【特捜9 final season】9話視聴率とネタバレ感想!犯人はレトロ喫茶に戻る?

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長きに渡りお茶の間から愛され続けているテレ朝刑事ものドラマシリーズの『特捜9』のfinal seasonがいよいよフィナーレを迎えようとしています。個性派刑事たちの活躍とチームワークが見所の刑事ドラマの集大成が残すところあと2話。

第9話は班長・浅輪直樹の師匠的存在の鑑識官役・伊東四朗が登場!

この記事では【特捜9final season】の第9話の視聴率、ネタバレと感想をお届けします。

【特捜9 final season】9話視聴率

話数「タイトル」 放送日 世帯視聴率
1話「さまよう人々」 4月9日 9.1%
2話「盗まれた生命」 4月16日 8.7%
3話「偽りのウェディング」 4月23日 8.1%
4話「罪の村」 4月30日 7.8%
5話「間違えられた男」 5月7日 8.7%
6話「もうひとつの特捜班」 5月14日 8.3%
7話「ガラスの絆」 5月21日 7.1%
8話「私が殺しました」 5月28日 7.8%
9話「心の居場所」 6月7日

最終回に向けて視聴率も回復してきています。9話でどこまで取り戻せるか?

9話の視聴率は発表があり次第追記いたします。

【特捜9 final season】9話ネタバレ

「何者でもない時間」が過ごせるお気に入りの場所だと、特捜班班長・浅輪直樹(井ノ原快彦)は懐かしい雰囲気の喫茶店「何者でもない」に恩師とも言える鑑識課・猪狩哲治(伊東四朗)に呼び出されるが、事件が発生する。

被害者は港区のタワーマンションに住むエリート女性・小野寺万智、遺体を遺棄したと見られるスーツケースについていた血痕から指紋が。その指紋は喫茶店にいた女性のものだった。

その女性は田中敦子(伊勢志摩)といい、喫茶店の常連であっちゃんと呼ばれていた。

敦子はプロジェクトの資金流用の罪を娘・戸山恵が小野寺万智に被せられたと疑って、ずっと調べていた。

恵の自殺の原因が被害者と一緒にやっていたプロジェクトに関係すると考え、村瀬志保(羽田美智子)、高尾由真(深川麻衣)はもう一人のプロジェクトメンバーで1年前に会社を辞めて、今はデイトレーダーとして活躍している市原リズのところに行く。

敦子と1年前に別れた夫に話を聞きに行った青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)だが、娘の死後小野寺万智のことを憎むことに執着した敦子に嫌気がさし、離婚したという。別れてからの敦子のことは知らないという。

特捜班に被害者の携帯が移動していると三ツ矢翔平(向井康二)から連絡が来る。敦子が携帯を持ち去って何かを探しているよう。被害者の携帯から市原リズに電話をかけていたのだ。

敦子はリズを探していて、真実を知ろうとしていることをリズに伝えると、リズは志保たちの尾行から逃れてどこかに向かった。

直樹は喫茶店へ行き敦子の帰りを待つことに。

そこで常連たちから聞いた情報をもとに、敦子のSNSを見つけた直樹。その投稿の中に喫茶店に貼ってあるマスターが書いた言葉の貼り紙と同じコメントを書く「とーこ」という人物がいることを見つける。常連の中にとーこと名乗る共犯者がいるのかもと疑う直樹。

猪狩に言われた「何者でも時間を持ててるのか?」という言葉から、自分たちの居場所について話し合う特捜メンバー。居場所とは自分がすっぽんぽんでいれる場所だという青柳の言葉に、それぞれの居場所について話し込む特捜班のオリジナルメンバー4人。

志保の「みんなに会えて本当によかった」という言葉が最終回への予感を感じさせる。

そこに買い物からマスターが帰ってくると、突然倒れて病院に運ばれる。一命を取り留めたマスターから、元々の常連は敦子の娘で、その娘と一緒にいるような気がすると喫茶店の常連になったという。

直樹のことを刑事だと気がついた上で、喫茶店を任せたいと直樹に頼むマスター。店に来る人たちの居場所を無くすわけにはいかないからと。

喫茶店の代理マスターを務めながら、捜査を進める直樹。敦子のSNSのコメントで「とーこ」と名乗る人物とやりとりしている内容から、喫茶店の常連が敦子の共犯者だと睨む直樹。それと「えっちゃん」と呼ばれる店の常連も気になると青柳たちに伝える。

常連の男性から「えっちゃん」の写真を見せてもらうと、えっちゃんは市原リズだった。

恵の行きつけの喫茶店に行くようになったのは、後悔しているからじゃないのかという志保の言葉に、考えてみますと答えて出かけたリズ。

喫茶店に現れた敦子、そしてすぐ後にリズも来店する。

すると突然「私がリズです」と敦子に伝え、真相を語り始めた。

プロジェクトの資金を私的流用したのは殺害された小野寺万智だったが、それをプロジェクトのためにと恵が受け入れたのだ。しかしそこから万智の恵への無視が始まったという。そのイジメのような行為を前にしても万智が怖くて何もできなかったと謝るリズ。敦子はそんなリズを最初責めるが、必死に謝るリズの姿を見て「あなたも苦しんだのね、もういい」と許す敦子。

そこで直樹は自分が警察だと明かし、話を聞かせて欲しいと敦子に伝えるが、敦子はお手洗いを理由にその場から逃走した。

敦子は屋上に向かった、それを追いかける直樹と常連たち。

「やっと気がついた。私が一番許せないのは私」といい、娘が会社を辞めようかなと言った時に、どうして受け入れなかったのかとずっと後悔していたのだ。

自殺する直前まで恵が生きようとしていた証を、喫茶店から持ってきていた直樹。それは恵の日記のようなノートで、そこには「会社を辞めて子供の頃からの夢だった喫茶店をやろう」と書かれ、子供の頃に描いた家族で喫茶店をしている絵が挟まっていた。

常連客たちから、あっちゃんのおかげで気持ちが楽になったからと説得される。

そして、青柳たちがSNS上でやりとりしていた「とーこ」と名乗る人物を連れて来た。とーこは、敦子の元夫だったのだ。SNSのとーこのコメントの文末に「、」を2つつけるクセが元夫の癖と一致することに青柳が気がついていた。

とーことして敦子から、万智を殺すとDMをもらった元夫が、敦子の犯行を止めようと万智を訪ねたが、恵の自殺を敦子のせいにする万智の心無い言葉に逆上しその場にあった置物で元夫が殺してしまったのだった。

その時万智が元夫のバッグから引きちぎったストラップを見てとーこが殺したと思った敦子が、とーこをかばい死体を運んだのだった。

実は元夫もまた娘の死後、苦しんでいたのだった。

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敦子は罪を償った後、喫茶店を手伝うとのこと。そのことを直樹に話ながら 

「帰る場所がある、それだけで人は前に進むことができるのかもしれんな」という猪狩。

次回は遂に最終回。過去の特捜メンバーもフル出演で盛り上がりそうですね。

【特捜9 final season】9話感想まとめ

最終回前にして、伝説の鑑識官・猪狩さんが登場!それに加えてしみじみ昔話をする特捜オリジナルメンバーの面々。直樹が昔はもみあげが長かったなど、当時の思い出話をする青柳さん。イノッチも他の皆様もお若かった!

猪狩さんもお変わりなくお元気でよかった!

今回の主演女優賞、伊勢志摩の堂々たる演技にくぎ付けでした。そして今更ながら舞台女優のすごさを噛みしめる回となりました。

そして次回はいよいよ本当に最終回!フルメンバー登場にSNSも沸いております。

【特捜9】配信情報

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テレビ朝日

ドラマだいすきイラストレーター。そしてドラマ音楽も好きです。
一見ナンセンスだがじっくり考えたくなる、そんな物語が好きです。

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