【正直不動産2】2話ネタバレ|親子がやっと言えた「おかえり」「ただいま」に涙!

【正直不動産2】2話ネタバレ|親子がやっと言えた「おかえり」「ただいま」に涙!
2話は、実家を売却しようとする息子と、そこに住み続けるという家族のトラブル。神木の悪魔的な過去も徐々に明かされてきて、榎本と永瀬、神木に三角関係勃発!?
今回は、【正直不動産2】2話あらすじ・ネタバレ・感想について!

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目次

【正直不動産2】2話のあらすじ

永瀬(山下智久)のアパートにやってきた桐山(市原隼人)は、神木(ディーン・フジオカ)が登坂不動産を辞めてからのことを調べていた。かなり悪どいことをやってきて、逮捕寸前までいった。ホームレスに落ちぶれた神木をなぜ鵤(高橋克典)が不動産業界に戻したのか、その理由がわかったら教えてくれと永瀬に頼んだ。

榎本美波(泉里香)と神木が親しげに歩いていたのを目撃した月下(福原遥)は、永瀬に榎本への思いがあるならちゃんと伝えないとと永瀬に壁ドン。失ってからじゃ遅いんですからね。

永瀬は客の寺島大助(迫田孝也)の国立の実家売却に対応する。輸入家具のバイヤーである大助はほとんど日本にいないので、家はすでに空き家になっているという。内見でも何でも好きにしてと鍵を渡された永瀬は、月下と十影(板垣瑞生)を連れて、空き家の物件調査をする。十影は物件や庭の動画を撮る。しかしその家には現在も寺島の父・喜助(苅谷俊介)と息子の直也(松本怜生)が住んでいた!

永瀬は、大助が家を売るつもりだと告げるが、喜助は絶対に出て行かないと言う。大助はとっくに家族の縁を切っていると言い家族間での話し合いを求める永瀬だが、怒った寺島はミネルヴァの神木に相談する。永瀬が提示した6500万円に対し、この周辺の土地に介護付きマンションの建設計画があるので、神木は1億円で売れるのではないかと言ったため寺島は神木に任せると即決。神木は、家財=粗大ゴミの処分も引き受けた。

神木はバケモン

月下と十影が神木のことを知りたいというので、永瀬は神木の登坂時代のことを語る。

神木は常にナンバーワンで大河課長(当時)(長谷川忍)さえも小バカにしていた。永瀬はどうしたら成績を上げられるかを神木に尋ねる。神木はまず永瀬に70万円以上もする高級スーツを誂えさせる。

高級レストランに永瀬を連れていった神木は、人間は、服、靴、時計、身につけるものををすべて自分自身の一部と思う傾向「拡張自我」にある。だから最高のものを身につけて最高の家に住め。すべては自分を写す鏡だ。

突然立ち上がった神木はタップのリズムを刻むと「俺の動きを真似てみろ」という。「ミラーリング(同調効果)」といって客の動作を真似ることで親近感を与えられる。動作だけでなく息遣いも、心臓の鼓動までシンクロさせられれば家は簡単に売れる。

ホールスタッフに制止されると、神木はますます激しくタップダンスを踊り始める。完全にイカれてる…。
半信半疑ながら神木言われるがままにタワマンに引っ越し、服も靴も高価なものに変えた。すると永瀬はナンバー2にのしあがることができた。かつての営業スタイルは神木のコピーだった。

花澤VS神木

ミネルヴァ不動産では、花澤(倉科カナ)が神木を問い詰める。寺島邸跡地に建てる施設は架空なのではないか?
そんなことはもう二度としないと笑う神木。たしかにかつてはナンバーワンになるために何でもやってきた。整形、自己負担で結ぶ契約による自爆営業、架空契約。当時のデスクの引き出しにはハンコ屋並みの印鑑を揃えていた。成績トップが危ういと思えば架空契約をでっちあげ、締日を過ぎてナンバーワンが確定したら即解約。

そんな方法を使ってまでナンバーワンになりたいですか?

なりたいですね。ただ前の会社で花澤のような同僚に密告されて、家賃100万円のタワマン、外車にクルーザーのローンが払えなくなりホームレスになった。でも今はまたナンバーワンになってタワマン暮らし。

いいか、人の悩みは過去への後悔と未来への不安から生まれる。でも金さえあればその9割は解決する。俺に手を貸せ、君たちの悩みを解決してやろう。神木は若手社員たちに堂々と言った。

こんなときぐらい嘘をつかせて!

直也から連絡があり、寺島家に飛んでいく永瀬。そこでは、ミネルヴァ不動産の営業マンたちが家財道具を無造作に処分していた。神木は、7日前には立ち退き通知書を出したが直也たちが無視したからだと冷たく言い放つ。そのとき肺炎を患っている喜助の具合が悪くなる。永瀬は神木たちに出直すように頼む。

直也の話では、1年前に亡くなった母・美由紀(田山由起)の実家が益子焼の窯元。美由紀も陶芸家だった。喜助が出てきて、この家は直也がアルバイト代を注ぎ込んでバリアフリーにした。直也だけでも住めるようにできないかと頭を下げる。

何とかしてみます…と言ってあげたい永瀬だが、風が吹く。頼む、こういうときぐらい嘘をつかせてくれ!
しかし法的なこの家の持ち主は大助だから喜助と直也は出ていかなければいけない可能性が高い。正直に言わざるを得なかった。月下は、家族が崩壊したのには理由があるはず、大助の妻の実家に行くという。それは不動産屋の仕事っすか?と十影。それが私のやり方だと月下。十影は家に帰ってチルってる=まったりすると帰宅。

榎本美波は永瀬にとって何なのか

帰り道、永瀬は、榎本と神木が一緒にいるところを目撃。神木はレストランで榎本をもてなし、付き合ってくれないかと誘った。さらに家まで送ると言われた榎本はやんわり断っていた。永瀬は榎本を「しょうじきもん」に誘い、あの人だけはやめておいたほうがいいと忠告する。その理由が、神木が「永瀬からすべてを奪う」と言っていたことだというと、榎本は永瀬のものでも何でもないと返す。だいたい私のことを何だと思っているのか!? 答えられない永瀬。

永瀬が、神木の言う介護付きマンション建設計画は嘘じゃないかと疑うが、地主でもある藤原(馬場徹)は自分も声をかけられたから本当だという。十影の撮影した寺島家の動画を見ていた永瀬。登坂がやってきて、庭にあるのは四季折々が楽しめる花だと教え、「宅建六法 民法編」の本に付箋をつけてわざと置いていった。栃木から帰ってきた月下は、寺島家が破綻した理由がわかったという。

【正直不動産2】2話のネタバレ

【正直不動産2】2話のネタバレです。

切り札は「使用賃借契約」

ミネルヴァ不動産で、介護施設付きマンションを建てようとしている介護施設経営者・坂上一郎(小倉久寛)が契約書にサインしようとしている。そこに大助が「使用貸借契約」の内容証明を持って乗り込んでくる。

「使用賃借契約」とは、物や土地を貸し借りする契約の1つ。金銭のやり取りが発生しない口約束が多いのが特徴だ。内容証明によると、喜助と直也は10年間あの家に住んでいて「使用賃借契約」状態にある、直也はそこで大助の父の介護をしており、出ていくことを拒んでいるから一方的に追い出すことはできないと、花澤は説明した。

介護施設をやろうとしている土地が、介護老人を追い出した土地だって知られたらまずい。坂上はそんな話は聞いていないと手を引いた。

家族の真実

実は、永瀬は寺島家で門前払いをくらったとき、直也にこっそり不動産に強い弁護士の名刺と「使用賃借契約について相談してみてください」というメモを渡していた。大助が乗り込んでくる。実は大助の会社は倒産していた。金が要るのはわかるが本当に売ってしまっていいのか。

誰か一人が得をするために、誰かが泣くような仲介はしたくない。売る人買う人だけでなく、その家族にも笑顔になってほしいと思っていると永瀬。

親父は美由紀を、俺の妻を邪魔にして追い出した。もともとは一人暮らしの喜助を心配して同居していたが、喜助が無理をさせた挙句、美由紀を追い出して、それが原因で死んでしまった。

しかしそれは大助の勘違いだった。美由紀の弟・中村隆史(宮下雄也)が月下に打ち明けた。母親が倒れて自分が介護しなくてはいけないところ、遊んでばかりいたから美由紀が日々東京と栃木を往復して介護をしていた。喜助は美由紀を追い出したのではなく、栃木の母の介護に専念できるように送り出したのだった。

月下は美由紀が大事にしていた家族4人分の湯呑み茶碗を渡し、美由紀はいつもまたこの家に戻ってきたいと言っていたと伝えた。

大助は後悔する。自分がおやじのことも息子のことも全部押し付けて、仕事ばっかりしていたから、きっと自分を恨みながら死んでいったんだろう。

永瀬は、美由紀が丹精込めて手入れをしていた庭について語る。世界を飛び回る大助に、日本に帰ってきたときはこの庭で四季を感じてほしい。このベンチに座っているときぐらいゆっくりしてほしい。そう思って手入れをしていたのではないか。そして美由紀が亡くなった今も庭が手入れされているのは、喜助と直也が美由紀の遺志を引き継いだから。いつ大助が帰ってきてもよいように…。

大助は、直也とともに喜助のベッドへ。微笑みながら「おかえり」という喜助の手を取り、大助は「ただいま」と答え涙ぐんだ。親子のわだかまりはやっと解けた。後日、大助は知り合いの家具会社に就職が決まり、実家に住みながら借金を返していくことになった。

永瀬、またもや振られる!?

寺島家の一件を経て、永瀬は榎本に思いを伝えることにする。よく考えたら、何で私があなたにジャッジされなければならないんですか。私は私の考えで行動します。それに私、言いましたよね、嘘をついているかどうか目を見ればわかるって。戸惑う永瀬に榎本はこう言った。あの人(神木)は大嘘つきです。私のことなめないでくださいね。

へばっ!

そう言って榎本は去っていく。結局、思いを伝えられなかった永瀬が、これでよかったんだと自分に言い聞かせていると、探偵姿で聞き耳を立てていた月下と若松マスター(湯江タケユキ)直子(伊藤麻実子)が永瀬を慰め始める。てんこ盛りの唐揚げがすぐ出てきたところを見ると、みんな永瀬が振られることを予想していたようだ。

(つづく)

【正直不動産2】2話の感想

今回は、誤解からすっかりこじれてしまった家族の物語。最後の「おかえり」「ただいま」には心がじんわりあたたまりました。登坂社長のナイスアシストもニクイ!

大事なことはちゃんと伝えないといけないということを学んだ永瀬は、神木に盗られそうな??榎本にその思いを伝えようとしましたが、美波さんの方がやはり一枚上手。

でも、永瀬は何て伝えようとしたのでしょうね。榎本に気はあるけど、本当に好きなのか? 神木というライバルの出現で「ほかの人に取られるのは嫌」=「好き」ってことなんでしょうか?

榎本が神木を「大嘘つき」と言っていた伏線がどんな形で回収されるのか、榎本との関係がどうなるのかも最後まで引っ張っていきそうで、目が離せません。

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正直不動産2-2話

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