【警視庁・捜査一課長2020】4話の視聴率とネタバレ!餃子食べたい人続出!?
画像出典元:テレビ朝日公式サイト
ドラマ【警視庁・捜査一課長2020】4話は、街の中華屋さんの餃子に絡む事件。犯人は偶発的に店主を殺害してしまうのですが、大福こと斉藤慶子さんのスケバンぶりも注目されました。それにしても餃子が度々ジュージューと焼かれ、あまりにも美味しそう!思わず食べたくなった視聴者も多かったことでしょう。
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※2020年5月現在の情報です。配信状況につきましてはサービスサイトにてご確認下さい。この記事の目次
1.【警視庁・捜査一課長2020】4話の視聴率はさらにアップ!
2.【警視庁・捜査一課長2020】4話のあらすじ
3.【警視庁・捜査一課長2020】4話のネタバレ、餃子に次ぐ餃子・・
4.【警視庁・捜査一課長2020】4話の感想
5.【警視庁・捜査一課長2020】4話のまとめ
【警視庁・捜査一課長2020】4話の視聴率はさらにアップ!
ドラマ【警視庁・捜査一課長2020】4話の視聴率は14.5 %でした。
1話13.3%、2話13.8%、そして3話13.9%に続いて、4回も連続上昇中!
着実に視聴率がアップしています。しかも今回は、一気に14%台になっただけでなく0.6%の上昇で、勢いが止まりません。近ごろは、全世帯で「おうちで過ごそう!」が推奨されているという影響もあるでしょうか。
【警視庁・捜査一課長2020】4話のあらすじ
中華料理店の店主堤太蔵(野添義弘)が刺殺されて発見された。御遺体は右手でギョーザの皮を握りしめていたが、その皮は店で使用の業務用の皮でなく、手作りの皮だった。さらに太蔵の店には、メモが残されており「くるめ ふじ」という意味不明の文字がーー。
店はじつは月末には営業を止めることが決まっていた。土地は息子の泰春(小早川俊輔)が勤める不動産会社に売却されること決定しており、この地域には一帯に商業ビルの建設が予定されていた。
平井真琴(斉藤由貴)は、その手作りの皮を探るため、近くの中華料理店を巡ると、ひたすらギョーザを食べ歩いている韮崎久仁子(三倉佳奈)を見かけた。その久仁子は、太蔵の店とライバルだった中華料理店のひとり娘であった。太蔵に店を譲ってほしいと持ちかけてもいた。太蔵に恨んだ久仁子が、売却を断られて殺害したのかもしれない。
近所の住人の猪俣喜久斗(上島竜兵)らの証言で、久仁子の父の店にはもともとギョーザ職人の水田秀次(内田朝陽)がいたはず。そんなときに、久仁子のアパートのゴミ集積所から包丁が発見され、そこには太蔵の血が付着していた。
【警視庁・捜査一課長2020】4話のネタバレ、餃子に次ぐ餃子・・
犯人も餃子ファン!
「一課長、大岩、何? 餃子の皮を握った御遺体が? 分かった、すぐ臨場する」
4話は餃子を作る、焼く、食べる・・そんな場面の繰り返しで、餃子がビジュアルで多々続きました。怪しい人はいたけれど、真犯人はやはり最初から怪しい人ではなく、ただし犯人も「餃子を愛していた」ことだけは確かでした。
ネタバレ:犯人は ⇒ 猪俣喜久斗(上島竜兵)
犯人は、当初から出てきた他の餃子屋のひとり娘という韮崎久仁子(三倉佳奈)でなく、韮崎久仁子を庇っていきなり自供した水田秀次(内田朝陽)でもありませんでした。
はじめから野次馬のように事件現場を覗いていた「ただの近所の人」が猪俣喜久斗。しかし猪俣には、中華屋さんの店舗が売却され、新たに建設されるビルとの関係で、個人的にたいへん無念な思いがあったのです。
なぜか皮を握って倒れている・・
豊島区長崎の事件現場は、中華屋さんの裏庭だった。被害者は街の中華屋さん「津々龍」の店主、堤太蔵(野添義弘)。太蔵は手に餃子の皮を握っており、死因は鋭利な刃物で刺されたことによる失血性ショック死と見られた。
発見したのは奥さんで、奥さんが昼休み休憩の2時ころに買い物に出て、3時ころに帰ったその間が、犯行時間と見られる。
「昼休憩に餃子を仕込んでいたときに、何者かに連れ出されて殺害されたのだろう」と考える小山田。「そうとも言い切れない」と反論する大福。
「だって、仕込みの最中なら手に小麦粉とか付いているはずだが、手は綺麗」。そしてこの餃子の皮は本当に、お店の皮なのかと奥さんに尋ねると、違っていた。しかも餃子の仕込みは開店前に終わっているとのこと。
大福に「カンとか、ビンとかまだそんなこと言っているのか!」とブチブチ呟く山さん。しかし大岩一課長は、「山さん、大福の勘は特別だ」と言う。
「津々龍」のギョウザの皮は、業務用の皮を仕入れていた。大きさは95ミリ。握っていたのは75ミリの手作りの皮。昼休みに来訪者の予定もなかった。さらに「津々龍」は4月末で店を畳むと決まっていたことも判明。
「津々龍」の息子が駆けつけた。店は、息子の泰春(小早川俊輔)が勤める不動産会社「令鵬不動産」に売却されることになっていた。元々は店を売る気はなかったが、息子が「初めて任された大きな仕事なんだ」と頼むので「これも何かの縁かも」と売ることにした。
店内に山さんがメモを発見。そこには太蔵さんの筆跡で「くるめ ふじ」と書いてある。
店の外には野次馬が集まっていて、大福はそこに駆けつけた女性、韮崎久仁子(三倉佳奈)のことが気になる。「何か?」「いえ、別に」と去った久仁子のことを、大福は「餃子臭い」と呟く。
三倉佳奈が切れる!
捜査本部が設置された。事件の前に「津々龍」に現れ、店を居抜きで売って欲しいと頼んでいた女性がいたことが判明。まずはその女性を探す。
地元に愛されたご主人が涙を呑んで閉店を決めた街中華店。被害者の無念を晴らすためにも、「必ずホシを上げる!」
歩きまわって餃子を食べる大福が、ある店で餃子ばかり食べている韮崎久仁子を見かけた。「津々龍のご主人が殺されたこと、ご存知ですよね」「さあ、知りませんけど」。さらにしつこく尋ねると、久仁子は切れた。
「知らねえって、言ってんだろう!」
一方で小山田は「津々龍」を買いたいと訪ねてきた女性を突き止め、それが韮崎久仁子だった。久仁子は近所にあった「包葉軒」のひとり娘で、両店はライバル関係だったが、津々龍のほうがボリュームもあって値段も安いことから次第に客を奪われ、「包葉軒」はご主人も体を壊し他界。店も家も人手に渡っていた。
久仁子は店を潰されたと思い、恨んでいたのかもしれない。それにしても久仁子は昔は結構なワルだったそうで、暴走族とつるんでいた。今は池袋の「餃子丸」という餃子専門店で働いている。大福が池袋に出向いて久仁子を訪ね、詰問すると久仁子は反発した。
「分かったようなこと、言ってるんじゃねえよ!」
そこに小山田たちが現れた。「あなたのアパート前のゴミ集積所から、堤太蔵さんの血痕のついた包丁が発見されました」「そんな・・・」
スケバン調がどこかから降ってきた!
「だから、ほんとに何も知らないのです」「しかしゴミ袋の中に、包丁と一緒に、あなたへの郵便物が入っていたのですよ」
大福が啖呵を切った。
「嘘こいているんじゃ、ねえよ! 津々龍の前で餃子の匂い、プンプンさせていただろうが! なんで、あちこちで餃子、食べ歩きしているんだ? 何か訳があるんだろう! 誰か、人探していたんじゃねえのか! あ〜あ、図星か。だれだそれ? 昔の店の従業員か何かか? ああ?」
「ヒデさん」
「ヒデさん?」
「みずたひでつぐさん、父が作り上げた包葉軒の味を受け継いでいるのはヒデさんだけなんです」
顔を見合わせる小山田と大福だった。
謎の男、水田とは?
大福は水田秀次(内田朝陽)の消息を探そうと聞き込みに歩く。
「包葉軒に行ったことはあるけど、従業員の名前までは知らないよ」と他の客は言うが、ある客、猪俣(上島竜兵)は詳しいことを呟く。
「水田さんのウワサなら、最近聞いたな。腕のいい職人だったのに、あの店を辞めてからあちこち点々としていると言ったな。ああ、たしか、永代橋のほうの餃子屋さんにいるって言ったな・・」
猪俣の情報をもとに江東区佐賀の「永代餃子」という店を訪ねた。水田は、最近のことは知らないし、事件当日のその時間は家で寝ていたという。
ところで、水田の店の皮と、被害者が握っていた皮との成分が一致することが判明した。さらに水田秀次には前科があった。20年前に傷害事件で懲役2年、執行猶予4年の判決を受けていた。集団暴行事件である。また水田の出身地は福岡県の久留米市だった。
ならばあのメモは、水田が来たことを示唆していたのか? そして、久仁子のアパート前で発見された凶器も、水田が久仁子に罪をかぶせるための工作だったのか?
水田を事情聴取し、メモやゴミ集積所で発見された包丁のことを伝えると、水田はいきなり自供した。
「違う! お嬢さんは関係ない、私がやったのですよ、ご主人を私が殺したのです」。しかし、これは何かを隠していると大福は考える。
二人の切ない過去
取調室の久仁子に、大福が20年前の傷害事件の資料を見せる。「これが水田さんが起こした傷害事件。その不良のなかに韮崎久仁子さん、あなたがいました。傷害事件を起こしたのは、本当はあなただったのですよね!」
傷害事件を起こしてしまった久仁子が相談できるのは、当時ヒデさんこと水田だけだった。「大丈夫です、僕に任せてください」と水田が自首した。執行猶予がついたが、お店にいられなくなって水田はその後、あちこち転々としていた。
その後ある時、久仁子の父のお墓参りで二人は再会した。久仁子は水田といつか、父親の味を継承した餃子屋を開くことを心に決めた。そして事件のころは、久仁子は働いてやっとお金ができて水田を探していたらしい。
大岩一課長は、2人の解放を指示した。「状況証拠だけではこれ以上、引き止めておけない」。振り出しに戻ったが、しかし分かっていることは、今回の犯人も餃子の味が変わってしまうことが許せなかった人物だ、ということ。
餃子と富士山?
笹川刑事部長が皆に餃子を焼いて勧める。ちなみに浜松餃子はキャベツとひき肉が主流で、宇都宮餃子は白菜とニラが主流という。
「津々龍」の餃子は、場所は東京だけど浜松に近いのかも。皮が薄くてもちもち。「津々龍」の餃子は皮がもっと小さくなると、つまり殺された太蔵さんが握っていたような皮になると、まさに浜松餃子になる。
東京の東久留米からは富士山がきれいに見える場所がいくつもある。「富士山と浜松餃子?」ホシは富士山と浜松餃子がこよなく恋しい人物かもしれない。「くるめふじ」というメモは、東久留米から富士山が見える場所を拠点としている可能性が高い。
そこで水田の店周辺の防犯カメラに、気になる人物が映っていた。犯人はえんじ色のウインドブレーカーと野球帽子という姿で、水田さんの店から餃子の皮を盗んでいた。「服装だけで探すのですか?」「そのほうが燃えるでしょう!」「燃えます!」
踏み込んだ先は・・
小山田たちが向かったのは猪俣喜久斗(上島竜兵)の自宅。いきなりベランダに行き、富士山が見えることを確認。ビルが建つと富士山が見えなくなる。
「あなた、津々龍の常連客だったそうですね」「20年も通っている・・」「ならば息子さんが、令鵬不動産にお勤めなのも知ってますよね。令鵬不動産があそこに高層ビルを建てるそうですね」
猪俣は突然、部屋から逃げ出すが、マンションの階下で大岩たちが待っていた。「猪俣さん! 殺害したのはあなたですね。皮を盗んだのもあなたですね」
防犯カメラに、皮を盗み出す上島竜兵の姿が映っていた。その皮を太蔵さんに握らせることで、捜査の目を水田さんに向けようとした。しかし水田さんへの捜査が進まなかったので、次は久仁子さんに罪を被せようと思い、アパート前のゴミ集積所に凶器の包丁を置いたのだった。
「殺すつもりなんて全然なかったのです。この皮を使えば、もっと美味しくなるかなと、伝えたかった」と言う。しかし店主はもう土地売却を決定していた。「富士山が見えなくなるんだよ!」と叫びたかった。
あの時、もうすぐ息子がやって来ると店主が言ったので「ちょっと脅すだけだよ」と包丁を持ち出すと、太蔵は猪俣を本気で止めようとして揉み合いになり、弾みで殺してしまった。慌てた猪俣は、渡そうとした「皮」を太蔵の手に握らせて逃げた。
「何で、変わってしまうのだよ」「変わらないものなんてないです。そういうものなんです」
【警視庁・捜査一課長2020】4話の感想
ドラマ【警視庁・捜査一課長2020】が描きたいテーマの一つに、「知っているようで知らない東京」というのがありました。なるほど都内の地名には九州の「長崎」とか「佐賀」とか「久留米」等出てくるのでしたネ。昔ながらの、どこの街にもありそうな中華屋さんの姿もやはり、「知っているようで知らない東京」の姿かもしれません。
今回の事件の犯人は、ある意味でお約束の、最初から怪しい人でない人でした。そう、お店の普通の常連さん。まさか殺害なんてまったく必要のないはずの人でした。またもや揉み合いでたまたまのように殺人事件ーー。息子を脅しても仕方ないのに、包丁を持ち出すなんて、ちょっと間の抜けた殺害でもありました。
それにしても今回、どれほど餃子を焼く映像が流れたことでしょうか。中華屋さんの店主が殺害されたのですからちょっと不謹慎ですが、あれほど繰り返し繰り返し、餃子がコンガリ焼けるのを見ると、思わず餃子を食べたくなってしまいます。
番組を見てから食べに行った人、出前を注文した人、冷蔵庫に餃子の買い置きがないか探した人・・いろんな視聴者さんがいたのではないでしょうか。浜松餃子と宇都宮餃子の違いも興味深いものでした。笹川刑事部長も今回は、自ら得意げに焼き餃子! ギョウザはことさら、焼く時のジュージューいう音が刺激的で、匂いも思い浮かぶので、影響は絶大だったと考えられます!
途中が怪しかった三倉佳奈さんも「切れて」ましたが、斉藤慶子さんのスケバンぶりも見事! ここを喜んだファンも多かったかもーー。ドラマとはいえ、久仁子と水田がやり直して、新しいお店をスタートできるといいですね。
【警視庁・捜査一課長2020】4話のまとめ
順調どころか、飛躍的に視聴率もアップした今回ーー。事件で人が亡くなるのは悲しいことですが、【警視庁・捜査一課長2020】には、あまり深く考えずに見ていられる、不思議な安心感があります。「大福の勘は特別だ!」も定着してきました。
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