【エール】84話のネタバレと視聴率! 「命を無駄と言うな!」裕一と五郎の対立が苦しい!
【エール】84話のネタバレと視聴率! 「命を無駄と言うな!」裕一と五郎の対立が苦しい!
「若鷲の歌」の大ヒットも、自分の歌が若者を戦争へと駆り立てていると五郎(岡部大)に指摘されてキレる裕一(窪田正孝)。
弘哉もまた歌の影響で予科練に行くことになり…。
【エール】84話のネタバレと視聴率、感想について!
【エール】84話の視聴率
【エール】84話の視聴率は19.0%でした。好調キープしています。
【エール】84話のあらすじネタバレ
前回のあらすじネタバレはこちら↓↓
五郎と裕一が対立
裕一(窪田正孝)が予科練に行った4か月後、映画「決戦の大空へ」が公開されると大ヒット。主題歌「若鷲の歌」もヒットした。
戦争になってから売れっ子作曲家ね。裕一の歌は人の心を湧き立たせる力があると喫茶「竹」のマスター夫婦。
子供たちが裕一の家の前で待っていた。「若鷲の歌」への感謝の気持ちをいいに来たのだった。家では試験に合格して結婚した五郎(岡部大)と梅(森七菜)が挨拶に来ている。
裕一は五郎が描いた唯一の曲を編曲しておき、それを結婚祝いにあげる。
五郎は、馬具職人になるが、馬具のほとんどは軍のもの。
馬具は人を守るものだ、と裕一。
五郎は、それはわかっているがときどき苦しくなるという。裕一にも戦争の歌を作ってほしくない、先生には人を幸せにする音楽を作って欲しいと訴える。
裕一の歌を聞いてたくさんの若者が戦争に行っている。
裕一は、お国のために戦いたいという気持ちは悪いことではないと主張するが、「戦いがなければいい」「戦いがなければ無駄に死ぬ人も出ない」と追求する五郎に怒鳴る。
命を無駄と言うな!
縁側で音と話していた梅は、初めて聞いた裕一の大声に驚く。音は、裕一は自分が召集されないことを申し訳ないと感じていて、それが戦意高揚の曲作りに傾いている理由だと話す。
キリスト教に入信した五郎のことが「まっすぐすぎて」心配だという梅。昔は喧嘩ばかりしていた姉妹は互いに寄り添った。
裕一と仲直りしないまま、五郎と梅は帰っていった。
弘哉が予科練に!
弘哉(山時聡真)がトキコ(徳永えり)とともに挨拶に来る。予科練に合格した報告だった。
弘哉は「決戦の大空」を見て予科練に憧れ、また「若鷲の歌」を作った裕一がこんなに近くにいる、そのことで運命を感じて志願した。
予科練には裕一にもらったハーモニカを持っていくという弘哉。
弘哉は華に最後のドロップスをあげる。
トキコは、弘哉が自分から何かをやりたいと言い始めたのは初めてで、学業も運動も頑張っていたから、応援するしかなかったという。
弘哉くんは立派だと思う…と送り出す裕一。
その裕一は、後日、前線への慰問に行くことが決定したと報される。
【エール】84話の感想
裕一と五郎のやり取りはいろいろな意味を持つ。歌の影響力の大きさ、裕一をはじめとする当時の多くの男性が思っていたこと、皆は敵兵を殺すためという気持ちよりも人のため国のためという気持ちで戦っていたこと。自分の正義を他人にストレートにぶつけるとどうなるかということでもある。
誰も悪くないんだけどな…裕一の台詞「命を無駄と言うな!」 いやぁ、響いたな
弘哉くんを見送った後、聖書を開く裕一さん 一節を読み、そっと仕舞う裕一さんは何を思ったのか…
最近の朝ドラの戦前描写とは違うな。 主人公「現実日本は今戦っているんだ。多くの人が勝つために命を落とした。その命に報いるためにも戦い続けるしかない。」 「戦争に行く人が増えれば無駄に死ぬ人が増えるだけです!」 主人公「命を無駄というな!」
音さえも裕一に切り込めなかった痛いところを、ズバズバついてくる五郎はやはり梅の言う通り、まっすぐすぎる。
しかし「裕一の歌が若者を戦争に行かせている」五郎が言ったことが弘哉の予科練行きで、裕一の目の前の現実になった。
弘哉が「勉強も運動もできて…」という設定にこうなる予感はしていましたが、トキコの気持ちも切ないです。
何とも辛い展開で、「戦争がなければ人が無駄に死なない」と言った五郎の言い分、「現実に戦争があるから戦わなければいけない」という裕一。そして「命を無駄と言うな!」という裕一の叫びにさまざまな感想が寄せられました。
でも裕一が本当に苦しむのはこれからです。
前線への慰問の依頼が来た裕一はいったいどうするのでしょうか。
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