【14才の母】の全話あらすじと最終回ネタバレ・結末!未来と智志の最終選択は?
【14才の母】の全話あらすじと結末!未希と智志の最終選択は?
14才で妊娠、出産というセンセーショナルなテーマを描いた【14才の母】。
いったいどんな結末を迎えるのでしょうか。
未希(志田未来)と智志(三浦春馬)、そして家族の未来はどうなる?
今回は、【14才の母】の全話あらすじと結末について!
【14才の母】の全話あらすじネタバレ
【14才の母】の全話あらすじをまとめました。ネタバレも含まれますので、閲覧ご注意を。
【14才の母】1話のあらすじネタバレ
一ノ瀬未希(志田未来)は、放送部で昼休みに大人さながらのDJをするなど活発な女の子。
未希は叔父のマコト(河本準一)のエレキギターショップで、塾仲間で別の男子校に通う中学3年生の桐野智志=桐ちゃん(三浦春馬)とよく会っていた。
ある日、河原で小さな子犬が橋の欄干にいるのを見て、助けに行く未希。それを助けようとした智志だが、子犬が急に動いたため!2人とも川に落ちる。
バカみたい、と笑い合う2人。
ある日の夕方、智志は母(室井滋)にもらった5万円を使ってしまおうと未希とゲームセンターへ。街の不良たちに絡まれる。その中には問題のある転校生・真由那(谷村美月)の姿もあった。未希と智志は、夜の公園に逃げ込む。
そこでお互いの話をするうち、未希は智志の中に横たわる深い孤独を感じとる。
私が守ってあげる…と智志の頭をよしよしする未希。
そして、2人は…………。
—2ヵ月後—
体育を休み、柳沢真由那(谷村美月)と共に自習をしていた時、未希は、保健体育の教科書に「妊娠」という文字を見つける。
気がつけば生理が来ていない。未希はどうしていいかわからずにいた。
【14才の母】2話のあらすじネタバレ
妊娠に気づいた未希(志田未来)は、一人で産婦人科を訪れるが逃げ出してしまう。智志(三浦春馬)にも妊娠を打ち明けられず元気なフリをする。
母親・加奈子(田中美佐子)は未希の異変に気づく。机の引き出しから、未希が万引きした妊娠検査薬を発見する。
学校でも親友の恵(北乃きい)たちは未希の様子のおかしいと思い始める。
いつもの昼の放送をかけていると、真由那(谷村美月)が今かけている曲を今すぐ止めろといいにくる。理由は自分が好きだった人が好きな曲で、もう思い出したくないから。そんな身勝手な理由を押し付ける真由那と未希は大げんかになる。
学校に呼び出された加奈子は未希に妊娠のことを問いただす。未希は智志(三浦春馬)とのことを打ち明ける。
ショックを受けた加奈子は、自分が未希を産んだ産婦人科・的場クリニックに未希を連れていく。産婦人科医・春子(高畑淳子)から、14才での出産がどれだけ大変で危険なことなのかを知らされる。
【14才の母】3話のあらすじネタバレ
未希(志田未来)は中絶する前に、智志(三浦春馬)の気持ちを確かめたかった。
智志を公園に呼び出すと「桐ちゃんのことが好き」と言い、智志も同じ気持ちだと確認する。妊娠のことを告げると智志は動揺し、1日真剣に考えさせてくれという。
加奈子(田中美佐子)と忠彦(生瀬勝久)は智志の母・静香(室井滋)のもとを訪れ、未希の妊娠とお腹の子の父親が智志だということを告げるが、けんもほろろな対応。加奈子と忠彦は怒りながら帰る。
そしてまだ中学生の2人には出産・子育ては難しいとして、“手術”を早くしたほうがいい――と未希を説得する。
登校した未希は、親友・恵(北乃きい)に様子がおかしいと詰め寄られ、意を決して妊娠を告白。信じていた親友だったが、恵の心の中には未希が想像し得ない感情が生まれていた。
一方、静香(室井滋)の取材をしていた波多野(北村一輝)は、身辺の異変に気付き始める――
【14才の母】4話のあらすじネタバレ
手術の直前、産婦人科病院から逃げ出した未希(志田未来)を捜し出した加奈子(田中美佐子)は、出産に絶対反対だと告げる。
出産で直面する厳しい現実を突きつけられた未希は、何も反論できずただ涙を浮かべるばかり。
忠彦(生瀬勝久)に厳しく叱責された智志(三浦春馬)は罪悪感を抱く中、静香(室井滋)は海外留学を勝手に決める。
出発の日、智志はマコト(河本準一)の店に行き、未希に伝言を頼む。
しばらく旅行に行くからいつ会えるかわからない。
出会えてよかった。ありがとう。ごめん。
何かあると思ったマコトは未希に伝言を伝える。未希は智志の伝言に勇気をもらい、心を決める。
恵(北乃きい)は、学校の教師や生徒たちに未希の妊娠がバレるように仕向ける。
翌日、学校に呼び出された加奈子(田中美佐子)は、教師たちに囲まれて質問攻めに遭うが、手術はさせて今後はしっかり監督するから退学だけは許してほしいと懇願するが、未希は意外な行動に出る。
教室で恵たち責められる未希は、迷惑をかけた同級生に謝るが、学校を辞めて子供を産むという。
理由を聞いてくれという未希を拒絶する恵だが、意外にも真由那(谷村美月)が助け舟を出す。
未希は思いを告白する。
おろしたくないから産みたいんじゃない、この子にどうしても会いたいの。
ただ、このお腹の赤ちゃんに会いたいの。だから産みたいの。
その頃、波多野(北村一輝)は、静香(室井滋)の息子と名門女子校の生徒の間に子供ができたというゴシップ記事を出そうとしていた。
【14才の母】5話のあらすじネタバレ
未希(志田未来)の「産みたい」という強い意志を聞いた恵(北乃きい)や真由那(谷村美月)たちクラスメイトは動揺を隠せず、職員会議では香子(山口紗弥加)たちが未希の退学へ向けて話を進めていた。
空港にいた智志(三浦春馬)は、やはり逃げたくない。未希は心も体も傷ついている。
自分だけやり直せないと言い出す。
でもそれであんたに何ができるの?ママのように立ち止まらずに戦いなさいと静香。
智志は静香を振り切り空港から去っていく。
加奈子(田中美佐子)は中学生で子供を育てる苦労について話すが、未希の決心は変わらない。でもこれは家族全員で覚悟しないといけないことだという。
未希は加奈子、忠彦(生瀬勝久)と一緒に、的場クリニックを訪ねる。産婦人科医の春子(高畑淳子)は14才での出産には多くの困難が伴い、母子が命の危険を伴う可能性もあるという。
体も大切にするから頑張らせてくれと頼む未希。私、もう二度と泣きません、と覚悟を伝える。
しかし春子は、この病院では面倒をみられないかもしれないと告げる。
担任・遠藤香子(山口紗弥加)が一ノ瀬家を訪ねる。妊娠した生徒をクラスに迎えるわけにはいかない。自主退学するしかない、未希が学校に来たら授業にならない、と伝える。
智志(三浦春馬)がいなくなったため、一ノ瀬家に乗り込んだ静香(室井滋)により、智志が行方不明だと知る未希。静香は未希が出産を決めたと知り激昂する。
先に言っときますけど、勝手に産んでも智志は父親になんかなりません。二度と会わせないと宣言する。
未希は智志に連絡するが電話に出ない。
智志の部屋を片付ける静香は未希と智志のプリクラを発見する。そこに波多野(北村一輝)が智志のスキャンダルのゲラ刷りを持ってやってくる。
波多野はその足で一ノ瀬家に向かう。忠彦(生瀬勝久)が応対するとトボけて帰る。
未希はマコト(河本準一)の店に来ていた智志(三浦春馬)と会う。智志は俺に何ができるかを考えていたが、なかった。だから帰れなかったという。
桐ちゃんにできることはあるよ。「生きてて」。
中絶はやめた。智志や静香に迷惑を掛けずに出産すると宣言し、智志に父親になってもらうつもりはないと伝える。
今日でバイバイしよう。私は一生懸命子供育てるから、桐ちゃんは一生懸命勉強して。
静香が迎えにくる。智志は涙を流す。悲しいんじゃない、腹が立つんだよ。俺はなんなんだ。一ノ瀬がこんなに頑張ってるのに、俺には何もできない、最低だよ!
未希は智志と初恋に別れを告げる。
登校する未希。退学を決めたと香子(山口紗弥加)に報告する。
未希は、香子が本当はどう思ってたのかを聞いてみたいというが、香子は答えない。
放送室に行く未希。DJ部屋に座ると最後の放送をする。これまでの思い出を語り、DJになる夢より大切なものを見つけたとシメる。
Goodbye-Everybody, See You Again.
部屋に入ってきた香子先生に礼を言うと、先生は意外なことを言う。
ありがとうは早いかもしれないわ。私、まだあなたに何も教えてない。
【14才の母】6話のあらすじネタバレ
香子先生(山口紗弥加)は、退学の手続きはもう少し待って。未希が卒業できる方法がないか考えてみる、といったが、未希はその申し出を断っていた。
週刊トップの波多野(北村一輝)編集長が書いた記事によって未希(志田未来)の妊娠は世間に知られることに。
静香(室井滋)は波多野と戦うため智志(三浦春馬)にも学校を休むように言うが、智志は未希との約束を果たすために学校へ行く。
未希にはつわりが始まった。的場クリニックの春子(高畑淳子)は、もうじき“手術”は出来ない時期になると未希に伝えるが、未希はあらためて出産の決意を固める。
春子は未希の出産を引き受けてくれる病院を探したが、結局自分で引き受けることにした。リスクの大きな出産なので、総合病院とはしっかり連携をとる。
ひと安心した加奈子(田中美佐子)に、春子は「週刊トップ」の記事を見せる。忠彦(生瀬勝久)も会社で週刊誌を見ていた。未希がショックを受けて流産したら…と心配する。
ファミレスに出勤した加奈子は、波多野(北村一輝)から記事を出したのは波多野だと知らされる。
未希はやりたい放題の女子中学生じゃない。子供も育てる。勝手なこと書かないでください、と加奈子は抗議する。
静香は一ノ瀬家を訪ね、未希に出産することを考え直してと説得する。
未希は自分のせいで健太(小清水一揮)が学校でいじめられていることを知る。ひとりぼっちでいた健太を香子先生(山口紗弥加)が保護していてくれた。
加奈子(田中美佐子)や忠彦(生瀬勝久)にも迷惑がかかると痛感した未希は、マコト(河本準一)の家に置いてくれと言い出す。
家を出るという未希に「気にするな」という忠彦。加奈子はパート仲間に嫌味を言われたりや近所の人に挨拶してもらえないかもねー。キレイごと言ったって仕方がない。14才で子供を産むってことはこういうこと。今出て行っても変わらない。
14才で産んだ子はいつまでたっても14才で産んだ子。4人で踏ん張るしかない。
静香(室井滋)は智志(三浦春馬)を留学させようとするが、智志は未希との約束を守り、留学はせずに今まで通り学校に行く。
智志を待っていた波多野は、智志が全部未希に押し付けて戦っていないと決めつけるが、智志は波多野に「あなたは戦っているのか」と切り返す。
聖鈴女学院では、香子先生(山口紗弥加)が未希の退学を告げようとするが、休学にできないかと校長に訴える。校長は未希が学校に戻る努力をするなら盾になる覚悟はある、という。
未希は市役所に母子手帳をもらいにいく。
【14才の母】7話のあらすじネタバレ
――母子手帳をもらいに行った一ノ瀬未希(志田未来)。妊娠した本人ですと申告すると、職員(森下能幸)たちは驚くが、未希は無事に母子手帳を手にする。
香子先生(山口紗弥加)が、学校が休学を認めるという結果を知らせに来る。学校に戻りたいけど、受け入れられないだろうし通えるか不安という未希。義務教育中だから休学中によく考えましょうという香子先生。
次に未希が直面するのは「認知」という重大な問題だった。
静香(室井滋)が送りつけてきた誓約書には、智志(三浦春馬)が父親であるという認知請求をしなければ、未希に慰謝料を支払うと書かれている。その内容に憤る加奈子(田中美佐子)と忠彦(生瀬勝久)。
一方、静香は業績悪化でイラついていた。秘書は、これは智志くんのせいでは(ない)と言うが…。
的場クリニックの母親学級に参加した未希は、講師役の看護師兼助産師・桃田ヒロミ(西野妙子)から、子どもを産んで生活していくには「お金」が必要だと教わる。いったいどうすればいいのか?
「認知」について未希と話し合う両親。静香(室井滋)の誓約書にサインをしても慰謝料を断ってもいいか?という忠彦。家族で頑張れば何とかなる。このお金を受け取りたくない。
未希は承諾して誓約書にサインをする。
翌朝、桐野家を忠彦が訪ねると静香は不在。忠彦は智志に誓約書を渡す。
静香のところに誓約書を突きつけ、どうして勝手なことするんだ、自分で決めさせてくれないんだ!と怒りをぶちまける智志。
母親学級からの帰り道、未希はバスの中から橋の上に智志の姿を見つけ、窓から身を乗り出して声をかける。
私は元気だから、桐ちゃんも負けないで!
しかしバスを降りると突然の腹痛に襲われ倒れてしまう。
未希は的場クリニックに搬送される。
一方、静香の会社は不渡りを出して潰れる寸前に。静香は智志を連れて夜逃げする。
誓約書の返却を迫りに行った忠彦(生瀬勝久)は、それどころじゃないと追い返される。
【14才の母】8話のあらすじネタバレ
未希(志田未来)は的場クリニックに搬送され、体に“問題”があることを春子(高畑淳子)に知らされ、入院することになった。
静香(室井滋)の会社が倒産するという新聞記事を見て、加奈子(田中美佐子)と忠彦(生瀬勝久)は愕然とする。
桐野家の前には債権者やマスコミが押し寄せる。
静香と智志はしばらくホテル暮らしをすることにする。
見舞いに来たマコト(河本準一)は静香の会社の倒産のことをうっかり未希に口を滑らそうとするが、加奈子に止められる。
忠彦(生瀬勝久)は、桐野家について何かわかるかもと波多野(北村一輝)を訪ねる。静香の会社はメインバンクが手を引き、倒産寸前だと言う。
静香は必死に取引先に頭を下げるが、智志(三浦春馬)はメモを残していなくなり、波多野に連絡をとる。
智志は波多野に「僕たちのいるところを記事にしてくれ」と頼む。静香はこのままだと死んでしまう。毎晩寝ずに電話をして頭を下げている。誰かが止めないと…。
しかし波多野は断る。止めるなら自分で止めろ。そういうと未希が入院したことだけ伝える。
智志は未希に電話をかける。互いに無事だと知り安心しあうが、2人とも嘘をついている。
俺、ちゃんとするから。すぐには無理だけど、いつかちゃんとするから。
桐ちゃん、気にしないで。自分のやりたいことやってという未希の言葉に智志は涙する。
ホテルに帰ると静香が名古屋に出発するという。「もうやめろよ」。もうどうせ続かない。お金がなくてもいい。今までみたいな暮らしができなくてもいい。
いろんな生き方があるって一ノ瀬を見ていて知ったんだ。
俺は誰よりもじゃなくていい、幸せになりたいんだ。ママを助けたいって思ってる。
どうせ子供を産んだら、(未希も)産まなきゃよかったって思うわよ。
ママは俺のこと産まなきゃよかったって思ってるのかよ。
静香は、これがあんたを産んで、名前をつけて歯を食いしばって生きてきた人間よ。一度だってあんたを産まなきゃよかったなんて思ったことはない。だからあんたは私についてこなきゃダメなのよ。
その頃、未希(志田未来)は同室の分娩間近の患者(戸田菜穂)と話していた。
間もなく未希は退院する。未希は加奈子に髪を切ってもらう。
香子先生(山口紗弥加)と恵が見舞いに来る。喜ぶ未希。
未希はベビー服を買いに行く。その様子をたまたま見かける波多野。バスを待つ未希は急激な腹痛に襲われる。声をかける波多野。救急車を呼ぼうかという波多野のヘルプを断り、未希は自分で加奈子に電話する。
ちょっと早いけど、生まれる…
【14才の母】9話のあらすじネタバレ
予定日より1ヵ月も早いのに突然の陣痛に襲われた未希(志田未来)。波多野(北村一輝)の助けで的場クリニックへ。
春子(高畑淳子)の判断でそのまま自然分娩することになる。春子は
加奈子(田中美佐子)は懸命に未希を励ます。
駆けつけた忠彦(生瀬勝久)は、未希の顔色があまりに悪く、苦しんでいる様子にうろたえる。
慌てて春子を呼び戻すと、既に赤ちゃんの胎動も停止しており、「早期胎盤剥離」……未希も赤ちゃんも危険な状態に陥ってしまう。
想像を絶する痛みに苦しみながら、未希は、うわごとのように智志(三浦春馬)の名前を呼ぶが――
【14才の母】10話のあらすじネタバレ
帝王切開による出産を終えた未希(志田未来)は、出血が止まらず危険な状態に陥っていた。
意識の戻らない未希の姿を見て、加奈子(田中美佐子)は動揺するばかり。医師たちは「今は待つしかない」と言う。
赤ちゃんも危険な状態で、NICU担当の小児科医・土田太郎(反町隆史)によって新生児集中治療室に搬送される。
忠彦(生瀬勝久)は、波多野(北村一輝)から桐野家の移転先を聞き出すと、荒廃したアパートの一室を訪れる。
そこには、変わり果てた静香(室井滋)と智志(三浦春馬)の姿があった。
動揺した忠彦、追い返されそうになるが、「せめて一目だけでも未希に会ってくれないか」と頭を下げる。
学校でも香子先生(山口紗弥加)、真由那(谷村美月)、恵(北乃きい)たちが未希の様子を心配していた。
忠彦に連れられて未希に会いに来た智志だが、命がけで出産し意識を失っている未希の姿を見ると、今は会えないと帰ろうとする。
静香の会社の倒産、やさぐれた静香との退廃的な生活に疲れ、実は「赤ちゃんはそのまま死ねばいい」とまで思ってしまっていた。意識が戻らない中でも必死に戦う未希を前に、そんな自分を恥じたのだった。
【14才の母】最終回/11話のあらすじネタバレ
14才で妊娠、出産というセンセーショナルなテーマを描いた【14才の母】。
いったいどんな結末を迎えるのでしょうか。
命がけの出産を終えた未希(志田未来)。しかし生まれた赤ちゃんは未熟児で自力でミルクも飲めない、泣かない。心配でたまらない未希。
一方、突然出産祝いを届けにきた静香(室井滋)のことが気になった加奈子(田中美佐子)は桐野家のアパートを訪れ、自殺をはかった静香を発見する!
未希と智志、一ノ瀬家と桐野家の未来はどうなる!?
詳しいネタバレはこちら↓↓
【14才の母】の結末とまとめ
【14才の母】の主人公・未希(志田未来)は、活発で自由ですがいわゆる不良少女ではありません。
塾で知り合ったボーイフレンド、桐ちゃん/桐野智志(三浦春馬)は真面目でおとなしいタイプ。いつも明るい未希が引っ張っています。
そんな2人は、ある雨の夜、不良に絡まれて逃げこんだ小屋の中でお互いの愛しさを実感して初体験。
たった一度のことで妊娠してしまうというお話です。
未希は、妊娠をめぐり、離れていったり、裏切る友達、誹謗中傷、雑誌のゴシップ記事、智志との別れなどさまざまな困難に出会いますが、家族とともに乗り越えていきます。
出産は最終回前の9〜10話で描かれます。これは劇中でも数名のキャストが繰り返し言っていたように、「子供は産んで終わりではない」ということ。
出産後も未熟児で産まれた赤ちゃんが危険な状態になり、心配でたまらない未希はずっと赤ちゃんに付き添いますが、医師や母親から「母親なら自分がまず健康にならないと」と言われます。
赤ちゃんが危機を脱すると、中学の卒業式を迎えた智志(三浦春馬)が会いに来ます。
そのときにはこれからどうするかをしっかり決めていました。
結局、未希と智志は智志が18になったら結婚したい、子供のために2人で働くと親たちに宣言します。
今やることは結婚や働くことより、学校にいくことじゃないのか、5、6年なんてあっという間に経ってしまうと説得されますが、未希は私は5年経っても19才、桐ちゃんは20才。いくらでもやり直せると言います。
未希と智志は、苦難を乗り越えて1年前とは考えられないほど成長していました。
智志は進学をやめて運送会社で働き始め、静香は保険の外交員として再出発。
赤ちゃんを連れて帰宅した未希と家族を、近所の奥様方は好奇の目で見ますが、一ノ瀬家のみんなは負けません。
これからまだまだやってくる困難に立ち向かわなければならないからこそ、みんなで笑顔で家族写真を撮るのでした。
【14才の母】の脚本は井上由美子さん。未希が妊娠する前から出産を終え、帰宅するまでの1年間をとても丁寧に描いていたと思います。
志田未来と三浦春馬の繊細な心理描写、田中美佐子&生瀬勝久夫婦の葛藤、桐野親子の凋落から再生など、見応えたっぷりでした。
とくに志田未来と三浦春馬が第1話と最終回を比べると、リアルに成長して顔つきも変わっているのがわかります。
リアルタイムでも見ていて毎回ドキドキハラハラしていたのですが、再放送や動画で見直すと新たな発見もあるし、何より三浦春馬さんがこのときからとてもいい演技をしていたので、残念です。
僕に何かできることはある? という智志に「生きてて」と言った未希の言葉が忘れられません。
ちなみに田中美佐子はこの5年後の2011年に、51才での高齢出産をテーマにした「生まれる」(TBS/主演・堀北真希)に出演。こちらは母親の超高齢出産に向き合っていく娘の視点で描かれています。
「生まれる」はTSUTAYAなどでDVDレンタルがおすすめです。
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