【やすらぎの刻~道】最終回のネタバレと感想!菊村(石坂浩二)が待つ律子の合図は?
テレビ朝日【やすらぎの刻~道】最終回のネタバレと感想!
菊村(石坂浩二)の原稿が何者かによって流出!
いったい誰が?菊村は怒りにかられ、犯人さがしをするのだが……。
1年の超大作・倉本聰脚本【やすらぎの刻~道】最終回が2020年3月27日に放送。
テレビ朝日開局60周年記念作品の帯ドラマ。「やすらぎの郷」の続編。
【やすらぎの刻~道】最終回のネタバレあらすじと感想について。
【やすらぎの刻~道】最終回のあらすじ・ネタバレ
【やすらぎの刻~道】最終回のあらすじ
【明日27日ひる12:30〜最終話あらすじ】
菊村栄(#石坂浩二)は、金庫に預けたはずの『道』を、蒟蒻亭乙葉(#笹野高史)が読んでいることを知って、がく然。なんと水沼六郎(#橋爪功)や白川冴子(#浅丘ルリ子)、水谷マヤ(#加賀まりこ)も同様に目を通しているようだった。 #やすらぎの刻 pic.twitter.com/l1kfvnZaIN
— やすらぎの刻〜道 (@yasuragino_toki) March 26, 2020
【やすらぎの刻~道】最終回のネタバレ
蒟蒻亭乙葉(笹野高史)は、菊村(石坂浩二)が書いたシナリオのコピーを読んだという。
それは、ロク(橋爪功)から回ってきたという。
金庫にコピーを入れるのを手伝ったスタッフ、奈々(東松史子)と一馬(平野勇樹)に聞きに行く。
金庫には触れていないというので、菊村はエリ(板谷由夏)に頼んで慌てて金庫を開けてもらい、そこで、興奮しながら、緑(草刈民代)とエリに、シナリオが読まれていることを説明する。
逆上した菊村は犯人さがしをする。
まずは、ロク。
ロクは自分が公平の役だと嬉し気。
ロクは冴子(浅丘ルリ子)から回ってきたと言う。
冴子はしのが自分の役だと言い、マヤ(加賀まりこ)から回ってきたと言う。
マヤに「原稿を持ち出したのか」と言うが、マヤはマヤでしのの役は自分だと言い……。
そこに、緑とエリが駆けつけてくる。
「原稿を読まれたことは、裸を見られたようなものだ」と怒りが収まらない菊村。
尊厳を無視された気がした菊村は、ひとり部屋に引きこもる。
原稿を見直そうと思うが、空腹で頭が回らない。
ドアをノックする音も無視しながら、3日が経ち、4日目の朝が来た。
ノックの音がなくなったかと思ったら、窓ガラスが割られた。
そして、秀次(藤竜也)らが入ってきた。シェフがトーストを届ける。菊村はがっついて食べる。
秀次は事情を把握しており、現在、犯人さがしをしているという。
奈々はやってない、一馬もやっていない、と。
そして、菊村にシナリオ【道】がいかに「やすらぎの郷 La Strada」の住人に夢を持たせたかを語り始める。
「みなさん、役者の稼業を辞めていると思っているだろうけど、だれもが、今一度注目される機会を待っている。それが消えてしまった。憐れだと思いません?
その魂に火がついたんです。先生の作品なら、出させてもらいたい、みんなそう思っていたんです。これは、凄いことです。みんな、先生に期待しているんです。みんなこのままじゃ終わりたくないんです。
凄いことじゃないですか。ねぇ、先生。許してあげてください」
菊村は、秀次の言葉が沁みた。
**
理事長・名倉(名高達男)からカサブランカに招かれた菊村。
原稿ができあがったお祝いだと乾杯をする。
「謝らなくちゃいけないことがあるんです」
と名倉。
なんと、金庫から原稿のコピーを持ち出しコピーしたのは名倉だった。
マヤと話をしてどうしても見せてあげたくなったのだ、と。
菊村は
「もういいことです」
と、名倉のことを許す。
「実を言うと、シナリオを書き終えて、こうしてお祝いしてもらうのは初めてだ」
と告白する菊村。
「撮影が終わればお祝いもあるが、シナリオが終わった時点ではお疲れ様で終わりだ」
と、話す。
そこに、冴子とマヤがやってきた。
マヤが強引に原稿を見せてもらった、と謝り、冴子は「私が」と二人が謝る。
菊村は「もういい」と二人を招く。
そして、二人とも乾杯をする。
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その晩、夢を見た。
それは、しの(風吹ジュン)と公平(橋爪功)が「先生、おめでとう」と乾杯をする夢だった。
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原稿騒ぎが収まったとき、マロ(ミッキーカーチス)の娘が手紙を持ってきた。
マロの手紙
「先生、まだ生きてるのか。俺は死んじまった。
マヤもお嬢も相変わらずだろう。
お前にひとつ頼みがあるんだ。お前の書いてるシナリオ、俺の出番があっただろうけど、付き合ってやれなくてごめん。それより、お嬢らを出してやってくれ。
台本を映像化しないことはわかってる。けどよ、あいつらに台本を見せてやってくれ。夢を持たせてやってくれ。夢を見てるうちに死んじまうよ。
頼むよ。こっちで待ってる。またスケベな話をしよう」
**
菊村は原稿を持ち、車を走らせる。
「原風景というのは最後に自分が帰りつきたい景色」
とロクの言葉が浮かび、そして……
【道】の名場面を思い浮かべる。
公平(風間俊介)がイノシシに追いかけられ、しの(清野菜名)に恋をする。公次(宮田俊哉)の出征、りん(豊嶋花)との別れ、三平(風間晋之介)の死、しのと公平の結婚、ニキビ(関口アナン)、ハゲ(両角周)、青っ洟(若林元太)……。
公平(橋爪功)としの(風吹ジュン)のもとに翔(菅谷哲也)が。除夜の鐘の思い出。剛(田中哲司)、ニキビ(山本圭)、ハゲ(ミッキーカーチス)、しのぶ(清野菜名)、竜(駿河太郎)、詩子(渡辺早織)……。
【郷】での出来事を思い出す。
マロ(ミッキーカーチス)、秀次(藤竜也)、めぐみ(松原智恵子)、ロク(橋爪功)、冴子(浅丘ルリ子)、マヤ(加賀まりこ)、桂木夫人(大空眞弓)、玉子(いしだあゆみ)、誠(吉岡秀隆)……。
それぞれの出来事が走馬灯のように……。
**
菊村は墓参りに。
「律子、やっと完成したよ」
と原稿を置く。
「ずっと、ここにいるよ。もう、暇なんだ。お前がこれを読み終わるまで、ここで待つよ。読み終わったら合図をしてくれないかな。枯葉を転がしてくれてもいい、この花を揺らしてくれてもいい、青い空に小さな雲を浮かべてくれてもいい。なんでもいいから、合図をしてくれないか。それまでここで待ってる」
と墓石の横に座る。
青い空に一枚の葉が舞う。
「完」
【やすらぎの刻~道】最終回の見どころ
【道】の名場面
公平(風間俊介)がイノシシに追いかけられ「ついてない」という冒頭場面から、戦争、結婚、そして、平成になり、令和になるまでが、中島みゆきさんの歌声とともに流れます。
マロからの手紙
いつもふざけているマロからの手紙。笑いたくなるような中に、「やすらぎの郷 La Strada」のメンバーを思いやる、あったかい内容です。
#やすらぎの刻 最終話のご視聴ありがとうございました!
マロ(#ミッキー・カーチス)「先生、まだ生きてるか? オレは死んじまった! ハハハ。死んじまった後の手紙を書くのは、何とも爽快でいゝもンだ!」
一年間ご視聴いただきありがとうございました! pic.twitter.com/3l3KDw5jFz
— やすらぎの刻〜道 (@yasuragino_toki) March 27, 2020
【やすらぎの刻~道】最終回の感想
1年、欠かさずに見てきたドラマが終わりました。
菊村先生のシナリオは、「やすらぎの郷 La Strada」のメンバーの夢と希望。
そして、倉本聰先生のシナリオのドラマ【やすらぎの刻~道】は、ほっと一息つく“やすらぎの時間”でした。
色々なことがたくさんありました。エンドロール、若き日の公平(風間俊介)らに会えて嬉しくもなり、泣ける場面もあり……。
菊村先生、お疲れ様。律子の感想が聞きたいですね。
感動のラストでした。
2019年4月8日にスタートした【やすらぎの刻~道】。
春に始まり、ひと回りして春が来ました。
来年もまた春が来ますように♪♪
1年間楽しませてもらいました
ロスるなこりゃ#やすらぎの刻— ももちぇ (@poriporipiiman) March 27, 2020
https://twitter.com/rapirapi44/status/1243399929474609158 https://twitter.com/aisawaikiteru/status/1243402118452527105前作(郷)は菊村先生がお墓に腰掛け「律子が死んだ」とうセリフから始まり、最終話にも完結とは出ななかった。
今回は古いシナリオの話から始まったものの、律子さんを想って書いたホンを供えて【完】とでたので「やすらぎの郷」からの物語が全部終わったんだなぁ……としみじみしてる#やすらぎの刻— 大葉鶏路 (@Obakj_Radio) March 27, 2020
やすらぎの刻~道 一年間お疲れ様でした。『道』の根来家の物語が特に大好きで毎日の楽しみだったから明日からどうしよう…。最終回には若き日の根来兄妹も勢揃いで登場して嬉しかったなぁ。エンドロール見ながらドラマを振り返るうちに自然と涙がでてきたよ。本当に素敵な作品。#やすらぎの刻~道
— みやどなるど♡nobo (@no_ma_pi) March 27, 2020
アイキャッチ画像:【やすらぎの刻~道】公式サイト
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