【相棒18】13話のネタバレと視聴率!閉鎖的な村の事件は金田一やトリックを彷彿!
第13話 「神の声」
【相棒18】第13話が放送されました。山岳信仰が残る閉鎖的な村、山で溺死した奇妙な異体、奇怪な連毒殺人と今夜の相棒は「金田一」や「トリック」を彷彿とさせる本格ミステリーです。
アリバイを崩すトリックは?犯人は一体誰なのでしょうか?。
今回の記事では【相棒18】13話のネタバレと視聴率などをお伝えします。
「相棒シリーズ」を視聴するには?
ついに【相棒シリーズ】がTELASA(テラサ)で配信開始しました。
- 亀山薫(寺脇康文)プレ~シーズン7
- 神戸尊(及川光博)シーズン8~シーズン10
- 甲斐享(成宮寛貴)シーズン11~シーズン13
- 冠城亘(反町隆史)シーズン14~シーズン19
右京さんと歴代相棒の活躍を楽しめます。
さらに水谷豊さんと反町隆史さんが出演、裏話満載の20周年特別配信もあります。
※ 全て2020年10月15日(木)現在の情報です。最新の配信情報はTELASA公式サイトでご確認ください。
【相棒18】13話の視聴率
今夜9時放送!『相棒season18』第13話「神の声」~立ち入り禁止の“神の山”で発見された遺体…死因は溺死!?村を追われた男の復讐か、山の神の怒りか…謎の連続殺人に特命係が挑む!!https://t.co/mZMHaKy30j pic.twitter.com/CjSUDI5J4p
— 相棒 (@AibouNow) 2020年1月22日
【相棒18】13話の視聴率は16.2%でした。
本格ミステリーへの期待もあってか+1.6%と上々です。
【相棒18】13話のあらすじ
遺留品の返却の為に奥多摩を訪れた特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)。折角なので名物のボタン鍋でも食べようと神木村へ向かうが休業日だった。
神木村で出会った出会った駐在の草野(粕谷吉洋)や移動スーパーを営む琴江(松居直美)から神木村について話を聞く。
- 神木村は林業が盛んで今でも山岳信仰が根強く残っている
- 今の時期は三日間、誰も山に入ってはいけない
- さらに村のおばあちゃんが山で「うなり声=神の声」と聞いた
という。
ところが、山の中で初老の男の変死体が発見されてしまう。奇妙なことに遺体はロープで地面に磔にされていた。捜査一課の伊丹(川原和久)たちもやってきて捜査が開始される。被害者は役場に勤めていた真柴(鹿出しゅんのすけ)という人物。第一発見者のコジマによると人格者で人から恨みを買うことはなかったという。
”橋沼の復讐では?”
と右京と亘は妙な噂話を耳にし、草野から話を聞く。
- 3年まえに宮城で1人暮らしの若い女性が連続で殺害される事件が発生
- その容疑者が橋沼一誠(庄大地 )だった
- 無罪だったが迫害を受け神木村に流れ着いた
- ここでも悪い噂は絶えず被害者の真柴らは橋沼を追い出そうとしていた
その為、村人は橋沼の復讐と考えていた。
さらに十ヶ月ほど前から橋沼と共に三ツ谷乙羽(川添野愛)という若い女性が行方不明になっているという。草野によると「乙羽はこの村の暮らしに嫌気が差していた」と噂になっていたという。
二人は乙羽が務めていた材木加工会社の社長・美濃部達彦(小宮健五)から話を聞く。乙羽はブログを開設して林業の魅力を伝えるほど仕事熱心で村のアイドルのような存在だったという。ちなみに仕事ではドローンも活用しており乙羽も操作できたとのことだった。
二人は橋沼の家を調べることにする。壁には誹謗中傷が書き込まれひどい有様だった。家には寄木細工があり橋沼はよく作っていたようだった。二人が調べていると外にフードを被った人物を発見、亘が追いかけるも見失ってしまった。
集会を開いていた村人達からもう一人の容疑者の名前が浮上する。ミナガワ(比佐仁)という人物で5年前に突然村にやってきたが人付き合いはなく、被害者の真柴とも揉めていたという。
そんな中、真柴の死因が溺死だったと判明する。
ミナガワに話を聞きに行く二人。
- 所持していた本などからミナガワは濡れた布を用いた拷問術・モーターオーニングなどの特殊な知識に詳しい
- 伊丹の調べで3日前に犯行で使われたのと同じロープを購入していたこと
が判明、容疑者として連行されることになった。
その後、二人は琴江と遭遇する。琴江によると村八分にされていたミナガワはそこまで悪い人間ではなく、月に1度大量の水や食料を買ってくれるお得意様だったという。
さらに右京はミナガワの家にあった寄木細工のペンダントがブログに映っていた乙羽が持っていたことに気付く。
「犯人はミナガワなのか?」そう考えた矢先、新たな犠牲者が発見されてしまう。
【相棒18】13話のネタバレ
第二の犠牲者
第二の犠牲者は真柴の遺体を発見したコジマだった。同じく地面にロープで磔にされており、死因は溺死のようだった。死亡推定時刻にはミナガワは取調べを受けていてアリバイがあった。
現場の周囲を調べる一同、
- 草野は周囲の木から水が垂れていること
- 右京は遺体の真上の木の枝が不自然に切られていること
を発見する。そこから右京は殺人のトリックに気付く。
神の声の正体
- 被害者を地面に磔にして布を被せる
- 切った木の枝に穴の開いた容器をセットする
- 布に水が垂れることで時間が経つと被害者は溺死する
- 被害者が死亡するタイミングに合わせて動くようにプログラムしたドローンで布と容器を回収する
こうすればその場にいなくても被害者を殺害することが出来きアリバイは意味がなくなる。
隠し事
右京はミナガワの家に買い込んでいたはずの食糧や水が無いことを不審に思い、再び家と周囲を調べる。すると地下にシェルターが見つかりそこからロープや実弾が撃てる銃などが発見された。
ミナガワの取調べをする右京。
- ミナガワは起こりえる危機に備えておくプレッパーズに嵌っていた
- 食料やロープを買い込んでいたのは有事に備えるため
- シェルターや銃を用いたサバイバル訓練の為に神木村に移り住んだ
- その様子は動画に記録していた
これがミナガワの隠し事だった。
さらにその動画には十ヶ月前に真柴とコジマが橋沼を無理やり連れて行く様子が映っていたが、銃の違法所持がばれるのを恐れたミナガワは黙っていたのだった。行方は分らなかったが、その翌日に池のほとりで例の寄木細工のペンダントを拾ったという。
これにより橋沼と乙葉は真柴たちに殺害された可能性が出てきた。
事件の真実
右京はミナガワと唯一接点を持っていた人物に心当たりがあった。さらに二人は草野から
- スーパーの店員になる前から琴江と乙葉はよく会っていた
- 琴江は十ヶ月前に神木村に来るようになった
と話を聞く。そして伊丹からは
- 琴江は乙葉の実の母親であり、幼い頃に養子に出した
- 自宅からドローンと容器が発見された
- 移動スーパーを出たきり連絡がつかなくなっている
と連絡が入る。これで彼女の犯行は決定的なものとなった。アリバイ作りは時間稼ぎのため、コジマの殺害にもトリックを使ったのだから第3のターゲットがいるかもしれなかった。さらに二人は「乙羽がこの村の暮らしに嫌気が差していた」という噂を美濃部が流していたと聞き出す。
なんとか二人は間に合い、琴江の美濃部殺害を阻止することが出来た。
- 琴江は娘・乙羽の様子を見に村を訪れていた
- 乙羽は橋沼と恋に落ち、寄木細工のペンダントをプレゼントされていた
- 乙羽が行方不明になった後、探るために移動スーパーの店員となった
- ミナガワの家に食料を持っていった時にペンダントと例の動画を発見
- 「村のためだ」と美濃部たちは厄介者だった橋沼を池で殺害、目撃してしまった乙羽も殺して遺体を池に捨てた
二人の復讐、これがこの事件の動機だった。美濃部は逮捕され、池から2人の遺体が発見されたことで事件は終わった。
事件後、亘は右京に食べ損なったボタン鍋を食べに行こうと誘う。向かう途中で右京は林の中に橋沼と音羽の幸せそうな幻を見出すのだった。
【相棒18】13話の感想まとめ
本格ミステリー
そろそろアップを始めたかもしれない二人(笑) #相棒 #aibou #相棒18 #トリック pic.twitter.com/yfu4okZmYo
— あさみめぐる (@asami_meguru) 2020年1月22日
今日の相棒は集団心理や村社会の末路?とかテーマにしてて、興味深かった。
村のためとか言ってたけど、罪のない人を殺したのはただの自己満足。これは個人的な感覚だけど、駐在が関わる話はなんかおもしろい。#相棒18 #相棒 #aibou
— ライトン🔦/Raiton (@Raitonsan) January 22, 2020
第13話は閉鎖的な村で起こる奇怪な連続殺人事件を扱いました。【相棒】で殺人、アリバイトリックが使われるのは珍しく、
「金田一耕助」や「金田一少年の事件簿」
「TRICK(トリック)」
などの本格ミステリーを彷彿とさせました。この手のドラマは近年大幅に減り、ミステリー好きのライターとしては嬉しい限りです。
また、
- 無実の人間の迫害
- 権力者の命令で殺人までする
といった閉鎖的な村での集団真理の恐ろしさがテーマとなっていました。
ただ、犯人の過去や加害者の黒幕などは「実はこうだった」と一言で片付けられてしまったのは残念でした。やっぱり2時間くらい時間を掛けて描いて欲しいですね。
さて、【相棒18】第14・15話は2週に渡るスペシャルです。右京の因縁の相手・南井が再登場、対決は最終局面を迎えるようです。
2020/1/29(水)21:00からの放送をお見逃しなく。
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