映画【ゾッキ】のキャストあらすじ!竹中直人、山田孝之、斎藤工が三人でメガホン!

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ゾッキタイトル

映画【ゾッキ】のキャストあらすじ!

2020年2月3日に制作発表が行われた竹中直人、山田孝之、斎藤工の三名が監督をすると言う映画【ゾッキ】

この映画には、昨年の6月に麻薬取締法違反で有罪判決を受け、現在執行猶予中のピエール瀧さんも出演!

【ゾッキ】とはどんな映画なのでしょう?今回は、何かと話題の多い映画【ゾッキ】のキャストやあらすじについて!

目次

映画【ゾッキ】の公開日は?

映画【ゾッキ】の公開日は2021年4月2日(金)全国公開です。

3月26日(金)に愛知県のみ先行公開されます。

映画【ゾッキ】は監督が三人

映画【ゾッキ】には、竹中直人、山田孝之、斎藤工の三人の監督が名を連ねました。そう、みなさん有名な俳優です。しかし、竹中直人さんや斎藤工さんはクリエイティブな横顔も持っていて、自ら監督した作品も多数あります。

竹中直人監督作品

  • 無能の人』(1991年):漫画家つげ義春の漫画の映画化。
  • 119』(1994年):18年間火事のない海辺の小さな町の消防隊員たちの話。
  • 東京日和』(1997年)荒木経惟・荒木陽子著の私的小説を原作とした映画。
  • 連弾』(2000年):城戸賞受賞の脚本を元に作られた映画。ベルリン国際映画祭フォーラム部門にも出品された。
  • サヨナラCOLOR』(2005年):ファンクバンド・SUPER BUTTER DOGの同名曲をもとに作られた映画。バンドと親交のある竹中直人が熱望し制作された。
  • 山形スクリーム』(2009年):継田淳さん脚本のホラーテイストなコメディ映画。
  • 『R18-文学賞 vol.1 自縄自縛の私』(2013年):新潮社主催の公募新人文学賞「女による女のためのR-18文学賞」を受賞した蛭田亜紗子の小説「自縄自縛の私」の映画化。竹中直人が初めて挑んだ官能作品。

斎藤工監督作品

  • 『サクライロ』(2012年)
  • 半分ノ世界』(2014年):大橋トリオの楽曲「HONEY」をモチーフに製作され短編映画。
  • 『バランサー』(2014年)
  • 『大橋トリオ アルバム「PARODY」ミュージックビデオ』(2015年)
  • 『blank13』(2018年):ひかりTVの配信用オリジナル映像として企画された斎藤工の初長編映画。
  • 『追憶のかたつむり』(2018年):朝の連続テレビ小説「半分、青い。」の劇中映画
  • 『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』(2020年)※兼原案・企画・脚本:「日本においての表現限界」に挑戦し、
    問題が起こらないように忖度して控えめにしてしまう今の日本「コンプライアンス」にアンチテーゼを投げかける意欲作。

企画発起人の竹中直人は、この漫画に出会い、映画化しようと思った時のことをこう述べています。

本作の脚本を担当した倉持裕作・演出の舞台「火星のふたり」に出演し、ゲストで出ていた前野朋哉の楽屋が向かいで、ちょっかいを出しに行っていたんですが、そこに『ゾッキA』『ゾッキB』が置いてあって。読んだらとても感動したんです。『うわー、これは映画にしたい』と思いました。でも自分1人の力では歳を取ってしまっていて無理だなと思い、山田くんと齋藤くんを誘ったらOKをもらえて『やったー!』となりました。3人仲良く共同監督できたらと思っています。

映画【ゾッキ】の原作とあらすじ

作品名の「ゾッキ」とは、古本市場で使われる特殊用語で、安価で売られているひとまとめに束ねられた「ゾッキ本」が由来です。

映画【ゾッキ】の原作は、アニメ映画「音楽」の原作などでも知られる大橋裕之さんのデビュー初期の幻の作品を集めた短編集です。

大橋さんが上京前に自費出版した『謎漫画作品集』や『週刊オオハシ』、その他ミニコミ誌などに掲載されていた40くらいの作品を集めた『ゾッキA』『ゾッキB』の2冊が2017年5月16日に刊行されました。映画【ゾッキ】は、この中から「秘密は大事に、なるべくたくさん持て」と助言する祖父が告白した秘密の数に腰を抜かす女。あてがないというアテを頼りにママチャリで南を目指す男。成り行きでついた嘘をきっかけに、やっと出来た友達から”いるはずのない自分の姉”に恋をしたと告げられ頭を悩ます少年。消息不明の父と体験した幼い日の奇妙な出来事を思い出す青年。日々なんとなくアルバイトに勤しんでいた少年が海の向こうで”ある事件”が起こったことを知る。など、いくつかを抜粋したストーリーになるようです。

ゾッキに載せられている推薦文

■「どんな冴えない男たちの人生にも、屈託のない笑顔を向けてくれるかわいい女の子が一人は現れるものだ。
大橋裕之の漫画にはその醍醐味が高い純度で抽出されている。こんな嬉しい読書があるか」
――長嶋有(作家)

■「何気ない日常を」とか言って商売してる皆さん、日常ってこんだけ何気ないんだからね、本当は。」

――武田砂鉄(ライター)

大橋裕之のプロフィール

1980年1月28日生まれ。愛知県蒲郡市出身。週刊誌に投稿を続けるもまったく賞にひっかからず、2005年より『謎漫画作品集』などを自費出版し、活動開始。「SCHOP」、「溺死ジャーナル」などのミニコミやフリーマガジンの執筆から、「CDジャーナル」、「SPOTTED701」などの商業ベースなどの連載で活動広げる。主な作品には、単行本『シティライツ』全3巻(講談社)、『音楽と漫画』(太田出版)、『夏の手』(幻冬舎)、『遠浅の部屋』『ザ・サッカー』(カンゼン)、『太郎は水になりたかった』1~2巻(リイド社)などがある。2016年から俳優活動もしており、テレビドラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』(テレビ東京)などに出演。映画『あなたを待ってます』(2016)では、主演も果たしている。

大橋裕之さんのコメント

実写化はびっくりして、本当にうれしい。ほぼ自費出版のところからスタートして、この作品はヘンな漫画だとよく言われるのですがヘンな漫画だと思ってもらえるなら僕はうれしいです。実写化ですが監督には自由に撮ってほしい。

詳しいあらすじは分かり次第更新していきます。

試し読みが出来ます。気になる方はこちら⇒ゾッキA

映画【ゾッキ】のキャスト

吉岡里帆(役:前島りょうこ)

鈴木福(役:伊藤)

満島真之介(役:旅人)

柳ゆり菜(役:若い女)

南沙良(役:松原京子)

安藤政信(役:道場の師範代)

ピエール瀧(役:定男〈漁師〉)

森優作(役:牧田)

九条ジョー(役:伴くん)

木竜麻生(役:本田)

倖田來未(役:足立の女房)

竹原ピストル(役:父)

潤浩(役:マサル)

松井玲奈(役:幽霊のような女)

渡辺佑太朗(役:二十代のマサル)

石坂浩二(役:祖父)[特別出演]

松田龍平(役:藤村)

國村隼(役:ヤスさん〈漁師〉)

 

監督三人のコメント

竹中直人さんのコメント

一こま一こまがとても映像的で、これを映像にしなくてどうすると思った。切なさとか叫びたくなるような悲しさとか、いろんな人間の感情が含まれていて、全てが魅力的だった。

山田孝之さんのコメント

監督をするという気持ちは今まで1ミリもなかったんですが、これはどうしても参加したいということで初挑戦ながら、皆さんに助けてもらいながらならなんとかなるだろうという思いでやっていきます。

斎藤工さんのコメント

大橋さんの漫画は見れば見るほど意味を感じる。完成度がものすごく高いので実写化は不安だが、実写ならではの息吹を込めたい。日本映画の心臓部とも言える、お二方と新しい切り口の映画を作れること、非常に光栄です。

映画【ゾッキ】のロケ地は蒲郡

映画【ゾッキ】は、原作の大橋さんの出身地・蒲郡でオールロケで行われます。蒲郡市では、官民、企業からなる「映画ゾッキ蒲郡プロジェクト委員会」を発足し、撮影協力はもちろん、委員会メンバーを追うドキュメンタリーの制作、出演者のオーディション、映画とのコラボ商品の開発など全面協力していくようです。

地元は大盛り上がりのようです。

https://twitter.com/atsu_usa/status/1224687547378352128

また、委員会の中の「食料部会」では、撮影を応援しようと、市内のショッピングセンターなどで市民から応援メッセージを募り、撮影期間中スタッフや関係者に配られる1800食もの弁当に入れていくとのことです。

画像出典:東愛知新聞

他、記事内画像出典:ゾッキ公式サイト

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