【アンサング・シンデレラ】5話のネタバレと視聴率!野球は薬剤師の仕事なの?

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アンサングシンデレラ ネタバレ05

【アンサング・シンデレラ】5話では前回からの続きで辰川一家の話、末期の患者の治療とその家族にどう向き合うのかが描かれます。

感動的ですが野球のくだりなどモヤモヤが残りました。

ライターなりにその理由も2つ考えてみました。

今回の記事ではかなり辛口ですが【アンサング・シンデレラ】5話のネタバレ、視聴率、感想等をお伝えします。

目次

【アンサング・シンデレラ】5話の視聴率

【アンサング・シンデレラ】5話の視聴率は9.4%でした。

前回よりも1.2%のダウンです。このままでは平均10%越えは厳しいかもしれません。

【アンサング・シンデレラ】5話のネタバレ

5話のポイント

  • 太一(伊武雅刀)の余命は僅かしかない
  • “第二の患者”という治療に当たり苦しんでしまう家族の問題
  • みどり()と新人のくるみ()はどう向き合うのか?
  • みどりの過去とは?

第二の患者

「娘娘亭」店主である辰川秀三(迫田孝也)の父、太一の容態が急変してしまう。幸い太一は安定したが孫娘の樹里(久保田紗友)の不安は拭えず、みどりに助けを求める。

樹里は祖父が胃がんなのに隠し続けなければならないことに苦しみ摂食障害に陥っていた。

「お爺ちゃんの為じゃなくて、本当はお父さんが怖いだけでしょう。」と樹里は父親に反発してしまう。

患者さんだけではなく近い人もそれ以上に苦しんでしまうことがある(第二の患者)

みどりはその思いを胸に秀三を説得する。

そして、秀三は太一に胃がんであることを打ち明ける。抗がん剤治療を行わなければ余命3ヶ月だ。太一は治療は必要ないとするが、樹里は「おじいちゃんが決めたことでも嫌だよ。」と泣き出してしまう。

その言葉を受けて抗がん剤を決意、家族3人で病気と向き合うことになった。苦しい戦いになるが抗がん剤治療が上手く行けば家族で過ごせる時間も増やせる。

樹里は太一と一緒に、これから一緒にやりたいことリストを作った。

  • 一緒に星空を見る
  • 「娘娘亭」のチャーハンと餃子を食べる
  • 養命酒を飲む
  • 野球観戦をするのが最終目標

ケモ室(抗がん剤調剤室)ではがん薬物療法認定薬剤師の資格を持つ刈谷子()が調剤を行っていた。

くるみはガン治療に興味を持ち、部長の販田()に「葵さんと一緒に太一さんを看たい」と申し出る。

販田は「まだは早いかも」とするがみどりは承諾する。

くるみ「やりがいを見つけたかも。」

とウキウキのくるみ。そんなくるみに対してみどりは

みどり「大丈夫だよね?。」

と念を押すのだった。

薬剤師の責任と意味

樹里は摂食障害を完治させて秀三共に太一の治療に臨む。

副部長の七尾(池田鉄洋)は担当医の畑中(長谷川朝晴)に新しい薬による治療(治験)を提案する。上手く行けば副作用が少なく、より負担が少ない治療が出来る可能性もある。

みどりは治験の重要性は承知しつつも「ご家族には言葉が強過ぎます。」と反対する。みどりは患者も家族も両方のことを考えていた。

最終的に畑中の判断で治験は見送られることになった。

七尾「後悔する結果にならなければいいですがね。」

その夜、くるみは抗がん剤の勉強と論文の研究をする。「助けるために全力を」くるみは使命感に燃えていた。

みどり、くるみ、瀬野()の3人は「娘娘亭」で食事をする事にする。みどりは樹里のことも含めて秀三と話をする。

くるみは秀三に自分が見つけた論文を見せる。「諦めずに頑張りましょう。」と息巻くくるみ。

そんなくるみをみどりは店の外に連れ出して話をする。くるみが持ってきた論文は太一の症例には当てはまらないものだった。

みどり「希望を与えるなら責任を持たなきゃダメだよ。」

と釘を刺す。そんな様子を見て瀬野はみどりが新人だったころを思い起こす。

太一の治療は進み、やりたいことリストも1つ1つ行っていく。そして、自宅に戻ることが出来るようになった

その夜、辰川一家は3人で一緒に眠ることにする。明日はいよいよ最終目標である野球観戦の日で樹里は楽しみにしていた。

ところが翌日、太一の容態が急変して萬総合病院に緊急搬送されてしまう。

太一の元にみどり、遅れてくるみがやってくる。くるみは人工呼吸器で繋がれた太一をみて動揺してしまう。

病室を出た後、みどりは「動揺すれば家族も不安になるから」と注意を促す。

その後、みどりは太一に呼ばれて話をする。太一は“とにかく家族と楽しく過ごす”を最後にやりたいことにした上で、これ以上の延命治療を断る。

太一「最期にどう生きるかは…私に決めさせてください…。」

その思いは秀三と樹里にも伝えられて抗がん剤による治療は止め、緩和ケアに重点を置かれることになった。

この状況でも冷静なみどりにくるみが問いかける。

くるみ「なんでそんなに簡単に割り切れるんですか?。」

「治療ではなくただ命を延ばす薬を出す為に私達はいるんですか?。」

「私は諦めたくありません!。」

みどり「諦めてなんかないよ。」

「諦めてなんていない!!。」

とみどりは言い残し去っていく。

くるみは刈谷に言われたこと、冷徹に見えたと話す。

刈谷「そう見えたならばあいつも成長したってことかな。」

野球大会

休診日、樹里は太一を連れて病院の裏のグランドに連れて行く。

さらに秀三は「娘娘亭」のチャーハンと餃子を持ってきて食べてもらう。味は美味しく師匠でもある太一も満足だ。

グランドでは薬剤部チームと小野塚()率いる地域薬剤師チームの野球大会が開幕した。

  • 小野塚が投げたボールに三振してしまうくるみ
  • デットボールを受けて「わざとじゃないですよね」と言うみどり
  • いい当たりを出すも三塁側に走ってしまいアウトになる瀬野
  • 逆転ホームランを放つ販田

野球は盛り上がり太一も楽しんでいた。

最期の時と覚悟

病室に戻った太一。秀三はこっそりと養命酒を勧めて話をする。

秀三は樹里や店のことの不安が消えなかったが太一は「消えないものだし、それが一番大切なもの」とする。

2人は昔のようにキャッチボールをしながら最後の時を過ごすのだった。

その後、太一の容態が急変して帰らぬ人となった。みどりとくるみも最期を見届ける。

秀三は2人にお礼とまた店に食べに来て欲しいと言い去っていく。

くるみ「すみません…」

とくるみは自分の力不足を感じ泣き出してしまう。

みどり「謝ること無いよ。諦めずにやり続けてくれた。

「悲しいし悔しいのは皆一緒だよ。」

「そうやってずっと考え続けるしか無いんだと思う。患者さんの為に何が出来るのか」

「その覚悟、忘れないでね。」

くるみ「はい…!。」

みどりはくるみのことを励まし、くるみは力強く答える。

調剤室に戻ったみどりに瀬野は太一から預かっていた野球ボールを渡す。そこには“ありがとう”と書かれていた。

みどりはボールを持って奥の部屋に入って泣き出してしまう。

羽倉(井之脇海)達も戻ってくるが瀬野は理由をつけて部屋に入れないようにするのだった。

その後、瀬野は七尾と遭遇する。「試験薬を使っていれば状況は変わっていたはずです。」と七尾はみどりの責任を追求する。

瀬野は「個人的な利益の為では?」と反論する。そして、七尾は瀬野の母親のことを蒸す返す。

これには瀬野も我慢の限界を迎えて七尾の胸倉に掴みかかってしまう。

七尾「殴るとまた問題になりますよ。」

「何度も言うように病を治すのは薬です。薬剤師がいくら患者に寄り添ったところで何も解決しない。」

そういい残して七尾は去っていく。

みどりの過去

みどりは残された樹里と自分の過去について話をする。みどりには幼いころ病気の妹がいたが、死亡してしまった。

何も出来なかったみどりも苦しんでいた。薬剤師の清水(田中美里)という人物が付き添ってくれたおかげで不安は不思議と消えていた。

それがきっかけとなってみどりは薬剤師を志して現在に至っていた。

樹里「みどりさんはその薬剤師さんのようになれていると思うよ。」

みどり「ありがとう。」

仕事を終えて、みどりは「娘娘亭」に向かう。秀三も樹里も前向きに生きようとしていた。

そして、店にはやりたいことリストと草野球の写真が飾られていた。

【アンサング・シンデレラ】5話の感想とまとめ

【アンサング・シンデレラ】5話は前回からの続きで辰川一家がが描かれました。

  • 治せない病気にどう向き合うのか?
  • それに苦しむ家族(第二の患者)にどう寄り添うのか?

がテーマだったと思うのですがイマイチ描ききれずにモヤモヤしてしまいました。

モヤモヤする2つの理由

1つ目:薬剤師の仕事から外れすぎ

みどり達は太一達のケアの為に野球をします。

太一達が行えなかったことを叶える為なのは分るのですが野球と薬剤師は関係なさ過ぎです。

【アンサング・シンデレラ】はドラマなので薬剤師の範疇を超えて大げさに描かれる部分は今までもありました。

しかし、5話は薬剤師、もっと言えば医療から外れすぎです。薬剤師だからこそ出来るケアをして欲しかったです。

2つ目:くるみが主役になり過ぎ

くるみは完治できると信じ張り切り、みどり達は経験から完治できないことは分っていました。

太一に何も出来なかった辛い経験を糧にしてくるみは薬剤師として成長していきます。

ただ、くるみの方が主人公となってしまい、みどりの出番を食ってしまいました。さらにみどりの過去も短く、印象も薄かったです。

この話は原作にもありますが、原作だとみどりは2年目のほぼ新人です。(チャーハンや野球のくだりもありません。)

ドラマ化にあたり年齢とキャリアを引き上げたことの整合性が取れなくなったと感じました。

次週、【アンサング・シンデレラ】6話はくるみが始めて服薬の指導を行うことになります。さらに刈谷の過去も明らかになります。

2020/8/20(木)22:00~からの放送をお楽しみに。

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アンサングシンデレラ ネタバレ05

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