【麒麟がくる】芦田愛菜/たま(ガラシャ)役のネタバレ!悲劇のヒロインの最期!
【麒麟がくる】芦田愛菜/たま(ガラシャ)役のネタバレ!悲劇のヒロインの最期!
光秀の次女、たま(ガラシャ)役として芦田愛菜の出演が決定しました。
ドラマ内でも伏線が張られていました。が、たま(ガラシャ)も戦国という時代に翻弄されてしまいます。
【麒麟がくる】の物語も交えつつたま(ガラシャ)の悲劇の生涯をネタバレしていきます。
画像出典:Amazon
【麒麟がくる】たま(ガラシャ)を演じるのは芦田愛菜
光秀の次女・たま(ガラシャ)を芦田愛菜さんが演じることが発表されました。
芦田愛菜さんは2011年フジテレビのドラマ【マルモのおきて】で主演、可愛らしい「マルモリダンス」でブレイクします。
芦田愛菜さんは天才子役として多くのドラマ、映画に出演しました。
その後、学業に専念、2017年には名門・慶應義塾中等部に進学して世間を驚かせました。
そして、2011年【江?姫たちの戦国?】以来9年ぶりに大河ドラマに帰ってきました。
【麒麟がくる】芦田愛菜/たま(ガラシャ)役のネタバレ
たまは細川家に嫁ぐ
たまは光秀の次女として生を受けました。
1578年、たまが15歳の時、光秀の君主・織田信長の勧めで細川藤孝の嫡男・細川忠興に嫁ぐことになります。
光秀と藤孝は【麒麟がくる】初期から将軍を支えてきた盟友、子の結婚により両家、及び織田家の関係はより強固なものになりました。
張られていた伏線
この赤ちゃん(たま)の方が、藤孝の息子の嫁になるのですな。後の伏線という事で、サービス満点の脚本・展開。
麒麟がくるのこういうところが好き。#麒麟がくる pic.twitter.com/kyOzXBLztT— ももこさん主 (@Momoko3Tome) August 30, 2020
- 22話:まだ赤ん坊のたまが藤孝に抱っこされて懐いていた→後に義理の父娘になる
- 26話:朝倉義景の嫡男が暗殺された後、光秀と藤孝はわが子を心配、共に6歳であることに気づく
- 28話:光秀は義昭に家族の話をし京に家族と住むための場所を借りることを約束してもらう
と【麒麟がくる】ではたま、忠興の婚姻について伏線が張られていました。
たまは父・光秀の謀反により罪人の娘に
ところが嫁いでから4年後の1582年、歴史を揺るがす大事件・本能寺の変が勃発、光秀は主君である信長を討ってしまいます。
戦国の世とはいえ主君を討ったことは大罪、許されることではありません。たまは謀反人の娘となってしまいました。
藤孝はたまに危害が及ぶのを恐れて丹後・味土野女城に幽閉してしまいます。
同年、光秀は細川家の協力が得られないまま山崎の戦いで羽柴秀吉と激突、命を落とし明智家は滅亡してしまいます。
1584年、秀吉に下った夫の忠興により、たまは2年近くの苦しい幽閉を解かれることになります。
たまはキリシタンとなり名をガラシャに改める
1587年2月、夫の忠興が秀吉と共に九州征伐を進めていたころ、たまは次女と共に教会に出入りするなど徐々にキリスト教を信仰するようになります。
ところが同年6月、秀吉はバテレン追放令を出してしまいます。
たまは密かにキリスト教の信仰を続けます。そして、洗礼を受けキリスト教の名・ガラシャを授かることになります。
補足
信長は西洋文化に興味を持ち、寺や仏閣と対立していたこともありキリスト教を保護していました。
逆に秀吉や後の徳川家康はキリスト教の団結力を危険視し弾圧を進めます。
夫・忠興のたま(ガラシャ)への愛憎
1595年にたま(ガラシャ)はキリスト教信者になったことを告白、
- 屋敷内に小聖堂
- 子供にも洗礼を受けさせる
など信仰をより強めます。
これを知った忠興は激怒、たま(ガラシャ)に厳しく当たるようになります。秀吉に付いた忠興にとって妻がキリスト教であることはなんとしても避けたかったのです。
一方で「秀吉の誘惑に乗らぬように」と文を出す等たま(ガラシャ)を独占しようとしていました。
忠興はたま(ガラシャ)に対して狂気的な愛情、今でいうメンヘラな側面を見せるようになりました。
キリスト教では離縁(離婚)することは禁じられていたのでたま(ガラシャ)は信仰と夫の板ばさみとなってしまいます。
たま(ガラシャ)悲劇の最期
1598年8月に豊臣秀吉が死去、家康率いる東軍、石田三成ら豊臣家の意思を継ぐ西軍と勢力は2分されます。忠興は東軍・家康側に付きました。
三成は東軍に付いた武将の正室を人質に取るなどに暴挙にでて、その手はたま(ガラシャ)にも及びました。
7月17日、三成は細川屋敷を取り囲んでしまいます。
「自分だけが死にたい」
たま(ガラシャ)は次女たちを逃がし屋敷に残ります。
補足
このころの日本の武家には夫が不在時に妻に危害が加わりそうな時には死で持って妻の名誉を守るという風習がありました。
たま(ガラシャ)も夫・忠興に振り回されながらも言いつけを守ろうとしていました。
キリストの教では自殺も禁止されているのでたま(ガラシャ)は家老の小笠原秀清に自らの胸を長刀で貫くように命じて、その通りに命を落としてしまいます。
小笠原はたま(ガラシャ)の遺体が残らないように屋敷を爆破、自身も運命を共にします。
こうして戦国の世に翻弄された悲劇のヒロイン・たま(ガラシャ)はその生涯に幕を下ろしたのです。
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※全て2020年9月13日(日)の情報です。最新の配信状況、期限、料金については公式サイトをご確認ください。
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