【天気の子】陽菜(森七菜)の母親の考察!形見のチョーカーの意味は?
【天気の子】陽菜(森七菜)の母親の考察!母の形見のチョーカーの意味は?
新海誠監督の映画【天気の子】が2019年7月19日から公開されました。
ヒロインの陽菜(ひな)(声:森七菜)には母親がいます。
劇中でほぼ明かされない彼女の人物像について考察してみました。
今回は【天気の子】陽菜(森七菜)の母親の考察!チョーカーの意味について。(ネタバレを含むのでご注意を)
【天気の子】陽菜(森七菜)の母親の考察!
画像出典Amazon
「100%晴れ女」であり「天気の巫女」となった陽菜(声:森七菜)には、母親がいます。
劇中の冒頭では入院していました。
帆高(声:醍醐虎汰朗)と立花冨美(声:倍賞千恵子)の家を訪問した際、陽菜が自分の母も初盆(故人が亡くなってから初めて迎えるお盆)であることを明かしました。1年前に亡くなったとのこと。(2020年に逝去?)
陽菜の母親については詳細が不明です。
しかし、陽菜の母親は「天気の巫女」だったかも、と思われます。
考察として、以下の3つの理由を上げてみます。
考察:陽菜の母は「天気の巫女」!?
理由1:陽菜の母が入院中、雨が降っていた(劇中の事実)。
それまでは陽菜の母が「天気の巫女」として天気を調整してきたのでは?(考察)
理由2:廃ビルの屋上で引き継がれた(劇中の事実)。
陽菜の母が入院中、陽菜が晴れ間をたどっていくと代々木に在る廃ビルの屋上にたどり着きました。
その屋上で小さな鳥居をくぐり祈っったことで、陽菜は天気を晴れにする能力を手に入れます。(事実)
この流れから、陽菜の母の生命が消えかかっていたため、「天気の巫女」が受け継がれたのかも…。(考察)
しかし余談ですが、このときの晴れ間はどうして起きたのでしょうか。
…これも推察の域を出ないのですが、劇中で明かされない須賀圭介(声:小栗旬)の亡き妻も「天気の巫女」で晴れにしたのかも。(この圭介の妻については別記事で、考察してみます。圭介の涙のシーンが亡き妻を思い浮かべていると思うですが…。)
理由3:母の形見のチョーカーが割れたこと(劇中の事実)。
陽菜は「100%の晴れ女」を仕事にしていましが、のちにそれが自らの命と引き換えの「人柱」になる運命だと知ります。
「晴れ女」業のときは、母の形見の石をチョーカー(ネックレスの一種。長さが短く、首にぴったりした首飾りのこと。)
ネタバレになりますが、帆高が人柱となった陽菜を救い出してから、チョーカーが割れています。(ここまで事実)
ということは、チョーカーをとおして「天気の巫女」の使命が受け継がれ終わったのでは…。(考察)
【天気の子】母の形見のチョーカーの意味は?
出典Amazon
陽菜は、母親の形見のブレスレットを、チョーカーに加工して首に付けています。
しかし、このチョーカーは「人柱」を拒否して以降、割れてしまいます。
つまり、先に考察したように「天気の巫女」に何らかの関係が!?
【天気の子】鑑賞者の考察ツイート!
天気の子
ひなさんのお母さんも人柱?
人柱になる前に死んでしまったから、ひなさんが人柱になったのかも
チョーカーが取れるのは呪縛から解放された暗喩か。ならばお母さんの呪いとも言えるかも。— kanbashi58 (@kanbashi58) 2019年7月19日
ヒロインが首につけていたチョーカー、これ入院中の母が腕につけていたブレスレットだよな…それが地上に戻った時には千切れてるって、これ実は「母親の呪縛から解放された」ということではないだろか。#天気の子 #天気の子考察
— folbow4 (@folbow4) 2019年7月25日
グランドエスケープのイントロ部分。
鳥肌が立ったよね僕どこかで聴いた事がある気がしたんだよね
そう、ラピュタだよね
序盤、シータが空から落ちてくるシーン。その場面の音楽だよね
もしかすると
陽奈ちゃんのチョーカーの石は、飛行石なのかもしれないね😎#信じるか信じないかは#天気の子— ギリガンch (@JIGGERMAN19) 2019年7月23日
ジブリの名作アニメ【天空の城ラピュタ】には飛行石があります。
空から降ってくる少女が身に着けていたモノです。
【天気の子】でも、廃ビルの鳥居で祈った時、陽菜は空高く飛ばされてしまいます。
たしかに陽菜のチョーカーは、まるで飛行石を思わせます。
面白い考察ですね。もう少し追及してみると・・・
【天気の子】陽菜(森七菜)の母親の形見:チョーカーと【ラピュタ】飛行石
「ラピュタ」の飛行石そのものは、地中の岩などに広く含有されています。しかし、そのままでは空気に触れた時点でただの石に変化してしまいます。
ラピュタ人と呼ばれた者たちのみ飛行石を結晶にして、空気中でも反応を起こさない状態にする技術力を持っていた……作品ではそういう説明です。
天空の城もラピュタ人の高度な科学力があって建造されて空を飛んでいます。なおラピュタ人はかつて世界を支配してました。
では、【天気の子】の陽菜のチョーカーはというと…。
劇中で何の説明もないのですが、以下のように当てはまります。
- ラピュタ人≒天気の巫女
- 天空の城≒劇中の雲の中の草原
- 世界を支配≒天気の支配
→まとめ:ラピュタ人(天気の巫女)が高度な技術(祈り)によって空を飛び世界を支配(天気を操る)!
ラピュタ帝国がほろんだ理由は「科学に頼りすぎた」「土を離れて生活できない」「一族の争い」「奇病」など…諸説あります。
【天気の子】で、ラピュタ帝国に当たるのが正常な気象の世界(天気の巫女が安定をもたらしていた世界)。
ラピュタがほろんだ世界が【天気の子】の異常気象の世界=東京の大部分が海の世界。
でしたら、この世界で晴れを取り戻すには何が必要か。滅びの呪文?
分かりませんが考察しがいがありそうです。
まとめ
以上、【天気の子】陽菜(森七菜)の母親を考察してきました。
●まとめ
陽菜の母の形見のチョーカーの意味は、「天気の巫女」の力、「ラピュタ」の飛行石のようなもの!
と考察してみました。(ひとつの推論なのであしからず)
あえて説明しない要素の多い【天気の子】は色々と解釈ができそうな映画です。みなさんはどう思いましたか。
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