映画【暗殺教室】のネタバレと感想!1年後に地球を爆破する殺せんせー!
映画【暗殺教室/卒業編】の地上波放送に備えて第1作をおさらい!
月を爆破し1年後には地球を爆破すると宣言した超生物がなんと教師としてやってきた!。生徒に与えられた任務はこの教師の暗殺!?。
ターゲットの先生と暗殺者の生徒という奇妙な関係の行方は?
今回の記事では映画【暗殺教室/卒業編】のネタバレと感想をお伝えします。
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1.映画【暗殺教室】のあらすじの時間
2.映画【暗殺教室】のネタバレの時間
2-1.ネタバレ 赤羽業(カルマ)の時間
2-2.ネタバレ 転校生と協調性の時間
2-3.ネタバレ 二人目の転校生の時間
2-4.ネタバレ 疑問の時間
2-5.ネタバレ 絶対的な支配者の時間
2-6.ネタバレ 第二の刃の時間
2-7.ネタバレ 計画の時間
2-8.ネタバレ 逆襲の時間
3.映画【暗殺教室】の感想とまとめの時間
映画【暗殺教室】あらすじの時間
「起立!気をつけ!礼!」
授業開始前のよくある光景だが、椚ヶ丘中学校3年E組では違っていた。
シュバババッバン
生徒達がいっせいに担任教師を銃撃していく。しかも担任は黄色いタコのような見た目で多数の触手を持つ超生物だ。超生物は弾幕をマッハでかわしながら出席を取っていく。
ー数ヶ月前ー
「皆さんこんにちは。私が月を殺った犯人です。」
「今からこの椚ヶ丘中学校3年E組の担任をいたします。どうそよろしく。」
突然月の7割が蒸発し人類は三日月しか見られなくなってから数ヵ月後、正体不明の超生物(CV:二宮和也)が椚ヶ丘中学校3年E組の担任としてやってきた。
しかも一年後には地球も爆破するという。
潮田渚(山田涼介)ら生徒が戸惑う中、日本政府の人間・烏間惟臣(椎名桔平)が状況を説明していく。
烏間「君たちにこの生物を秘密裏に殺して欲しい、つまり暗殺だ。」
そして、人間には害が無い対超生物用のナイフとBB弾を渡し、成功報酬として100億円を提示する。
椚ヶ丘中学校は屈指の進学校だったが、そのレベルについていけない生徒は通称「ENDのE組」に落とされる。E組は本校舎から離れた山奥のボロ校舎に隔離、他の生徒や教師から徹底的な侮辱を受ける立場だった。
ひどい環境だが、隔離され人がほとんど立ち入らない場所であること、超生物がE組の担任を希望したことは日本政府にとって都合がよく、「絶対に生徒達に危害を加えないこと」を条件に超生物の要求を呑み彼らに暗殺を依頼することになった。
こうして、椚ヶ丘中学校3年E組は暗殺教室となった。
烏間はE組の体育教師謙、副担任として暗殺技術の指導や精神面でのサポートを行うことになる。
さらにもう一人、英語教師のイリーナ・イェラビッチ(知英)先生。彼女は元々防衛省より送り込まれたプロの殺し屋だったが、超生物の暗殺に失敗してしまう。その後、E組の英語教師として受験とは異なる”生きた英語のコミュニケーション術”を教えることになった。
この超生物はナイフも弾幕も高速でかわすので暗殺は一筋縄でいかない。
超生物「殺せるといいですね、卒業までに」
E組が暗殺教室となってからある日、クラスでも不良の(菅原健)、村松(高尾勇次)、吉田(長谷川ティティ)が渚にある作戦を持ちかけ次の古文の授業で決行することになる。
内容は短歌、超生物は最後を「触手なりけり」で締める短歌を作るように課題を出す。渚は短歌を提出する時にナイフで切りかかろうとするも失敗してしまう。
だが、超生物に抱きつき突如爆発が起きる。BB弾を仕込んだ手榴弾を至近距離で爆破させることが寺坂達の作戦だった。
渚にもダメージがある方法だったが、なぜか膜で覆われていて無傷。実は超生物は月に1度脱皮し、その抜け殻で自身と渚を守っていた。月に1度しか使えない切り札だという。
他人や自らを犠牲にするやり方に超生物は激怒してしまう。だが、「渚が殺意を消していたのは完璧だった」と褒める。
暗殺はまたもや失敗、この先生は絶対に殺せそうになかった。渚とも仲が良い女生徒・茅野カエデ(山本舞香)は「絶対に殺せない先生だから殺せんせー」と名づけ、皆で呼ぶことにする。
映画【暗殺教室】ネタバレの時間
ネタバレ 赤羽業(カルマ)の時間
ある日。E組に2年の時に暴力事件を起こして停学になっていた生徒・赤羽カルマ(菅田将暉)が戻ってくる。カルマは成績は優秀だったが素行不良の生徒もE組に落とされる。
殺せんせーに挨拶をして握手をするカルマ。手には対殺せんせーナイフが仕込まれており、ダメージを与えることに成功する。
カルマ「先生ってもしかしてちょろい人?」
と挑発。カルマにとっての暗殺は物理的に殺すだけでは無く、教師としての尊厳も殺すことも含まれていた。
- 殺せんせーに見立てたタコにナイフを刺して挑発←殺せんせーが自衛隊から奪ったミサイルを使ってタコ焼きに調理して食べさせられる
- 家庭科の時間にスープが入った鍋をひっくり返す←スポイトで丁寧にすくった上に可愛いエプロンを付けられる
とカルマは次々と暗殺を仕掛けるが失敗していく。その後、
カルマ「先生ってさ、生徒のことを命がけで助けてくれるんだよね」
と言い、殺せんせー目の前で銃を構えたまま崖から飛び降りる。
ー回想ー
カルマは正義感が強いが解決方法は暴力、他校の生徒とトラブルを起こすたびに担任の大野(吉田鋼太郎)は「正しいと思うぞ」と庇ってくれた。だが、ある日苛められていたE組の先輩を庇い、本校舎の生徒に怪我を負わせてしまった。
「正しい分けないだろう!!」
実は担任はカルマの成績がいいから庇っていただけで、本校舎の生徒なら話は別、E組行きが決定してしまった。
ー回想終わりー
担任教師に手のひらを返されたことでカルマは教師という存在そのものに不信感を持っていた。
- マッハで動けば自分の体は無事では済まない
- 助けられる速度なら格好の的
- 見殺しにしたら教師としての尊厳は死ぬ
どう転んでもカルマの暗殺は成功だ。と思いきや殺せんせーは触手をネットにように張ってカルマを助けた。
殺せんせー「見捨てるという選択肢は先生にはありませんよ。」
カルマは少なくとも先生としては殺せないと悟り、真っ向から暗殺を行うことを決めるのだった。
ネタバレ 転校生と協調性の時間
暗殺が進展しないことを受けて防衛省は2人の特殊な暗殺者を生徒としてE組に送り込むことを決める。
ある日、E組に等身大の箱が運ばれてくる。そして、モニターに美少女(橋本環奈)が映った。
彼女の名前は自律思考固定砲台、対殺せんせー兵器を搭載したロボットだった。防衛省は「生徒に危害を加えないという」契約を逆手にとってロボットを生徒として送り込んできた。
自律思考固定砲台はAIで人間と同じように話したり、考えたりすることが出来き、暗殺の精度は日に日にまして行く。
だが、授業中だろうがBB弾を乱発、その後片付けは生徒任せとロボットゆえに協調性にかけていた。そして、痺れを切らした生徒達は彼女をガムテープで拘束してしまう。
殺せんせー「なぜ生徒に拘束されてしまったのか分りますか?」
「強調というものを考えなければなりません。」
とその夜、自律思考固定砲台に語りかけ生徒一人一人の詳細なデータを渡す。
自律思考固定砲台は全てのデータを叩き込み、「暗殺には他の生徒との協力が大切」と理解する。
そして、本体だけででは無く生徒全員のケータイにアプリとしても入りコミュニケーションを取れるようにする。表情も生き生きとしたものに変わっていた。
茅野は自律思考固定砲台では長いと律というニックネームを付ける。こうして律もE組の生徒として迎え入れられた。
ネタバレ 二人目の転校生の時間
そんな中、突如天井を突き破って二人目の転校生がやってくる。彼の名前は堀部糸成(加藤清史郎)、さらに保護者と名乗る全身を白い装束で覆った男・シロ(成宮寛貴)もやってくる。
糸成「あんたと俺は血を分けた兄弟だから殺せる。」
「この教室で一番強いあんたを殺して自分が強いことを証明する」
と啖呵を切る。放課後、シロの提案でタイマンが行われることになる。机で作ったリングから一歩でも出た方が負け、殺せんせーが出たら処刑するというルールだ。
対決が始まった途端、糸成が先制攻撃を仕掛け殺せんせーの触手を切り落とす。なんと糸成の髪にも触手が埋め込まれていた。
殺せんせー「まだ触手の開発を続けていたのか…」
「どこで手に入れたその触手を!!」
殺せんせーの顔がどす黒く変色、怒りが頂点に達している証拠だ。
シロ「嫌な事でも思い出したかい?同じ触手を持つもの同士兄弟でしょ?」
と挑発する。月一の切り札である脱皮を早くも使ってしまい追い詰められる殺せんせー。かつて無いチャンスだったが渚はなぜか「糸成に殺されたくない」と感じていた。
糸成がトドメを誘うとした瞬間、動きが鈍ってしまう。実は対殺せんせーナイフを床に仕掛けていた。同じ触手なら弱点も同じだった。
そして、糸成を脱皮した膜で包み込み校庭へ投げる。リングからでたので殺せんせーの勝ちだ。
殺せんせー「強くなりたいのならこの教室で学び経験を積むことです。」
シロ「すぐに復学させてやるよ。殺せんせー」
と言い残し糸成を連れて去っていく。
ネタバレ 疑問の時間
勝負の後、渚たちは殺せんせーにE組に来た理由と何者なのか尋ねる。
殺せんせー「ある人との約束を果たすためです。」
「それ以上のことを話しても先生が地球を破壊したら意味がなくなります。」
「殺した後ならいくらでも調べ真実を知ることが出来ます。」
「知りたければ私を暗殺するしか無いのです。」
とする。さらに今度の土日にE組に泊り込んでの勉強合宿を開催することにする。マッハの速度で動きながら分身を作り、一人一人の性格や苦手科目に合わせて指導していく殺せんせー。
その夜、女子部屋では女子生徒たちとビッチ先生が話をしていた。
生徒「もし暗殺できれば賞金も出るし、勉強は必要ないよね」←ビッチ先生「甘いわね。優れた暗殺者ほど全てに秀でているものよ」
生徒「先生が思う一番すごい暗殺者って」←ビッチ先生「死神…そう呼ばれる凄腕の暗殺者の噂は聞くわ。本当にいるか分からないけどそのうち現れるかも」
生徒「先生の一番刺激的な体験は?」←ビッチ先生「そうね…あれは17の頃だったは…」
話始めたとき、殺せんせーが紛れ込んでいた。反撃をかわして職員室に逃げ込む殺せんせー。そのまま烏丸と話すことになる。
殺せんせー「私にだって恋話の1つや2つくらいありますよ」
烏丸「それはお前の手足が2本づつだった頃の話か?」
意味深な言葉を投げかける。燃える研究所、倒れる女性と殺せんせーは昔のことを思い起こすのだった。
ネタバレ 絶対的な支配者の時間
翌日、暗殺の成果が上げられない為、烏丸に代わって鷹岡(高嶋政伸)という教官がE組の指導を行うことになる。
ケーキを配って「家族みたいなもの。俺のことは父ちゃんと思って何でも頼って欲しい欲しい」と宣言する鷹岡。
その夜、ビッチ先生が防衛省から入手した鷹岡についての情報を烏丸に話す。
ビッチ先生「鷹岡は教官というより父親のような暴力と恐怖で支配する人物」
「身も心もボロボロになった者も多い」
翌日、嫌な予感は的中し鷹岡は通常の授業を大幅に削減、朝から晩まで無茶な訓練で生徒達をしごいていく。
さらに根を上げて烏丸の授業を希望した生徒に平手打ちを食らわせてしまう。止めに入る烏丸に鷹岡は生徒代表一名とのタイマンを提案する。
自分は素手、生徒はナイフを持ち一発でも当てられれば生徒の勝ち、ただしナイフは本物を使う。(寸止めでもいい)
本物ナイフを扱うことにびびる生徒を素手の自分が叩き潰す。圧倒的な力の差を見せ付けることで自分に服従するそれが狙いだった。
烏丸は代表として華奢な渚を指名する。
烏丸「鷹岡にとっては勝負だが、君にとっては暗殺。一発でも当てればいい」
とアドバイスを送る。
いざ勝負の時、渚は構える鷹岡にゆっくりと近づいていく。そして、一気に畳み掛け首筋にナイフを近づける。逆上する鷹岡に対して
渚「僕たちの担任は殺せんせーで、副担任は烏丸先生です。」
「ごめんなさい出て行ってください。」
と頭を下げて懇願する。他の生徒も同じ意見で部が悪くなった鷹岡は「このままで済むと思うな!!」と捨て台詞を吐いて出て行く。
鷹岡は渚を弱いものとして油断していて殺意に気づかなかった。始めに殺せんせーに爆破を仕掛けたときと同じ状況だった。
一見弱く見えることも暗殺者には重要で、烏丸は渚の才能を見抜いていた。
ネタバレ 第二の刃の時間
激しい雨が降るある日のこと。E組の校舎がボロいこともあり雨漏り、殺せんせーの頭は湿気で膨らんでいた。今日は理科の実験、始めようとしたとき、
「これ毒です。飲んでください。真心込めて作りました。」
E組の生徒の奥田(上原実矩)が殺せんせーに毒を渡す。あまりに素直な暗殺に呆気に取られつつも飲み干す殺せんせー。顔に角や翼が生える程度で効果は無かった。(すぐに戻る)
今度は、殺せんせーは奥田に「よく効く毒」の作り方を教える。
翌日、それを飲んだ殺せんせーは(一時的だが)パワーアップ、実は自分に有利な薬の作り方を教えていたのだった。
納得いかない生徒達は非難「暗殺さえ成功し大金が手に入れば勉強ももういい。」とまで言い出してしまう。
殺せんせー「今の皆さんに暗殺者としての資格はありませんね」
と言い放つ。そして、ビッチ先生と烏丸に物事に臨む際の心構えを聞いていく。
殺せんせー「暗殺時の計画は1つだけですか?」←ビッチ先生「始めの計画が上手くいくことの方がまれ。それも踏まえて第2、第3のプランも用意しておくもの」
殺せんせー「ナイフ術の心構えは」←烏丸「始めの一撃だけではなく、2撃、3撃も想定して組み立てておく」
どちらも次の手を考えておくことは一致していた。
殺せんせー「次の一手があるから初めの一手を自身をもって使うことが出来る。」
「もし自分が逃げたら暗殺という目標を失った君たちに残るのはE組の劣等感だけ」
「第二の刃を持たないものには暗殺者を名乗る資格は無いのです。」
と厳しく叱責する。その上で奥田に
「暗殺には毒を作る理科の知識と技術だけではなく、騙すための国語力も必要なのですよ」
「優れた薬を作れてもそれを分りやすく伝えることが出来なければ宝の持ち腐れですよ」
と諭すのだった。
ネタバレ 計画の時間
殺せんせーは次の期末テストを頑張るようにと発破を掛ける。さらに触手を1つでも失えば、先生の動きや分身の精度は落ちると弱点を教える。
その上で、各教科でトップを取った生徒には触手を破壊する権利を与えると宣言する。
やる気が出てきた生徒達。さらに殺せんせーは英語が得意な生徒・中村(竹富聖花)を始め生徒達を世界中に連れて行き、英語、地理、歴史などに触れさせ身をもって学ばせていく。
そして、テストの結果、中村は英語、奥田は理科、カルマは数学でトップを取った。これでごほうびとして触手を3本破壊できることになった。
だが、寺坂、奥村、吉田の3人が待ったを掛ける。3人は家庭科で100点つまりトップを取っていた。「教科の指定は無かったからな」3人は出し抜くために彼らなりに動いていた。
こうして、計6本の触手が破壊されることが決まった。そして、生徒達はそれも含めて夏休みに大規模な作戦を決行することにする。
殺せんせー暗殺の為に生徒達は材料集め、舞台の作成、計算、天気の観察などありとあらゆる準備を進めていく。
決行当日、作ったセットに貼り付けにされる殺せんせー。約束どおり6本の触手が破壊された瞬間、セットから水が出て殺せんせーを覆う。
渚は理科の実験の前の様子から水が弱点であることを見抜いており、殺せんせーにとっては水の檻も同然だ。そして逃げられなくなったところに弾丸が打ち込まれ…
「よくぞここまで…」
と殺せんせーは満足げな表情を浮かべ、爆発が巻き起こる。
ネタバレ 逆襲の時間
「殺ったか」と思われたが殺せんせーは透明な膜で覆われた球体になっていた。完全防御形態という最終奥義。24時間水も兵器もあらゆる攻撃をできる。
ただし、逆に言うと24時間動くことも出来ないと意味していた。戻る時にBB弾で覆うことも考えたが、「戻る時にエネルギー波を出して吹き飛ばすので」と殺せんせー。
そんな矢先、生徒たちが高熱を出して倒れてしまう。
そして、部下を引き連れて鷹岡がやってくる。鷹岡は会話を盗聴・伝染するウィルスを飲み物に仕込んでいて、解毒剤の代わりに殺せんせーを渡せと要求する。指導を失敗したことで防衛省での立場を無くし、その逆襲にやってきたのだった。
さらに手を組んだ糸成も襲い掛かる。「この取引は何かおかしい」と感じる殺せんせー。看病は烏丸や無事な生徒に任せて、渚、カルマとともに糸成を引きつける。
渚とカルマは鉄塔に上って行く。そこに襲い掛かる糸成。絶体絶命の中、突如ゲリラ豪雨が降ってくる。
水に濡れたことで糸成の動きが弱まり、触手を切り落とすことに成功する。E組はこのゲリラ豪雨を予想して暗殺の決行日を決めていたのだった。
だが、今度は律から「茅野が拉致されてしまった」と連絡がはいる。
鷹岡は「コイツ(茅野)が近くにいれば巻き込む衝撃波は使えない」として渚に殺せんせーの引渡しを要求する。
渚「殺せんせーは正面から向き合ってくれたんです。だから僕達もその思いに報いたい」
「僕達の手で殺させてください!」
「お願いします!!」
と土下座する。「いい眺めだな…」と鷹岡は頭を踏みつけ殺せんせーを奪い取る。
が、それはただのボールだった。
渚の行動はただの時間稼ぎ、殺せんせーが伝えていたレシピを元に奥田が薬を精製、全員すっかり良くなっていた。
大勢の暗殺の訓練を受けた生徒達に鷹岡達も成す術が無く、捕らえられる。
その後、殺せんせーはBB弾で満たされた核でもびくともしないシェルターに移される。防衛省と内部とを中継を繋ぎ、殺せんせーはE組の生徒たちに語りかける。
殺せんせー「君たちは驚くほど成長してくれました。教師にとってこれほど嬉しいことはない。」
「私は皆さんの教師でいることが出来て本当に幸せでした。」
「ありがとう。3年E組」
3、2、1
時間が来て殺せんせーの生体反応は消滅した。
喜びの声を上げる防衛省に対してE組の生徒達は堪えきれずに泣き出してしまう。
そんな彼らに優しくハンカチを差し出したのは…殺せんせーだった。これくらいでは殺せ無い。
「起立!気をつけ!礼!」
と同時に一斉射撃。2学期と共に暗殺教室は再開された。また、触手を取り除いた糸成も生徒として迎えられた。その様子を見ている1人の影。
「糸成のあのクラスには怪物がいる。まだまだ楽しめそうだよ」
と言い残し去っていくシロ。
殺せんせー「殺せるといいですね、卒業までに」
その言葉を聞きながらある一人の生徒が持つ触手が蠢くのだった。
映画【暗殺教室】 感想とまとめの時間
詰め込みすぎの急ぎすぎ!
暗殺教室は「ターゲットの先生と暗殺者の生徒」という奇妙な関係を通じて生徒の成長や絆を描いた作品で魅力の部分です。ただ、
- 渚の暗殺
- ビッチ先生の登場
- カルマの暗殺
- 律の登場
- 糸成の登場
- 鷹岡の支配
- 第二の刃
- 夏合宿での暗殺
- 鷹岡と糸成の逆襲
と大きく分けてもこれだけの内容を詰め込んでいました。
- ビッチ先生はほぼナレーション処理で教師になる理由はカット
- 律が協調性を学ぶことの課程を簡略化
- 糸成が力に固執する理由はカット
- 鷹岡と渚の最終決戦を簡略化
と省略された部分も多く、暗殺教室のテーマがイマイチ書き切れていない印象でした。
実は映画【暗殺教室/卒業編】を見た後にこのネタバレを書いているのですが、【卒業編】の描写が丁寧だった分、より物足りなさを感じてしまいました。
映画【暗殺教室/卒業編】のネタバレは以下の記事からどうぞ!。
記事で使用している画像の引用元:映画 暗殺教室 – 映画・映像|東宝WEB SITE
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