【Dr.アシュラ】第4話ネタバレ感想!不動院長失脚、そして梵天が救急メンバーに!

【Dr.アシュラ】第4話ネタバレ感想まとめ

【Dr.アシュラ】の第4話が放送されました。
前回の物語で、多聞を失脚させ自分がのし上がるという野心をもって帝釈総合病院に移籍してきた梵天太郎(荒川良々)が、それまで張っていた虚勢の皮がはがれ、憑き物が落ちたかのように穏やかな人物になる姿が描かれましたが、第4話は梵天のその後、そして、朱羅を常に敵視していた不動院長(佐野史郎)が、病院の金を横領していたことが発覚したことにより失脚。
さらに、朱羅に最も近い存在でありながらその本音が一切見えてこない多聞が抱える事情も明かされました。
まだ4話にして怒涛の展開、視聴者の方からは「息をつく暇がない」「見入ってしまってつぶやくの忘れちゃう」など声が寄せられ、ドラマの世界に引き込まれている様子が感じられます。
ではさっそく、皆さんの感想を細かく見ていきましょう!

【Dr.アシュラ】第3話感想

嘲笑される梵天、そして本格覚醒!“梵天先生”がXトレンドにも登場

梵天太郎は、第3話で、患者を前に動揺のあまり手が震えて手術ができず、あげく腰を抜かしてしまう醜態をさらしてしまったことで、外科のメンバーからは陰口をたたかれ嘲笑の的になってしまいます。
それまでゴッドハンドと祭り上げられていただけにその落差は激しく、梵天はいたたまれない気持ちで毎日を針の筵に座るような思いで過ごしています。
しかしそれは、梵天が“エリート”という虚勢の鎧をはずし、こうあらねばというこだわりから解放され、自分を取り戻した瞬間でもありました。いたたまれなさを感じていたのは嘲笑されているからではなく、嘘と虚勢にまみれた己の姿に疑問を感じていたための居心地の悪さだったのです。
中盤で多聞に対して医者をやめると宣言するシーンが出てきますが、それは嘲笑され居場所を失った環境から“逃げる”ための行為ではなく、医者である資格がないという純粋な思いから、自分と向き合いゼロからやり直すという決意表明。
そんな梵天の姿には、第4話の序盤から「かわいそう」「なんだかかわいく見えてきた」など共感する声が多く寄せられていましたが、終盤で大事故にあって搬送されてきた不動と運転手を前に窮地に陥っていた救急科に助っ人として現れ、最終的に帝釈総合病院の救命科のメンバーとして医者であり続けることになった展開に、SNS上は「よかった」「救命に来てくれてうれしい」などの声で沸きました。放送終了時には、ドラマタイトルと合わせて“梵天先生”がXトレンドに登場!
多くの方が梵天に寄り添いながら視聴した第4話だったことがうかがえます。

朱羅の仲間として、そしておそらくは朱羅を支える存在として救急科に加わった梵天は、今後も物語の要の一つとなりそうですね!

不動院長、因果応報、そして失脚!

いつかは東王大学病院に教授として返り咲き、その頂点を目指すという野望を叶えるため、東王大学病院の幹部に賄賂をばらまいていた不動院長。
新病院への寄付をめぐり、詳しい調査をしたフィンク(厚切りジェイソン)の手により、その賄賂が実は病院の金を横領したものだったこと、そしてその横領の罪を梵天になすりつけようとしていたことがわかります。
その事実をフィンクから知らされた梵天が、多聞にそれを告げたことですべてが明るみにでてしまうのです。
そんなことになっているとも知らず、野望に酔いしれながら送迎車で帰路についた不動が事故にあい、運転手とともに瀕死の状態で搬送されてきます。
腹部に鉄パイプが突き刺さるという一見して緊急事態だとわかる状況でしたが、搬送されてきた不動の前に多聞が立ちはだかり、すぐにほかの病院を探して移ってもらうように救急科メンバーに言い渡します。
そんなことをしていたら死んでしまうと反対する救急科メンバーに対して、重症患者は受け入れない、という方針を徹底しようとしていたのはほかならぬ不動院長だと言い返す多聞。
まさに因果応報。命を救うことよりもリスクを回避することを現場に強いていた報いが自らの身に降りかかってしまいました。そして皮肉にも、その命を救ったのは、それまで不動が徹底的に敵視し虐げてきた朱羅でした。
この展開には、やはり「スカッとした」など、自業自得だと感じた方が多かったようです。

そして、横領が発覚した不動院長は、警察に通報されそれまでの地位を失います。
佐野史郎さんの演技力による見せ場も多かっただけに、これで物語の舞台から消えてしまうと思うと寂しいですが、原作にはない展開も多くあるというこのドラマ、もしや終盤で改心した不動院長が舞い戻ったりして…?とちょっと期待してしまいますね。

大出血!不動の手術シーンに悲鳴

朱羅に救われ処置室に運び込まれた不動でしたが、大量出血による不穏状態に陥り、腹部に刺さっていた鉄パイプを自ら引き抜いてしまいます。
動脈を損傷していた場合、先に引き抜いてしまうと危険だから先に止血をしてから抜く、と朱羅が判断した矢先の出来事でした。
これには思わず、視聴者の皆さんから悲鳴が…!

実はこのシーンの直前、不動の体を押さえていた研修医の保(佐野晶哉)が不動の押しのけられ、メガネが跳ね飛ばされるシーンがあるのですが、原作のこしのりょうさんがXのスペースで行ったアフタートークによれば、これは原作にはない描写だそうです。なにげない描写ではありますが、体を押さえている保が不動から思わず手を放してしまう一瞬の隙が生まれたことで不動が自らパイプを引き抜くタイミングが生まれたのでした。
二次元の原作から動きのある映像にするにあたって、自然な流れで物語が進むよう、非常に丁寧な演出が行われていることを感じさせる裏エピソードですね。

朱羅、恩師・多聞との決別!

院長をほかの病院に搬送するよう指示する多聞に向かって、朱羅は、命の選別をするような奴は出ていけ、と一喝し処置を断行。行く手に立ちふさがる多聞を、邪魔!と言って押しのけ、処置室に向かいます。
信頼する恩師に向かって、出ていけ、邪魔、というのは朱羅のなかで大きな葛藤があったに違いなく、このシーンでは朱羅の声が震え、目には涙が浮かんでいました。

こちらも原作とは少し違う描き方をされていたようで、原作者のこしのりょうさんが「原作よりいい、やられた」と絶賛していました。
このシーンに関しては、多聞の人柄的に果たして重症患者を見捨てるだろうかという部分を違和感なく描く必要があり、原作においては、多聞自身が切羽詰まった状態に追い込まれたことにより不動をほかの病院へ搬送するよう指示、朱羅とは単純な言い合いとなる形だったのですが、ドラマでは朱羅が現れたときに「杏野、やっぱり来たか」というセリフがひとつ足されていました。
たった一言ですが、この“やっぱり”には大きな意味があり、絶対に朱羅が現れて不動の命を救うと信じていることがうかがえます。
朱羅にしてみれば恩師であり尊敬する多聞に初めて面と向かって歯向かった場面ではあったのですが、視聴者からすれば、逆に多聞から朱羅が圧倒的に信頼されていることが感じられるシーンにもなっていました。
しかしますますわからなくなる多聞の真意…。いったい彼は朱羅の敵なのか味方なのか。
放送後に流れた5話の予告によればこのあたり、そろそろ展開が見られそうです。

新キャラ登場、六道ナオミに期待!

第4話まででまだほんの数シーンしか登場していないにもかかわらず、不穏な空気とともに圧倒的な存在感を示している六道ナオミ(小雪)。
ラストシーンで阿含理事長(片平なぎさ)と会談しながら、帝釈総合病院の救急科メンバーに加わる決意を明かします。阿含理事長が、朱羅のほうが上手いかも、とあおると、一瞬、顔をこわばらせ、プライド高く自信にあふれた人物であることをうかがわせました。
不動院長というメインキャラクターが表舞台から引いたところでの新キャラ登場に期待する方は多いようです。
しかも、次週第5話では、どうやら朱羅と正面から対立する模様。

そして阿含理事長にあおられたナオミが一瞬顔色を変えるシーン、実は制作者の遊びが隠されていました。
狩野プロデューサーによれば、このシーン、うっすらと“ガオー”という効果音がかぶせられているそうです。

サブリミナル効果!?ほんの一瞬の、しかも表情だけで朱羅への敵対心を感じさせる小雪さんもさすがですが、それをこっそり補うかのような制作者の遊びも素敵ですね。
気になる方はTVerで音量最大で見直してみてください!
六道ナオミはアメリカ帰りという設定だけに、おそらく朱羅とは真逆の効率と合理性を重視するタイプと予想され、次週の展開に期待が高まります!

第4話 反響まとめと展開予想

第4話は梵天のその後が描かれ、不動院長が失脚、そして新たな朱羅の敵対勢力として六道ナオミの登場が予告された回でした。
梵天の救急科メンバー参画については喜びの声が多く寄せられ、これからの救急科での活躍が期待されています。
一方、多聞については、救急科の閉鎖を宣言しながらも窮地は救いに来る、表向きは朱羅と敵対しながらも朱羅に絶対的な信頼を置いているという点で、いまだに真意が見えません。
しかし第5話の予告の中で、阿含理事長に対して、本当は救命科を残したいのではないのか、と問う場面が放送されていました。ようやく何かが見えてきそうです!
そして何よりも、次週は朱羅とナオミの直接対決!またもや目が離せない展開になりますね!

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