『わたしの宝物』最終回ネタバレとあらすじ全話!原作&結末は美羽と夫が復縁?!

松本若菜主演ドラマ【わたしの宝物】(全10話)が2024年秋にフジテレビ「木曜劇場」で放送!
本記事は【わたしの宝物】のあらすじネタバレの全話紹介とともに、最終回結末と美羽(松本若菜)の選択を考察していきます。原作や脚本家、主題歌、見どころについてもお届け!
共演は田中圭、深澤辰哉(Snow Man)他。
悪女になった主人公・神崎美羽は一体どんな結末を迎えるのか。
本作は『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』『あなたがしてくれなくても』の流れをくみ、新たな夫婦のタブーを描く、2024年秋の話題作です。
>>最終話ネタバレはこちら
>>ネタバレまとめは、時間がない人や簡単に復習したい人向け!
本記事にはストーリーのネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。
【わたしの宝物】1話ネタバレ
- 第1話のタイトル(ラテ欄)「大切な宝物を守るために、わたしは悪女になった」
- 第1話放送日:10/17木曜 22:00 -23:09(15分拡大)
- 第1話の演出:三橋利行
1話あらすじ
【あらすじ】
■「主人公は鳥かごの生活」
中学生時代の色あせない楽しかった記憶…。
神崎美羽(松本若菜)は、そんな中学時代と違い、まるで鳥かごに閉じ込められた生活をしている。
美羽の夫・神崎宏樹(田中圭)は、外面は良いが乱暴な言葉を美羽にぶつけてくる。
美羽と夫の関係は冷えきっている。
美羽は夫に笑顔を振りまくが、宏樹はそんな妻に「笑うな」と怒る。
*****
■「子供ができれば…」
美羽は親友の小森真琴(恒松祐里)とその息子・幸太(岩本樹起)を家に招いた。
二人を見て、子供ができれば現状を変えられるかもしれないと考える美羽。
翌朝、宏樹に恐る恐る「子どものことなんだけどね…そろそろちゃんと考えてみない?」と話すが「自然に任せればいい」と一刀両断され、「俺の時間を無駄に使うな」と怒られる。
失望した美羽は、夫婦関係に絶望を感じる。
*****
■「幼なじみとの再会」
ある日、美羽は空高くそびえ立つ給水塔を見て、中学時代、その給水塔の下で心の底から笑顔でいられた幼なじみとの日々を思い出す。
美羽は導かれるように昔よく通っていた図書館へ。
すると、突然、幼なじみ・冬月稜(深澤辰哉)から声をかけられる。
美羽と冬月。中学生ぶりの再会ながらも、あの頃に戻ったかのように無邪気に会話が弾む。
美羽はすでに結婚していることを伝える。
冬月もまた、もう少ししたらアフリカに学校を作りに行くと告げる。
冬月は日本を離れる前に再会できたことを「神様がくれたプレゼントだね」と言った。
もう二度と会えないのだと感じる2人だったが…。
1話ネタバレ
【ネタバレ】
■「美羽は再び宏樹と話し合う」
美羽は「あの頃みたいに、彼が助けてくれるわけじゃない」と決意を新たにし、夫・宏樹と再び子どもの話をすることにする。しかし宏樹から「暇だから子ども欲しいんだろ?」と言われてしまう。
*****
■「美羽と冬月がまたまた会う」
美羽は何のために専業主婦になったのか自分の立ち位置を見失ってしまう。
美羽は再び図書館に行き、冬月と再会。
冬月は美羽にフリーマーケットのお手伝いを依頼。
美羽は、宏樹に内緒で手伝うことを決める。
一方、宏樹は美羽のカバンからフリーマーケットのチラシを見つけ、不信感を募らせる。
*****
■「フリーマーケット当日」
フリーマーケット当日。美羽は笑顔で接客。
宏樹は美羽には黙ってフリーマーケットに行く。
宏樹は、生き生きとしている美羽の姿を見て、声をかけずに立ち去る。
フリーマーケット終了後。美羽と冬月は話す。
学生時代の別れが突然だったことを思い出す冬月。
冬月は「今、幸せ?」と問う。美羽は「幸せだよ」と答えた。
冬月は美羽が初恋の相手だったと打ち明ける。
しかし今さら関係が進展することはなく、2人はそれぞれの帰路につく。
*****
■「夫婦間レイプ」
宏樹は美羽に今までのことを謝罪して、なかば強引に抱き締める。
宏樹は美羽をベッドに押し倒し、服を脱ぐ。
美羽は両腕を押さえられて抵抗できない。
美羽は宏樹から無理やり性行為をされる。そして朝を迎えた。
*****
■「初恋相手とも性行為」
朝方、途方に暮れながら外を歩く美羽。なぜか図書館へ向かっていた。
図書館の前には冬月の姿があった。
冬月はアフリカに旅立つ前に、開館前の図書館に忍び込んで、宝物探しをする。
美羽も一緒に探した。
見つけたのは美羽がかつて持っていた刺繍の栞。
冬月は、その栞を美羽に渡す。美羽は感情が溢れ出る。
冬月は「宝物をなくしてたんだよ」と美羽に伝える。
美羽は涙があふれ、冬月は美羽を抱きしめる。
(冬月の部屋で?)2人はベッドイン…。
事後。冬月は「プロジェクトが軌道に乗ったら迎えに行く。だから待ってて。いっぱい話したいことがあるんだ、夏野のおかげだよ、今の自分があるの。」と美羽との再会を約束した。
*****
■「冬月がテロに巻き込まれた!?」
2週間が経った。美羽はアフリカに旅立った冬月とメッセージのやり取りをしている。
円満離婚についてネット検索していた美羽。
しかし美羽は気分が悪くなって病院に行くと、妊娠が判明!
美羽は出生前DNA鑑定をした。父親は冬月だった。(正確には宏樹が父でないという鑑定)
そんな中、冬月がテロに巻き込まれ死亡したというニュースが報じられた。
*****
■1話ラスト:美羽(松本若菜)は“托卵”を決意する!
雨に濡れながら帰宅した美羽は宏樹に妊娠を報告。
続けて「あなたの子よ」と伝える美羽。
美羽のモノローグ:「私は悪い女」
(つづく)

初回から冬月くんが退場してしまう衝撃展開!
演じる深澤くんは、よく番宣に出てたのに、退場が早すぎない?
まさか誤報かなあ?
それにしても田中圭さんの演技が上手くて、モラハラ夫が怖すぎる~!
これはどう着地していくのか気になる!!
【わたしの宝物】2話ネタバレ
- 第2話のタイトル(ラテ欄)「もう彼に会えない…妻の涙の覚悟と夫の事情」
- 第2話放送日:10/24 木曜 22:00 -22:54
- 第2話演出:三橋利行
2話あらすじ
【あらすじ】
■「ウソをつき続けることへの不安」
神崎美羽(松本若菜)は冬月稜(深澤辰哉)の子を妊娠したが、冬月が亡くなったことを知り覚悟を決めた。
美羽は大切な子どもを守るため、夫の神崎宏樹(田中圭)に「あなたの子よ」 と告げた。
美羽は一生嘘をつき続けることができるのか不安な気持ちを抱く。
子供のことを聞いた宏樹は、喜びよりも複雑な感情を抱き、レイプ同然の日を回想。
*****
■「宏樹は会社でつらい日々?」
ある日の朝。親友の真琴(恒松祐里)が息子・幸太(岩本樹起)を美羽に預ける。
真琴は腰を痛めた父の病院に付き添うという。
真琴は、出勤途中の宏樹がベンチに座り息を切らしいてるのを目撃した。
会社にて。宏樹は上司から「まともに部下の面倒がみれない」と、皆の前で注意された。
部下から便利扱いされている、そんな陰口も耳にしてしまう宏樹。
*****
■「パニック発作と1杯のコーヒー」
宏樹は、徒歩での移動中、フラフラしていた。
喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)が「逃げちゃえば?」と宏樹に声を掛ける。
コーヒーを飲んでホッとする宏樹。
宏樹は出勤途中の朝、息が荒くなり、ズル休みしたことがあると明かす。
昼間から酒を飲んだが全然酔えなくて、諦めて帰った。家
では妻が無理して笑顔でいて、笑われてるみたいで、怒ってしまった。
たった15分、コーヒー1杯の寄り道をして、マスターと話すことで宏樹の心は落ち着いた。
*****
■「遺体と化した日本人は冬月?」
美羽は冬月のフェアトレードの会社に行ったが誰もいなかった。(会社は譲渡予定)
さらに図書館員に話を聞いたが、冬月の連絡先を知る者はいなかった。
本当にさよならなのか、美羽は涙する。
一方、 アフリカの医療施設では、土埃と汗で汚れた水木莉紗(さとうほなみ)がいた。
そして既に遺体と化した日本人の遺品が冬月のものとわかり、放心状態となっていた。
2話ネタバレ
【ネタバレ】
■「ウソをつき続ける自信」
美羽は病院でエコー検査を受け、冬月との子がいることを実感する。
しかし嘘を抱えて後ろめたい気持ちに悩まされていた。
入院している母・夏野かずみ(多岐川裕美)にも子どもができたことを言えずにいた。
一生、その嘘をつき続ける自信がなかった。
*****
■「親友に妊娠報告&母は強し」
美羽は、真琴に妊娠したことを報告。宏樹以外に初めて伝えた。
真琴は育児に経営に頑張っている。息子がいるから強くなれたという真琴。
美羽は母に電話で母の偉大さを話し、感謝する。
*****
■「父親の記載が空欄」
そんな中、宏樹は会社で新規プロジェクトのリーダーを任される。
断るなんてあり得ない!と上司に詰められて、引き受けることになる宏樹。
帰宅した宏樹は「起きてなくていいって」と美羽に相変わらず冷たい。
宏樹は母子手帳を見つけるが、父親の記載が空欄になっていることを知り、複雑な表情に。
*****
■「宏樹は妻がめっちゃ好き」?!
喫茶店を再び訪れた宏樹はマスターの浅岡に話す。
・妻が妊娠したが喜んでいないこと。
・実は仕事でも上司や部下との関係がうまくいってないこと。
・会社でのストレスを美羽にぶつけていること。
・そんな自分との間にできた子に対して自信がないこと。
浅岡は「お前さ、カミさんのことめっちゃ好きだろ」と指摘。
宏樹にとってその言葉は図星だった。
宏樹は出会った頃に美羽からもらったハンドタオルを今も大事にしているのだ。
*****
■「母・かずみ(多岐川裕美)の容態が悪化」
美羽は、離婚届にサイン。宏樹が帰宅すると、「大事な話がある」と切り出す。
直後、病院から電話で、かずみの様態が悪化したと聞く。2人は急いで病院へ向かった。
美羽は病院に泊まり、宏樹は先に帰ることに。
大事な話は先送りとなった。
*****
■「母子家庭の後悔」
翌朝。かずみは迷惑をかけたことを謝る。
さらに、ひとりで美羽を育てたことも凄くない、貧乏で苦労をかけた、美羽をつらいこと乗り越える笑顔でなく「笑顔にさせたかった。何にもしてあげられなかった」という。
かずみは自分が亡くなったら美羽を独りにさせることだけ怖かったという。
かずみは本当にひとりで育てて正しかったのか、後悔していた。
帰り、美羽は先月の入院費用の請求書を受け取る。
55万6千円と知った美羽は、離婚し、母子家庭で育てるのは無理だと思った。
******
■「神崎夫妻の決断」
美羽と宏樹が話す。
宏樹は美羽に、来月から新プロジェクトを任されて多忙になること、お金で苦労はかけないこと、だけど「父親の役目はできない」ことを伝える。
その条件を受け入れる美羽。そして母子手帳の父親の欄に宏樹の名前を記載した。
*****
■「莉紗のウソ」
アフリカでは…。
莉紗が冬月から仕事が落ち着いたら日本に帰ること、大事な人がいることを聞かされたのを思い出す。
莉紗は同僚・下原健太(持田将史)だと思われる昏睡状態の日本人の患者のそばにいた。
その患者が一命をとりとめたが、彼は冬月だった。
病院スタッフから「その患者は下原なのか」と問われた莉紗は、「イエス」とウソをついた。
*****
■2話ラスト:「美羽が出産!宏樹は涙…」
美羽はDNA検査通知書と離婚届を燃やし、その炎をしっかりと見据えていた。
そして月日が流れて…。美羽の赤ちゃんが元気な産声をあげて生まれた。女の子だった。
宏樹は、その子を抱いた瞬間、自然と涙が溢れる。
美羽にはその涙の理由がわからず、宏樹の姿を呆然と見つめる。(つづく)



やっぱり冬月は生きてた!
そう来るよね!
でも、莉紗はなぜウソを?冬月のことを好きなのかな?
ラストは出産シーン。展開が早い!
【わたしの宝物】3話ネタバレ
- 第3話のタイトル(ラテ欄)「失ったはずの彼…再会は終わりの始まり…」
- 第3話放送日:10/31 木曜 22:00 -22:54
- 第3話演出:楢木野礼
3話あらすじ
【あらすじ】
前回ラスト:神崎美羽(松本若菜)の赤ちゃんが元気な産声をあげて生まれた。神崎宏樹(田中圭)は、その子を抱いた瞬間、自然と涙が溢れてしまう。美羽にはその涙の理由がわからなかった。
*****
■「子どもの名前&美羽の決心」
父親になる自信がなかった宏樹自身も、その溢れ出た感情に困惑し、行き場を無くした気持ちを喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)に相談するのだった。 美羽は、親友・小森真琴(恒松祐里)のアドバイスと、自身の名前を父親につけてもらった思い出から、宏樹に子供の名前を付けてほしいとお願いする。そして冬月稜(深澤辰哉)ではなく、宏樹の子供としてこれから育てる決意をするのだった。
*****
■「冬月が帰国&遺族の思い」
そんな中、大規模テロの犠牲者と誤報されていた冬月が日本に生きて帰ってきた。 一緒に帰ってきた水木莉紗(さとうほなみ)と、冬月と間違えられた本当の犠牲者で、冬月の同僚・下原健太(持田将史)の弟・隼人(西垣匠)の元へ向かっていた。そこで隼人に兄のいない悲しみをぶつけられた二人。
その後、莉沙は「イエス」と答えた自分のせいだと落ち込む。だが、冬月は「誰だって混乱するよ」とフォローする。
二人は下原と食べる予定だったラーメンを食べる。遺族の想いを背負って生きていくと、冬月は下原の代わりに遺族の健太へ「できるだけのことはしたい」と誓う。莉紗は自分も背負うという。冬月は梨紗に「お前がいてくれてよかった」と感謝した。
そして宏樹は、子供の名前を託されたことに対して、自分自身とさらに葛藤するのだった…。
3話ネタバレ
【ネタバレ】
■「冬月が美羽を好きになった日」
冬月は大人になってから美羽と再会したときの会話を思い出す。夢や目標がなかった冬月に、美羽は「世界には素敵なものがいっぱいある」と助言してくれた。そして図書館の本すべて読んだらやりたいこと見つかると言ってくれた美羽を、冬月は好きになった……。
*****
■「美羽の多忙な日々」
美羽はワンオペ育児のため、忙しい日々。ある日、真琴がベビー用品を届けにきた。赤ちゃんがママ似だという真琴。そして真琴は宏樹が調子悪そうにしていたことを話す。美羽は何も気付かなかった。男の人って言わないから、と笑う真琴。
その頃、子どもができても仕事を頑張っている宏樹。部下から俺たちがなまけてるようにみえると陰口をたたかれている。
******
■「宏樹の体調」
宏樹が帰宅。美羽が哺乳瓶を持ちながら寝ていたので、片付けた。
母子手帳に挟まっている栞を見つけた宏樹は、由来や意味を調べ始める。
美羽が起きて、宏樹の体調を気遣う。
******
■「赤ちゃんの名前」
冬月が図書館へ。職員から美羽が心配していたことを聞くが、職員は美羽の連絡先を聞いていなかった。
冬月は美羽との思い出に浸る。
ある日、宏樹は帰宅すると、赤ちゃんの名前を「栞」はどうかと提案。道しるべという意味があるという。
美羽は名前を承諾。
*****
■「罪悪感」
冬月は仕事を抜けて美羽に会いに行く気だが…。
莉紗は「やめなよ」と止める。
一方、栞のお宮参りに宏樹の両親が来れくれた。
さらに宏樹が主治医に頼んで、美羽の母・かずみ(多岐川裕美)も来れた。
美羽は宏樹が優しくなるほど罪悪感が増す。
*****
■「宏樹が栞の父親に…」
夜。宏樹は美羽に、会社で色々あって美羽に当たっていたことを謝った。
宏樹は栞を抱いた瞬間を忘れたくなくて、栞と名付けたという。
「栞を産んでくれてありがとう。あの約束破っていいかな?栞の父親にしてくれないか」と宏樹。
「宏樹は栞の父親だよ」と美羽。
*****
■「新しいお守り」
宏樹は上司の真鍋にプロジェクトリーダーを降ろしてほしいと頼む。
真鍋は「そんなことしてみろ。ぜんぶ失うぞ」と脅すが、宏樹は聞き入れず立ち去る。
カフェにて。宏樹はマスターの浅岡に上司にはむかったこと、子どもができて嬉しいことを話す。
宏樹は「新しいお守りができた」みたいだという。
*****
■「もう会えないと思っていた冬月との再会」
美羽は宏樹に貸したハンドタオルを見て、出会った時の楽しいころを思い出す。
1か月検診に宏樹も車を出して付き添う。
帰り。宏樹は「行きたいところない?」と尋ね、美羽は図書館へ。
宏樹は栞と車で待機。
美羽は図書館で、厚い本の中に宝物の栞を返し、冬月のことを永遠に心にしまう。
「ありがとう」と言い、美羽が図書館から去ろうとすると……死亡していたはずの冬月と再会する。
驚き固まる美羽。冬月は美羽を抱きしめた。
(つづく)



うわーー!ラストで冬月と再会するのかーー!
田中圭演じる宏樹が子煩悩な優しいパパになって、いい感じだったのが今となってはつらい。
せめてモラハラ夫だったら、離婚しちゃえ!って思えたけど…。
現時点ではどうしたらいいのか観てる方も分からないよ~。
【わたしの宝物】4話ネタバレ
- 第4話のタイトル(ラテ欄)「最愛の彼が生きていた…罪悪感と危険な遭遇」
- 第4話放送日:11/7 木曜 22:00 -22:54
- 第4話演出:楢木野礼
4話あらすじ
【あらすじ】
■「美羽が冬月を突き放す」
神崎美羽(松本若菜)が図書館へ行くと、冬月稜(深澤辰哉)の姿があった。駐車場で待っていた神崎宏樹(田中圭)と娘の栞は、美羽の帰りが遅く心配になり、図書館へ向かう。冬月に抱きしめられた美羽は震える手で冬月の背中に手を回しかける。けれどその思いを必死にこらえて、冬月を突き放し、その場を離れた。
*****
■「美羽の違和感&冬月の動揺」
美羽は、冬月が生きていたことが嬉しかった。だが、以前と変わった自分の環境から、複雑な感情を抱えていた。その違和感を感じ取り、美羽を心配する宏樹。そんな中、冬月は自分を待ってくれていると思っていた美羽の反応に動揺を隠しきれず、水木莉紗(さとうほなみ)へ相談をする。だが、莉紗もまた冬月に対してある思いを密かに抱えていた。莉沙はその思いを隠しながら、アフリカで学校建設の夢を実現したいと告げる。冬月も仕事に集中する。
*****
■「冬月からのメッセージ」
そして宏樹は、喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)や、美羽の親友・小森真琴(恒松祐里)に相談をしつつ、美羽の為に自分のできることを必死に探していた。そして息抜きが必要となり、真琴が美羽と食事して話を聞くという。宏樹は感謝し、子供を預かることも承諾。
いろいろな感情に葛藤している美羽は、冬月から1通のメッセージがスマホに届く。そこには 「夏野が幸せであればそれでいい」「最後にもう一度だけ会って話したい」と記されていた。
4話ネタバレ
【ネタバレ】
●「冬月との待ち合わせ」
翌日、昼間。冬月はあの給水塔の前で待っていた。一方、宏樹は会社の取引相手として莉沙に会っていた。莉沙が今度は冬月を連れてくるという。
夕方になっても、美羽は待ち合わせ場所に行かなかった。台所で夕飯の支度をしているとスマホが鳴る。相手は真琴で、今度の土曜日ランチの誘いだった。ベビーシッターは予約済だという。
冬月が事務所に戻って「終わったよ。全部終わった」と告げる。莉沙は「時計の針を進めなきゃだね。前に進もう」と励ました。
夜中、宏樹が野菜を切っていた。寝ていた美羽が起きると、作り置きの分だという。その後、宏樹は今まで美羽の話をちゃんと聞かなかったことを謝り「愛してる」と告げた。涙ぐむ美羽。
*****
●「冬月との意外な再会」
土曜日。ランチの約束をした真琴の店へ行く美羽。
真琴は打ち合わせがあるから少し美羽を待たせた。
美羽は「一度失くしたものが出てきたらどうする?」と真琴に尋ねる。
真琴は元カレのプレゼントかと思い「一度失くしたものにも意味があるから感謝してサヨナラする」と告げる。
真琴の打ち合わせ相手が店に来たが、なんと冬月だった。
美羽はカウンターで、バイトの殿山(簡秀吉)と子供の話になる。
それを盗み聞きして動揺する冬月。
打ち合わせ後、冬月は帰った。
*****
●「不倫の目撃者」
真琴は、美羽の顔色が悪いのを察して、ランチはまた次回にする。
真琴は赤ちゃんと離れるとママが不安になるからと思っていたが…。
店を出た美羽は冬月に電話をして、再会する。
美羽は子どもと今の家庭を大事にしたいから「ごめんなさい」と振った。
冬月は「夏野が幸せならといい」と承諾。
美羽も、いつも自分を助けてくれた冬月の幸せを願っていたこと、生きてたことが嬉しかったことを伝える。冬月は後ろを向いて「ごめんな。何にもできなくて。愛しちゃうけなかったんだ。迎えにも行けなかった。夢も大切な人たちも、夏野のことも守れなかった」と言い、涙する。
美羽が寄り添おうと夏野の背中に手を伸ばす。
そのぬくもりを感じた冬月は、思わず美羽を抱きしめてしまう。
抱擁し合う2人。
ラスト。美羽への忘れ物を持って追いかけて来た真琴が、そんな2人の様子を目撃していた…。



うわー!水木莉沙が物語をかき乱すと思っていたら、急に小森真琴(恒松祐里)が見ちゃった!宏樹のことを好きな真琴は、不倫をバラしちゃうんだよね?で、梨沙と冬月は宏樹の取引相手だし、絶対会ってしまうよー。すでに次回が怖い!
【わたしの宝物】5話ネタバレ
- 第5話のタイトル(ラテ欄)「手に入れた幸せとバレた嘘…修羅場が始まる」
- 第5話放送日:11/14 木曜 22:00 -22:54
- 第5話演出:林徹
5話あらすじ
【あらすじ】
●「家庭を大切にしたい」
美羽(松本若菜)は、冬月(深澤辰哉)と優しく抱擁しあう。そんな2人の姿を、美羽の親友・小森真琴(恒松祐里)が目撃してしまう。動揺し、足早にその場を離れる真琴。
一方、美羽が帰宅すると、夫・宏樹(田中圭)が「おかえり」と温かく迎えてくれて、娘の栞と3人のこの場所を大切にしなければと再認識する。
●「真琴の複雑な気持ち」
そんな中、2人の不倫関係を疑う真琴は、美羽の母・夏野かずみ(多岐川裕美)が一時退院して美羽の家で行われる食事会に訪れる。そこには美羽と宏樹の幸せそうな家庭があり、離婚をしている真琴はその状況をみてうらやましさと複雑な気持ちが募る。
真琴は美羽の自宅でのランチに美羽を誘う。真琴は美羽から聞きたかった言葉が得られずにいた。美羽の目をまっすぐ見て 「私、美羽さんのこと信じてますから…ちゃんと話してくれるって」と伝える。美羽は真琴のように働きたいと相談する。
●「亡き同僚の弟」
一方、冬月は、亡くなった同僚・下原健太(持田将史)がよく通っていた児童養護施設に訪れ、そこで下原の弟・隼人(西垣匠)に会う。冬月の人柄に触れ、隼人は少しずつ心の靄(もや)を晴らしていく。
5話ネタバレ
【ネタバレ】
●複雑な心境の真琴
不倫関係を疑う真琴だったが、一時退院中の美羽の母・夏野かずみ(多岐川裕美)が真琴と会いたいと言っていることを知り、美羽の家を訪れる。そこには美羽と宏樹の幸せな風景があり、羨ましい感情で美羽のことを見る真琴。
その後、バス停まで真琴を送る宏樹。そこで真琴は、宏樹の美羽への愛情を聞かされる。
●冬月は未練を断つために…
冬月は児童養護施設を訪れたことを水木莉紗(さとうほなみ)に話し、今度は2人で行こうと約束する。
美羽にフラれた冬月は、考えた末、美羽が店にいたこともあり、真琴の店との業務取引を一旦白紙に戻すことにした。取引停止の電話を受けた真琴は、さらに疑いが募る。
●冬月と宏樹の対面
そんな中、冬月は莉紗の売り込み先の大手会社に莉沙とともに向かった。その打ち合わせに現れたのは宏樹。フリマの話題から、冬月は宏樹が美羽の夫と気づいて動揺。そんな時、宏樹に急用ができたたため打ち合わせは改められることに。
宏樹は社内トラブルに柔軟に対応していく。
●冬月の出世&美羽のバイト
美羽は、真琴からうちの店で働かないかと誘われ、宏樹に相談。宏樹は承諾してくれた。宏樹も会社で出世することになったが、今まで通り家庭のこともするという。2人は幸せで、今後も続く、と思われたが……。
●美羽と冬月の再会
真琴は自身の雑貨店に冬月を仕事の打ち合わせで呼ぶ。真琴は自分が不倫で離婚したから不倫が嫌いだ、と伝えながら探りを入れていく。するとスタッフの美羽が栞を連れて出勤する。美羽は冬月と再会して動揺し、奥へ行く。真琴は笑顔で、栞を冬月に抱かせようとする。美羽が「やめて!」とすごい剣幕で栞を取り返した。冬月は逃げるように去っていった。真琴はその様子を見て、疑問が確信に変わる。
美羽は冬月が栞を抱いたら正気が保てないため、咄嗟に行動してしまった。一方、橋で思いにふける冬月のもとに、莉紗がやってくる。莉紗は、悲しそうな顔の冬月に「私、冬月が好き」と伝えた。
●真琴の母親としての「勘」
浅岡(北村一輝)の喫茶店にて。真琴は宏樹に、宏樹のことを好きだったことを明かし、だからこそ美羽の不倫が許せないこと、もっと許せないのは栞ちゃんのことと伝える。宏樹は栞が不倫相手の子どもだなんて信じられない。そのあと、浅岡に相談する宏樹。浅岡は「白黒つけなくていい」と助言する。しかし、宏樹は、真琴の言葉が忘れられず…。
●DNA鑑定をした宏樹(田中圭)は栞とともに姿を消し…
ある日、宏樹はDNA鑑定の通知書を握りしめ嗚咽していた。それでも、何事もなかったかのように、宏樹は美羽とともに栞のハーフバースデーを祝う。2人の記念撮影をする際、思わず、涙する宏樹だが必死に笑顔になる。
翌朝、美羽が目覚めると、宏樹と栞の姿がなかった。そのころ、海に栞とともにやってきた宏樹の姿が…。(つづく)



小森真琴(恒松祐里)が身勝手すぎるー!!
宏樹、まさか娘と心中しないよね?
そんなのやだよー!
【わたしの宝物】6話ネタバレ
- 第6話のタイトル(ラテ欄)「生まれ変わったら本当の親子になれるかな…」
- 第6話放送日:11/21 木曜 22:00 -22:54
- 第6話演出:三橋利行
6話あらすじ
【あらすじ】
小森真琴(恒松祐里)の言葉がきっかけで疑心暗鬼となり、DNA鑑定で真実を知ってしまった神崎宏樹(田中圭)。神崎美羽(松本若菜)は突然姿を消した宏樹と娘の栞を必死で探す。 その頃、冬月稜(深澤辰哉)は水木莉紗(さとうほなみ)の思いを知り、真剣に考えることを決める。 栞を連れて海へ訪れた宏樹だったが、どうして良いのか分からずにいた。
ふと入ったカフェで、出会った夫婦の「パパ」という言葉に、自分が本当の父親ではないことを痛感する。 美羽から宏樹が栞を連れて失踪したことを聞いた真琴が、お店を閉めて美羽の元へやってきた。真琴は、団地の公園で美羽と冬月を見たと話し、宏樹に話したのは自分だと告白する。そして、宏樹と栞に何かあったら美羽のせいだと言い放ち、出て行ってしまう。
美羽は必死で2人の無事を祈る中、宏樹の書斎でDNA鑑定書を見つけてしまう。 そしてその頃、宏樹は栞を抱えて、希望のないまなざしで海を見つめて…。
6話ネタバレ
【ネタバレ】美羽は、宏樹の会社に電話をすると、出社しておらず、他社員も心配していた。ちょうどその場へ居合わせた冬月と莉紗にもその会話が聞こえ、何かあったのではないかと不安が募る。
一方、宏樹は、お腹をすかせた栞のために海の近くのカフェへ。そこで出会った老夫婦との会話の中で自分が本当の父親ではないことを改めて痛感。
■美羽を責める真琴
美羽から、宏樹が栞を連れて失踪したことを聞いた小森真琴(恒松祐里)が、お店を閉めて美羽の元へくる。真琴は美羽と冬月を見たこと、それを宏樹に話したことを打ち明ける。そして、宏樹と栞に何かあったら美羽のせいだと言い放ち、立ち去る真琴。
真琴は宏樹の行方を捜しに浅岡(北村一輝)の喫茶店へ行く。浅岡は、美羽と宏樹の夫婦の問題だと真琴に指摘し、真琴の行動でみんな不幸になっていると伝える。納得できない真琴は頭に血が上ったまま店を出ていく。
■真琴(恒松祐里)は冬月(深澤辰哉)が何も知らないことに気づく
冬月は、宏樹の失踪が気になり、真琴の雑貨屋へ行くが閉店していた。その帰り道、冬月は真琴とバッタリ会う。冬月と美羽が付き合っていると勘違いした真琴は、冬月に問い詰めるが、冬月が美羽の連絡先も消去したという。真琴は栞の父の件を話したいが言えず、ただ冬月のせいでもあることを告げて去る。
■宏樹が一歩ずつ海へ
その頃、宏樹は栞を抱き、海を眺め、涙をこぼす。海の中に向かって一歩ずつ踏み出す宏樹。しかし、栞の泣き声にハッとした宏樹は冷静さを取り戻し、栞を強く抱きしめ泣き崩れた。
一方、美羽は宏樹の書斎で DNA 鑑定書を見つける。宏樹が托卵を知ったのだと理解した美羽は、どんな罰を受けようと2人が無事に帰ってくることを祈る。
■宏樹(田中圭)が栞とともに帰宅!
宏樹は浅岡からの着信に折り返す。そして生まれ変わったら本当の親子になれるかな、という思いで娘と自殺しかけたことを告白。浅岡は寄り道してもいいが遠くに行くな、そこに答えはないと優しく伝えた。
その後、宏樹と栞が帰宅。美羽は安堵するが、宏樹は力のない表情のまま仕事へ向かった。
美羽の元に母・夏野かずみ(多岐川裕美)の病院から電話が入る。どうしても頼れる人がいないため、美羽は真琴に栞を預かってほしいと相談。真琴は子供に罪はないからと、栞を預かる。
美羽は病院で先生の話を聞き、母の余命がもう長くないことを知る。かずみは、そのことを直感的に気づいていた。
宏樹は会食の予定をキャンセルして、帰宅へ。
■再び出会う美羽と冬月
美羽が真琴の雑貨店へ戻る。そこに莉紗との食事会をドタキャンした冬月がやってきた。(真琴が呼んだ?)真琴は2人でしっかり話すべきだと言い、栞を抱いて外へ。
美羽は家族の問題で冬月には関係ないと突き放し、「もうここには来ないでください」と伝える。冬月は気落ちしながら立ち去る。
その後、真琴は栞の父親について冬月に伝えるべきだと美羽を責める。しかし美羽は、「私1人の罪だから。一生1人で背負っていく。悪いのは私──」と力強い表情で真琴をはねのける。
■冬月と梨沙の関係に決着!?
冬月は、莉紗の元へ戻ってドタキャンを謝罪。莉紗は冬月の心の中で答えは決まってると伝え、「もう無理、もうしんどい」と言い残し、去っていった。
■美羽(松本若菜)と宏樹(田中圭)の話し合いの結論は?
宏樹が会社から帰宅。そこで美羽は、宏樹を裏切ったこと、なぜ托卵を決めたのか、などを宏樹に話す。その上で、宏樹と栞と一緒に生きていきたい!と訴える。
宏樹は「栞の父親は誰?」と質問。
美羽は答えられない。
宏樹は栞の父を愛しているから言えないのだと察し、美羽を家から追い出す。
宏樹は栞をひとりで育てる気だ。
美羽は天罰だと思いながら、夜道を歩きながら涙する。(つづく)



「真琴は他人の家庭に口を挟みすぎ!」と思ってたらマスターが指摘してくれた。それは、ありがたかったけど暴走止まらなかった(笑)。冬月と再会させたのって真琴だよね?まったくもう!
でも、一番悪いのは美羽なんだよ。宏樹の決断はもっとも。だけど驚いたのは美羽と栞を追い出すのかと思ったら、他人の子である栞を育てることにしたの?宏樹、エライけど、立派だけど、それってどうなの?
と、ツッコミたいけど、田中圭が映画『そして、バトンは渡された』で血縁関係ない娘の父親役を好演してたの思い出した…。意外と親子関係うまくいくかもしれないね。
【わたしの宝物】7話ネタバレ
- 第7話のタイトル(ラテ欄)「罪の代償…大切なもの全てが失われていく…」
- 第7話放送日:11/28 木曜 22:00 -22:54
- 第7話演出:林徹
7話あらすじ
【あらすじ】
神崎美羽(松本若菜)は夫・神崎宏樹(田中圭)から家を追い出され、行き場をなくす。 一方、宏樹は、ベビーシッターに栞を預け、冬月稜(深澤辰哉)と仕事の打ち合わせを行っていた。
美羽の夫が宏樹であることを知っている冬月が、複雑な思いで仕事の話を進めている中、宏樹はベビーシッターから栞が熱を出したことを知らされる。
打ち合わせを切り上げ、宏樹は家に戻ろうとするが、なかなかタクシーが拾えない。そんな中、先にタクシーを捕まえていた冬月の厚意で同乗することになった。複雑な心境の冬月と、純粋に冬月の優しさを感じる宏樹。
真琴に呼び出された美羽は、宏樹に追い出され3日間家に戻っていないと伝える。美羽を純粋に心配する真琴。その後、美羽はつらそうな顔で道を歩く。そんな美羽に車内から気づいた冬月は、宏樹を自宅まで送ったあと、美羽を追いかけようと考えるが思い留まった。
水木莉紗(さとうほなみ)は、亡くなった下原健太(持田将史)の弟・隼人(西垣匠)に会う。隼人は兄の夢のために行動する莉紗に対し、それが“重荷になることを、兄は望んでない”と莉紗に伝える。隼人に背中を押された莉沙は、冬月に一区切りついたら仕事を辞めたいと伝える。そして莉紗は、「冬月に話さなきゃいけないことがある」と、アフリカで起きた出来事について打ち明け始める。
その頃、入院中の夏野かずみ(多岐川裕美)の一時外出の許可がおり、美羽が中学生の頃によく通った給水塔の見える公園に美羽とともに向かった。美羽が毎日楽しそうにしていた場所だと、かつて過ごした場所を懐かしむかずみ。美羽は、かずみから「これからは自由に生きなさい」と優しく語りかけられて…。
7話ネタバレ
【ネタバレ】
■莉沙は悪くない
冬月に対し会社を辞めると伝えた莉紗は、日本で待っている大事な人に冬月を奪われたくないから、冬月が亡くなったと意図的に誤情報を流した…と白状する。正しい情報が日本に伝えられていたらその人と一緒になれたのかもしれないのに、と莉紗は謝る。しかし冬月は、愛しちゃいけない人だったから「莉紗は何も悪くないと」許す。
■美羽は、かずみ(多岐川裕美)に打ち明ける
給水塔の見える公園にて。ふと笑顔がこぼれた美羽を見たかずみは「最後にその笑顔が見たかったの。ずっと私を助けてくれてありがとう。ずっと美羽の味方だからね」と優しく語りかける。母の愛に触れた美羽は、栞の父が宏樹でないことをかずみに打ち明ける。かずみは驚きつつ、優しく美羽を抱きしめ「美羽を叱れない。わたしこそ悪い母親ね」 と謝る。(*注:自分の血や教育のせいということ?)
■宏樹は、栞を義母に会わせる
真琴が宏樹に会いにマンションを訪れる。宏樹は、血縁関係のない栞と離れたら戻れないと怖さがあること、栞のことを一生守りたいという思いが消えないことを真琴に語る。しっかり美羽と話すべきだと宏樹を諭す真琴は、母かずみの余命がもう長くないことも伝える。
宏樹は、栞と共にかずみの病室へ。かずみは孫の栞に会えたことを喜び、宏樹に感謝する。
その後、宏樹は自宅マンションに美羽を向かえ入れる。栞を久々に抱いて涙があふれだす美羽。そんな美羽の泣き声を、宏樹は静かに聞く。
■冬月(深澤辰哉)が手紙を綴る
その後、かずみは死去。美羽は、かずみの遺影に手を合わせる。
一方、冬月は莉沙から「(大切な人のことを)忘れなくていいんじゃない?私は冬月と過ごした時間を忘れないよ」と言われる。背中を押された冬月は美羽への手紙を綴って、その手紙を真琴へ託す。
その後、真琴はマンションを訪ね、美羽と話す。
美羽は、今までの経緯をすべて話す。
話を聞いた真琴は冬月から預かった手紙を美羽へ渡す。
その後、美羽は、その手紙を噛みしめて読んだ…。
冬月は不倫関係を謝罪ししつつ、中学時代の思い出は大切にしたいこと、ずっと友達でいることを記していた。
■宏樹が離婚を切り出す
その夜、美羽が住むところ探すと切り出す。
すると、宏樹は自分が家を出ていくと美羽に伝える。
宏樹は、美羽が相手の男を明かさずにかばったことに対し「もう美羽の顔を見たくない」と怒りを覚えたこと、そのことで美羽に罰を与えようとしていたこと、そういう考えは美羽と栞を傷つけてしまうから栞が生まれる以前の自分から何も変わってなくて嫌気がさしたことなどを話す。
そして宏樹は「美羽、離婚しよう」と切り出す。
後日(別々の場所で)莉紗と宏樹は、仕事の資料から「刺繍の栞」の写真を見つけ、それぞれが真相にたどり着こうとしているところで第7話の幕が閉じた。



宏樹、自宅マンションを美羽と栞ちゃんのために与えて、自分が出ていくのかーー!! 優しいよ。とはいえ、宏樹のモラハラが原因で美羽が不倫に走ったわけでもあるしなあ。うーん。あと3話で、どう着地するんだろう?
【わたしの宝物】8話ネタバレ
- 第8話のタイトル(ラテ欄)「秘密へたどり着く時…再び、修羅場が始まる 」
- 第8話放送日:12/5 木曜 22:00 -22:54
- 第8話演出:國武俊文
8話あらすじ
【あらすじ】
■刺繍の栞
美羽(松本若菜)に離婚を切り出した夫の宏樹(田中圭)。冬月(深澤辰哉)に仕事を辞めると切り出した水木莉紗(さとうほなみ)。2人はそれぞれ、美羽と冬月が大切にしていた『刺繍の栞』のことを気にしていた。
■離婚話は進まない
美羽も宏樹もお互いに大事な話を避けてしまい、すれ違いの生活を続けていた。宏樹は浅岡忠行(北村一輝)に、離婚に向けた話し合いを避けていること、美羽が隠している相手の男が気になって前に進めないことを相談する。
一方、美羽は真琴(恒松祐里)に、宏樹から離婚を切り出されたこと、離婚の話し合いが進んでいないことを話す。
宏樹が出す答えを受け入れるという美羽。しかし真琴は「それでも栞ちゃんと離れてはダメ」という。
美羽は真琴の言葉を受け、栞のために何ができるのか考えなければならないと改めて思う。そして、冬月の想いをちゃんと受け取った美羽は、冬月がくれた手紙の処分を真琴に頼む。
■莉沙の疑念
莉紗もまた、冬月が大切に想っている相手がどんな人なのかを気になっていた。 そんな中、宏樹から冬月と莉紗に届いた仕事のメールに、『子供』という文字を見つけて、ある疑念を抱いて、宏樹へ電話をかけるの。
8話ネタバレ
【ネタバレ】
真琴は冬月の手紙をシュレッダーにかけて処分した。
莉紗が宏樹のメールに『子供』という文字を見つけた。(宏樹は、子供が体調不良のときタクシーに同乗させてくれた冬月へ感謝を述べていた)
直後、莉沙は宏樹に連絡し、(美羽が参加した)フリーマーケットについて宏樹の妻に話を聞かせてほしいと頼む。宏樹は承諾した。
夜。家庭内別居中の宏樹はLINEで美羽に取引先の水木莉沙が話を聞きたい旨を話す。美羽が承諾。宏樹は莉沙に連絡先を教えることに。美羽は友達に頼まれてフリーマーケットに内緒で参加したことを宏樹に謝った。宏樹は友達のことが気になった。
美羽は莉沙に会う。美羽は中学時代の友人に誘われて参加したこと、まだ知らない世界があるんだと感激したことを話す。莉沙は自分が冬月の同僚であることを明かし、冬月を大切な人とも伝える。さらに、「あなたは冬月を傷つけた」「夫も子供もいるのに冬月と不倫した。あなたを許せません」と美羽に告げて…。
一方、宏樹は図書館に行き、美羽がフリーマーケットの時に誘われたのは冬月だと知る。図書館員は2人は中学時代からの友人だったという。そこにちょうど冬月がいた。宏樹は冬月と浅岡(北村一輝)の喫茶店へ。宏樹は神崎美羽の夫であること、一時期妻を追い出したこと、美羽が不倫相手を大切に思っていることを伝え…「その相手は冬月さんですよね」と尋ねる。(つづく)



莉沙が美羽を、宏樹が冬月を追い詰めていく修羅場が見てて苦しかったあ。でも、これって不自然というか、宏樹は不貞行為を訴えることはできるけど、莉沙の怒りは言いすぎじゃない?
それに、莉沙が冬月のことを死んだとウソついたせいで美羽が托卵を決意するしかなかったのに、自分のことを棚に上げて莉沙がマウントとるの意味不明(笑)


【わたしの宝物】9話ネタバレ
- 第9話のタイトル(ラテ欄)「明かされた宝物の真実…その先にあるのは…」
- 第9話放送日:12/12 木曜 22:00 -22:54
- 第9話演出:三橋利行
9話あらすじ
【あらすじ】
美羽(松本若菜)は莉紗(さとうほなみ)から取材で呼ばれ、冬月稜(深澤辰哉)とのことを問いただされる。
一方、宏樹(田中圭)は冬月に会い、怒りをあらわにする。しかし栞の本当の父親が誰なのかを冬月本人が知らない様子だったことに驚き、宏樹は冬月を帰らせる。
帰り道、先ほどの宏樹の言動と過去の美羽の言葉を思い返して、栞のことが気になり始める冬月。そして小森真琴(恒松祐里)の元へ訪れ、栞のことを尋ねるが、真琴は何も答えない。
その夜、決心がついた美羽は宏樹に離婚について話し合いたいと伝え、栞とは離れないと話す。美羽は一人で栞を育てる為、本格的に就職をするべく、真琴の雑貨屋を辞めることにする。
そんな時、仕事をしていた冬月に、宏樹からのメールが届く。そこには、「融資は見送らせていただきます」と書いてあった。
9話ネタバレ
【ネタバレ】
●冬月は会社をたたむ
冬月は梨沙から美羽に会いに行ったことを聞いて怒った。ひとりで背負おうとしている美羽に迷惑をかけたくないからだ。
その後、冬月は融資の見送りの影響で、会社をたたむことを決めた。
●兄が言わせた!?
梨沙は下原健太(持田将史)の弟・隼人(西垣匠)に会いに行き、冬月を取られたくなくて遺体の身元を偽ったことを謝った。隼人は兄が2人はお似合いだからくっつけたがっていたので「兄が言わせたんじゃないか」と言い、笑った。
冬月は宏樹に会い、「夏野を救ったのはあなたです。俺は余計なことをしました。申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
●美羽が真実を話す
翌日。宏樹は会社を休んで車で美羽を送り、美羽の母の墓の手続きに付き合う。その際、海が見える公園で、2人で話す。家出した日に栞と海に自殺しかけたこと、冬月と会ったことを打ち明ける。その上で、なぜ冬月のことを隠していたのか問う。
美羽はこれまでのすべてを話した。そして宏樹が命名した「栞」という名前についても、母子手帳に挟んでいたしおりが冬月との思い出の品だったため違う名前にしようと思ったが「道しるべ」の意味を気に入りそのままにした。色々と間違ったことをしたが、美羽は後悔してなかった。今回のことがなければ栞に会えなかったから…。
●宏樹は一人暮らしに
その後、宏樹はマンションを出て、今後のことは弁護士を通すことになった。
スッキリしない宏樹は喫茶店のマスター・浅岡(北村一輝)に相談する。「いい思い出だけが残ってしまう。置き場所に困ってもどうすればいいのか、難しいね」と寄り添う浅岡。
●最後に親子3人で会うことに…
宏樹は弁護士を通して最後に親子3人で会うことを希望した。今後一切、栞との面会を希望しないという意味だ。また、宏樹は冬月の会社に融資を申し出た。
後日、親子3人が会う最後の日。葛西ふれあい動物園にて。美羽が栞と待っていると、宏樹でなく冬月が現れた。実は、宏樹が「娘の名前は本に挟む栞です。美羽を救ったのはあなたです。話をしたいことがある」と連絡して動物園に呼んだのだ。
そのころ、宏樹は美羽と栞の写真を削除していた。
美羽と冬月は、宏樹が内緒で2人を引き合わせたのだと気づき戸惑う。(つづく)



まさか美羽と冬月がくっつきそうな展開になるなんて!!
宏樹は、やさしいね。でも、会社が大変だったとはいえ、なんで妻にモラハラをしてたのか。そこもあるか応援できなかった。
お膳立てはしてもらえたけど、はたして美羽と冬月の選択は?最終回、なんだかんだ楽しみ♪


【わたしの宝物】最終回ネタバレ
- 最終回(10話)のタイトル(ラテ欄)「最終回!托卵から始まった物語の結末は…」
- 最終回(10話)の放送日:12/19 木曜 22:00 -22:54
- 最終回(10話)演出:三橋利行
最終回あらすじ
【あらすじ】
美羽(松本若菜)は、娘の栞と宏樹(田中圭)のことを動物園の入り口で待っていた。しかし、なぜか冬月稜(深澤辰哉)がやってきた。すると、美羽の元へ宏樹から電話がかかってくる。宏樹は、自分がいたから美羽が冬月を遠ざけていたが、美羽と栞が血の繋がりのある冬月と生きていくという選択肢もあるという。
美羽は戸惑いながらも、冬月と動物園を回ることにした。そして、別れ際、冬月は美羽にあるお願いをする…。
その後、冬月は大切なことを伝える為に喫茶店にいる宏樹の元へ現れた。そして美羽もまた、自分の中でひとつの答えを出すのだったが…。



宏樹のセッティングで、美羽と冬月がくっつきそうな流れだけど…。美羽が冬月を通して宏樹に何か伝えるのかな?となると、美羽と宏樹が元サヤに戻るラストもありえそう。もちろん、美羽がこのままシングルマザーとして生きていく可能性もあるけど…。
最終回ネタバレ
【ネタバレ】
●冬月のお願い
別れ際、冬月は美羽にあるお願いをする…。 それは栞ちゃんを抱っこすること。「あったかいなあ」と冬月は栞を抱きながら涙ぐむ。
冬月は「夏野。この子は俺の子?」と尋ねる。
美羽は「違うよ。この子はわたしの子」と答えた。
冬月は「そうだよなあ。そんなわけないよなあ」と涙しつつ受け入れた。
立ち去る冬月に、美羽は「わたし、この子を幸せにするから」と伝えた。
●大切なこと
冬月は大切なことを伝える為に喫茶店にいる宏樹の元へ現れた。それは、あの子は自分の子ではないということ。それだけを伝えて、冬月は去った。
●離婚届
宏樹が美羽の住むマンションを訪れて、2人で離婚届にサインをした。美羽は年末だから1月7日に出しておくと言った。
宏樹はこの半年を美羽に感謝。
美羽はひとりでちゃんと栞を育てていくことを改めて伝える。
●冬月と莉紗の再会
冬月の会社は年明けからアフリカの学校プロジェクトが動きだすことになった。
日本を発つ前に、亡き同僚・下原(持田将史)の弟・隼人(西垣匠)がいる施設へ行く。
すると、そこで働く莉紗(さとうほなみ)と再会し、近況を話す2人。
2人は子供たちの笑顔を守ることを誓い合った。
●冬月が宏樹の背中を押す
冬月は宏樹に融資を感謝し、「あなたが栞ちゃんのお父さんです」と伝える。
●2025年1月7日(月)
年が明け、平日の7日(月)になった。離婚届を出す日だ。美羽は栞を誠に預けて、役所へと向かう。
宏樹が美羽に電話して、美羽の元に走る。
最終回結末ネタバレ
宏樹は「離婚届、まってほしい」と伝えた。
宏樹は「俺が美羽を苦しめたこと、美羽がしたことは消えないし。だからこの先、苦しむこともあるかもしれない。でも美羽と一緒にいたいんだ。俺は栞が大きくなっていくのを見たい。美羽と栞の成長を一緒に見守っていきたい。いつか実の父親のことを話すときは俺も一緒に話したい。。美羽と一緒に栞を育てたいんだ」という。
美羽は「私のしたことは…」とためらう。
宏樹は「一緒に背負わせくれないかな」と告げる。
美羽は「私も宏樹と一緒にいたい。離れたくない。一緒に栞を幸せにしたい」と言った。
宏樹と美羽は抱きしめあう。
その後、美羽は宏樹とともに栞を迎えた。
一方、冬月は莉紗にアフリカ行きを考えてほしいと依頼。莉紗は「考えておく」と保留にしたが、冬月のことを必要にしているとは告げた。
美羽のモノローグ「明日どんなことがあってもわたしを救ってくれるのはわたしの宝物」
第7話で図書館職員が本に挟んであった2枚の栞を見つけて落し物ボックスに入れられ、見える場所においてあった。しかし持ち主が見つからなかったため、箱にしまわれた。(※美羽と冬月の恋の封印を表現?)
美羽は仕事が決まった。栞の保育園も決定。美羽は宏樹に刺繍の栞をプレゼントする。家のソファーで、美羽と宏樹が「愛してるよ」と言い合い、栞にも声をかける…幸せな3人家族の場面で幕が閉じられた。(おわり)



美羽は冬月にあなたの子と最後まで伝えなかったのね。
えらいよ。墓場まで持っていくべきよ。



冬月は不倫して既婚者を妊娠させたのに、宏樹を励ましてるのなんなん。真琴もあれだけかき乱しておいて美羽と宏樹を祝福するの意味わかんない!
托卵をテーマにしたドラマでしたが、最終的に夫が托卵を受け入れて、夫婦を継続するという幸せなエンドでした。世の中、托卵をした女性がこんなに上手くいくとは思わないので、ご注意ください(笑)。あくまでドラマとして割り切ることも必要ですね♪
【わたしの宝物】ネタバレまとめ
【わたしの宝物】ネタバレまとめを紹介します。
各話のストーリーのポイント
- 1話は、美羽が托卵を決心する展開。
- 美羽はモラハ夫の宏樹に強引に性行為をされます。翌日、美羽は冬月とも性行為。
- 美羽は離婚して冬月と一緒になるつもりでしたが、冬月が外国で死亡。
- ラスト、美羽は冬月との子を宏樹との子と偽りました。
- 2話は、美羽が出産。
- 冬月が実は生きてることが判明。
- 一方、冬月の生存を知らない美羽は出産。夫・宏樹は嬉し泣きします。
- 3話は、美羽と冬月がまた出会ってしまう!
- 宏樹がますます優しい夫に変化!
- 一方、美羽は夫と子がいて幸せを感じる中、図書館で偶然、冬月と再会。
- 4話は、美羽と冬月の別れ!
- 美羽は冬月と最後に1度会い、ちゃんと別れます。
- しかし美羽と冬月の密会現場を真琴が目撃!
- 5話は、宏樹が托卵に気付いて、娘と逃避行!
- 真琴が美羽を冬月に会わせたことで托卵にも気づきます。
- 宏樹はDNA鑑定書を見つけてしまい托卵を確信し、娘と海へ逃亡!
- 6話は、宏樹が娘を引き取り、美羽を家から追い出す!
- 宏樹は娘と心中しかけたが、娘の泣き声で思いとどまる。
- 冬月は梨沙のことを考えようとした。しかし梨沙は冬月の心には別の人がいると知って振った。
- 宏樹は托卵をした美羽を許さず、家から追い出す。娘の栞は宏樹が育てることに…。
- 7話は、宏樹が美羽に離婚を切り出す!(おそらく親権は美羽に譲る)
- 宏樹は、今度は自分が家を出ることにして、離婚した美羽と栞にマンションに住まわせることに。
- 宏樹と莉沙が真実に近づこうとしている。
- 8話は、莉紗と宏樹が、美羽と冬月の不倫関係に気づいて、それぞれが動く。
- 莉紗は、冬月と不倫した上で連絡を断った美羽を責め立てる。
- 宏樹は冬月に妻が不倫したことを告げて、「今もその相手のことを大切に思っています。その相手は冬月さんですよね」と確認する。
- 9話は、宏樹が家を出て離婚に向けて話を進める。ラスト、宏樹のお膳立てで美羽と栞と冬月が会う。
- 冬月は、栞が自分の子かもしれないと思う。
- 冬月は、美羽も真琴も黙っているため、栞のことを何も聞かず身を引くことにした。
- 宏樹は、美羽から真相をすべて聞く。
- 宏樹は、家を出て一人暮らしへ。弁護士を通して離婚話を進めていく。
- 宏樹は、母子手帳に挟んであったしおりが冬月との思い出の品だったと聞く。
- 宏樹は本のしおりを通して、冬月が美羽を救ってくれたことを実感。キューピット役(?)になり、美羽と栞を冬月にサプライズで会わせた。
- 最終話(10話)は美羽と宏樹が離婚せずに夫婦を継続するハッピーエンド(?)
- 美羽は冬月に栞の父は冬月であることを伏せた。
- 冬月はアフリカに行くが、莉紗に復帰してほしいとお願いする。
- 莉紗は復帰を保留にしたが、冬月を必要だと伝える。
- 美羽と宏樹が夫婦を継続!ある意味、ハッピーエンド?
美羽が托卵を決心した理由
美羽が托卵を決心した理由は、愛する人・冬月が亡くなったと思ったからです。
それならモラハラ夫と別れて一人で育てればいい!とツッコミたいところですが…。
冬月の子供を育てるにはお金が必要です。
子育てだけなら養育費をもらえばいいのですが、母の入院代のこともあって、専業主婦の美羽は離婚することができませんでした。
加えて、宏樹が「金は出すから。金で苦労はかけない。それでいい?父親の役目はできない」と言ってくれたことで、美羽が托卵を継続することになりました。罪悪感を持たなくていいから、ということですね。
美羽が冬月と別れた理由
2話で宏樹は職場でパワハラ被害にあっていたことが判明。
さらに3話では、宏樹が仕事をセーブして改心し、いい父親になります。
そんなとき、美羽は(死亡したはずの)冬月と再会。しかし幸せな家庭を築いている美羽は冬月を振りました。
つまり、美羽が冬月と別れた理由は、宏樹と娘・栞と幸せになっているからでした。
宏樹が美羽と離婚したい理由
7話で、宏樹が美羽に離婚を切り出しました。
宏樹が美羽と離婚したい理由は、美羽が相手の男をかばった(「かばった」とは、父親は誰か質問しても美羽が明かさなかったこと)からです。
また、そのことで美羽に怒りの感情を持ってしまった宏樹は、美羽と栞を傷つけてしまうから離婚したいようです。
まとめると、きっかけは美羽が正直に栞の実父を明かさなかったこと。そこから派生して、美羽を罰したいと思ってしまったことが決定打。
宏樹は自分がモラハラ夫のまま変わってないことに気付いて、美羽というか自分自身がイヤになったようです。
【わたしの宝物】原作と脚本家
ドラマというと原作があるのかないのか気になる人も多いと思います。
【わたしの宝物】の原作についてと全体のあらすじ、そして本作を手掛ける脚本家について紹介します。
原作は?
【わたしの宝物】に原作はありません。フジテレビのドラマオリジナルストーリーです。
脚本家は?
脚本は市川貴幸さんが担当。市川さんは過去、創作テレビドラマ大賞 佳作受賞やフジテレビヤングシナリオ大賞 佳作受賞をしています。『あなたがしてくれなくても』(2023年、フジテレビ)では第1・2・3・5・7・9・最終話の脚本も担当していました。
本作は、話題になった『あなたがしてくれなくても』と同じ脚本家&プロデューサーの再タッグなので、ストーリー展開に期待が高まりますね。
【わたしの宝物】の主題歌
【わたしの宝物】の主題歌は新鋭アーティスト・野田愛実さんの書き下ろし楽曲『明日』(あした)(作詞・作曲:野田愛実)です。
野田さんにとってゴールデンプライム帯(19時-23時)連ドラ初主題歌となります。
改めて「わたしの宝物」の主題歌を担当させて頂きます、野田愛実です。
— 野田愛実 (@emiko_n617) October 3, 2024
主人公美羽の決意、その選択の行方、美羽たちの「明日」に寄り添いたいという想いで、この曲を書きました。
この歌が、ドラマとより多くの人の心に残りますように。@takaramono_fuji #野田愛実#わたしの宝物#明日 pic.twitter.com/iSrLg74BqA
【わたしの宝物】最終回結末(予想、考察)
【わたしの宝物】には原作がないので、最終回結末も白紙状態。
先読みできない楽しみがありますね。
松本若菜さん演じる美羽の選択を考察しながら、最終回を予想、考察してみます!
「昼顔」「あなたがしてくれなくても」は不倫相手と恋が実らず
スタッフ情報から考察すると・・・
【わたしの宝物】を手がける三竿プロデューサーは、これまで「平日の昼間に不倫におぼれていく男女」を描いた『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』や、「夫婦のセックスレス」というタブーに切り込んだ『あなたがしてくれなくても』など、女性のリアルな愛憎劇をプロデュースしてきました。
【わたしの宝物】は、そんな三竿プロデューサーが再びおくる、女性の心の奥底に渦巻くさまざまな感情“女の業”を掘り下げたドラマ第3弾!禁断のテーマ「托卵」を描くドラマです。
過去2作の主人公の結末を振り返ると・・・
- 「昼顔」では主人公と不倫相手が結ばれませんでした。
- 「あなたがしてくれなくても」でも、主人公と不倫相手が結ばれず、主人公は夫と結婚生活を継続。
三竿Pの過去2作では不倫を肯定していません。ということは、【わたしの宝物】の主人公も不倫相手と結ばれなくて、夫と暮らすことに?!
いや、今作の場合は、不倫相手と別れ、さらに夫とも別れると予想します。
最終回は松本若菜がシンママを選択?!(2話時点の予想)
主演の松本若菜さんは、「美羽がその道を選んだからにはそれ相応の罰を受けなければならないという気持ちでいるので、悲劇のヒロインにはならないようにと思いながら演じています」とコメントしていました。
なので、不倫をしたのち「托卵」を決断した主人公が罰を受ける、展開になると思われます。
そもそも、メタ考察(その世界の外側からの考察)っぽいですが、夫を捨てて不倫相手とハッピーエンドになるのは多くの視聴者が納得できないと思います。
罰とは何かを予想すると↓
- 夫・宏樹に「托卵」がバレて成功しない。離婚もある?
- 不倫相手・冬月とも上手くいかない。美羽が身を引く?
冬月に思いを寄せる同僚・水木莉紗(さとうほなみ)がいることも展開のキーになりそう。
ともかく、松本若菜さん演じる美羽は実母と同じシングルマザーとなってシングルマザーとして子供を育てる結末になると予想します。(2話時点の予想)
タイトルの3つの意味
意味(1)冬月が残してくれた子供
タイトル【わたしの宝物】は、美羽と冬月の子供のことを示しています。美羽はわたしの宝物を守るために悪女になり、托卵を決断します。
しかし第1話をみると、以下の2つの意味もありそうです。↓
- 冬月の宝物
- 美羽の心にある宝物
意味(2)冬月の宝物=美羽の栞=美羽
1話の図書館のシーンで、冬月の口から探し物の“宝物”(隠していた美羽の栞)というワードが出ました。中学時代、冬月が盗んだ美羽の栞を図書館に隠し、「宝探しゲームしようと思って」いたのですが、美羽と離れ離れになったため、ずっと図書館に隠されたままでした。つまりタイトルは(事実だけ見ると)冬月が隠していた宝物(栞)という意味がありますね。
まあ、美羽の栞が宝物というのはメタファー(比喩)であって、栞=宝物を通して一緒に美羽と宝探しをしたいということです。なぜそんな遊びがしたいかというと、彼女のことが好きだから。つまり、冬月にとって初恋相手・美羽のことが宝物であり、大事な人なのだと思います。
意味(3)美羽の心にある宝物
1話で冬月が美羽に「たぶん、夏野(※美羽の旧姓)は宝物をなくしてたんだよ。宝物がちゃんとしまってあると、ちゃんと心が動いて痛がったり喜んだりできる」と言っていました。
美羽の心の中にある宝物。それがないと感情を失ってしまうもの。「自分」を見失っているともいえるので、宝物は本来の自分とか、自信、自尊心、自己肯定感などと言い換えることができそうです。
本作は「托卵」がテーマですが、美羽が宝物をみつけていく、つまり自分自身を取り戻すストーリーでもあるかもしれません。
5話で驚きの展開がある?
三竿玲子プロデューサーのインタビューによると、5話で驚きの展開があるようです↓
4話で「そこまで行っちゃうの?」というところまで到達します。そして、5話の台本を読んだ役者のみなさんからは、あまりの展開の速さに「ウソ~っ!?」という驚きの声が聞こえたくらいです。
めざましメディアより
予想すると・・・美羽の娘が成長して、第二章になる展開はあり得そう。父と似てないことで娘が実の父を調べるとか?
でも、役者全員が「ウソ~」と驚く展開ならば誰かが亡くなるとか、美羽と冬月が血が繋がっているとか、意外な出来事がありそうですね。楽しみです。(3話時点の予想)
【追記】5話の驚きの展開とは、宏樹が托卵に気付いて娘と家出してしまう展開でした。
最終回は松本若菜が夫と復縁?!(9話時点の予想)
9話で宏樹は家を出ていき、離婚話は弁護士を交えて進んでいます。
そんな中、9話ラスト、宏樹が美羽と栞と冬月をサプライズで会わせました。
次回、美羽と冬月がくっつく、当初の約束を果たす!?…いやいや、それはないでしょう。
中学時代の美羽を助けてくれたのは冬月ですが、すでに気持ちは一度、切れてるんですよね。
というか、美羽が冬月を振ったのです。優しくなった夫と栞のことを大事にしたいからって。
美羽は宏樹が許してくれるならば、宏樹と栞と3人で暮らしたがっていました。
なので、あとは宏樹の問題。
宏樹は一人暮らしを始めて落ち着いても、大切なものを忘れられなくて苦しんでいます。(と、喫茶店のマスターとの会話でわかります)
最終回の事前あらすじによると、美羽と冬月の動物園デート(?)の後、冬月に何かをお願いします。
おそらくその依頼を受けて、冬月は宏樹に話をしに行くのでしょう。
一方、美羽も何かの答えを出すようです。9話時点では宏樹と離婚して栞の母としてシングルマザーとして生きていくことを決めています。就活もしてましたね。だから、最終回あらすじで「答え」というからにはシングルマザーとは別なのだと思います。
予想すると、宏樹のお膳立てはうれしいが冬月と結婚する気はないというのが答えでしょう。冬月が宏樹に話すこともこのことかも。
冬月とはやり直さないこと、宏樹と別れたら一人で子育てをしていくこと(もちろん真琴らの手伝いも借りながら)…そのことを冬月を通して宏樹にハッキリ伝えるのかな?
こうなると、最終回は松本若菜演じる美羽が夫と復縁?!と、9話終了時点で予想しておきます。
SNSでも神崎夫妻の復縁説はあって…↓
これはあれですね、冬月くん逆転ホームランと見せかけて宏樹フラグが立ったってことですよね…察しました…でも冬月くんもようやく知れそうで良かった#わたしの宝物
— 藤子 (@tohko_kk) December 12, 2024
絶対9話でこれされたら神崎夫婦仲直り、冬月くんやっぱ夢叶えます海外行きエンドしか見えてこないんだけど。栞ちゃんのこと知ったけど美羽が拒否ったら冬月くんは分かったって言うやん絶対。あの人に美羽の選択を折るという選択はないですやん…来週なんか憂鬱になってきた
— のま (@nf_0302m) December 12, 2024
#わたしの宝物
最終回どうなっちゃうんだろう。
— reiray (@rayn96900120) December 12, 2024
托卵で授かった娘をきっかけに夫婦が再出発していく物語となるのだろうか。。。
さすがに冬月くんと一緒になる線ははないだろうなぁ。冬月くんはアフリカへ行きそうだわ。だとしたら冬月くんって神崎夫婦を再生させるべく舞い降りた妖精だったんかな。
#わたしの宝物
これは最終回で神崎夫婦復縁フラグですね、、、 #わたしの宝物
— ららら🥟 (@raaaaa5555) December 12, 2024
最終回前にこの雰囲気なら元サヤな気がしてきた。。#わたしの宝物
— Anya (@7Sm2kr2a) December 12, 2024
美羽は、冬月くんの事好きじゃなさそうだし何だかんだ元サヤにおさまりそう。
— さっちん。💜 (@fuka55_sm525) December 12, 2024
神崎家の物語だな
#わたしの宝物
「あなたがしてくれなくても」を考えると、えーってなるけど宏樹ルートか。。元さや #わたしの宝物
— Conejo (@Conejo80101) December 12, 2024
本作の制作陣が作ってきた2作を振り返ると、『昼顔』は上戸彩・斎藤工がくっつかず、『あなたがしてくれなくても』の奈緒・岩田剛典がくっつかず…。多くの視聴者がそうであって欲しいと願ったカップルのエンドじゃなかったんですよね。
別の言い方をすると、前述もしましたが、不倫の恋が実らないのが過去2作の特徴。となると冬月とのエンドはないでしょう。私は美羽のシングルマザー・エンドにすると思ってたのですが、9話の流れ的に元サヤ・エンド、あると思います♪
一体どんな結末を迎えるのでしょうか。
最終回結末までの気になる点、チェックポイントは放送後に予想、更新予定です。
【わたしの宝物】の見どころ
ドラマ【わたしの宝物】の見どころを紹介いたします。
松本若菜が2クール連続ドラマ主演
【わたしの宝物】の主演は松本若菜さんです。松本さんは本作で2クール連続で民放連ドラ主演。さらに、今作でフジテレビの連続ドラマ初主演を務めます!
松本若菜さんは『やんごとなき一族』(2022年、フジテレビ)での怪演ぶりが「松本劇場」と呼ばれ、ブレイク。そして、GP(ゴールデン・プライム)帯初主演となったのが2024年夏のドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)。そのコミカルでキュートな演技は好評でした。
しかしラブコメから一転、シリアスな大人のドラマで主演へ。今作の松本若菜さんは夫を騙す悪役役で、また違った表情を見ることができそう!ファンです!
托卵が題材のストーリー
【わたしの宝物】のテーマは「托卵(たくらん)」です。
「托卵」とは動物の習性のひとつ。自分の卵への世話を他の動物に托すこと。
ドラマでは主人公・神崎美羽(松本若菜)が不倫相手の子供を、夫との子と偽って、いいかえると夫を騙して子供を育てていくストーリーになっています。
本作は『あなたがしてくれなくても』の脚本・市川貴幸と、三竿玲子プロデューサーが再タッグを組むことでも話題です。
三竿プロデューサーが木曜劇場で描いてきた「昼顔妻」、「セックスレス」に続く禁断のテーマ第3弾「托卵」は見どころといっていいでしょう。
どこかで見たようなドラマが量産される中、良くも悪くも、オリジナリティあるドラマになると思います。
「あなして」も配信で多くの人が見ましたが、リアルタイムよりも、ネット配信で話題になりそうですね♪
主人公と夫、不倫相手という3人のもつれあう感情
“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した一人の女性・神崎美羽(松本若菜)とその夫・宏樹(田中圭)、そして彼女が愛した彼・冬月稜(深澤辰哉)。
主人公とその夫、主人公の不倫相手の男…この3人のもつれあう感情を描く、ひりつく大人の恋愛ドラマは見どころです。
【わたしの宝物】主な登場人物
■主要人物3人
- 神崎美羽(かんざき みわ)/旧姓:夏野(なつの) 演 – 松本若菜(中学時代:原田花埜)…主人公。専業主婦。
- 神崎宏樹(かんざき ひろき) 演 – 田中圭 …美羽の夫。大手商社「三蔵物産」に勤務。モラハラ夫。
- 冬月稜(ふゆつき りょう) 演 – 深澤辰哉(中学時代:小山十輝)…美羽の中学生の頃の幼なじみ。フェアトレードの会社の経営者。
■冬月の会社の人々と関係者
- 水木莉紗(みずき りさ) 演 – さとうほなみ …冬月の会社の同僚。冬月に片思い?!
- 下原健太 演 – 持田将史(s**t kingz)… 冬月の会社の同僚。アフリカで死亡。
- 下原隼人 演 – 西垣匠(下原健太の弟)
■宏樹の会社の人々
- 真鍋修一 演 – 安井順平 …宏樹が務める会社の上司。4話で左遷される。
- 篠崎亘 – 川﨑健太 … 宏樹の部下。
- 木下英二 – 中山翔貴 … 宏樹の部下。
■雑貨屋「ねこやなぎ」の人々と関係者
- 小森真琴(こもり まこと) 演 – 恒松祐里 …美羽の親友で会社員時代の後輩。雑貨屋「ねこやなぎ」の経営者。
- 小森幸太 演 – 岩本樹起 … 真琴の息子。
- 殿山新之助 演 – 簡秀吉 …「ねこやなぎ」のアルバイト。
■その他
- 辻村佳代子 演 – 松熊つる松 …図書館に勤務。
- 夏野かずみ(なつの かずみ) 演 – 多岐川裕美 … 美羽の母。入院中。
- 浅岡忠行(あさおか ただゆき) 演 – 北村一輝 … 喫茶店のマスター。宏樹の話し相手になる。
【わたしの宝物】ネタバレ・あらすじは毎週更新!
- ドラマ【わたしの宝物】全話のネタバレ・あらすじ(全10話)
- 原作&脚本家・主題歌
- 最終回結末予想&考察、見どころ・主要人物
以上について紹介しました。
本記事は、ネタバレあらすじを最終回まで、毎週更新していきます。ドラマ鑑賞の参考にご一読ください。
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「わたしの宝物」 放送時間:毎週木曜日 22:00~、 放送局:フジテレビ系
画像出典:わたしの宝物|フジテレビ
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