【二月の勝者】8話のネタバレ!島津順の父親はモラハラの塊!
【二月の勝者】8話のネタバレ!島津順の父親はモラハラの塊!
桜花のトップを走るΩクラス・島津順(羽村仁成)の父・弘(金子貴俊)は、典型的なモラハラの塊だった!
母を虐める父親に順が暴行!?
家庭問題でまさかの受験中止に!?
今回は【二月の勝者】8話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・感想について!
【二月の勝者】8話の視聴率
【二月の勝者】8話の視聴率は5.6%でした。
【二月の勝者】8話のあらすじ
【二月の勝者】8話のあらすじです。
島津家のお家騒動
島津順(羽村仁成)の親が面談に来ないことから何度か電話する佐倉(井上真央)や黒木(柳楽優弥)。ただごとではない物音を聞き、家に駆けつける。
すると、警察のパトカーが来ていて大事になっていた。家に行くと、荒らされた家の中に父親(金子貴俊)だけがいる。事情を聞くと、順が暴れたため、何をしたか思い知らせるために警察を呼んだと言う。
受験は苦しさに耐えてやるものだという父親に、黒木は「あなたが大学受験をしたのは18歳。順はいま12歳。40kgそこそこの体重で10kg近い勉強道具を背負って、毎日塾に通っている。こんな重たい荷物を背負ってたんだな、とひとこと声をかけてあげることはできませんか」と言うと塾に戻る。
連絡を受けた黒木と佐倉が塾に戻ると、順の母・優子(遠藤久美子)と順が来ていた。
優子は受験をやめると言いだす。目が覚めた、夫とは離婚を考えるという。改めて話がしたいと黒木。一方、順は教室で問題を解いていたが、優子と一緒に帰る。
家庭に介入するのは塾の御法度だが…
失礼しました。家庭への介入はこれ以上できないと言ったばかりだったと佐倉に謝る黒木。すべて自分の未熟さゆえのこと…。
優子と順は、優子の実家にいた。朝食をとりながら普通に新聞を読む順に感心する祖母。順は自慢の孫だ、と微笑む。
桜花では、順のことを講師たちが心配していた。成績が落ちているのも家庭の問題のせいかもという橘(池田鉄洋)。越権行為だという桂(瀧内公美)。
さまざまな事情を抱える親が面談にやってくる。面談で親たちがどんなことを言い出しても、ひとりひとりに最適なプランを資料とともに提案する黒木に感心する佐倉。桂も、命がけで子供の将来を考えている黒木をリスペクトする。
橘はΩクラスでテストの成績発表をする。欠席している順を心配する上杉海斗(伊藤駿太)。
面談で、相変わらず的確なアドバイスを親たちにする黒木。それは寝食を忘れて没頭する黒木の努力の賜物だった。しかし黒木は過労がたたり、倒れてしまったのを佐倉が発見する。
灰谷の疑問
佐倉の心配をよそに、黒木はキャリーカートをスターフィッシュに運んでくれと頼む。黒木が心配な佐倉は灰谷に連絡する。
入院中の黒木を佐倉が訪ねる。黒木はろくに食事をとっていなかったため、点滴を受けていた。
黒木が佐倉に運ばせたのは、スターフィッシュの生徒たちそれぞれに必要な問題集だった。ひとりひとりにメッセージも添えられている。
病院で灰谷は、黒木は相変わらず誰にも頼らない。そんな黒木に憧れていた自分は、むしろ何も言ってくれない態度に腹を立てて追い回していた。その挙句に連れていかれたスターフィッシュは何なのか — 。
そのまま受け止めた、という佐倉。子供たちと接するときの黒木は桜花でも同じ。言ってることもやってることも全部が子供たちのためと感じると言う。
そんな2人の背後に、黒木が立ち、「どうぞおかえりください」と言うが、点滴が終わっていないと看護師から注意される。
佐倉は桜花に戻って作業をするうちに寝てしまう。
【二月の勝者】8話のネタバレ
【二月の勝者】8話のネタバレです。
島津順と母親の最終決断
翌日、黒木なしで何とか自分なりに面談する佐倉。その姿はまるで黒木が乗り移ったように大胆だった。その様子を見ている黒木。
島津順は祖母の家で開成の過去問をやっている。パートの面接に受かったという優子は順に、離婚するつもりだと告白。離婚すれば収入が低くなるし、父が決めた開成を目指すのかどうか再考したいと伝える。
桜花では、黒木が佐倉の面談について、同じアドバイスをしただろうと言う。上杉海斗の母親・真沙子(馬渕英俚可)が面談にくる。海斗は勉強より運動が得意だから、学力的には無理をさせない学校を志望させたいと言うが、それは海斗自身の希望と異なっていた。
ルトワックで上杉陸斗の指導をしていた灰谷は、黒木が開成を志望する海斗の指導をしていることに気づく。
島津順が桜花にやってきた。私立はお金がかかる、「受験をやめる」と決めたという順は、最後に見てほしいものがあるという。開成の過去問の解答を黒木に説明する。その解説に大きな花丸を書いて「鮮やか」と評価する黒木。でも順は「こんな最高な問題を出す学校にチャレンジしたかった」とさびしそう。
優子がやってきて、面談が始まる。経済的に厳しければ、国立・都立の中間一貫校という選択肢もある、と黒木。最後に、順の志望校・開成にも奨学金があると提案する。ただ、その条件は成績ではなく、年間収入の上限があるという。それは順の両親の離婚を前提とするものだった。
優子は、順の受験はそもそも父親が無理やりやらせていたものだから、と受験をやめようとするが、黒木が問うと順は、無理やりじゃない。本当は自分の力を試したい、開成を受験したい!と宣言する。優子もそれが順の正直な気持ちなら、と黒木を信頼して順を預けることにする。
佐倉は黒木に、井の頭ボウルのマスターに作ってもらった弁当を差し入れる。みんな黒木を頼りにしている、子供たちも親御さんも、私たちも…。
塾の近所の神社にお参りする順。上杉海斗もやってくる。守り神のような神社だという順に、願いごとを声に出す海斗。
無理だってわかってるけど、てっぺんを目指したい。
開成に合格したい。という海斗。
順も、「開成合格!! 俺も、海斗も。お願いします!」と願をかける。
海斗も「開成合格!! 俺も、島津も」と。
後日、順は会社の前で父親を待っていた。「俺は開成を受験する。パパのためじゃない。俺が受けたいから受ける。パパが間違っていたらママに謝ってほしい。それまでパパに謝るつもりはない」と宣言する。
島津順が明日から塾に復帰するという連絡を受けた佐倉と黒木のもとに、なぜか灰谷がやってきた。
【二月の勝者】8話の感想とまとめ
二月の勝者8話、個人的な感想としては、島津くんのお父ちゃんはモラハラだしDVだしひどい男なのは間違いないんだけど、彼なりに一人息子の将来を考えて必死になり過ぎたんやろなぁ…ということが感じられる、会社の前でのシーンがあってとても良かったです。「勉強しろ」しか言わないとしてもね。
— わいたん@お仕事混乱中 (@gendows) December 7, 2021
『二月の勝者』のドラマで父親からモラハラを受ける息子が同じ塾に通う子に対して高圧的な態度を取って自分の父親と同じように振る舞うみたいな描写があって、ちょっとリアルだなと思った。
— 🐾🐱🐾 (@bungakudaisuki) November 30, 2021
家庭内での親の振る舞いは子供に影響及ぼすよね…
創作物とは言え、見てて心苦しかったな…
島津順と上杉海斗のストーリーが刺さりまくっている……この二人の切磋琢磨してもがいて同じ高校を目指しているのがたまらなく良い……グッとくるよね……頑張れ…頑張れ……!!#二月の勝者
— ぱた (@pataSptpt) December 6, 2021
いつもニコニコしていてやさしいイメージの金子貴俊さんのモラハラ演技、かなりの挑戦だったよう。
でも、こういう男の人って、とくに昭和の時代にはよくいましたね。平成、そして令和へと時代は変わってきたけれども、いまだにいる。親に限らず、会社にもいるでしょう。
・いいことは自分のおかげ、悪いことは全部妻のせい
・自分ができたことを「できるはず」と押し付ける
・違う意見を言うと、自分を否定したと考え猛反撃する
【二月の勝者】では、「課金ゲーム」の回でもモラハラが出てきましたが、妻が「課金ゲーム上等! どうせ課金するなら自分の子供に!」とキレてスカッとする展開で、モラハラパパは考えなしなだけで根が深くなかったので、早めに解決しました。
モラハラパパの影響も受け、そのストレスを上杉海斗にぶつけていた島津順。そんな順も苦しんでいた。とくに自分のことで大好きな母親がいじめられることに心を傷めていました。でも、そんな順を最初に救ったのは上杉海斗。期待が重いことに苦しむ順と、成績のいい双子の兄弟と比較され、期待されないことに傷ついていた海斗。傷みのベクトルは正反対なのに、助け合って親友になっていく。
いいドラマですよね!
モラハラをするのは必ずしも父親とは限らないし、受験に関することだけでモラハラが起きるわけではありません。多くの人に見ていただきたいと思った回でした。
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