【前科者】2話のネタバレ!みどり(石橋静河)編はほろ苦い結末に?
ドラマ「前科者 -新米保護司・阿川佳代-」第2話のあらすじネタバレと感想を紹介します。
人気コミック「前科者」を有村架純の主演で、連続ドラマ・映画化する社会派ヒューマン作品。
ドラマ第2話は、佳代が保護観察対象者・みどりを守ろうと必死で…。
今回はドラマ【前科者】2話のネタバレと感想について。
【前科者】2話のあらすじネタバレ
【前科者】2話のあらすじネタバレを紹介します。
佳代(有村架純)が保護司になった理由
佳代(有村架純)は、みどり(石橋静河)が先輩職員と暴力沙汰を起こしたという連絡を受け、みどりの勤め先のデイサービスに駆け付けた。
佳代が見た光景は…意外なものだった。みどりが職員たちと笑いあっていたのだ。
佳代は鼻から血を流しても駆け付けた。そんな佳代を見て、みどりも心を許し始める。
その夜、鼻血を流すために銭湯に行く佳代とみどり。みどりはなぜ保護司をやろうと思ったのか、佳代に質問。いくつか理由はあった。‥‥祖父が保護司だったこと。直接的なきっかけはブラック企業で体調崩して辞めたとき、フラフラしてる刑務所出た男性を、女性保護司が「あきらめちゃダメ」と懸命に説得してる場面に出くわしたから…。しかしそれだけではなくて…。
みどり(石橋静河)が罪を犯した理由
佳代の家にて。牛丼を食べながら、みどりが自分が起こした事件の背景と、母親・ユカリ(秋山菜津子)への複雑な想いを語った。
「大事な店だったんだ」とみどり。
みどりが殴った同僚の女性は店長と不倫しながら、店の金も着服していた。あるとき、女性と店長が店のトイレで性交していた。
「みんなの店でファックするな」と、みどりは憤り何度も殴った。ユカリが体を男に売っていたから、そういうのは許せなかったのだというみどり。
情状酌量の証人にならず、身元引受人も断った母だが、カラオケでは昭和歌謡を何歌っても絶品だ、となつかしむみどり。
彼女の告白を受け止め、みどりの更生に寄り添うと決意する佳代。
「わかってるよ、だから話した」とみどり。
DV男・カズ(柄本時生)登場
佳代は父と外で久しぶりに会った。亡き母の墓参りに行ってほしいとお願いした。
すると、デイサービスから佳代へ再び連絡が入る。
染めた女の子がやってきたとたん、みどりは職場放棄して出て行ったという。
電話すると「なんでもねえ」というみどり。
佳代は保護観察官に連絡して引致状を請求してもらうと告げる。裁判所命令で出頭する義務が生じる。
みどりは居場所を教えた。DV被害に遭って入院した親友・エリ(清水葉月)を見舞っていたのだ。
高校時代から付き合っているDV男にやられたという。
顔があざだらけで、警察にも報告しているが取り合ってもらえない。
そんな中、エリを殴ったDV男・カズ(柄本時生)の居場所を突き止める。
みどりは佳代の制止を振り切って向かう。
みどりの身元引受人になった神父さんがカズをかくまっていた…。
佳代(有村架純)の使命
カズは「エリが男とLINEしてたんだ」という理由だけで殴ったらしい。「狼くんには騙されない一緒に見ようって待ってたのに呼んでも来ねえから…」
鬼クソ!しょーもねえ理由で女なぐるな!
みどりとみどりの仲間はカズに襲いかかる。
「みどりさんダメ」と、佳代が立ちはだかる。
保護司法・第1条!
佳代が叫ぶと、みどりは佳代を殴った。
「保護司はーー!社会奉仕の精神をもって!犯罪をした者及び非行のある少年の改善更生を助けるとともに、犯罪の予防のため世論の啓発に努め、もって地域社会の浄化をはかり、個人及び公共の福祉に寄与することを、その使命とする!」
みどりさんを止めることは私の使命です。
佳代は、真っ直ぐにみどりの目を言って告げた。
「警察に電話して。きっちり実刑にしてやっから覚悟しとけよ」とみどり。
カズは、みどりにスマホの動画を見せた。「君がムショ入ってる間、買ったんだよね。君のお母さん」
母親・ユカリが服を脱がされ襲われる姿が映っていた。
「説教もいいけど、お母さんの教育したほうがいい」とカズ。
「ぜってえー殺す!!」
教会にある銅像を振り上げて襲い掛かるみどりを、佳代が止めた。
保護司になった本当の理由
佳代が本気でみどりを止める。
佳代:「鬼クソーー!!!今あなたが殺そうとしてるのは、あなたなの!そうやって自分ばっかり傷つけんな!」
取っ組み合いの末、佳代は「私が保護司になったのは私のせいで人が死んだから」と明かす。
学生時代の佳代は道で襲われた…。刑務所から出所したばかりの生き甲斐を失った男がナイフで襲ってきた。そこを、通りすがりの男性が守ってくれた。しかし身代わりに刺されて亡くなった。
「だから私の前では絶対に誰も死なせない。あなたにもこんな重いもの背負わせない。あなたが辛い思いをするのは嫌だよ」と佳代。
みどりは、マリア像のもとへ行って眺めた。佳代もそばへ行く。みどりは顔をぶったことを謝ったが、椅子でぶつけただけと佳代は言った。
結末
みどりは、佳代を連れて母のアパートへ行った。
「なぜ身元引受人にならなかったの?」とみどり。
「みどりさん、傷ついたんです。みどりさんはお母さんのことが好きなんです。だから拒まれたのが辛いんです」と佳代。
「母さん。知りたい。私は傷ついた。」とみどり。
「恥ずかしい親だと思ってるだろ」というユカリ。しかし、みどりはそう思わないし、母の味方だ。
みどりは「抱きしめて欲しかった」とつぶやく。
ユカリは、みどりを抱きしめて「これでいいのかい?」と告げた。
「お母さん」と、みどりは泣いた。部屋の入り口で立っていた佳代も笑顔になる。
しかし、みどりを抱きしめながら、ユカリが佳代をにらむように見ていた。目をふせる佳代。
***
帰り道。
みどりは「佳代ちゃんが最初の保護司で良かったよ。私やりたいことできた。」と告げた。
夜逃げ屋になりたいという。
佳代も「みどりさんが最初で良かった」と告げて、一緒に歩いていく。
(つづく)
【前科者】2話の感想:みどり(石橋静河)編はほろ苦い結末に?
第2話も激しい有村架純の演技が堪能できました。
ビンタシーンからの使命を語るシーンも良かったですが、取っ組み合いからの「鬼クソ!」と叫ぶところも迫真の演技!
こんな有村架純(佳代 役)見たことない!ってキャッチコピーつけたいくらい激しかったです。
しかし1話から続いた、みどり(石橋静河)編はほろ苦い結末になりました。
というのも、娘を抱きしめるユカリが佳代をにらむように見ていたから。
みどりは、本当にユカリに愛されたのでしょうか?
佳代は伝えないでしょうけれど、視聴者も知っている偽りのハグが切ないです。
自分の娘に冷たいユカリ。彼女の人生も気になりますが、それは描かれないことでしょう。
そして佳代の次の対象者は殺人罪の前科者?これまた、ひやひやしそうですね。
画像出典:WOWOW
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