『わたしの宝物』ネタバレあらすじ全話!原作と最終回結末&松本若菜の選択を考察
松本若菜主演ドラマ【わたしの宝物】が2024年秋にフジテレビ「木曜劇場」で放送!
本記事は【わたしの宝物】のあらすじネタバレの紹介とともに、最終回結末と松本若菜さん演じる美羽の選択を考察していきます。原作や脚本家、主題歌、見どころについてもお届け!
共演は田中圭、深澤辰哉(Snow Man)他。
悪女になった主人公・神崎美羽は一体どんな結末を迎えるのか。
本作は『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』『あなたがしてくれなくても』の流れをくみ、新たな夫婦のタブーを描く、2024年秋の話題作です。
>>最新話(第3話)はこちら
本記事にはストーリーのネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。
【わたしの宝物】原作ネタバレとあらすじ
ドラマというと原作があるのかないのか気になる人も多いと思います。
【わたしの宝物】の原作についてと全体のあらすじ、そして本作を手掛ける脚本家について紹介します。
原作は?
【わたしの宝物】に原作はありません。フジテレビのドラマオリジナルストーリーです。
あらすじは?
主人公は専業主婦の神崎美羽(かんざき・みわ)(松本若菜)。
美羽の夫・神崎宏樹(かんざき・ひろき)(田中圭)は多忙で、夫婦関係は冷め切っています。
美羽は子供を作る相談をしたいのに、夫からモラハラを受けてしまいます。
そんな中、美羽は、かつて密かに思い続けていた幼なじみ・冬月稜(ふゆつき・りょう)(深澤辰哉)と偶然再会!
ある日、宏樹のある行動をきっかけに、美羽は冬月と男女の関係を持ってしまい、冬月の子供を妊娠!?
そして、冬月にもアクシデントが…。
冬月を失った美羽は、仕事を辞めているため離婚もできず…。
美羽は、愛する人が残してくれた「宝物」を守るため、悪女になると決めます。
それは不倫相手・冬月との子供を、夫・宏樹の子供であると偽り、彼に育てさせる「托卵」という禁断の決断で…。
ーー美羽、宏樹、冬月、3人の運命は?
【わたしの宝物】は、禁断の「托卵」(たくらん)を題材に描くストーリーです。
脚本家は?
脚本は市川貴幸さんが担当。市川さんは過去、創作テレビドラマ大賞 佳作受賞やフジテレビヤングシナリオ大賞 佳作受賞をしています。『あなたがしてくれなくても』(2023年、フジテレビ)では第1・2・3・5・7・9・最終話の脚本も担当していました。
本作は、話題になった『あなたがしてくれなくても』と同じ脚本家&プロデューサーの再タッグなので、ストーリー展開に期待が高まりますね。
【わたしの宝物】ネタバレを最終回まで!各話の解説!
【わたしの宝物】のあらすじネタバレを最終回まで紹介します。各話で描かれる謎や伏線回収についても解説していきます。
1話ネタバレ・あらすじ
【わたしの宝物】1話のあらすじネタバレです。
- 第1話のタイトル(ラテ欄)「大切な宝物を守るために、わたしは悪女になった」
- 第1話放送日:10/17木曜 22:00 -23:09(15分拡大)
- 第1話の演出:三橋利行
【あらすじ】
■「主人公は鳥かご」
中学生時代の色あせない楽しかった記憶…。そんな過去とは真逆な、苦しくつらい日々の神崎美羽(松本若菜)は、鳥かごに閉じ込められたような生活をおくっている。
美羽の夫・神崎宏樹(田中圭)は外面は良いが、乱暴な言葉をぶつけてくる。美羽と夫の関係は冷えきっている。
美羽は夫に笑顔を振りまくが、宏樹はそんな妻に「笑うな」と怒る。
*****
■「子供ができれば…」
そんな中、親友の小森真琴(恒松祐里)とその息子・幸太(岩本樹起)を家に招いた美羽は、二人を見て、子供ができれば現状を変えられるかもしれないと考える。
翌朝、宏樹に恐る恐る「子どものことなんだけどね…そろそろちゃんと考えてみない?」と話すが「自然に任せればいい」と一刀両断され、俺の時間を無駄に使うなと怒られる。
失望した美羽は、夫婦関係に絶望を感じる。
*****
■「幼なじみとの再会」
そんなある日、空高くそびえ立つ給水塔を見て、中学生時代、その給水塔の下で心の底から笑顔でいられた幼なじみとの日々を思い出す。
美羽は導かれるように昔よく通っていた図書館へ足を踏み入れる。
すると、突然、幼なじみ・冬月稜(深澤辰哉)から声をかけられる。
美羽と冬月。中学生ぶりの再会ながらも、あの頃に戻ったかのように無邪気に会話が弾んでいく。
美羽はすでに結婚していることを伝える。
冬月もまた、もう少ししたらアフリカに学校を作りに行くと告げる。
冬月は日本を離れる前に再会できたことを「神様がくれたプレゼントだね」と言った。
もう二度と会えないのだと感じる2人だったが…。
【ネタバレ】
■「美羽は再び宏樹と話し合う」
美羽は「あの頃みたいに、彼が助けてくれるわけじゃない」と決意を新たに、夫・宏樹と再び子どもの話をすることにする。しかし宏樹は「暇だから子ども欲しいんだろ?」と言われてしまう。
*****
■「美羽と冬月がまたまた会う」
美羽は何のために専業主婦になったのか自分の立ち位置を見失ってしまう。
美羽は再び図書館に行き、冬月と再会。
冬月は美羽の異変を察したのか、美羽にフリーマーケットお手伝いを依頼。
美羽は、宏樹に内緒で手伝うことを決める。
一方、宏樹は美羽のカバンからフリーマーケットのチラシを見つけ、不信感を募らせる。
*****
■「フリーマーケット当日」
フリーマーケット当日。美羽は笑顔で接客。
宏樹は美羽には黙って現地へ行く。
宏樹は、生き生きとしている美羽の姿を見て、声をかけずに立ち去る。
フリーマーケット終了後。美羽と冬月は少し話す。
学生時代の別れが突然だったことを思い出す冬月。
冬月は「今、幸せ?」と問う。美羽は「幸せだよ」と答えた。
冬月は美羽が初恋の相手だったと打ち明ける。
しかし今さら関係が進展することはなく、2人はそれぞれの帰路につく。
*****
■「夫婦間レイプ」
宏樹は美羽に今まで相手しなかったことを謝罪して、なかば強引に抱き締める。
宏樹は美羽をベッドに押し倒し、服を脱ぐ。
美羽は両腕を押さえられて抵抗できない。
美羽は宏樹から無理やり性行為をされて、朝を迎えた。
*****
■「初恋相手とも性行為」
朝方、途方に暮れながら外を歩く美羽。なぜか図書館へ向かっていた。
図書館には冬月の姿があった。
冬月はアフリカに旅立つ前に、開館前の図書館に忍び込んで、宝物探しをする。
美羽も一緒に探した。
見つけたのは美羽がかつて持っていた刺繍の栞。
冬月は、その栞を美羽に渡す。美羽は感情が溢れ出る。
冬月は「宝物をなくしてたんだよ」と美羽に伝える。
美羽は涙があふれ、冬月は美羽を抱きしめる。
(冬月の部屋で?)2人はベッドイン…。
事後。冬月は「プロジェクトが軌道に乗ったら迎えに行く。だから待ってて。いっぱい話したいことがあるんだ、夏野のおかげだよ、今の自分があるの。」と美羽との再会を約束した。
*****
■「冬月がテロに巻き込まれた!?」
2週間が経った。美羽はアフリカに旅立った冬月とメッセージのやり取りをしている。
円満離婚も調べていた美羽。
しかし美羽は気分が悪くなって病院に行くと、妊娠が明らかに!
美羽は出生前DNA鑑定をした。父親は冬月だった。(正確には宏樹が父でないという鑑定)
そんな中、冬月がテロに巻き込まれ死亡したというニュースが報じられた。
*****
■1話ラスト:美羽(松本若菜)は“托卵”を決意する!
雨に濡れながら帰宅した美羽は宏樹に妊娠を報告。
続けて「あなたの子よ」と伝える美羽。
美羽のモノローグ:「私は悪い女」
(つづく)
初回から冬月くんが退場してしまう衝撃展開!
演じる深澤くんは、よく番宣に出てたのに、退場が早すぎない?
まさか誤報かなあ?
それにしても田中圭さんの演技が上手くて、モラハラ夫が怖すぎる~!
これはどう着地していくのか気になる!!
2話ネタバレ・あらすじ
- 第2話のタイトル(ラテ欄)「もう彼に会えない…妻の涙の覚悟と夫の事情」
- 第2話放送日:10/24 木曜 22:00 -22:54
- 第2話演出:三橋利行
【あらすじ】
■「ウソをつき続けることへの不安」
神崎美羽(松本若菜)は冬月稜(深澤辰哉)の子を妊娠したが、冬月が亡くなったことを知り覚悟を決めた。
美羽は大切な子どもを守るため、夫の神崎宏樹(田中圭)に「あなたの子よ」 と告げた。
美羽は一生嘘をつき続けることができるのか不安な気持ちを抱く。
子供のことを聞いた宏樹は、喜びよりも複雑な感情を抱き、レイプ同然の日を回想。
*****
■「宏樹は会社でつらい日々?」
ある日の朝。親友の真琴(恒松祐里)が息子・幸太(岩本樹起)を美羽に預ける。
真琴は腰を痛めた父の病院に付き添うという。
真琴は、出勤途中の宏樹がベンチに座り息を切らしいてるのを目撃した。
会社にて。宏樹は上司から「まともに部下の面倒がみれない」と、皆の前で注意された。
部下から便利扱いされている、そんな陰口も耳にしてしまう宏樹。
*****
■「パニック発作と1杯のコーヒー」
宏樹は、徒歩での移動中、フラフラしていた。
喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)が「逃げちゃえば?」と宏樹に声を掛ける。
コーヒーを飲んでホッとする宏樹。
宏樹は出勤途中の朝、息が荒くなり、ズル休みしたことがあると明かす。
昼間から酒を飲んだが全然酔えなくて、諦めて帰った。家
では妻が無理して笑顔でいて、笑われてるみたいで、怒ってしまった。
たった15分、コーヒー1杯の寄り道をして、マスターと話すことで宏樹の心は落ち着いた。
*****
■「遺体と化した日本人は冬月?」
美羽は冬月のフェアトレードの会社に行ったが誰もいなかった。(会社は譲渡予定)
さらに図書館員に話を聞いたが、冬月の連絡先を知る者はいなかった。
本当にさよならなのか、美羽は涙する。
一方、 アフリカの医療施設では、土埃と汗で汚れた水木莉紗(さとうほなみ)がいた。
そして既に遺体と化した日本人の遺品が冬月のものとわかり、放心状態となっていた。
【ネタバレ】
■「ウソをつき続ける自信」
美羽は病院でエコー検査を受け、冬月との子がいることを実感する。
しかし嘘を抱えて後ろめたい気持ちに悩まされていた。
入院している母・夏野かずみ(多岐川裕美)にも子どもができたことを言えずにいた。
一生、その嘘をつき続ける自信がなかった。
*****
■「親友に妊娠報告&母は強し」
美羽は、真琴に妊娠したことを報告。宏樹以外に初めて伝えた。
真琴は育児に経営に頑張っている。息子がいるから強くなれたという真琴。
美羽は母に電話で母の偉大さを話し、感謝する。
*****
■「父親の記載が空欄」
そんな中、宏樹は会社で新規プロジェクトのリーダーを任される。
断るなんてあり得ない!と上司に詰められて、引き受けることになる宏樹。
帰宅した宏樹は「起きてなくていいって」と美羽に相変わらず冷たい。
宏樹は母子手帳を見つけるが、父親の記載が空欄になっていることを知り、複雑な表情に。
*****
■「宏樹は妻がめっちゃ好き」?!
喫茶店を再び訪れた宏樹はマスターの浅岡に話す。
・妻が妊娠したが喜んでいないこと。
・実は仕事でも上司や部下との関係がうまくいってないこと。
・会社でのストレスを美羽にぶつけていること。
・そんな自分との間にできた子に対して自信がないこと。
浅岡は「お前さ、カミさんのことめっちゃ好きだろ」と指摘。
宏樹にとってその言葉は図星だった。
宏樹は出会った頃に美羽からもらったハンドタオルを今も大事にしているのだ。
*****
■「母・かずみ(多岐川裕美)の様態が悪化」
美羽は、離婚届にサイン。宏樹が帰宅すると、「大事な話がある」と切り出す。
直後、病院から電話で、かずみの様態が悪化したと聞く。2人は急いで病院へ向かった。
美羽は病院に泊まり、宏樹は先に帰ることに。
大事な話は先送りとなった。
*****
■「母子家庭の後悔」
翌朝。かずみは迷惑をかけたことを謝る。
さらに、ひとりで美羽を育てたことも凄くない、貧乏で苦労をかけた、美羽をつらいこと乗り越える笑顔でなく「笑顔にさせたかった。何にもしてあげられなかった」という。
かずみは自分が亡くなったら美羽を独りにさせることだけ怖かったという。
かずみは本当にひとりで育てて正しかったのか、後悔していた。
帰り、美羽は先月の入院費用の請求書を受け取る。
55万6千円と知った美羽は、離婚し、母子家庭で育てるのは無理だと思った。
******
■「神崎夫妻の決断」
美羽と宏樹が話す。
宏樹は美羽に、来月から新プロジェクトを任されて多忙になること、お金で苦労はかけないこと、だけど「父親の役目はできない」ことを伝える。
その条件を受け入れる美羽。そして母子手帳の父親の欄に宏樹の名前を記載した。
*****
■「莉紗のウソ」
アフリカでは…。
莉紗が冬月から仕事が落ち着いたら日本に帰ること、大事な人がいることを聞かされたのを思い出す。
莉紗は同僚・下原健太(持田将史)だと思われる昏睡状態の日本人の患者のそばにいた。
その患者が一命をとりとめたが、彼は冬月だった。
病院スタッフから「その患者は下原なのか」と問われた莉紗は、「イエス」とウソをついた。
*****
■2話ラスト:「美羽が出産!宏樹は涙…」
美羽はDNA検査通知書と離婚届を燃やし、その炎をしっかりと見据えていた。
そして月日が流れて…。美羽の赤ちゃんが元気な産声をあげて生まれた。女の子だった。
宏樹は、その子を抱いた瞬間、自然と涙が溢れる。
美羽にはその涙の理由がわからず、宏樹の姿を呆然と見つめる。(つづく)
やっぱり冬月は生きてた!
そうこなくっちゃ。
でも、莉紗はなぜウソを?好きなのかな?
ラストは出産シーン。展開が早い!
3話ネタバレ・あらすじ
- 第3話のタイトル(ラテ欄)「失ったはずの彼…再会は終わりの始まり…」
- 第3話放送日:10/31 木曜 22:00 -22:54
- 第3話演出:楢木野礼
【あらすじ】
前回ラスト:神崎美羽(松本若菜)の赤ちゃんが元気な産声をあげて生まれた。神崎宏樹(田中圭)は、その子を抱いた瞬間、自然と涙が溢れてしまう。美羽にはその涙の理由がわからなかった。
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■「子どもの名前&美羽の決心」
父親になる自信がなかった宏樹自身も、その溢れ出た感情に困惑し、行き場を無くした気持ちを喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)に相談するのだった。 美羽は、親友・小森真琴(恒松祐里)のアドバイスと、自身の名前を父親につけてもらった思い出から、宏樹に子供の名前を付けてほしいとお願いする。そして冬月稜(深澤辰哉)ではなく、宏樹の子供としてこれから育てる決意をするのだった。
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■「冬月が帰国&遺族の思い」
そんな中、大規模テロの犠牲者と誤報されていた冬月が日本に生きて帰ってきた。 一緒に帰ってきた水木莉紗(さとうほなみ)と、冬月と間違えられた本当の犠牲者で、冬月の同僚・下原健太(持田将史)の弟・隼人(西垣匠)の元へ向かっていた。そこで隼人に兄のいない悲しみをぶつけられた二人。
その後、莉沙は「イエス」と答えた自分のせいだと落ち込む。だが、冬月は「誰だって混乱するよ」とフォローする。
二人は下原と食べる予定だったラーメンを食べる。遺族の想いを背負って生きていくと、冬月は下原の代わりに遺族の健太へ「できるだけのことはしたい」と誓う。莉紗は自分も背負うという。冬月は梨紗に「お前がいてくれてよかった」と感謝した。
そして宏樹は、子供の名前を託されたことに対して、自分自身とさらに葛藤するのだった…。
【ネタバレ】
■「冬月が美羽を好きになった日」
冬月は大人になってから美羽と再会したときの会話を思い出す。夢や目標がなかった冬月に、美羽は「世界には素敵なものがいっぱいある」と助言してくれた。そして図書館の本すべて読んだらやりたいこと見つかると言ってくれた美羽を、冬月は好きになった……。
*****
■「美羽の多忙な日々」
美羽はワンオペ育児のため、忙しい日々。ある日、真琴がベビー用品を届けにきた。赤ちゃんがママ似だという真琴。そして真琴は宏樹が調子悪そうにしていたことを話す。美羽は何も気付かなかった。男の人って言わないから、と笑う真琴。
その頃、子どもができても仕事を頑張っている宏樹。部下から俺たちがなまけてるようにみえると陰口をたたかれている。
******
■「宏樹の体調」
宏樹が帰宅。美羽が哺乳瓶を持ちながら寝ていたので、片付けた。
母子手帳に挟まっている栞を見つけた宏樹は、由来や意味を調べ始める。
美羽が起きて、宏樹の体調を気遣う。
******
■「赤ちゃんの名前」
冬月が図書館へ。職員から美羽が心配していたことを聞くが、職員は美羽の連絡先を聞いていなかった。
冬月は美羽との思い出に浸る。
ある日、宏樹は帰宅すると、赤ちゃんの名前を「栞」はどうかと提案。道しるべという意味があるという。
美羽は名前を承諾。
*****
■「罪悪感」
冬月は仕事を抜けて美羽に会いに行く気だが…。
莉紗は「やめなよ」と止める。
一方、栞のお宮参りに宏樹の両親が来れくれた。
さらに宏樹が主治医に頼んで、美羽の母・かずみ(多岐川裕美)も来れた。
美羽は宏樹が優しくなるほど罪悪感が増す。
*****
■「宏樹が栞の父親に…」
夜。宏樹は美羽に、会社で色々あって美羽に当たっていたことを謝った。
宏樹は栞を抱いた瞬間を忘れたくなくて、栞と名付けたという。
「栞を産んでくれてありがとう。あの約束破っていいかな?栞の父親にしてくれないか」と宏樹。
「宏樹は栞の父親だよ」と美羽。
*****
■「新しいお守り」
宏樹は上司の真鍋にプロジェクトリーダーを降ろしてほしいと頼む。
真鍋は「そんなことしてみろ。ぜんぶ失うぞ」と脅すが、宏樹は聞き入れず立ち去る。
カフェにて。宏樹はマスターの浅岡に上司にはむかったこと、子どもができて嬉しいことを話す。
宏樹は「新しいお守りができた」みたいだという。
*****
■「もう会えないと思っていた冬月との再会」
美羽は宏樹に貸したハンドタオルを見て、出会った時の楽しいころを思い出す。
1か月検診に宏樹も車を出して付き添う。
帰り。宏樹は「行きたいところない?」と尋ね、美羽は図書館へ。
宏樹は栞と車で待機。
美羽は図書館で、厚い本の中に宝物の栞を返し、冬月のことを永遠に心にしまう。
「ありがとう」と言い、美羽が図書館から去ろうとすると……死亡していたはずの冬月と再会する。
驚き固まる美羽。冬月は美羽を抱きしめた。
(つづく)
うわーー!ラストで冬月と再会するのかーー!
田中圭演じる宏樹が子煩悩な優しいパパになって、いい感じだったのが今となってはつらい。
せめてモラハラ夫だったら、離婚しちゃえ!って思えたけど…。
現時点ではどうしたらいいのか観てる方も分からないよ~。
4話ネタバレ・あらすじ
- 第4話のタイトル(ラテ欄)「」
- 第4話放送日:11/7 木曜 22:00 -22:54
- 第4話演出:
【あらすじ】
■「美羽が冬月を突き放す」
神崎美羽(松本若菜)が図書館へ行くと、冬月稜(深澤辰哉)の姿があった。駐車場で待っていた神崎宏樹(田中圭)と娘の栞は、美羽の帰りが遅く心配になり、図書館へ向かう。冬月に抱きしめられた美羽は震える手で冬月の背中に手を回しかける。けれどその思いを必死にこらえて、冬月を突き放し、その場を離れた。
*****
■「美羽の違和感&冬月の動揺」
美羽は、冬月が生きていたことが嬉しかった。だが、以前と変わった自分の環境から、複雑な感情を抱えていた。その違和感を感じ取り、美羽を心配する宏樹。そんな中、冬月は自分を待ってくれていると思っていた美羽の反応に動揺を隠しきれず、水木莉紗(さとうほなみ)へ相談をする。だが、莉紗もまた冬月に対してある思いを密かに抱えていた。
*****
■「冬月からのメッセージ」
そして宏樹は、喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)や、美羽の親友・小森真琴(恒松祐里)に相談をしつつ、美羽の為に自分のできることを必死に探していた。その宏樹の優しさをしっかりと感じ取っていた美羽。いろいろな感情に葛藤している中、美羽のスマートフォンに、冬月から1通のメッセージが届き、 「最後にもう一度だけ会って話したい」と記されていた。
【ネタバレ】
【わたしの宝物】最終回結末(予想)&松本若菜の選択を考察
【わたしの宝物】には原作がないので、最終回結末も白紙状態。
先読みできない楽しみがありますね。
松本若菜さん演じる美羽の選択を考察しながら、最終回を予想してみます!
「昼顔」「あなそれ」は不倫相手と恋が実らず
スタッフ情報から考察すると・・・
【わたしの宝物】を手がける三竿プロデューサーは、これまで「平日の昼間に不倫におぼれていく男女」を描いた『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』や、「夫婦のセックスレス」というタブーに切り込んだ『あなたがしてくれなくても』など、女性のリアルな愛憎劇をプロデュースしてきました。
【わたしの宝物】は、そんな三竿プロデューサーが再びおくる、女性の心の奥底に渦巻くさまざまな感情“女の業”を掘り下げたドラマ第3弾!禁断のテーマ「托卵」を描くドラマです。
過去2作の主人公の結末を振り返ると・・・
- 「昼顔」では主人公と不倫相手が結ばれませんでした。
- 「あなたがしてくれなくても」でも、主人公と不倫相手が結ばれず、主人公は夫と結婚生活を継続。
三竿Pの過去2作では不倫を肯定していません。ということは、【わたしの宝物】の主人公も不倫相手と結ばれなくて、夫と暮らすことに?!
いや、今作の場合は、不倫相手と別れ、さらに夫とも別れると予想します。
最終回は松本若菜がシンママを選択する?!
主演の松本若菜さんは「美羽がその道を選んだからにはそれ相応の罰を受けなければならないという気持ちでいるので、悲劇のヒロインにはならないようにと思いながら演じています」とコメントしていました。
なので、不倫をしたのち「托卵」を決断した主人公が罰を受ける、展開になると思われます。
その罰が、シングルマザーとして子供を育てる結末になると予想。
罰というとシンママで頑張っている人に失礼ですが、夫・宏樹にバレて「托卵」が成功しないだろうし、不倫相手・冬月とも何かしらあって上手くいかないという意味です。
冬月に思いを寄せる同僚・水木莉紗(さとうほなみ)がいることも展開のキーになりそう。
タイトルの3つの意味
タイトル【わたしの宝物】は、美羽と冬月の子供のことを示しています。美羽はわたしの宝物を守るために悪女になり、托卵を決断するのです。
しかし第1話をみると、以下の2つの意味もありそうです。↓
- 冬月の宝物
- 美羽の心にある宝物
冬月の宝物は栞であり、美羽である。
1話の図書館のシーンで、冬月の口から探し物の“宝物”(隠していた美羽の栞)というワードが出ました。中学時代、冬月が盗んだ美羽の栞を図書館に隠し、「宝探しゲームしようと思って」いたのですが、美羽と離れ離れになったため、ずっと図書館に隠されたままでした。つまりタイトルは(事実だけ見ると)冬月が隠していた宝物(栞)という意味がありますね。
まあ、美羽の栞が宝物というのはメタファー(比喩)であって、栞=宝物を通して一緒に美羽と宝探しをしたいということです。なぜそんな遊びがしたいかというと、彼女のことが好きだから。つまり、冬月にとって初恋相手・美羽のことが宝物であり、大事な人なのだと思います。
美羽の心にある宝物
1話で冬月が美羽に「たぶん、夏野(※美羽の旧姓)は宝物をなくしてたんだよ。宝物がちゃんとしまってあると、ちゃんと心が動いて痛がったり喜んだりできる」と言っていました。
美羽の心の中にある宝物。それがないと感情を失ってしまうもの。「自分」を見失っているともいえるので、宝物は自信とか、自尊心とか、自己肯定感などと言い換えることができそうです。
本作は「托卵」がテーマですが、美羽が宝物をみつけていく、つまり自分自身を取り戻すストーリーでもあるかもしれません。
一体どんな結末を迎えるのでしょうか。
最終回結末までの気になる点、チェックポイントは放送後に予想、更新予定です。
【わたしの宝物】の主題歌
【わたしの宝物】の主題歌は新鋭アーティスト・野田愛実さんの書き下ろし楽曲『明日』(あした)(作詞・作曲:野田愛実)です。
野田さんにとってゴールデンプライム帯(19時-23時)連ドラ初主題歌となります。
改めて「わたしの宝物」の主題歌を担当させて頂きます、野田愛実です。
— 野田愛実 (@emiko_n617) October 3, 2024
主人公美羽の決意、その選択の行方、美羽たちの「明日」に寄り添いたいという想いで、この曲を書きました。
この歌が、ドラマとより多くの人の心に残りますように。@takaramono_fuji #野田愛実#わたしの宝物#明日 pic.twitter.com/iSrLg74BqA
【わたしの宝物】の見どころ
ドラマ【わたしの宝物】の見どころを紹介いたします。
松本若菜が2クール連続ドラマ主演
【わたしの宝物】の主演は松本若菜さんです。松本さんは本作で2クール連続で民放連ドラ主演。さらに、今作でフジテレビの連続ドラマ初主演を務めます!
松本若菜さんは『やんごとなき一族』(2022年、フジテレビ)での怪演ぶりが「松本劇場」と呼ばれ、ブレイク。そして、GP(ゴールデン・プライム)帯初主演となったのが2024年夏のドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)。そのコミカルでキュートな演技は好評でした。
しかしラブコメから一転、シリアスな大人のドラマで主演へ。今作の松本若菜さんは夫を騙す悪役役で、また違った表情を見ることができそう!ファンです!
托卵が題材のストーリー
【わたしの宝物】のテーマは「托卵(たくらん)」です。
「托卵」とは動物の習性のひとつ。自分の卵への世話を他の動物に托すこと。
ドラマでは主人公・神崎美羽(松本若菜)が不倫相手の子供を、夫との子と偽って、いいかえると夫を騙して子供を育てていくストーリーになっています。
本作は『あなたがしてくれなくても』の脚本・市川貴幸と、三竿玲子プロデューサーが再タッグを組むことでも話題です。
三竿プロデューサーが木曜劇場で描いてきた「昼顔妻」、「セックスレス」に続く禁断のテーマ第3弾「托卵」は見どころといっていいでしょう。
どこかで見たようなドラマが量産される中、良くも悪くも、オリジナリティあるドラマになると思います。
「あなして」も配信で多くの人が見ましたが、リアルタイムよりも、ネット配信で話題になりそうですね♪
主人公と夫、不倫相手という3人のもつれあう感情
“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した一人の女性・神崎美羽(松本若菜)とその夫・宏樹(田中圭)、そして彼女が愛した彼・冬月稜(深澤辰哉)。
主人公とその夫、主人公の不倫相手の男…この3人のもつれあう感情を描く、ひりつく大人の恋愛ドラマは見どころです。
【わたしの宝物】主な登場人物
■主要人物3人
- 神崎美羽(かんざき みわ)/旧姓:夏野(なつの) 演 – 松本若菜(中学時代:原田花埜)…主人公。専業主婦。
- 神崎宏樹(かんざき ひろき) 演 – 田中圭 …美羽の夫。大手商社「三蔵物産」に勤務。モラハラ夫。
- 冬月稜(ふゆつき りょう) 演 – 深澤辰哉(中学時代:小山十輝)…美羽の中学生の頃の幼なじみ。フェアトレードの会社の経営者。
■冬月の会社の人々と関係者
- 水木莉紗(みずき りさ) 演 – さとうほなみ …冬月の会社の同僚。冬月に片思い?!
- 下原健太 演 – 持田将史(s**t kingz)… 冬月の会社の同僚。
■宏樹の会社の人々
- 真鍋修一 演 – 安井順平 …宏樹が務める会社の上司
- 篠崎亘 – 川﨑健太 … 宏樹の部下。
- 木下英二 – 中山翔貴 … 宏樹の部下。
■雑貨屋「ねこやなぎ」の人々と関係者
- 小森真琴(こもり まこと) 演 – 恒松祐里 …美羽の親友で会社員時代の後輩。雑貨屋「ねこやなぎ」の経営者。
- 小森幸太 演 – 岩本樹起 … 真琴の息子。
- 殿山新之助 演 – 簡秀吉 …「ねこやなぎ」のアルバイト。
■その他
- 辻村佳代子 演 – 松熊つる松 …図書館に勤務。
- 夏野かずみ(なつの かずみ) 演 – 多岐川裕美 … 美羽の母。入院中。
- 浅岡忠行(あさおか ただゆき) 演 – 北村一輝 … 喫茶店のマスター。宏樹の話し相手になる。
【わたしの宝物】キャスト相関図と出演者一覧!松本若菜がフジテレビ連ドラで初主演!
【わたしの宝物】ネタバレ・あらすじは毎週更新!
・ドラマ【わたしの宝物】のネタバレ・あらすじ全話
・原作・主題歌
・見どころ・考察・最終回結末予想
以上について紹介しました。
本記事は、ネタバレあらすじを最終回まで、毎週更新していきます。ドラマ鑑賞の参考にご一読ください。
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「わたしの宝物」 放送時間:毎週木曜日 22:00~、 放送局:フジテレビ系
画像出典:わたしの宝物|フジテレビ
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