映画【罪の声】のキャストとあらすじ!小栗旬と星野源が昭和の未解決事件の真相に迫る!

映画【罪の声】のキャストとあらすじ!小栗旬と星野源が昭和の未解決事件の真相に迫る!

この記事でわかること
  • 映画【罪の声】の概要
  • キャスト
  • あらすじ
  • 脚本は野木亜紀子
  • 公開予定と公開劇場
目次

映画【罪の声】とは?

映画【罪の声】は、塩田武士氏の同名ベストセラー小説をベースにしたミステリーです。

原作小説は2016年の「週刊文春」ミステリーベスト10で第1位を獲得するなど高い評価を得ています。

【罪の声】は未解決事件「グリコ・森永事件」をベースにしたフィクション

【罪の声】は日本中を震撼させた未解決事件「グリコ・森永事件」をモチーフにしたフィクションですが、綿密な取材と着想が織り交ぜられた小説は、リアリティに溢れており、「真実はこうだったのでは?」と言われるほど大きな話題を呼んだ作品です。

「グリコ・森永事件」とは?

1984年3月江崎グリコの社長誘拐事件が発端
江崎グリコの社長が目出し帽を被った3人組の男たちに自宅から連れ去られる。
犯人グループから10億円と金塊100キロを要求する脅迫状が届くが江崎社長は自力で脱出。

「かい人21面相」が森永製菓やハウス食品など食品メーカーが次々に脅迫される
「かい人21面相」と名乗る犯人グループは、森永製菓やハウス食品など食品メーカーを次々に脅迫。

「どくいりきけん たべたらしぬで」と書いた青酸入りの菓子をスーパーに置くなどして、日本中を震撼させた。さらにメディアにも140通を超す脅迫状や挑戦状を送り付ける。

のべ130万人もの警察官が投入されたにもかかわらず、2000年2月全面時効が成立した。

参考:https://www.nhk.or.jp/mikaiketsu/file001/glico-morinaga/

脅迫や金の受け渡し場所などの連絡に使われたカセットテープには、女性や子供の声も。

小説「罪の声」は、そのテープに自分の声を使われた子供に焦点を当てたフィクションです。

携帯電話やインターネット、防犯カメラが当たり前の現代からは想像がつかないかもしれませんが、当時・昭和の時代、一般社会には携帯電話もインターネットも防犯カメラもありません。

「かい人二十面相」という名前を使ったのも、当時子供たちに人気があった江戸川乱歩の少年探偵団シリーズの怪盗・怪人二十面相からとったもの。

身近なスーパーのお菓子売り場に青酸カリ入りのお菓子が置かれるなど、日本中に戦慄が走った事件です。

映画【罪の声】のキャスト

映画【罪の声】のキャストを紹介しましょう。

小栗旬(役:阿久津英士)

阿久津英士…大日新聞大阪本社の文化部記者。以前は社会部にいたが、昭和の未解決事件を特集する特別企画班に異動し、「ギンガ・萬堂事件」の担当になる。

星野源(役:曽根俊也)

曽根俊也…京都の「テーラー曽根」二代目店主。ある日、父の遺品から古いカセットテープを発見。幼い自分の声が、35年前の「ギン萬事件」の脅迫に使われた録音テープの子どもの声と気づく。父が犯人なのか…!?真実を知ることに恐れを感じながらも事件の謎を追う。

松重豊(役:水島洋介)

水島洋介…大日新聞大阪本社の元社会部記者。「ギン萬事件」発生当時は現場担当だった。阿久津(小栗旬)の取材に協力する。

古舘寛治(役:鳥居雅夫)

鳥居雅夫…大日新聞大阪本社・社会部事件担当デスク。昭和の未解決事件の特集を企画し、阿久津(小栗旬)を「ギン萬事件」の担当に指名する。

宇野祥平(役:生島聡一郎)

生島聡一郎…望(子供時代:原菜乃華)の弟。声を事件に使用された子どもの一人で当時は小学生。現在は消息不明となっている。

篠原ゆき子(役:生島千代子)

生島千代子…望(原菜乃華)と聡一郎の母。

阿部亮平(役:生島秀樹)

生島秀樹…千代子(篠原ゆき子)の夫で望と聡一郎の父。元滋賀県警の警察官で、警官時代は暴力団関連の事件を担当していた。

尾上寛之(役:曽根光雄)

曽根光雄…俊也(星野源)の父。数年前に他界した。仕事に誇りを持つ立派なテーラーだった。

市川実日子(役:曽根亜美)

曽根亜美…俊也(星野源)の妻。事件を探る俊也を支える。

火野正平(役:河村和信)

俊也(星野源)の父・光雄(尾上寛之)と長らく一緒に働いていたスーツの仕立て職人。

宇崎竜童/川口覚(役:曽根達雄)

曽根達雄…俊也(星野源)の叔父。曽根俊也の父・光雄の兄。現在はイギリス・シェフィールド在住。35年前当時、父親が過激派に誤って殺されたのをきっかけに左翼活動に傾倒。ヨーロッパと京都を行き来していたため、俊也には達雄の記憶がほとんどない。

梶芽衣子/阿部純子(役:曽根真由美)

曽根真由美…俊也(星野源)の母。現在は病気で入院中。俊也の父・光雄とはお見合い結婚。仕事に熱く打ち込む光雄の姿に惹かれテーラーを支える。

映画【罪の声】のあらすじ

35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪だった。

大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。 一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。

「俺の声だ―」

それは、あの未解決の大事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった!
やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。
「正義」とは何か?「罪」とは何か?
事件の深淵に潜む真実を追う新聞記者の阿久津と、脅迫テープに声を使用され、知らないうちに事件に関わってしまった俊也を含む3人の子どもたち。
昭和・平成が幕を閉じ新時代が始まろうとしている今、35年の時を経て、それぞれの人生が激しく交錯し、衝撃の真相が明らかになる ――

https://tsuminokoe.jp/story.html

父の遺品からたまたま見つけたテープの声から、世紀の劇場型犯罪「ギン萬事件」に自分や父親が関わっていたのではないか、と考える京都のテーラー2代目店主の曽根俊也(星野源)。

「昭和の未解決事件特集」記事を作るために奔走する新聞記者・阿久津英士(小栗旬)。

別方向から同じ未解決事件と対峙する2人の調査が、あるとき重なる!

小さな糸口から行き着いた事件の真相とは!?

映画【罪の声】の脚本は野木亜紀子!

映画【罪の声】の脚本を手がけたのは、「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」の野木亜紀子さんです。

社会問題も取り入れたヒューマンドラマを描く名手なので、【罪の声】も名作となる予感!

映画【罪の声】はいつから公開?

映画【罪の声】は2020年10月30日(金)から全国ロードショーです!

公開映画館はこちら

世紀の未解決事件がどう描かれるのか、映画館に観に行きましょう!

罪の声

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