【天国と地獄】の原作ネタバレ!月と太陽の伝説とは?
【天国と地獄】の原作ネタバレ!月と太陽の伝説とは?
綾瀬はるか主演ドラマ【天国と地獄-サイコな2人-】(TBS)は「月と太陽の伝説」がモチーフ!一体どんな内容なのでしょうか。タイトルの「サイコ」も気になるので調べてみました。
今回は【天国と地獄】の原作ネタバレについて。
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【天国と地獄】の原作ネタバレ
ドラマ【天国と地獄-サイコな2人-】の原作は、脚本家・森下佳子さんのオリジナルストーリーです。
黒澤明監督の映画『天国と地獄』とは関係ありません。
ただし本作のモチーフになった話はあります。
それが奄美大島(あまみおおしま)に古くから伝わる「月と太陽の伝説」です。
「月と太陽の伝説」は企画の原点
ドラマ【天国と地獄-サイコな2人-】の企画の原点は、「月と太陽の伝説」が書かれた「日本昔話記録」の以下の一文です。↓
昼の太陽は、本当は夜の月であるべきで、夜の月は昼の太陽であるべきだった。
日本昔話記録(12)鹿児島県喜界島昔話集 柳田国男 編/岩倉市郎 採録(三省堂)
番宣によると、綾瀬はるかさん・高橋一生さんが奄美大島でロケをし、ストーリーの重要なカギをにきるシーンを海岸沿いで撮影しました。
望月彩子(綾瀬はるか)と日高陽斗(高橋一生)の魂の入れ替わりと、「月と太陽の伝説」は関係ありそうです。
「月と太陽の伝説」とは?
「月と太陽の伝説」とは・・・
太陽は、本来は夜の月になるはずで、月は、本来は昼の太陽になるはずだった。
夜、太陽と月が寝ていて、「どちらかの腹の上にシヤカナローの花が咲いたら、その者が昼の太陽になり、咲かなかった者は夜の月になろう」と約束した。
https://www.weblio.jp/content/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%81%A8%E6%9C%88?edc=MNGTR
花は月の腹の上に咲いたので、太陽はこっそり自分の腹に植え替えた。それで太陽は昼に、月は夜に出るようになった。太陽は悪いことをしたので、これをまともに見ることはできない。月はいくらでも見ることができる(鹿児島県大島郡喜界町)。
月に咲いた「シヤカナローの花」が太陽に盗まれて、立場が逆転してしまったということ。
人間が太陽を「まともに見れない」のは、実際は日差しが眩(まぶ)しいからですが、「悪いことをした」からなんて、ロマンティックな面白い言い伝えですね。
「サイコな2人」は最古な2人?
ドラマ【天国と地獄-サイコな2人-】のサブタイトルの「サイコ」の意味が気になります。
「サイコ」とは、サイコパス(=反社会性パーソナリティ障害、愛情や良心といった感情が欠落した人)の短縮でしょう。日高陽斗(高橋一生)の裏の顔がサイコパスの殺人鬼ですから。
ただ、望月彩子(綾瀬はるか)はあわてんぼうの刑事です。
「サイコパスな2人」じゃないんですよね・・・。
本作は、鹿児島・奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」のごとく、刑事と殺人鬼の魂が入れ替わる究極の“スイッチエンターテインメント”という触れ込み。
「サイコ」の漢字で思いつくのが、「最古」です。
「最古の2人」という意味もあるのでは?
どういうことかというと、最古、昔々、2人の祖先は関係があって…
「シヤカナローの花」を太陽が月から盗んだように…
「何か」を望月彩子(綾瀬はるか)の先祖が日高陽斗(高橋一生)の先祖から盗んだ…
あるいは、彩子の先祖が陽斗の先祖に何かしら罪を犯した。殺人?窃盗?とか…。
だから、魂の入れ替わりが現在で起きたしまったのでしょう。
刑事の彩子が日に当たる太陽っぽいので、そう予想しましたが…。
『JIN-仁-』『天皇の料理番』『ごちそうさん』『義母と娘のブルース』など数々のヒット作を手掛けた脚本家・森下佳子さんが描く物語は、果たして、どのように発想をふくらませ、どう展開するのか。期待しています!
(追記)
望月彩子(綾瀬はるか)に「月」、日高陽斗(高橋一生)に「日と陽」=「太陽」があるというご指摘を頂きました。
太陽が月から「シヤカナローの花」を盗んだ言い伝えのように、
日高陽斗(高橋一生)の先祖が望月彩子(綾瀬はるか)の先祖から「何か」を盗んだ…という繋がりが予想されます。
当記事画像出典:https://www.tbs.co.jp/tengokutojigoku_tbs/
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