【ひよっこ】103話視聴率は21.8%! 誰も悪くない!菅野美穂・世津子の回想が切ない
朝ドラ【ひよっこ】第103話(7/31・月)のあらすじと視聴率!
有村架純さん主演、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」第18週「大丈夫、きっと」第103話が7月31日月曜日に放送されました。
今回は【ひよっこ】第103話の視聴率、ネタバレあらすじ、みんなの感想、感想をまとめます。
【ひよっこ】第103話(7/31放送)の視聴率
第103話の視聴率は21.8%です!10回連続の大台越え!
【ひよっこ】第103話(7/31放送)のあらすじ
実(沢村一樹)が記憶喪失だと知ったみね子(有村架純)は、大きな衝撃を受けて外に飛び出すが、混乱のあまり大雨のなかに立ちつくす。すると実がそっと傘を差しだしてくれた。みね子は実に自分の悲しみと行き場のないつらい気持ちをぶつける。
実は2年半前の世津子(菅野美穂)との出会いを語る。ベンチで呆然としていると声をかけられたこと…。世津子は怖がりながら傘を置いていってくれた。その夜、また世津子がきて言った。「あの、何してるの?私のこと知らない?」実は彼女を知らなかった。
「面白い」嬉しそうに世津子は言って部屋へ入れてくれて傷を手当てしてくれた。世津子は女優で、看護婦役をやったので上手いことを告白。実は記憶がないと伝えると病院と警察へ行くよう世津子にすすめられたが、絶対嫌だと拒否した。
実は自分は誰かを殺害したのかと怖かった。みね子はそんなことはしていないと強く否定する。ひったくりに遭ったこと、家族のためにお金を取り返そうとしてひどい目に遭ったこと、そして父・実はどんな人なのかを伝える。その頃、世津子は鯛焼きを食べる実を思い出す。みね子は世津子の連絡先の紙をもらい、ひとり帰っていく…。
【ひよっこ】第103話(7/31放送)のみんなの感想
記憶をなくした男は大女優を知らない。谷田部実という属性を持たないまっさらな男と、大女優川本世津子という属性を持たないまっさらな女として出会った二人。世津子は大女優を演じなくてよい人間に初めて出会った、それがかけがえのない存在になるということは容易にわかる… #ひよっこ
— azukKi (@azukki_) July 30, 2017
「お父ちゃんは誰も傷付けてなんかない、ひどいことされたんだ、家族のために必死に守ろうとしたんだ」って、実さんにとって救いでもあり、家族として自信を持って「お父ちゃんはそんな人じゃない」と言えるって、みね子にとっても救いだよなぁって。綿引さんに感謝しかない(´;ω;`) #ひよっこ
— さつき (@satsuki_h_0129) July 30, 2017
記憶を失い属性を失った実さんは、そのことへの不安や恐怖に怯える。一方女優としての自分を実さんが全く知らないゆえ、これまた属性を(実さんの前では)失った世津子さんは、誰でもない一人の普通の女性としていられどこか解放感すら得ているように見えた。なんだかとても皮肉だな… #ひよっこ
— あさひ (@asako0807) July 30, 2017
世津子さんはおそらく30才前後? だとすれば孤児か? 物心ついてから家族がいなかった世津子さんにとって、外はすべて闘う場所だっただろう。家に帰っても一人。「おかえり」「ただいま」と言える相手ができたことが、どんなに大切だったか。#ひよっこ
— reon (@milktea_reon) July 30, 2017
綿引さんがわざわざすずふり亭まで伝えに来てくれたことがここで生きたんだね
綿引さんが事件のことを教えてくれなかったらなぜ記憶喪失なのか、実さんは加害者か被害者かわからなかった#ひよっこ— 充電 (@nemomnemon) July 30, 2017
お気に入りのベンチは私のものじゃないからいいの。雨の日に差し出された傘。自分は雨の日の傘だから、お日様が出てきたらもういらない存在だとわかってたろうけど、2年という月日が経ってその現実を受け入れるのはかなり辛いだろうな…彼女にとって雨の日の傘は実さんでもあっただろうし。#ひよっこ
— tenko_TV (@tenko_TV) July 30, 2017
ひよっこ第103回。「私のお気に入りのベンチ」を「返そう」とする実に対して、「私の物じゃない」からと言う川本世津子が印象的だった。そう、ベンチは誰か個人の所有物じゃない。おそらく実も。そして、世津子から差し出された白い傘を実はみね子に差し出す。「貸し借り」が三者の間で循環する。
— キホーテくん (@d_qjote_o_xjote) July 30, 2017
#ひよっこ 本人が警察病院行きたくないと言ったとはいえ、『明日は連れて行こう、説得しよう』と思いつつ、先延ばしにした2年半の日々だっただろう。添い遂げる未来もないと理解していて、いつ別れがくるか恐れつつの2年半だったと思う。今思えばみね子から写真を受け取る手が、その恐れだった。
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) July 30, 2017
https://twitter.com/a_hayakawa/status/891809943409483776#ひよっこ
大女優で「学校行かせてもらえなかった」で思い出すのは、
高校生の時読んだ 高峰秀子さんの自伝「私の渡世日記」。
天才子役から女優へ。
常識的な日常のことに疎いままに撮影に追われる日々とか、まだ新人の三船敏郎との引き裂かれた恋とか、色々印象的だった。— いかめし (@kumamiso_beix) July 30, 2017
【ひよっこ】第103話(7/31放送)の感想
恒例の朝ドラ受けで有働アナに(土曜日をイノッチと)「一緒に見たかった」と言わせる衝撃展開の前回!
イノッチは「誰も悪くない!」と叫んでいました。たしかに!
今回も濃密な15分間。菅野美穂さん演じる世津子とみね子の父・実(沢村一樹)との出会いが描かれました。
かつての昼ドラのようなドラマチックすぎる展開です。
客観的な視聴者は「沢村さんが顔がいい」から2日もベンチにいる不審者に声をかけたのでしょうと指摘。漫画家の蛭子さんだったらかけないという、とばっちりツイートも(笑)
好意的にくみ取る方は世津子さんは精神的に病んでいたのでは?と推測。
…何度も私の方が怖いよ、護身術習ってるんだ、など防御する台詞があって、不自然にはならないような演出にはなっていました。沢村さんもおびえた子犬のようでしたし。さすがに体は大きいですが…。しかし誰も近所の人は通報しなかったのですね。そういう人が多い時代?
視聴者からは、
「綿引さんの苦労が報われた!」…みね子が父の恐れを否定できた!
「ベンチはお気に入りだけど私のものじゃない」…フラグ?
「世津子は高峰秀子がモデルか」
「世津子は女優の自分を知らない実に嬉しかったのだろう」
というコメントが多いです。
ドラマ「ひよっこ」は色々と余白があり、行間を読むように想像できる楽しみがあります。
「女優」に縛られていた世津子は、全く自分を知らない人に安心したのでしょう。
だから実を部屋に入れた。「私のこと知ってる?」のあとの抑えながらも漏れる嬉しさの表現が絶妙です。もう菅野さんのオーバーになるぎりぎりのさりげなさで心理描写をして難役をこなすのが本当にすごい。
帰りを待つ人がいることの嬉しさを早く帰ってきたかったという鯛焼きおみやげシーンで表現。ほんの数秒なのに大切なシーンでした。
切ないです。つらいです。もう一度確認、誰も悪くない!だからよけいに辛い。
次回以降も見逃せません。
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