仰げば尊し『青島・木藤良のイケメン二人が遂に吹奏楽部に!』3話あらすじと感想

仰げば尊し3話あらすじと感想、4話ネタバレ

TBS日曜劇場『仰げば尊し』の3話が放送されました。

3話は不良グループの中核、青島(村上虹郎)と木藤良(真剣佑)が吹奏楽部に入ります。

2話までは頑なに樋熊(寺尾聰)の誘いを断り続けた二人が何故入部することになったのか。

そして因縁の先輩・陣内(高畑裕太)との抗争の結果は…その辺が見どころです。

視聴率ですが以下の通り。

  • 1話…11.4%
  • 2話…11.7%
  • 3話…9.9%

民放では『家売るオンナ』に次ぐ2位となっていますが微妙に下がったのが気になるところです。

2話の喧嘩から始まる関係で暴力的なシーンもあったので敬遠されたのか、もしくは東京都知事選の開票時間と被った影響か。

どちらにしても次の4話は不良5人組が揃って吹奏楽に打ち込み、壁にぶつかるという良い話が展開されるので、また10%は越えてきそうです。

それでは3話あらすじ、感想、4話ネタバレをどうぞ。

目次

『仰げば尊し』3話あらすじ

拉致られた安保、桑田、高杢を救うため、青島と木藤良は陣内らに立ち向かった。

樋熊が『やめろー、やめてくれー!』と叫んだその時、サイレンが聞こえて警察が到着。

事件を聞きつけた先生方が警察署で手を出した二人の処分について話し合う。

鮫島教頭は即刻退学にと言うが樋熊は『仲間を守ろうとした彼らの気持ちに希望を持ってやってくれませんか?みんな変わろうとしてるんです。』と必死で庇う。

教育委員会も黙ってはいないはず、この話は校長が預かることにした。

警察署を出ると樋熊は青島と木藤良を吹奏楽に勧誘するが無視。

吹奏楽部に入った三人は『無理に誘っても無駄だ。青島は手だけじゃなくて心臓にも怪我してる。』と樋熊を止めた。

桑田『でも音楽に興味ないはずないんだよ…』

樋熊『お前らが吹奏楽に打ち込んでるってとこ、あいつらに見せてやればいいじゃないか。』

『おう!』

3人はすっかり元気になった。

樋熊は部長に明日の昼休みに音楽室に部員を集めるように言う。

樋熊は家に帰ると青島たちのバンドの歌を聞いていた。

娘の奈津紀(多部未華子)は近所迷惑と音楽を止めた。

奈津紀は樋熊のジャケットが破けているのを見つけ、生徒にまたやられたの?と心配。

樋熊はいつも通り『不慮の事故だ』と誤魔化した。

奈津紀『あんな学校行くのやめたら?』

樋熊『行くんです~♪』

昼休み、集まった部員たちにコンクールの自由曲を決めると言う樋熊。

最初に流したのはアルフレッド・リード作曲の『エルカミーノレアル』という曲。

日本語で『王の道』。

全国大会という王の道を目指す吹奏楽部にふさわしい曲と選定された。

流れてくるその曲を木藤良は外で聞いていた。

曲が決まったところでパートリーダーを決めると言う樋熊。

井川が立候補、不良たちも立候補すると他のメンバーも手を挙げた。

そこでオーディションで決めることになった。

オーディションは金曜日、不良たちもその日までに上手くなってやると意気込んだ。

外で練習する桑田、高杢、安保の3人。

そこへ青島と木藤良が煙草を吸いにやってきた。

楽譜のわからないところを木藤良に聞く3人を見て青島は校舎の中へ入って行った。

必死で練習する3人だが管楽器は音もまともに出せない状況。

それを見た井川は『酷いな。』と呟いた。

樋熊は新井先生に『留学するなら早く手続きをして下さい』と言われる木藤良を目撃した。

教室の後ろには青島も座ってその様子を見ていた。

アメリカへの音楽留学をする予定だという木藤良に樋熊は『応援するよ。』と割り込んだ。

木藤良『あなたがこの学校に来なければ行くつもりでした。僕一人抜けても仲間は一つだったから。酷い先生ですね。』

樋熊『人のせいにするな。お前、自分の一番やりたいことがわからなくなってるんじゃないのか?だとしたら、お前たちは前から壊れてたんだ。』

木藤良『壊したのはあなたですよ。』

樋熊『桑田たちがパートリーダーのオーディションに手を挙げたのはどうしてだと思う?本気だってとこをお前たちに証明してみせたかったんだよ。また一つになってお前たちと音楽がやりたかったんだよ。なぁ、青島。』

青島と木藤良は教室を出て行った。

そこに有馬が慌てて入ってきた。

音楽室に急ぐと不良3人と井川が揉めていた。

『こいつが俺たちのこと邪魔者扱いしてくるんだよ!』

樋熊は仲裁に入り、『よーし、今日はもう部活はやめだ。これからみんなでカラオケ行こう!』

キョトンとしたその場をまとめ上げ、カラオケに行くことになった。

安保は青島と木藤良の処分について樋熊に聞いた。

『今校長先生が教育委員会を説得してくれてる。大丈夫、心配するな』と肩をポンと叩いた。

カラオケは課題曲を憶える為のものだった。

それぞれ帰って行く中、部長の有馬はご飯を食べてから帰るというので樋熊は一緒にどうかと誘った。

樋熊と有馬がレストランに着くとカウンターに座っていた青島に気付く。

青島も気付き席を立つ。

樋熊『まぁ座れよ。おごるから。』

青島『頼んでねーよ。』

帰ろうとする青島は店員に『カレー頼みましたよね?』と言われ仕方なく樋熊達に背を向ける形でカウンターに座った。

その頃、海辺の倉庫では吹奏楽部に入った3人が練習をしていた。

それを見かけた木藤良は昼間の『自分のやりたいことがわからなくなってるんじゃないのか?』という樋熊の言葉を思い出していた。

レストランで話が進む樋熊親子と有馬。

奈津紀に教育実習はうちの高校にきてくれという樋熊。

奈津紀『不良さえいなければねー。初めて学校に行った日にも殴られて帰ってきたし。』

樋熊『懐かしいな。それ、青島だ。』

有馬は知らなかったので驚き、青島はまさか自分の話をされるとはと驚いた。

有馬は『昔バンドやってて…』と当たり障りない事を話そうとしたが樋熊はまるで青島に聞かせるように言う。

樋熊『そのバンドの録音したやつ聞いたんだ。無茶苦茶上手いってわけじゃないけどなかなかのバンドだ。リードギターの青島がみんなを引っ張っててサックスの木藤良も悪くない。何より5人のバランスが良いんだ。』

奈津紀『そんな子たちがなんでバンド辞めたの?』

青島『喧嘩ですよ。文化祭で乱闘事件起こして。それでその青島ってやつが手にけがをしてギターを弾けなくなったからやめたんです。』

奈津紀『ギターがダメなら他の楽器をやればよかったのに。早い話、挫折したんでしょ。』

青島は席を立った。

樋熊『まぁ座れよ、青島。』

青島はそのままお金を置いて帰って行った。

奈津紀『青島??あの子が?そういうのは先に言ってよ。』

有馬は青島について語る。

青島たちは乱闘事件のすぐ後、ライブハウスでライブをしていた。

それを有馬は見に行っていたのだ。

しかしケガのせいで上手く演奏できない青島は曲の途中でステージを降りた。

青島はそれ以来音楽の話をしなくなったという。

青島は海辺の倉庫に立ち寄った。

すると中からは練習中の3人の声。

安保『懐かしいよな。これ、復活ライブの時の…』と当時のポスターを見ていた。

桑田『5人でやった最後だったな。』

高杢『またやれるし!また、やれるし…』

3人は練習を再開した。

その活気ある声を聞いていた青島は複雑な表情で帰って行った。

しかしその様子を陣内が見ていた。

次の日、有馬と話していた樋熊に不良の菅井が話しかけてきた。

菅井『安保たちが吹奏楽入ったんだって?』

樋熊『お前も入ってみるか?』

菅井『え?』

菅井はそのまま吹奏楽部に入部した。

みんなパート練習を始めたのを外で青島と木藤良が聞いていた。

青島『あと一年もないのに何ができんだよ…な。』

木藤良『みんな、部活終わった後も3人で練習してるみたいだよ。前に僕らが練習してたあの倉庫でさ。裕人はこれからどうする?』

青島『俺はどうだっていいよ。』

木藤良『昔、トランペット吹いてたよね?』

青島『お前はどうすんだよ。留学しろよ。ここにいたって何もねーよ。』

樋熊は教頭から青島と木藤良の処分を聞いた。

木藤良は吹奏楽部の練習を終えた3人を廊下で待っていた。

木藤良に気付く3人。

木藤良『みんなの今のレベルじゃパートリーダーなんかになれないよ。でも諦めずにやるなら協力するよ。』

3人は喜び木藤良に抱きついた。

その様子を見て笑顔になった有馬は音楽準備室へ。

樋熊『青島と木藤良の処分が決定したよ。退学は免れた。青島と木藤良の家を教えてくれないか?直接教えてやりたいんだ。』

有馬『それなら、倉庫に行けばいると思います。』

木藤良を含めた4人は倉庫に辿り着くと唖然とした。

その頃、青島は商店街で奈津紀とバッタリ遭遇した。

奈津紀『青島君?この間はごめんなさい。挫折とか言って。』

青島は何も言わずに行こうとするが奈津紀はそれを引き留めた。

奈津紀『うちの父にケガとかさせないでね。もし何かあったら、私許さないよ。』

その時、青島の電話が鳴る。

木藤良『僕らの倉庫がやられた。』

青島は走って倉庫に向かった。

倉庫は酷い有様だった。

壁には『死ねクソバンド』とスプレーで書かれ、中も滅茶苦茶だった。

青島は破かれた復活ライブのポスターを見つけた。

その時、樋熊と有馬が到着し荒れ放題の倉庫を見て驚く。

青島はそのままカバンを置き走り出そうとした。

青島『陣内の野郎ぶち殺してやる。』

樋熊『待て、お前たちは退学にならずに済んだんだよ。』

青島『そんなこと知るか!』

樋熊を振り払い走り出そうとしたのを3人は止めた。

高杢『馬鹿野郎!マジで退学になんぞ!』

安保『あんなやつの挑発に乗って退学になったらどうすんだよ!』

青島『てめぇら、悔しくねーのかよ!』

桑田『悔しいよ!お前がいなくなる方が100倍悔しいよ!』

樋熊『青島、陣内とはもう関わるな。』

青島『ここはな、俺たちの大事な場所なんだよ。俺たちが作ってきたもんが全部詰まってんだよ。』

それを聞いた木藤良は倉庫の中にあった看板を泣きながら壊し始めた。

青島『蓮、何やってんだよ。やめろって!』

木藤良『こんなものが残ってるから裕人はいつまで経っても前を向けないんだよ。あの頃の裕人に僕らが頼ってたから裕人は変われないんだよ。僕らはとっくの前に壊れてたんだよ。裕人が手にケガをしてからもう一度やろうとしたけど結局できなくて。そんな裕人に誰も何も言えなかったよね。』

青島『そうじゃねー。ダメにしたのは俺だよ。お前らをバンドに誘ったのに、俺は逃げたんだ。』

樋熊『青島、お前も頼れば良いんじゃないか?こんなに自分の事を想ってくれる仲間はそうできるもんじゃない。頼れば良いんだよ。それが仲間だろ。全員一緒にいられるのもあと1年だけだ。嫌でもみんなバラバラになるんだよ。けど、お前たちには繋ぐものがあるじゃないか。音楽があるじゃないか。一人じゃ叶えられない夢があるんだろ。』

その夜、樋熊が家に帰ると奈津紀はフルートの練習をしていた。

奈津紀は樋熊の手に包帯が巻かれていることに気付く。

樋熊はいつも通り『ちょっと転んだだけだ。』と誤魔化した。

奈津紀『青島って子にやられたの?』

樋熊『馬鹿なこと言うな。』

次の日、パートリーダーのオーディションが行われた。

その頃青島は陣内ところにいた。

青島『先輩、もう俺たちと関わるのやめてもらえませんか。』

青島は土下座した。

青島『先輩たちと喧嘩してから俺たちはダメになりました。あいつらはまたやりたいことを見つけたんです。』

陣内は青島をボコボコにした。

しかし青島は頼み続ける。

青島『安保たちは樋熊に夢をもらったんです。だから関わらないで下さい。』

陣内『樋熊ってあのじじいか!』

青島『その代わり気が済むまで俺を殴って良いんで。』

陣内『あのじじいもお前と同じこと言ってたよ。』

昨日の夜、青島たちと別れた樋熊は陣内の元を訪れていた。

樋熊『殴って君の気が済むならいくらでも殴れ。俺はあいつらと一緒にステージに上がるんだ。その夢の為なら安いもんさ。君があいつらにどんなことをしようと俺は諦めないぞ。』

陣内は樋熊を突き飛ばした

樋熊のケガはその時のものだった。

青島『樋熊が?』

陣内『馬鹿だろ。あのじじい。』

青島『馬鹿だよ。音楽バカだよ。』

青島は笑った。

陣内『青島、お前まただっせぇ音楽やるんだろ。』

陣内は去って行った。

そこに木藤良が迎えに来た。

木藤良『学校にいないから多分ここだと思った。行こう。』

オーディションが進む中、奈津紀は校長と話に来ていた。

昨日のケガのことを話し『父にはここをやめてもらいたいんです。もう無理できる年じゃありませんし。』と言う奈津紀。

校長は奈津紀を音楽室に誘った。

音楽室に着くと桑田のオーディションの番だった。

上手くいかずに途中で止まってしまう桑田。

しかし桑田は諦めなかった。

『もう一度頭からやらせて下さい。』

オーディションは夕方まで続いた。

そして結果発表、そこに安保たちの名前は無かった。

樋熊『明日からコンクール目指して頑張ろう。』

その時、後ろのドアが開き青島と木藤良が入ってくる。

その様子を奈津紀も含め全員が見ていた。

青島『勝手に陣内のとこ行ってケガすんなよ。俺たちのために殴られていいなんて言うんじゃねーよ。』

青島は一歩近寄り、『俺たちが見せてやんよ。ステージに上がる夢。俺たちが見せてやるよ!』と言うと仲間たちも駆け寄ってくる。

青島『コイツうぜぇからよ。入ってやるよ。な、先生。』

木藤良『じゃ、僕もやろ。もう迷うことなくなったからさ。』

樋熊『それじゃあお前たち、煙草を出せ。』

樋熊は煙草を差し出した青島と木藤良の手をそのまま取り、握手した。

樋熊『今日からお前たちは吹奏楽部の仲間だ。そうだな、みんな。』

みんな盛り上がった。

井川『でも、楽器はどうするんですか?』

木藤良『僕サックス。』

青島は『俺は…』とトランペットを手に取り『これだ。』

桑田『トランペットは難しいぞ。』

青島『やったことあんだよ。』

有馬『小学生の時にね。』

桑田『それじゃ俺たちと変わりねーや。』

高杢『ガキん時にやってたからって偉そうにすんじゃねーし。』

樋熊は笑った。

校長『どうです?樋熊先生が無理をなさっているように見えますか?』

奈津紀『でもやっぱり心配です。』

校長『でしたら、一緒に支えてくれませんか。』

家に帰った奈津紀は教育実習の希望先を美崎高校と記入した。

そしてその机には樋熊の健康診断の通知書が置かれていた。

『仰げば尊し』3話放送後のみんなの感想

すごく納得しました。

確かにHOPEは『明日から仕事かー。』っていう時には見たくないドラマですね。

仰げば尊しも最終回は泣き疲れちゃうかもしれませんが。

『エルカミ懐かしい!』っていう感想がすごく多かったです。

関係ないですが競馬でもエルカミーノレアルっていう競走馬がいたような…

ちょっと笑いました。

仰げば尊しって小学校とかで歌っている時は『アオーゲバートオートシー』って何となく音で記憶していた気します。

漢字で書く機会って少ないのかもしれませんね。

 

入るのは分っていた事とはいえ『遂にきたー!!』ってなりましたね。

↓こういうことですよね。

しかも『協力するよ』ってストレート過ぎない良いとこ突いてる台詞だと思います。

横浜の知り合いからも『お母さんにこの高校知ってるって言われた』と聞きました。

野庭高校って有名らしいですね。

虹郎くんと真剣佑くんの人気すごいですね。

初代花男のF4並にキャーキャー言われてる気がします。

そのメンバーで最後に尾美さんが来ているところが良いですね。

『仰げば尊し』4話ネタバレ

樋熊迎一(寺尾聰)の娘・奈津紀(多部未華子)が、美崎高校での教育実習が決まり、吹奏楽部にもコーチとして参加することとなった。全国大会を目指し猛練習に励む部員たちへ、樋熊の指導も熱を帯びてきた。青島(村上虹郎)ら5人の入部で活気こそ出てきたものの、合奏の息がなかなか合わずにいた。そんなとき、心を一つにしないと音は揃わないという樋熊の言葉を受け、渚(石井杏奈)が合宿をしてはどうかという。樋熊と奈津紀だけの引率では合宿は許可できないと鮫島教頭(升毅)が反対すると、その話を聞いていた新井(尾美としのり)が同行すると申し出、晴れて合宿が実現する運びとなった。

そんなとき、2年生の井川(健太郎)は、「部活なんかやっていないで勉強に専念しろ」と父にたしなめられる。井川は吹奏楽部の名門、明宝高校の受験に失敗し、心の奥底に傷を抱え悩んでいたのだ。そしていよいよ合宿へ出発する美崎高校吹奏楽部の面々。合宿所となる研修施設では、井川が目指していた明宝高校の吹奏楽部も合宿をしていて、そのメンバーの中に、中学時代の同級生・小池(泉澤祐希)の姿を見つけていた。

ほどなく練習を始める美崎生だが、明宝の演奏を聞いて圧倒されてしまったのか練習に身が入らず、些細なことでいい争いが起こってしまう。そんな部員を見かねた樋熊は、楽器を置いて外に出ろと命じた。果たして、樋熊は何を考えているのか!?

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