【やすらぎの刻~道】123話のネタバレと感想!中島みゆき主題歌「離郷の歌 / 進化樹」が沁みる恋物語

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【やすらぎの刻~道】123話のネタバレと感想!
倉本聰脚本【やすらぎの刻~道】123話が2019年9月25日に放送。
中島みゆきさんが歌う主題歌が発売されました。
ネタバレ感想とともに主題歌についても。
テレビ朝日開局60周年記念作品の帯ドラマ。「やすらぎの郷」の続編。
【やすらぎの刻~道】123話のネタバレあらすじと感想について。

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目次

【やすらぎの刻~道】123話のあらすじ・ネタバレ

【やすらぎの刻~道】123話あらすじ

【やすらぎの刻~道】123話ネタバレ

サロンで理事長の話をきくメンバーたち。

心霊現象の噂が流れ、理事長・名倉(名高達男)は「みなさんは(現場に)行かないように、噂に流されないように」と注意する。
冴子(浅丘ルリ子)、マヤ(加賀まりこ)、桂木夫人(大空眞弓)、玉子(いしだあゆみ)、さくら(丘みつ子)、さとみ(水野久美)。ひとりずつに「いいですね」と確認し、いかないよう約束をする。

そのとき、めぐみ(松原智恵子)は、京都のお寺「祇園寺に行く」と言い出す。
めぐみが言っているのは、近くの古寺のこと。
めぐみはお寺で人と会う「約束をしている」と言うと、ヒデ()の肩を借りて寝てしまう。

めぐみは半分壊れていてた。
突然現れる認知症。
正常な時間がないわけではなかった。
そんなときはいつもと変わらない。
それは1日のうちの何時間、何分という短い時間だった。

**

ヒデと菊村。
部屋で眠るめぐみのそばで語る。

眠るめぐみを見ながら
「この時間が大切なんでしょう」とヒデ。

そして、めぐみに「恋をしたことあるの?」と質問されたことを話す。

「ふいうちをくらいました。
今までいろんな女優さん、すばらしい方々と付き合っていただいて、ひとりひとりに夢中になって、美しさ、ぴちぴちした若さ、しなやかさ、かわいさ、優しさ。
その都度、そういったことに夢中になって、愛だと思っていた」
というヒデは、恋をしたことがあるかと訊かれて、ドキッとしたという。

「グサリとささり、考えこんだ」と。
そして……

「考えると生まれて1度も本当の恋をしたことがないと気づいた時、顔から火がでるほど恥ずかしかった」とも。

ヒデは一日のほとんどをめぐみと過ごす毎日の中で、映画を観たり名作を観ているという。
「おかげで多くの作品を観た」と。

そして
「夕方はふたりで黙って歩きます。古寺をめぐって歩きます」

「何を話すわけでもないけれど、気持ちが同じに感じる」というヒデ。

めぐみがぽつんと
「ひとつの同じ感動を共有できることは幸せなことね」
といった言葉が本当にそうだと思ったという。

ヒデは
「生まれて初めて恋をしていると感じた」
「自分はめぐみさんに恋をしています」と……。

菊村は、その話を聞きながら、律子(風吹ジュン)との過去を思い出す。
笑いあった情景、若い頃の菊村と律子。
見詰め合うことが少なくなり、並んで座るようになっていく。
黙って並んで歩くことが恋の新しいカタチになっていった。

懐かしい映画を思い出す菊村。
映画に感動するとただふたりで歩いたことも思い出す。

「律子、いまお前が隣にいないことが寂しい。
共有してくれないことが本当に寂しくて辛い」
菊村は心の中で律子に語るのだった。

そして、部屋を出た菊村。

……、闇を見渡したが、律子はいなかった―。

<続く>

【やすらぎの刻~道】主題歌・中島みゆき「離郷の歌 / 進化樹」

中島みゆきさんのニューシングル「離郷の歌 / 進化樹」動画

倉本聰氏のオファーを受けて中島みゆきさんが書き下ろしたという「離郷の歌」「進化樹」という2曲です。

【やすらぎの刻~道】123話の感想

ヒデさんの恋はキスもないけど、心に沁みる最初で最後の恋でしょう。
ほんのり悲しく、ほんのりほっこりもする。
律子のいない菊村の毎日。愛する人がいない。
逆らえない運命は時に悲しくもあるものです。
心の芯から寂しさを感じた123話でした。

記事画像:テレビ朝日公式ホームページ

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