【この男は人生最大の過ちです】7話のネタバレ!ドMの「中だるみ」は大丈夫?

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ドラマ【この男は人生最大の過ちです】の7話では、恭一と唯、さらに藍田と冴の4人で水族館の貸し切りデートをすることにーー。恭一の不気味なドM表情も、唯の拒絶姿勢も変わりませんが、ちょっと中だるみの空気が漂う気もします。終盤に向けて大丈夫でしょうか。

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目次

ドラマ【この男は人生最大の過ちです】7話のあらすじ

天城恭一()との関係を勘ぐる社内の空気に疲れ、佐藤唯()がボヤいた「誰もいない水族館で癒されたい…」の言葉を聞きつけた天城は、すぐさま水族館を貸し切りに。ところが、到着してみるとそこには、三島冴(田中道子)と一緒に藍田航之郎(平岡祐太)の姿が。その結果、冴は天城と腕を組んでペアとなり、残された唯は必然的に藍田と2人で鑑賞することになる。
天城は笑顔で談笑する唯と藍田の姿にイライラを募らせる。一方の唯も、冴の言いなりになっている天城へのモヤモヤが加速していく…。
そんな中、天城の「褒められ嫌い」は過去の出来事に起因することが分かる。冴が唯に詳細を伝えようとすると、天城はいつにない強い調子でそれを制止。「佐藤さんには話せない」という天城の言葉に、唯は複雑な思いを抱く…。
(引用元:https://www.asahi.co.jp/konodan/)

ドラマ【この男は人生最大の過ちです】7話のネタバレ

水族館入口

「あの〜 お客さん、誰もいないのですけど。」
「佐藤さんが行きたいと、呟いていらっしゃいましたので。もちろん貸し切りました。名取は帰っていいですよ!」
「ねえ〜 恭一!!」遠くから冴と藍田 

水族館を歩きながら

「なぜ、藍田もいるのですか?」
「冴に誘われた。多能性細胞実現化の祝もまだできていないし。ちょうどいいと思って」
恭一がいつのまにか唯と手をつなぐ。
「佐藤さん、佐藤さんが望むことは僕が、望むものはなんでも、僕があげたい」
一つも頼んでいないのだけど、若干、猟奇的なワードチョイスだけど。だけどこの人はいつも、私のこと、第一に考えてくれてはいるんだよね)

冴が割り込む

「ああ何、手とかつなぐとか可愛いこと、しているの? だから駄目だってば! 恭一は私のだって。ペンギン見に行こう。いいから行こう!」(行くんかい?
「よう、大丈夫か?」 藍田
「何がですか。藍田さんこそお仕事、大丈夫だったのですか?」
「ああ全然、佐藤さんもいるって聞いたから、何となく・・」
えっ?これはそういう意味? ではないよね、何となくだし


「あっ、セイウチだ!」
藍田先生、いたってふつうのテンションだし・・
「ええと、この間はごちそうさまでした」
「おもちゃ、ありがとう。スヌープのお気に入り」
「送ってください、これ、かわい〜い」
2人の様子をジッと見ている恭一。

水族館の真ん中で4人で食事

「ねえ恭一、何イラついているの?」「別に」
「はい、あーん、あーん、あーん・・」食べる。(食うんかい!
「にしても、凄いよね〜 すぐ貸し切りなんてすごいね、さすが恭一!」「別に」
もう、ほんと褒められ嫌いなんだから、ね、佐藤さん!


「たしかになぜか社長って、褒められるの嫌がりますよね・・」
あれっ 知らないの? じゃあ、教えてあげる恭一ってね・・・」「冴!」
「ちょっと何ですか? 逆に気になるのですけど」 唯
佐藤さんは知らなくていいことです!」 恭一、怒って歩き出す。

「ねえ恭一、どうしてそんなに怒るの?」
「怒りますよ、だいたい冴は・・」
「まあ仕方ないですね。大丈夫です。落ち着きましたから」
「あれは大したことでないの、みんなだって、恭一のお父様だって、そう言ってたでしょう」「みんな?」
「だから気にしなくていいんだって。ねえ、恭一、会見でも宣言したけど男の子たちとは本当に全員と別れたから」
「分かってます。会見全部観ていましたので。多能性細胞の実用化成功、本当におめでとう」
この2人を観ている2人。

お手洗いで恭一と藍田 

「何、考えているんだよ!」「別に」
「恭一って、あんなに冴に流されていたっけ? わざと仲良くしているように見えるんだけど。佐藤さんの前で」
「そういう見方もできますね」「他にどんな見方があるんだよ」
「藍田こそ、何考えているんですか? 佐藤さんのことが気に入ったのですね」「は?」
「やはり無自覚でしたか。相変わらず天然ですね。でも駄目ですよ。佐藤さんは絶対に駄目です。藍田はそんなこと、まさかしませんよね

食事の席に残された2人

「あの2人、何やっているんだろうね。」
(どうでもいいけど、この人は社長と肩を並べるほどのスペックを持つ女性で、どうでもいいけど美しくて、どうでもいいけど、私の知らない社長を知っている
藍田が突然、現れ「冴、帰るぞ!」「はあ?何、帰るわけないし」
「多能性細胞の件で本当は忙しいのだろう、帰るぞ!」
「えっ ちょっと待って」「佐藤さん、バイバイ」
(えっ待って。この状況でマンツー!?)

恭一と唯、2人で水族館を歩く

さっきの話は忘れてください、佐藤さんには話せないのです
「お気になさらず。微塵も興味ありませんので!」
「そうですか。そういうふうにはお見受けできませんが・・」


後ろに歩いていって、靴を脱ぐ唯。裸足で大きく飛び蹴り!
それを、恍惚の表情で待ち受ける恭一
「ああ。あーあ! 佐藤さん・・」
「ほらまた、ここで照れたりする所とかね、もう本当に全部ぜんぶ、全部、大嫌いなんです。バーカ!
「送らせてください」 足にしがみつく。
「この辺りは電車も通っておりませんし、バスも、もうありませんので。タクシーも」
(この男・・・)

車のなかの藍田と冴

「ねえ、どうしたの?藍ちゃん、何か可怪しいよ」
あのさ冴、俺って佐藤さんのこと、気になっているの?
「どう見てもそうでしょ。相変わらず天然だよね。恭一の女なら引く的な?そんなの気にしなくてもいいじゃん」
「冴こそ、記者会見のあれ、なんだ。あの恭一を落とすぞ宣言、ああいうのやめれよ」
「だって言いたくなったのだもの。ていうか、放っておいてもあの2人はね、うまくいかないと思うよ」

車のなかの恭一と唯

「社長は卑怯です、いつでも周り固めて。逃げられない状況作って。しょうがないと言い訳できるスキを与えているところも、タチが悪いというか」

「そのほうが佐藤さんも楽になれますでしょう。愛する佐藤さんのためなら僕はなんでもいたしします、だから佐藤さんにも、僕がいないと駄目な人になってほしいな

(甘やかされて、逃げ出せなくて、この人がいないと何もできなくなって、でも止められなくなって、でも止められなく、依存みたいな、そんなドラッグみたいな関係、私は絶対にいや!

唯は車から無言で降りる。
「そんなふうに思い始めている時点で、すでに手遅れなんですけどね」恭一が不気味に微笑む。

会社のランチコーナー

「もう、そのお医者さんにしようよ!」 あみ
「いや、藍田さんにも選ぶ権利が・・」
どう考えても、唯ちゃんのこと好きだよ。そのお医者さん。ねえ名取!」

「いや、俺は立場上、社長を推すけど。ねえ、昨日何があったの?」
「いや、それは・・ 名取さん、社長って過去に何かありました?」
「社長の過去?」「褒められ嫌いの原因っぽいのですけど、私には話したくないらしくて。そう言われるとなんか・・」「気になる?」

ペットショップ

(うーん。可愛い!と、いつも犬に癒やされに来ている私。いかん、いかん)藍田を発見する。

「あっ? お疲れさまです。またキャットフード買いに来たんですか?」「ドッグ!」
チロリン!唯の携帯がなると、動揺する藍田。じつは藍田が送ったLINE。
『オススメの歯ブラシある?』
「スヌープの? オススメありますよ!」

店の外を歩く唯と藍田

「結構、買いましたね、でも分かります。来たら色々買ってしまいますよね、車まで持ちます。」
「いいよ」「持ちます、って」「いいよ」「持ちます、って」「いいよ」「持ちますって」
 (離すんかい?)唯、倒れる
道路の地面が濡れていた。車の水ハネで唯がすっかり濡れる。
「大丈夫か? 家まで送るよ、とりあえずコート・・」
「いやいやいや、濡れてますし」
「そんなこと、どうでもいい」

家の前、藍田の車

「あれ、あれあれ?」「どうした?」
「いやカギが見当たらなくて、大丈夫です。さっきのペットショップに連絡してみるので、今日は送ってくれてありがとうございました。」
ガバっとつかむ藍田。「外は寒いから、ここで連絡しろ」「はい」
「もうショップ閉まってます。鍵屋さんしかないか。あと2時間くらいで、来てくれるそうです」
「だから、どこ行くんだ?」「大丈夫です、どこかで時間つぶすので」
「服、濡れているのに!」「でも藍田さん、激務でお疲れだろうし」
「いいからここにいろ!」「ありがとうございます。」
しかし、話すこと、ねー。しかも藍田さん沈黙に。。あっ寝とる! この状況で? いや激務で疲れているから)
唯、コートを脱いで藍田にかけてあげる。

「はい宜しくお願いします、いま行きます」「鍵屋さん着いたようで」
「これ着ていけよ、こっちはクリーニングに出しておく、そうしたらまた会えるだろう」
スマホが鳴り、げっ!車の上から張り付いている恭一
「とりあえず無視しましょう、今日はありがとうございました。」
ドアを開けられて、車からずり落ちる恭一
「虫みたい。藍田さん、コートもありがとうございました。」
「邪魔!」蹴って跨いでいく唯。付いていく恭一。「付いてこないでください!」
「笑顔!」「なんですか?」

「怒った顔も素敵ですが、佐藤さんの笑顔、僕も見たいです」
「あの、今、私、社長にイラツイているんですけど」(藍田が車から見ている)
「なぜですか?」「なぜって・・」
こんなところまで付けてくるし、三島教授とのこともなんかモヤるし、自分のことは教えてくれないし。うっ? それでイラつくということは私、社長のこと・・
「いいや、ない。やだ! やだやだ、すみません、訂正します、特にイラツイておりません。無です。お疲れさまでした!」
唯は去る。「つれない・・」

恭一と藍田

車からじっと見ている藍田、車から出てくる。
「佐藤さんを家までお送りするなんて。どちらにせよ、佐藤さんが僕を意識してくれるのが早まるだけですから
「相変わらず性悪だな。でもそっちのほうが、遠慮しなくていいのか」
「そうですね、無自覚に近づかれるより好都合です。その調子で早く振られてくださいね。ふふ」

ドラマ【この男は人生最大の過ちです】7話と原作との相違点

ドラマの7話では、原作の18巻の途中から22巻の途中まで、実質4巻分くらいのストーリーが進みました。原作とドラマの大きな違いはありません。会話もむしろ原作に忠実に再現。相違点は以下となります。

***

・ドラマでは水族館に後から冴が、藍田を連れてやってくる。原作では会社から冴が一緒。

・ドラマでは「ペンギン見に行こう!」原作では「シロクマ見に行こう!」(どっちでもいいですが、笑)

・原作では帰り道、走っている唯を恭一がロールスロイスで追いかけるが、ドラマではすでに車中。

・ドラマでは水族館翌日の名取とあみ、唯、3人の場面が、社内のランチスペース。原作では外のお店。

・ドラマではペットショップの外へ出て、藍田と荷物を取り合い(?)しているうちに唯が転んで、車からハネ水もかけられて汚れる。原作ではペットショップの中でよろけて、唯が水槽の水を被って濡れる。

ドラマ【この男は人生最大の過ちです】7話の感想

このドラマのネタバレとして、最終的に2人はハッピーエンドであろうと予想しました。それは大筋で変わらないのですが、今回、7話あたりでちょっとどうかな〜という空気も。唯は、微妙に揺れている様子ですが、果たして恭一の好感度は、これまでに上がっているでしょうか?

最後に唯が恭一に思いっきり恋をするには、ちょっと・・・距離がありすぎないか?という気もします。というより恭一のドM具合も、対する唯のドS具合も、下手すると観ている側に飽きられていないか。中だるみになっていないかーー。微妙かもしれません。とはいえ小ネタでも笑わせてくれるし、恭一にマトモな人になって欲しいわけでもないし、このドラマは理屈抜きに楽しめたら、それでいいのですが。

ドラマ【この男は人生最大の過ちです】7話の視聴者の反応

面白い、もこみちがいい! 愛莉さんもいい。そんな声が多数ですが、色々ユニークな反響もあり、読んでいるとそれも楽しいです。

ドラマ【この男は人生最大の過ちです】7話のまとめと今後の期待

7話ですからあと3話ほど。今回は放映でも「4角関係」がテロップで強調されました。たしかに4角(4人)の行方は、何とも言えません。何とも言えないからいいのですが。今後、ドラマのラストは原作に沿った展開になるか、それとも独自のストーリーが用意されているか、そろそろ8話あたりで見えてくるのではないでしょうか。

ちなみに、ドラマ【この男は人生最大の過ちです】ネタバレ!最終回はもうハッピーエンドしかない! に原作27巻(当時の最新)のネタバレを載せていますが、その後、新たに28巻も公開されました。28巻のネタバレとして、まだまだ2人の関係も4人の関係も、不安定なまま続いています。ドラマの最終は、ハッピーエンドを匂わせつつ、関係に決着がつかないままーーという線も考えられます。

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