【二月の勝者】黒木が介入する島津順(羽村仁成)の家庭問題とは?

【二月の勝者】黒木が介入する島津順(羽村仁成)の家庭問題とは?

桜花のトップランナー・島津順(羽村仁成)の家で事件発生!?

いつも冷静な黒木先生(柳楽優弥)が、塾講師のタブーを犯してまで介入する島津家の問題、黒木を突き動かす過去の失敗とは?

目次

【二月の勝者】島津順は桜花のトップ

島津順は、偏差値68という優秀な生徒で、桜花ゼミナール吉祥寺校では成績トップの生徒。女子トップの前田花恋(田中絆菜)といつもトップを争っています。

MEMO
【二月の勝者】の生徒の名前は、戦国武将の家名がつけられています。外様大名の2トップ、前田家と島津家が桜花の2トップになっているんですね。

【二月の勝者】島津順は性格が悪い?

のちに大親友になる上杉海斗(伊藤駿太)とは、最初は島津順のほうから絡んでいて、とっくみあいのケンカにもなりました。そのきっかけがこのセリフ。

偏差値60以下の学校なんて、学校じゃねぇよ。そんなとこ目指してるなんて、マジゴミ。

でも、これは島津順の本来の姿ではありません。こんなことを言うのには理由があったのです。

【二月の勝者】島津順の父親はモラハラがすごい!

島津順の父親は、独自の教育方針で順に勉強をさせています。教育熱心といえば聞こえはいいが、ただの押し付け。

自分が思った通りに順ができないと、妻と順を罵倒します。

よくある、いいことは自分のおかげ、悪いことは全部妻のせいにするという典型的なモラハラ夫。

塾では「まだ早い」とやらせていない開成の過去問を、無理やりやらせます。

「旧帝大を塾にも行かず自分のやり方で合格した」

だから自分のやり方が絶対に正しいといって押し付けるのです。

偏差値60以下の学校なんて、学校じゃねぇよ。そんなとこ目指してるなんて、マジゴミ。

と言う発言も、父親のセリフ。

父親のムチャぶりに、黒木の教えを口にして反論する順ですが、仕方なく言う通りに。そうしないと母親が父親にいじめられるから。順は本当は母親思いの優しい子なのです。

【二月の勝者】子供を警察に突き出そうとした父親に黒木は…

父親の暴挙に耐えかねた順は、母を守るために、暴れるだけ暴れて出て行った。それにムカついた父親が警察に通報して、警察沙汰になってしまいます。

まったくひどい父親です。(ドラマで演じる金子貴俊さん、心を傷めてるかも?)

面談の時間に来ない島津家に電話した黒木は、受話器から聞こえるただならぬ物音に飛び出していく。

そして、警察に通報したという父親に、自分がいったい何をしたのかを説きます。

警察沙汰にする=子供の未来を傷つける行為。

自分の大学受験の経験から息子に「苦行」や「忍耐」を押し付ける父親に、「18歳と12歳の受験は違う」と黒木。

順をはじめ、塾に通う子たちは10キロを超える荷物、つまり自分の体重の4分の1の荷物を背負って塾に通っている。一度、塾の送迎に来たとき、それを労う一言をかけてやってくれと黒木は頼む。

【二月の勝者】島津順と母の出した答え

家を出た島津順と母親は、桜花にやってきた。

母親は、順を父親から守るため、離婚も視野におき、受験を辞めると決断。我が子を警察に突き出そうとまでする夫に愛想が尽きたし、しばらく実家においてもらうという。

しかし順は、さっき父親にやらされたけど解けなかった開成の過去問を解きたくてうずうずしていた。

黒木は、受験という船に乗せたのは両親。夢が叶う目前まで頑張ってきた順を船から降ろすのか、と説得し、奨学金制度がある私立や、学費の安い国公立を勧める。

母の実家では、順を祖母がやさしく迎えてくれる。勉強ができることは大好きな順の一部に過ぎないと、まるごと順の存在を認めてくれた。

そして、順の母親は仕事を始め、家族の力も借りて順の開成受験を応援することになります。

家庭に介入してはいけないという塾業界のタブーを破ってまで黒木が、島津家の問題に介入した理由は、黒木の過去にありました。それはあるひとりの生徒を潰してしまったことです。

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島津家の問題、ドラマではどう描かれてどんな結末になるのでしょうか。

【二月の勝者】8話は、12月4日(土)放送です。黒木の過去に繋がる重要回なのでお見逃しなく!

二月の勝者/島津順/羽村仁成

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