映画【知らないカノジョ】ネタバレ・レビュー!劇中小説「蒼龍戦記」が読める?

2025年2月28日(金)に公開された、映画【知らないカノジョ】。
シンガーソングライターのmiletさんが、映画初出演ということで話題となっています。
ある朝目覚めると、彼女・ミナミ(milet)は大スターで僕・リク(中島健人)はただのファンになっていた。
愛はifに試される、最高のファンタジック・ラブストーリーです。

ケンティーの演技にはいつも泣かされるし、miletさんも楽しみ!



リクの書く小説「蒼龍戦記」が読めるらしいよ?
本記事で分かること
- 作品の概要
- 登場人物
- ネタバレ
- 実際に映画を鑑賞した筆者の感想
- 世間のレビュー
映画【知らないカノジョ】の概要
スタッフ・主題歌
監督 | 三木孝浩 |
脚本 | 登米裕一 福谷圭祐 |
主題歌 | milet「I still」 |
- 監督は、【ソラニン】や【TANG タング】など感動作や多くの恋愛映画を手掛けてきた、三木孝浩さんです。
- 脚本は、『明日もきっと君に恋をする』など、軽やかな会話の応酬が持ち味の登米裕一さんと、多数の舞台作品を手掛けてきた、福谷圭祐さんが担当しました。
- 主題歌は、もちろんヒロインのmiletさんの「I still」です。
作品の中でも大事な場面で流れ、中島健人さんは曲を聴くだけで泣いてしまうほどだそうです。
登場人物
- 神林リク-中島健人
ベストセラー作家。ミナミと大喧嘩した翌日、文芸誌の編集部員になり、ミナミとは知り合っていない。 - 前園ミナミ-milet
リクの妻。リクと大喧嘩した翌日、天才シンガーソングライターとして活躍するが、リクとは知り合っていない。 - 梶原恵介-桐谷健太
リクの親友。 - 金子ルミ-中村ゆりか
編集者になったリクが担当する新人作家。 - 春日研一-八嶋智人
リクを指導する編集長。 - 小松みのり-円井わん
リクの先輩。 - 田所哲斗-眞島秀和
アーティスト・前園ミナミのプロデューサーで恋人。 - 前園和江-風吹ジュン
ミナミの祖母。 - 坂ノ上茜
- 小手伸也(友情出演)
- 野間口徹


映画【知らないカノジョ】のネタバレ!
ここからは、映画【知らないカノジョ】のあらすじを整理していきます!
(※ネタバレ注意!)
リクとミナミの出会い
大学生で小説家志望の神林リク(中島健人)はノートに「蒼龍戦記」という小説を書いていた。
リクの親友で8年生の梶原恵介(桐谷健太)と一緒に授業を受ける。
授業で眠ってしまったリクは、教授(小手伸也)にノートを没収されてしまう。
深夜に大学に忍び込み、ノートを取り戻すが警備員に追いかけられる。
逃げた先の講堂からギターと歌声が聴こえ入っていくと、前園ミナミ(milet)が歌っていた。
その歌に感動するリク。
しかし警備員に見つかり逃げる2人。ミナミは破れたフェンスからリクを逃がしてくれた。
後日、大学で取り返したノートがないことに気付くリク。
そこへミナミが現れ、「小説よかった!続きが読みたい!」と言ってくれる。
幸せな日々とすれ違い
それから2人は付き合い始め、幸せな日々を重ねる。
施設にいる、ミナミの祖母・前園和江(風吹ジュン)にも挨拶し、気にいられ指輪を渡される。
それを渡してプロポーズし2人は結婚する。
リクは小説をコンクールに出し、デビューを果たしベストセラー作家になる。
ミナミはそんなリクを妻として支えた。
しかし、ミナミがライブしても、以前は来てくれたリクの姿はない。
デモ音源を郵送しようとポストの前まで行くが、やめるミナミ。
リクはテレビ出演などもして忙しくなっていく。
小説の第3弾が完成した日、読ませて欲しいと言うミナミに、忙しいリクは書店に並んでからでも読めるし、邪魔しないでくれ!と言い放つ。
仕事に出かけたリクが帰ってくると、ミナミは小説を読んだ後眠っていた。
小説のラストは、主人公ガロアスと一緒に戦ってきたシャドウという女性が死んでしまうが、やることがあると銃を持って1人歩いて行く。というものだった。
知らない世界
リクも眠りについた翌日、電話で起こされる。
編集長の春日研一(八嶋智人)からだ。とにかく編集部へくるよう言われ向かう。
その途中、タクシーの中から、街のビジョンに前園ミナミの動画が流れていて、有名アーティストになっていると気づく。
スマホでミナミと検索しても出てこない。
会社の中に入るが、会議中で編集長は自分にタメ口だし、様子がおかしい。
そこにいた、同僚の梶原が外に連れ出し、リクは混乱しながら、状況を梶原に説明する。
元の世界に戻るには、仲直りすればいいと考えるが、出会ってもいないのに仲直りできないと梶原に言われてしまう。
そこで、ラジオの生放送が終わった後のミナミに会いに行くリク。
しかし、ファンと間違われサインを書こうとするミナミから「お名前は?」と聞かれる。
自分と出会ってもいないことに愕然とするリク。
ミナミの祖母に会いに行くと、覚えてくれていた。
そこへミナミが現れ通報しようとするが、祖母にこの人は私たちの大事な人。と止められる。
本の読み聞かせをしてくれる人とだと言って本を見せる祖母だった。
ミナミに近づく
リクは梶原と話し、編集者としてミナミの取材をして本を出版したいとお願いにいく。
プロデューサーで恋人でもある田所哲斗(眞島秀和)は反対するが、何かを感じたミナミは取材をOKする。
取材を通して次第に距離が近づく2人。
ミナミは自分で料理や運転もしないと話す。
料理は苦手だと言うミナミに、前の世界では苦手なのにやってくれていたんだと思うリク。
ミナミと田所が交際していると週刊誌に出てしまう。
取材の話はなしになってしまった。
ミナミが望んだ未来
リクはこの世界でしっかり生きるため、編集者として仕事を頑張る。
新人作家・金子ルミ(中村ゆりか)を担当することになったリク。
埋もれていた小説から彼女の作品を見つけ、一緒に修正を繰り返しベストセラーになる。
作品の映画化が決まり、主題歌がミナミに依頼されることに。
リクとミナミは小説に合わせて一緒に曲を作る。
楽しそうな2人を見て複雑な表情をするルミ。
ある日、仕事終わりに、俺たちは別の世界で結婚していたと話すリク。
ミナミと幸せになるために小説を書いていたのに、いつのまにか支えてくれるミナミと仲が悪くなっていた。
ミナミが幸せな未来を語る。
リクも小説家としてミナミも歌手として成功し、子どもも作って大きな家に住み犬も飼うのが理想だと語る。
それを聞き、ミナミは子どもはいらないと言っていたのに本当は欲しかったんだ。と気づきボロボロ涙を流すリク。
その後リクの部屋へ行き、小説のノートを見つけるミナミ。
上手く書けず悩むリクに読んでみたいと話すミナミ。
2人がキスしようとした瞬間、電話が鳴りミナミは田所の元へ戻った。
ミナミに海外進出の話が出ていて、ツアーを最後に海外に行くことになった。
新人作家の嫉妬と友情
ある日、自宅にリクが帰ると、ルミがいた。
ずっと自分と寄り添ってくれたのに、小説が売れたら神林さんは私を見てくれなくなったと言って、嫉妬からリクを押し倒すルミ。
それを制止し帰らせるリクだったが、後日、ルミからセクハラで訴えられ謹慎することになる。
週刊誌に追われるため、その間、郊外に住んでいる梶原の家に居候させてもらう。
飼い犬のペチカと一緒に暮らす梶原が、結婚したカナ(坂ノ上茜)は3年前に事故で亡くなっていた。
前の世界では梶原とカナは大学時代に付き合って別れていた。
妻が亡くなった時、リクが自分を助けてくれたから、その恩返しとして今リクを助けたい。と話す梶原。
その話を聞き涙を流すリク。
新しい小説
梶原とミナミの勧めもあり小説を書くことにしたリク。
ミナミは海外に行くことが決まっていたので、大学の講堂でやるライブが日本で最後になる。
そのライブに来て欲しいとミナミから連絡をもらうリク。
前の世界で最後の小説を読んだのはミナミだけ。
カロアスと一緒に戦ってきたシャドーが死ぬのが嫌だ。
この世界が嫌だとミナミ願ったから自分は今の世界に来た。
だから結末を変えれば元の世界に戻れると気づき喜ぶリク。
カロアスはシャドーを助けて2人で生きるという結末に変更し、原稿を完成させ印刷した。
それを持ってリクは急いで大学に向かう。
ミナミの祖母も来てて、リクは「小説を書いた」と教えると、和江は「戻るのは、何かを失う覚悟が必要よ」と言った。
ライブの直前に、ミナミに終わったらこれを読んで欲しいと原稿を渡すリク。
ライブの途中、「次の曲は、私がデビューする前に、誰かに聞いてほしくって作った未発表曲です」と言って、大学時代に公園の路上ライブで歌っていた曲を歌うミナミ。
リクは泣きながら聞き、こんなにたくさんの人がミナミを想っていることを感じ、席を立つ。
リクはミナミの楽屋にから原稿を持ち去り、廊下のゴミ箱に捨てる。
この世界でミナミにアーティストとして輝いていてほしかったから。
ミナミが楽屋に戻ると原稿が無く「いいライブだった。君の幸せを願っている」と書いたメモがあった。
幸せな世界
ミナミはリクを追いかける。
リクは結局は自分のためだけに書いていた。ミナミがいるこの世界を壊したくないとも言った。
ミナミは祖母の本を渡す。「蒼龍戦記」とタイトルだけ書いてあり中には何も書いてない古いノートで、その次のページには「どんな話が始まるのかニャ」と書かれていた。
その文字は前の世界の大学の時にミナミが自分のノートに書いてくれた言葉だった。
ミナミはリクに小説を書いて欲しいと願っていた。
そして2人はキスをする。
朝、リクが目覚めると、ミナミが「新曲のタイトルを考えて」と言ってリクに抱き着く。
棚の上には、リクが小説家、ミナミが歌手として成功した写真と、ミナミがギターを持った2人の結婚式の写真があった。
映画【知らないカノジョ】のレビュー!
さっそく観に行ってきました!
すごくよかったです!
リクが泣いてる姿がすごくリアルで、何度も一緒に泣いてました。
ミナミが幸せな未来を語るところと、梶原との友情にも泣けました。
主演のお2人はもちろん、桐谷さんの演技も素晴らしかったです。
最後もハッピーエンドで満足度の高い作品でした。
河合郁人も号泣!グッズにも大興奮!
河合郁人さんが同じ会社の後輩である、中島健人さんの舞台挨拶の裏側に潜入。
ケンティー「なんでいるの?」と言いつつとても嬉しそうでした。
鑑賞後、涙を拭きながら出てきた河合さんは、何度も泣いたと言っていました。
スタッフからグッズを渡され、リクが小説を書いていた青いノートを見て大興奮していました!
愛と友情に泣ける!桐谷健太がいい人すぎる!
恋愛だけじゃなく友情にも感動させられました。
桐谷さん演じる梶原がとにかくいい人で、リクをいつも優しく支えてくれました。
最初から最後まで、ずっとリクに寄り添ってくれていました。
彼のいいお兄ちゃん感が好評で、絶賛のツイートが多くありました。
劇中小説「蒼龍戦記」が読める?
劇中小説「蒼龍戦記」にインスパイアされた
— 映画『知らないカノジョ』公式 (@shiranai_kanojo) March 2, 2025
「蒼龍戦記 アナザーステージ」の第一章が
映画公式サイトにて公開♡
▽ここからお楽しみください📖https://t.co/2TXqlme1Cr#知らないカノジョ
大ヒット上映中🎥 pic.twitter.com/qkXo7XjW6t
劇中に登場する神林リクのSF小説「蒼龍戦記」が読めます!
劇中小説「蒼龍戦記」は主人公のガロアスが少女・シャドウと出会い未来を変えるために冒険をするSF小説で、ラストは2人の過去と未来が交錯し映画本編と繋がる驚きの仕掛けも描かれています。
小説の第一章は、公式HPにて公開中です。
上映劇場で、公開から2週目の3月7日(金)~3月9日(日)の期間で、「蒼龍戦記」デジタル小説のQRコード付きオリジナルカードが配布されます。
完全版が読めるのはこのタイミングだけなので、是非チェックしてみてください!