【13(サーティーン)】原作ネタバレ!海外版「誘拐事件ファイル 」をどこまで再現?
【13(サーティーン)】原作ネタバレ!
東海テレビ・フジテレビ系「オトナの土ドラ」桜庭ななみ主演のサスペンス【13(サーティーン)】。
原作・海外のBBC人気ドラマ【サーティーン/13誘拐事件ファイル】をリメイク。
日本版は完全リメイク?きわどいストーリー展開はどうなる?
【13(サーティーン)】原作の海外版【サーティーン/13誘拐事件ファイル】についての登場人物、ネタバレ、感想、考察などを紹介します。
【13(サーティーン)】原作の紹介
【13(サーティーン)】の原作は、人気海外ドラマ【サーティーン/13誘拐事件ファイル】です。
制作:2016年
ストーリー:約60分×全5話
脚本:マーニー・ディケンズ / プロデューサー:ヒュー・ウォーレン他
製作総指揮:エリザベス・キルガリフ/
演出:ヴァネッサ・キャスウィル、チャイナ・ムー・ヤング
監督:ヴァネッサ・キャスウェル
放送:UKでの放送(BBC) 2016年2月/全米OA日(BBCアメリカ) 2016年6月
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海外版【サーティーン/13誘拐事件ファイル】登場人物
【サーティーン/13 誘拐事件ファイル】の登場人物を紹介します。
()内はイギリス版と日本版の出演者
アイビーの家族
アイビー・モクサム(ジョディ・カマー/桜庭ななみ)
主人公。13歳で誘拐されてしまう。
クリスティーナ・モクサム(ナターシャ・リトル)
アイビーの母。
アンガス・モクサム(スチュアート・グラハム)
アイビーの父。
エマ・モクサム(キャサリン・ローズ・モーリー)
アイビーの妹。
クレイグ・ワッツ(ジョー・レイトン)
エマの婚約者。モクサム家に同居している。
警察
エリオット・カーン(リチャード・ランキン)
アイビーの事件を担当する警部。アイビーが好意を寄せる。
リサ・マーチャント(ヴァリーン・ケイン)
アイビーの事件を担当する警部補佐。エリオットの恋人。
バリッジ(アリヨン・バカーレ)
ロンドン警視庁の警視正。事件の指揮をとる。
ジェシー(チャールズ・ババローラ)
リサの部下。
アリア・サイム(チポ・チャン)
アイビーの保護・護衛を担当。
アイビーの友人
ティム・ホブソン(アナイリン・バーナード)
アイビーの元恋人。現在は結婚している。
エロイーズ・ワイ(エレナ―・ウィルド)
アイビーの親友。
犯人とその家族
マーク・ホワイト(ピーター・マクドナルド)
アイビー誘拐事件の犯人。
キャロル・ホワイト
マークの母。すでに他界している。
ディロン・ホーソーン
マークの異父弟。
ほか、登場人物
ヘンリー・ストーン(ニコラス・ファレル)
アイビーが通っていたサンブリッジ中学校の校長。
アイビーの母・クリスティーナの心の恋人的存在。
ヤズミン
ティムの妻
海外版【サーティーン/13誘拐事件ファイル】ネタバレ
13年前の事件概要
2003年5月2日
13歳のアイビーは親友のエロイーズと学校をサボりゲームセンターに行く約束をしていたが、マーク・ホワイトに拉致される。
ストックホルム症候群
誘拐事件や監禁事件などの被害者が生存戦略として犯人との間に心理的なつながりを築くこと。
【サーティーン/13誘拐事件ファイル】1話のネタバレ
2016年、イギリス。
13年前、13歳で誘拐されたアイビーが監禁生活から脱出。
警察に保護されたアイビーは、DNA鑑定のため、指紋などを摂取される。体中には痣。
事件を担当するのは、警部のエリオットと巡査部長のリサ。
アイビーは事情聴取を受ける。
その頃、アイビーの家では、妹のエマ、婚約者のクレイグ、母クリスティーナがエマの結婚式の予定を立てていた。そこに、警察から連絡がある。電話を受けた母クリスティーナは、別居中の夫・アイビーの父アンガスに連絡。
家族は13年ぶりに再会した。
アイビーが戻ってくることで、愛人と暮らしていたアンガスは家に戻ることにする。アイビーには、別居中のことは秘密だ。
エマは現実を受け入れられずにいる。アイビーを「姉ではない」と。
一方、逃走中の犯人宅を捜査するエリオットとリサは、アイビーが犯人とベッドで寝ていたと推理。アイビーの話に矛盾があり、取り調べる。
アイビーは、警護にアリアをつけることで帰宅が許された。
アイビーの供述:事件当日
アイビーは、学校をさぼりエロイーズと待ち合わせをしていた。ゲームセンターに行く約束をしていたが、エロイーズが来なかったため、裏道を歩きエロイーズの家に向かっていた。その時、拉致されバンに入れられた。目覚めたら、真っ暗で地下室にいた。
犯人の名を「レナード」という。
犯人、レナードと名乗る男はマーク・ホワイトと判明。
アイビーはエマにメイクをしてもらい、自分の部屋に初恋の人・ティムを迎える。
ティムは結婚しているが、アイビーに話せない。
エリオットから急な事情聴取を要求されたアイビーは「ティムが来ているから、あとで」という。そして、ティムを残し裏から逃げる。
震えるアイビーを見つけたのはティム。そこは、中庭。二人の思い出の場所だった。
リサは、アイビーがストックホルム症候群では、と疑う。
犯人を知る男が現れ、犯人がアイビーの母校で働いていたと判明。
そして、第二の誘拐事件が起きた。
【サーティーン/13誘拐事件ファイル】2話のネタバレ
事情聴取で10歳のフィービーをマーク・ホワイトが誘拐したと知らされるアイビー。
この時、アイビーは、犯人のマーク・ホワイトから「母がいる」と聞いたことを話す。
この頃から、妹のエマはアイビーの存在を認め、二人の間に姉妹愛が戻る。
アイビーの信頼できる相手はティム。父アンガスの計らいでティムと外で会うことに。ティムとの楽しい時間を過ごすアイビー。ティムからipodを貰う。
その帰り、警察での事情聴取がアイビーを待っていた。
アイビー:事情聴取
アイビーは、マーク・ホワイトの母・キャロルが2002年に死んでいたと知らされる。アイビーが聞いていたこととは違い動揺する。
2003年5月2日に話を戻されるが、アイビーは思い出せない。そして、記憶を戻すために監禁されていた家に行く。
アイビーの記憶がよみがえる。
「着ていたものは脱がされた。口をふさがれていて、マークは銃を持っていた」
そして、自ら地下へ。アイビーの奇妙な行動をリサは、不信に思う。
リサは、アイビーがホワイトを知っていたのかもしれない、と疑う。
アイビーとティムが会っている写真がスクープされ、ティムの妻に知られてしまう。ティムの家にエロイーズが訪ねてきた。アイビーに話すことがあるという。
アイビー、事情聴取。
リサは、2013年7月5日のショッピングモールの防犯カメラの映像をアイビーに見せる。そこには犯人のもとにすりより手まで握るアイビーが映っていた。
逃げられるはずなのになぜ逃げなかったのか、リサに問われるがアイビーは答えない。
その帰り、アイビーはティムの家に。そこで、ティムが結婚していると知る。
【サーティーン/13誘拐事件ファイル】3話のネタバレ
一瞬ひとりになったアイビーをフィービーの父親が襲うが、家族に救われアイビーは無事だった。
この事件でアリアは担当から外れる。そして、フィービーを救うために、リサとエリオットはもっとアイビーと親しくなるように警視正から命令される。
エロイーズの事情聴取
事件当時、アイビーと雑貨店で待ち合わせをした。ゲームセンターに行こうと考えたのはエロイーズ。上級生に誘われた。だが、アイビーは足でまといだと言われ、約束の場所に行かなかった。
犯人のマーク・ホワイトとのことは知らないし、アイビーも知るはずはないと断言。
アイビー宅にアリソン宛の手紙が届く。アリソンというのはマーク・ホワイトがアイビーに名付けた名前。
手紙はエリオットが開けて読む。
「必ず戻ってくる。僕らの愛は永遠だ」そして最後にキスマーク。
返事は警察が書くという。ホワイトをおびき寄せるためだ。
リサはアイビーがホワイトをかばっていると疑う。
捜査を進める中、マーク・ホワイトには異父弟がいると判明。名前はディロン。
事情聴取でアイビーはディロンのことは“知らない”と言う。
アイビーは、エマからスマホを貰う。
13年のブランクはあらゆることから遅れをとっていたアイビーは、スマホを持つことも操作することも初めてのことだった。
ディロンの記録
1978年生まれ。薄弱さは軽度。
犯罪歴あり。
ストーン校長が持ち込んだ資料から、2006年、ディオンが学校にマーク・ホワイトを探しにきたと判明。
指紋照合から、ディロンが監禁宅にいたことが判明。
アイビーはディロンを知っているのだ。
アイビー・事情聴取
アイビーの前にディロンの写真を見せるが、アイビーは知らないの一点張り。
ショッピングモールで父・アンガスが愛人と会っているのを見たエマは、アイビーにこれまで隠していた事実(アンガスに愛人がいて別居していたこと)を話す。アイビーは憎しみに震える。
アイビーは、アンガスに訴える。どうして浮気をしたのか、私のことを諦めたからだろう、と。
アンガスを許せないアイビーとエマは、アンガスを追い出してしまう。
アイビーは孤独感に苛まれる。すがるのは警部のエリオット。
エリオットに家に来てもらい、朝まで護衛をしてもらった。
その頃、リサは犯人宅の地下を調べていた。警察に応援を頼み、地下の壁を崩壊させる。中から、ビニール袋に包まれた物体を見つけた。
【サーティーン/13誘拐事件ファイル】4話のネタバレ
地下から死体が発見された。
死体はマーク・ホワイトの異父弟のディロン。死体は7年間そこにあったと判明。ディロンの死体からはアイビーのDNAが検出され、アイビーの偽証罪が問われる。
母はストーン校長に会いに行く。二人は心を通わせる仲だった。13年前、事件の日も二人で会っていたのだった。
一方、アンガスは愛人と別れる。
アイビーは、エロイーズと再会。
事件の日、エロイーズはアイビーを裏切ったことを悔いていた。しかし、アイビーはエロイーズを恨んではいない。偶然が重なっただけ、だと。
二人に再び友情が芽生えていく。
ティムの夫婦仲は険悪。そこにエロイーズから電話。アイビーが逮捕されたという連絡だ。
ティムはアイビーを思う。その思いを知るエロイーズは
「現実は妻のヤズ。アイビーは初恋の人」と説得。ティムはヤズに謝罪をすることに。
アイビーは、リサとエリオットに連行された。
事件の3年後2006年、マークを探しに来たディロンが学校職員に目撃。
ディロンは、2009年に殺されている。
つまり、アイビーはディロンの存在を知っていることになる。
警察は母・クリスティーナとアイビーを対面させる。そして、アイビーから真実が語られた。
アイビーの供述
監禁されているアイビーにとってディロンは友達だった。
ディロンは優しくアイビーを外に出してくれた。その時、マークが戻ってきてしまった。マークがディロンを階段から突き落とし、暴行を加え殺した。
アイビーはマークの命令でディロンの死体に漂白剤を掛け、顔をシートで隠した。
ディロンはアイビーの誘拐を手伝ってはいない。ディロンにとって、マークは恩人であり、逆らうことが不可能。ディロンはマークが怖くて警察に話すことができなかった。
自分さえ逃げなければディロンは生きていた、とアイビーは自分を責めて生きていた。
供述後も家族はアイビーを受け入れ、アイビーは家族の愛情を感じる。
アイビーは、ティムと会い、二人の間には13年の月日が流れている現実を伝える。
警察に犯人マーク・ホワイトから電話がある。
マークの要求はアイビーに会うこと。
アイビーは警察に。
再びマーク・ホワイトから電話がくる。会わなければフィービーを殺すというマーク・ホワイトの条件をのみ、アイビーはマーク・ホワイトと会うことにする。
【サーティーン/13誘拐事件ファイル】5話のネタバレ
アイビーは警察の厳重な包囲網の中、マーク・ホワイトと会う。
そこはショッピングモール。リサの指示で映画館へと進む。証明写真撮影BOXにマーク・ホワイトがいた。フィービーを抱いている。フィービーは無事に戻るが、アイビーは無線を捨て歩き始め、マーク・ホワイトに車で連れ去られる。
この時、急いで車を走らせるリサとエリオットは交通事故に。
車を乗り換えるマーク・ホワイト。アイビーは眠らされ、気づいたら拉致されていた。マークはアイビーを“アリソン”と呼び、優しく語り掛ける。
「警察は来ない」ディオンのことは「僕らの秘密だった」と。
逃げる術のないアイビー。
**
一方、アイビーの家族とティム、エロイーズはアイビーを探す。
リサとエリオットは交通事故で病院へ運ばれた。
犯人とアイビー
アイビーの口をふさいでるガムテープをはがすマーク・ホワイト。
アイビーは自分が逃げた日のことを話す。
「あなたを探しに外に出た。だが、警察に捕まった」と。
「あなたを一人にしない」というアイビーの言葉を信じたマーク・ホワイトは、アイビーの手足を自由にした。
アイビーを抱き寄せるマーク・ホワイト。
「もう一度確かめたい。家族を作ろう」
「私もそうしたい」
アイビーはマーク・ホワイトが銃を持っていることを確認し、マーク・ホワイトを風呂に誘導する。マーク・ホワイトが裸で気を許した隙に銃を向ける。
13年間の恨みを涙ながらに訴えるアイビー。
「私を自由にして」
赤ん坊は生きていれば3歳半、というマークにアイビーは
「あなたの子どもを産むのがいやで逃げた出した」と。
マークの言葉はすべてが嘘だとアイビー。家族が自分を許さないと思っていたが、家族は優しく受け入れくれた。家族の愛を知ったと涙を流しながら話す。
アイビーは、銃を撃つが玉は出ない。マークに倒され気を失う。
**
その頃、病院を抜け出したエリオットは少女・フィービーから、拉致場所を訊きだす。
その絵をヒントに居場所を特定していく。
**
アイビーは意識を取り戻し、マーク・ホワイトに「逃がしてほしい」と懇願する。
アイビーは自らマーク・ホワイトにキスをし、マーク・ホワイトの舌を噛む。鍵を開け、外に出ようとするが家は火の海に。
必死の思いで脱出したアイビー。
外に出ると家が爆発した。
そこに警察が。
傷ついたアイビーを抱きしめたのは父・母・妹だった。
【サーティーン/13誘拐事件ファイル】の感想
海外ドラマ【サーティーン/13誘拐事件ファイル】の感想を紹介します。
【13(サーティーン)】の考察
【13(サーティーン)】ではどう描く?
一気見できるドラマです。奥深くて怖いサスペンスです。
結局のところ、犯人は死んだであろうと想像。そして、アイビーはストックホルム症候群なのだろうとも。
13年の間にスマホの時代になり、周りは成長して大人になっています。その現実が、アイビーの孤独や苦しみになります。
ひとことで片付けることのできない胸の痛くなる辛い物語ですが、面白いです。
描写も良いし、アイビーの心理が微妙に揺れているところなど、注目です。
日本版ではどこまでを描くのだろうかと興味津々。
主人公はとても難しい役だと思います。桜庭ななみさんに期待しています。
【13(サーティーン)】はフジテレビ系列「オトナの土ドラ」で放送予定です。
*【13サーティーン】は近日放送予定。放送日がわかり次第更新します。
2020年8月1日が初回放送!
記事内画像:https://www.mystery.co.jp/programs/thirteen
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