【タリオ】5話のネタバレと感想!中山忍の優しい狂気に賞賛!
【タリオ】第5話のあらすじネタバレと感想!
浜辺美波・岡田将生が出演のドラマ『タリオ復讐代行の2人』5話が11/6に放送されました。
【タリオ】5話について
・あらすじネタバレ
・感想まとめ
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【タリオ】5話のあらすじネタバレ
白沢真実(浜辺美波)と黒岩賢介(岡田将生)の今回の依頼者は、会社経営者の古沢順三郎(伊武雅刀)。
古沢は医者から余命半年の宣告を受けていた。古沢は妻・奈津子を殺した犯人を見つけてほしいと依頼。
かつて強欲な経営者だった古沢だったが、妻は誰にでも優しく、皆から慕われていた。そんな妻が、25年前に刺殺されて、金庫の金を盗まれた。
事件はもう時効になってしまった。(たった1か月の差で、従来の刑事訴訟法が適用された。)
事件は1995年3月28日。
刑事訴訟法が改正されたのは2010年4月27日。
それより15年以上前の1995年4月27日以前に起きた事件については古い刑事訴訟法が適用されるため、時効は延長されない。
古沢は時間が残されていないため、期限は明日となった…。
元刑事の話し
真実と黒岩は当時捜査をした木戸吉太郎(渡辺裕之)に話しを聞いた。
25年前、1995年3月28日。杉坂織江(中山忍)と、元同僚の中野美佐子(浅香唯)が第一発見者だった。
木戸は内部の犯行とみて事情聴取を進めた。
織江は当時メガネを壊してしまっていてよく見えなかったと証言。
すぐ内部犯の説は否定された。凶器が離れた場所に捨てられていた。取り調べを受けていた従業員たちには不可能だ。
奈津子の手帳に「T2」とあったから会う予定の人物と思われたが、捜査は難航し迷宮入り。
遺体の奈津子は耳の片方だけにイヤリングをしていたが…。
織江(中山忍)と古沢の関係
真実と黒岩は、古沢精密工業へ行き、織江に会う。織江は古沢の秘書をしていた。彼女から昔の社員の連絡先を聞く真実たち。
織江は古沢に酒を徹底して飲まさないなど管理していた。
古沢は「口やかましくて融通のきかない女だが資格を取らせた」と語る。
織江と古沢はお互いに憎まれ口をいう関係だ。
会社を出て…真実は古沢は口が悪いと思う。そして織江の態度から余命宣告を疑うが…
黒岩は織江が社長を心配させまいと気丈に振る舞ってること、古沢は古沢で織江が気にせず資格を取れるようにああ言ってたと感じた。
「それが人間の本当の優しさだよ」黒岩は真実に教えた。
美佐子(浅香唯)の目撃証言
真実と黒岩は美佐子と会って、メモのT2は田所虎男(嶋田久作)だと聞く。
美佐子は人手の足りない田所帝都精工に臨時工として働きに行ったときに、ミスをしてしまい弁償代として400万要求された。
美佐子は奈津子に相談し、奈津子が田所に会う予定になったのが事件当日のこと。
美佐子は、事件当日、田所が現場から逃げていく場面を目撃したと言うが…。
田所(嶋田久作)の証言
真実と黒岩は田所に会って、事件後すぐに田所が借金400万を返したことが状況証拠だと告げる。
田所は、現場に行ったときには奈津子は死亡していたと言う。
事件の翌日、田所の工場のポストに現金が入れられていたという。差出人の名はなかったらしい。
美佐子には赤木俊平という恋人がいた。美佐子は田所の工場での損害を返そうと、風俗で働いていた。そんなとき、赤木に風俗での勤務を知られたため、2人は上手くいかなくなり、別れた。
赤木は勤めていた工場を突然辞めて行方が分からなくなったという…。
しかしなぜ美佐子は当時、田所を目撃したことを証言しなかったのかーー
美佐子の偽証の真相
真実と黒岩は、美佐子に会って、本当に目撃したのは赤木だと指摘。
赤木は、奈津子が田所に支払うためにお金を用意していたことを知らずに、美佐子を助けるために、奈津子を殺害しお金を奪い、それを田所に送った…と真実たちが推理。
美佐子は認めた。T2が誰か警察に言えなかったのは田所に脅されていることがばれ、赤木に疑いが向くのを恐れたからだった。
赤木は10年前に亡くなったという。
どんでん返し
遺体の奈津子がつけていた片方だけのイヤリングの謎はどうなったのかーー。
真実は、奈津子のイヤリングは犯人が落としたものだと気付く。
古い写真で織江がつけていたイヤリングは、遺体のイヤリングと一緒。
奈津子は犯人をかばおうと死ぬ間際にイヤリングをつけたのだろうと真実。
織江:「奥様を殺したのは私です」
当時。奈津子に泥棒に間違われた織江はとっさにナイフをにぎった。
「大丈夫よ」と近づいてきた奥様を刺してしまった…。
真実と黒岩は、真相は墓場まで持っていくように伝えた。
しかし織江は罪を古沢に白状し、古沢のことを「嘲笑っていたんです。」と挑発。
「お前が奈津子を!お前が!」古沢は織江の首をしめる。
「殺してください。」と懇願する織江は「社長は何も悪くありません、殺してください。お願いします」と泣いた。
古沢は手を離し、呆然とするのみだった。
古沢は亡くなった。葬儀のあと、織江は25年前の罪をマスコミに話し、週刊誌に掲載された。古沢の復讐は、復讐相手自身の手によって成し遂げられた。
2020年11月19日。正義の士によって橘道三が殺害された、その後。真実のもとに弁護士の鮫島から電話があった。鮫島は父の友人だが、父のことで「君にだけは話しておかなければならないことがある」と告げて…。
【タリオ】5話の感想まとめ
中山忍の優しい狂気の演技に賞賛
#タリオ 復讐代行の2人 第5話
— 🍁dramakie🍁 (@dramakie) November 6, 2020
黒沢と真実が敢えて嘘の報告をした後に #中山忍 さん演じる織江が突然笑い出し「どいつもこいつもバカばっかり」と豹変した姿にゾワッとした。魂が抜けたような社長に最後の望みを叶えさせようとする見せかけの狂気の裏に後悔や懺悔が感じられる悲しいシーンだった。
「タリオ」を観ていた。中山忍と伊武雅刀の双方の葛藤と優しさが揺れに揺れた最後は・・・良い場面でした。面白いドラマだ。#タリオ
— ルティ (@twittirurutti) November 6, 2020
スカッとしたい人とか人情にホロリ涙したい方には向かないのかもだけど私は物凄く面白いぞ。誰も幸せになってないけど、マミクロと共にこの苦さを噛み締める時間は悪くない。 #タリオ #タリオ復讐代行の2人
— ゆふでくさんのほっとけーき🥞 (@yhdeksan) November 6, 2020
中山忍さんは、犯人役が多いのでやっぱり!と思う展開でしたが…
社長を罵倒して殺されるように持っていった狂気の演技はよかったですね。
「殺してください」と懇願するシーンがとても切なかったです。
次回『タリオ』6話は2020年11月13日(金)放送!お楽しみに!
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