月9【カインとアベル】低視聴率の3つの理由!打ち切りの可能性も?月9枠廃止は確実?
視聴率が低迷している月9枠。かつては『HERO』『GOOD LUCK!!』『ロングバケーション』などのキムタク主演ドラマによって35%以上の超高視聴率を叩き出していた枠だけに現状は地の底のように思えます。しかしネットの普及によってテレビ離れが進んでいることも事実で2000年頃に比べると全体的に2/3くらいの視聴率になっていることも確か。しかし今回の月9ドラマ『カインとアベル』の視聴率はというと…
- 1話…8.8%
- 2話…8.6%
という数字。仮に時代が違っても低視聴率であることは否めません。何故このような不人気な状況になっているのか。今回はその理由について。
月9【カインとアベル】が低視聴率な理由
カインとアベルは2016年10月17日に放送開始。主演はHey!Say!JUMPの山田涼介、ヒロインには倉科カナという注目度的にも決して悪くないキャスティングです。
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しかし1話で視聴率8.8%という不名誉な数字を叩き出しました。最近の月9は低視聴率なのは確かですが有村架純主演『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は初回11.6%、福山雅治主演『ラヴソング』は初回10.6%、桐谷美玲主演『好きな人がいること』は初回10.1%、と一応10%超えは果たしています。カインとアベルはなぜここまで視聴率が落ち込んでいるのでしょうか?
低視聴率の理由①タイトルが最低!
みなさんは『カインとアベル』と言われてどんなイメージを持つでしょうか。タイトルだけ見てどんなドラマかわかりますか?まずフジテレビはタイトルの付け方を絶対的に間違ったのです。制作陣がなぜこのような名前を付けたのかというと2009年に『カインとアベル』という韓国ドラマの影響と思われます。そのファン層を取り込もうという目的があったのかもしれませんが正直、日本での知名度は激低です。そしてこの韓国ドラマがそこそこヒットした理由は”じっくり理解できるから”です。韓国版カインとアベルは20話放送されており、インパクトや注目度だけで評価されず、話の面白さで勝負ができるんです。つまり名前がほんわかしていても後半盛り返せるのです。しかし日本のドラマは長くて12話…状況が違うことを加味していなかったということでしょう。
低視聴率の理由②予想される結末が暗い!
カインとアベルはご存知の通り、旧約聖書の兄弟の嫉妬を描いています。これに忠実に作られているとすると、山田涼介は桐谷健太に殺されます。そして桐谷健太も最終的に罰を受けることになります。この『アンハッピーエンド感』が視聴率を下げている理由の一つです。
低視聴率の理由③月9への関心がない!
今期ドラマではドクターXが圧倒的トップを走り、相棒が追いかける形となっています。この他には…
- 火曜10時TBS『逃げるは恥だが役に立つ』
- 水曜10時日テレ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』
- 日曜9時TBS『IQ246華麗なる推理』
あたりが強くなっています。これらのドラマは枠の特徴をしっかりと反映しているドラマです。火曜と水曜の10時ドラマは少女漫画原作やラブコメなどの明るいドラマとなっており、TBS日曜劇場は感動系や社会派ドラマなどが多くなっています。一方の月9は最近のイメージとして『暗い』『わかりにくい』『面白くない』という最悪なレッテルを貼られています。今の時代に合ったドラマを提供できていないというのも低視聴率の原因となっていることは間違いありません。
まとめ
カインとアベルには正直キャスト以外に魅力がありません。このままいくと打ち切りの可能性も十分にあります。月9という敷居の高いイメージながら低視聴率が予測できるドラマに出演するキャストが可哀想です。いつも叩かれるのは制作ではなく出演者たちですから。フジテレビは月9を廃止するという噂も前々からありますが潰すなら早く潰して欲しい。TBSや日テレが9時にドラマ枠を作ってくれれば決定打になるのですが…いつか潰すなら早く一新して面白い番組を提供する努力をしてもらいたいところです。今期のフジテレビドラマは菅野美穂さん、松嶋菜々子さん、吉田羊さん、天海祐希さんなどの大物視聴率女王たちを出演させています。しかし度重なる大失敗を繰り返すフジテレビ、ドラマ班に問題があれば一掃して面白いドラマを作ってもらいたい、それがドラマ好きたちの意見です。企業としての古い体質も視聴率低迷の原因になっているのかもしれませんね。
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