の弟には障がいがありました。
(4年前に亡くなりましたが…)
親に「将来私たちに何かあったら弟のこと頼んだよ」と言われました。友だちは出生前診断を受けダウン症の結果が出た時に「誰に何と言われてもこの子を産むから‼」と言いました。
どんな答えでも誰も正解はわからない…#コウノドリ
— ⋆ゆきぼ~⋆ᐠ(*·ᐛ*)ᐟ⋆ (@hoshi_yukiemon) December 15, 2017
まだドキドキしてる。なんかすごい心に来た10話。今までのコウノドリもすごかったけど、なんだろうなんでこんな心が震えてるんだろう。サクラの想いが、1番描かれてたからかな。あとサクラの周りの人々、ペルソナのみんなの考えとかも反映されてたからかな。最後の奇跡に向けての伏線というか。
— さくはる (@GO_acter523) December 15, 2017
今日のサクラ先生、いつもみたいに「四宮、それはさ、」って皆で話してる時も入らずにずっとずっと悩んでて最後にやっと"どの選択も正解もなければ間違いもない、医師として患者と同じ方向を向き合って寄り添えるかが問題なんだ"って多くの人の事を考えてる言葉に痺れたし泣けたなぁ#コウノドリ
— みづき ≈ ❤︎ (@zuuk1_07) December 15, 2017
https://twitter.com/tXdYjjpGemPSgVe/status/941672857272066049色んな思いと涙が溢れた回でした。奥山佳恵さんの言葉がすごく響いて…。ぜひ奥山さんの本をたくさんの人に読んでほしいなぁ。
『障害』ってなんだろうね。私は長男がADHDでとても楽しいしラッキー。大変なこといっぱいあるけど、大変なことがない子なんていないもんね。#コウノドリ— ラム*カナ (@ahodanshi_haha) December 15, 2017
今回は本当に難しいテーマ。奥山佳恵さんの言葉が響いた。ダウン症がこの世になくなったら…希望のようで一歩間違えると排除になる。障害はダウン症だけでない数えきれない疾患があり後天的にもある。もし私が赤ちゃんだったら…結論は出ないどれも間違っていない#星野源#コウノドリ #Familysong
— のっこ (@siran32aki) December 15, 2017
今回ゲストで出演していた木村弓枝役の奥山佳恵さんは、実のお子さんがダウン症候群とのことで奥山さんのセリフ1つ1つに重みがありましたね。
サクラが思いを伝えた「どの選択も間違っていない」ということ、心に響いた方も多かったのではないでしょうか?
自分だったらどんな選択をするだろう?家族との話は?などなど、色々なことを考えさせられる感動回でした。
さらに、次回は最終回。
『チームが起こす最後の奇跡』
産科医のチームみんなが、バラバラになってしまうということでしょうか?
下屋は救命へ、白川は小児循環器科へ、四宮は実家へ、小松も何か考えている様子だったのでどこかへ?
涙なしでは見られない最終回となることでしょう!
次回、最終話は12/22(金)22時~15分拡大での放送です。
感動の最終回をお見逃しなく!!
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