【失恋ショコラティエ】の最終回ネタバレと視聴率!松本潤と石原さとみの恋の結末は?

【失恋ショコラティエ】の最終回ネタバレと視聴率!

松本潤、石原さとみ出演のドラマ『失恋ショコラティエ』(フジテレビ、2014年)が2020年6月に再放送されました。

爽太(松本潤)は、片想い相手で人妻の紗絵子(石原さとみ)を振り向かせるべく、彼女の好きなチョコレートを通して奮闘。

2人の恋の結末とは? 気になる最終回をネタバレ!

今回はドラマ『失恋ショコラティエ』最終回ネタバレなどについて紹介します。

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【失恋ショコラティエ】最終回ネタバレ

最終回放送日:2014年3月24日(月)21時~22時09分(15分拡大版)
サブタイトル:「ついに今夜、全員の片想いが完結!」
演出:松山博昭
脚本:越川美埜子

閉ざされた未来

【前回までのあらすじ】

紗絵子(石原さとみ)は既婚者だが、家を飛び出し、爽太(松本潤)の店「ショコラ・ヴィ」の2階で寝泊まりしている。爽太と紗絵子は何度もベッドで愛し合うが、いわば不倫だった。なぜ彼女は家を出たのか、紗絵子が教えてくれないことに爽太は不安になっていく。

そんな中、フランスの老舗「ボネール」のシェフ候補として打診された爽太。しかし、試験となる爽太の試作品を食べたボネールに、「残念です。このチョコレートからは君のビジョンが感じられません。あの頃ほとばしっていた君の情熱は一体どこへ行ってしまったのですか?」と告げられる。

爽太「気付けばもうずっと、妄想も想像も広げられずにいる。
ショコラのインスピレーションも全く湧いてこない。
なんでだろう。
どうして、どうして未来に…
何も思い描けないんだろう。」

爽太はパリ行きの未来が閉ざされると同時に、ショコラティエとしても未来が描けなくなっていた。

一方、紗絵子は夫に居場所を突き止められたが、夫の暴力を訴え「今は帰らない」と拒否。そばにいた井上薫子(水川あさみ)も守ってくれて夫を退散させた。翌日、紗絵子は産婦人科の検診を受けていて・・・!?

えれな(水原希子)の告白

爽太(松本潤)は、紗絵子(石原さとみ)のリクエストに応えるべくチョコバーの試作を重ねるが、うまくいかない。紗絵子は、深夜まで創作に励む爽太を心配するが、爽太は取り繕うように自信を見せる。

そこへ、爽太のセフレの加藤えれな(水原希子)が現れる。※

補足
※セフレ=セックスフレンドの略。セックスを楽しむために付き合っている関係を指す俗語。しかし、爽太とえれなは、片想い同士の価値観も共有。やがて恋人に近い仲になった。
※爽太は、バレンタインデー前日、振られる覚悟で紗絵子に「ずっと好きだった」と告白。振られたら、えれなと真剣に付き合うつもりだった。しかし、爽太の一方的な告白に紗絵子は涙。その後、ホワイトデーの日に家を出て、爽太の店へ来た。

爽太は言葉が出ないが、えれなは「話したいことがあるの。すぐに済むから。」という。

「好きです。私、爽太君が好き。」とえれなは告白し、ファッションショーのチケットを手渡すと、「もう一度私とのことちゃんと考えてほしいの、爽太君も同じ気持ちなら見に来てほしい。」と告げる。

リクドー に行ったえれなは、関谷(加藤シゲアキ)に報告。オーナーの六道(佐藤隆太)は関谷と爽太がやり取りしていると勘違いしていた。だから私は身を引いたのに、という六道。六道は爽太が好きだったのだ。

紗絵子(石原さとみ)の結婚理由

その頃、薫子(水川あさみ)は紗絵子に言われ、関谷を食事に誘うメールを送った。プライベートな相談に乗ってもらううち、薫子と紗絵子は意気投合。一緒に買い物に出かけるようにもなる。

帰り道、薫子は紗絵子が結婚した理由を尋ねる。26歳までに結婚すると決めていて、当時2.5人候補がいて、吉岡さん(眞島秀和)と知り合って「この人だと思ったんですよね、大人で余裕があるっていうか、あとで悪い面を知るんですけど…。結婚するってお互いの悪いところ受け止めたり、その人の吐く毒を受けないといけないのかなって思いますね。」

落ち込む紗絵子に薫子は「私、結婚向いてないな」と笑う。街角にて、マリエックというミュージカルのポスターを見た2人は一緒に行く約束をする。

紗絵子(石原さとみ)の妊娠の相手は?

一方、爽太は相変わらず創作に苦戦中。これまでは、紗絵子を思うとショコラ作りのインスピレーションがわき上がっていたが、今はイメージにノイズが入る。

そんなとき、紗絵子が帰ってくる。紗絵子は爽太に声をかけ、バックヤードへ行こうとするが、突然、倒れた!

爽太は紗絵子を病院へ運び、廊下で待っていると、医師から貧血を起こしたようだと告げられた。目を覚ました紗絵子を心配そうに見つめる爽太。

紗絵子は、「心配しないで。病気じゃないから。妊娠してるの。」と告げた。しかも「爽太君の子じゃないよ。」という。

爽太(松本潤)と紗絵子の別れ

爽太は、「アパートを借りて一緒に住もう」と紗絵子に笑顔で提案。しかし、彼女は真顔で「できないよ。そんなことできない。私は帰らなきゃいけないから」と言う。

爽太と過ごす日々は優しく甘く幸せだったが、妊娠が分かってからは違ったという。
紗絵子は、「妊娠が分かって動揺しなかったの。爽太君といられなくなるの怖い、悲しいとかなくて。不思議なくらい落ち着いていた。これが私の現実で、爽太君とのことは逃避に過ぎないんだって。彼と暮らすあの場所が私がいるべき場所なんだって。ごめんなさい。でも、爽太君だって同じでしょう?」

爽太「え?」

紗絵子「爽太君が好きだったのはホントの私じゃなくて、ただの幻想だったんだよね? だから私たち帰らなきゃ。いつまでも幻想の中では生きられないよ。」

(爽太の心の声)
俺にとってのサエコさんは幻想。
そうだ、それは自分でも分かっていたことだ。
だからこそ、けじめつけようとしたんじゃないか 。
だけど・・・あのとき、俺は紗絵子さんを手に入れたんじゃない。
失ったんだ。
ショコラが作れなくなったのは
あのときからだったんだ。

「ショコラ・ヴィ」休業へ

爽太は精神的なショックもあり、しばらく店を閉じることにした。

そんな中、薫子(水川あさみ)は紗絵子のコーディネートのおかげか、3回目のデートで関谷の自宅に呼ばれる。しかしマンション前で、突然「用事思い出しまして」と帰る薫子。

公園にて。爽太の父・誠(竹中直人)はベンチで寝転んでいた爽太を発見。肉まんを食べさせて、告げた。

誠「うまいだろ。どんなに落ち込んでたって腹は減るしな。うまいもん食えば人は幸せになれる。だから俺はケーキ屋になったんだ」

一方、薫子と紗絵子はミュージカル劇を一緒に鑑賞し楽しんだ。舞台の合間の休憩にて、お互いに近況報告。

薫子は「紗絵子さん。幸せですか。」と尋ねる。

「嫌なこともありますよ。ギャーと叫びたくなることも。けど楽しい瞬間もある。結婚生活がこのまま続くか何とも言えません。ただ少なくとも、逃げるのはやめにします。」と紗絵子は答えた。

爽太(松本潤)ショコラティエ辞めるってよ

爽太は家で何気なくテレビをつけていると、「グルメ評論家が選ぶ注目スイーツ店ランキング2014」が特集され、1位は青山にある「FELICITE」だった。インタビューに答えていた青年は、パリで修行後に日本で店を開いた。彼と過去の自分を重ねた爽太は、そのチョコレートに魅せられる。

「FELICITE」に足を運んだがためらう爽太。そこへ六道が声をかけてきた。後輩のショコラティエの店だという。

爽太「俺、ショコラティエを辞めようと思っています。作れなくなったんです。ショコラが。何のために、どんなもの作っていいか分からないんです。」

「だから?」六道は突き放す。「店はあなただけのものじゃない」と叱責。「ああイラつく。がっかりな男ね!」

六道「ところで何しにここに来たの?チョコレートが作りたいなら、自分の店に行きなさい。」

爽太はトボトボと「ショコラ・ヴィ」に戻ると、お客がいた。薫子たちが店を開けていたのだ。店を手伝っていたまつり(有村架純)は兄の爽太を見かけると、笑顔で迎えた。

紗絵子(石原さとみ)を奪いに行け!

終業後、薫子は勝手に営業していたこを爽太に謝った。薫子が来てくれるお客様のために作り続けたいとオリヴィエに相談して、爽太が結論を出すまで店を開けることにしたという。

薫子「爽太君、ショコラ・ヴィ続けようよ。私たち何でも協力するから。これからも一緒にやってこうよ。どうしてもダメなの? 何で? 紗絵子さんがいないから? だったら、紗絵子さんを奪いに行けばいいじゃん。何が何でも自分のものにして。またチョコレート作ればいいじゃん。
私、爽太君が紗絵子さんに恋することに価値があるって、オリヴィエに言われたとき分からないって思った。そんなの分かりたくないって。何でだと思う?
好きだからだよ。爽太君のことが好きだったからだよ。
だから認めたくなかったんだよ。紗絵子さんなんて、いてもいなくても関係ない。爽太君には元々それだけの才能があるって思いたかったから。でも、ほんとは分かってた。紗絵子さんのために作ったチョコレートを初めて食べた、あのときから。
紗絵子さんがいるからこそ、爽太君は素晴らしいチョコレートが生み出せるんだって…。ほんとはとっくに分かってた。私、爽太君にはショコラティエでいて欲しい。あなたが作るチョコレートが好きだから。だから、紗絵子さんのことも諦めないでほしい。悔しいけど、爽太君には紗絵子さんが必要なんだから。」

帰り道、「本当に奪いに行っていいの?」と心配してくるオリヴィエに、薫子は「初めて自分を好きになれた気がする」と笑顔で答えた。

夜。ひとり店にいた爽太は突然、創作し始めて…。

爽太(松本潤)紗絵子(石原さとみ)の恋の結末

ある日。爽太は紗絵子を公園に呼び出した。リクエストされたバクバク食べられるチョコバーを渡す。その場で食べてもらうと、「美味しいよ」と言うが…。

「でも普通だよね。」と爽太。紗絵子を失って空っぽになった今の俺の精一杯だと言う。

爽太「俺、ずっとあなたのためにショコラを作ってるつもりだったけど、いつの間にか、あなたが与えてくれるインスピレーションなしではショコラを作れなくなっていたんだ。だから、心のどこかで幻想だってことに気づいていながら、ショコラを作り続けるために、俺自身のために、必死で、幻想にしがみついていたんだと思う。
結局、紗絵子さんを幸せにしたいとか言いながら、実は、紗絵子さんにずっと助けてもらってたんだよね。でも、いつまでもそれじゃダメだよね?あなたがいなくても、自分の力だけでショコラを生み出せるショコラティエにならないと。
だから、俺、紗絵子さんとは二度と会わない。俺は、あなたがいなくちゃショコラを作れない自分と決別しなきゃならないんだ。時間はかかるかもしれないけれど、絶対に諦めないよ。いつか、今まで作ったショコラと同じくらいの、いや、それ以上の最高のショコラを必ず作ってみせるよ。
どうしてもそれを伝えておきたかったんだ。紗絵子さんが俺に与えてくれたものはかけがえのない宝物だよ。たとえ幻想だったとしても、紗絵子さんはやっぱり俺にとって特別な人だったんだよ。だから、今まで、ホントに、ありがとう。」

紗絵子は「私の方こそありがとう。すごく嬉しいよ。私、頑張るから、爽太君も頑張ってね。元気でね。」と告げた。

爽太「紗絵子さんも。元気でね。」

(爽太の心の声)
紗絵子さん、俺、やっと失恋することができたよ。
これで本当にお別れだね。
さよなら。紗絵子さん。

エピローグ

爽太はえれなと会って、招待状を渡して謝った。

えれな「謝らないで。私が爽太君をフッたんだから。」

えれなは言いたいことを言って吹っ切れたと言う。「次はぶっつけ本番で行く。もう恋の練習(=セフレ)は必要ない」と笑うえれなだった。

爽太は単身、パリに発つことにした。お店はオリヴィエや薫子、まつりに任せて…。

(爽太の心の声)
紗絵子さん、あなたがいない世界は、がらんとしていて、俺はまだ方向感覚をつかめずにいる。
どこに行けば新しい景色に出会えるのか、まったく見当もつかないけど、それでも、振り返らずに前だけを見て歩いていくよ。
俺は、ショコラティエだから。

【失恋ショコラティエ】最終回の感想まとめ

爽太と紗絵子が別々の道を歩むという、切ない結末でした。

ただし、「やっと失恋できたよ。」というセリフがあったように、『失恋ショコラティエ』というタイトルを回収するかのようなラストです。これは上手くハマったのではないでしょうか。

2014年当時、続編待望の声も殺到していました。

2020年6月、フジテレビ(関東ローカル)で約6年ぶりに再放送されました。

フジテレビ系の『結婚できない男』は約13年ぶりに続編も制作されましたし、まだパリ編などの続編に望みはあるかも?

【失恋ショコラティエ】最終回の視聴率

【失恋ショコラティエ】最終回(第11話)の視聴率は、13.7%!

第10話から2・3ポイントアップで有終の美を飾りました。

『失恋ショコラティエ』全話の視聴率

  • 第1話(2014年1月13日)「もっとあなたに傷つけられたい!! 」:14.4%
  • 第2話(2014年1月20日)「今夜も”妄想”と片想いが止まらない」: 12.7%
  • 第3話(2014年1月27日)「走り出した恋、それぞれの告白へ」 :13.3%
  • 第4話(2014年2月3日)「2人の恋は、チェスのように」:11.8%
  • 第5話(2014年2月10日)「切ない切ない切ない…」:10.5%
  • 第6話(2014年2月17日)「俺、失恋することにした」: 12.0%
  • 第7話(2014年2月24日)「 ……なんの、涙? 現実にしていいの?」:11.7%
  • 第8話(2014年3月3日)「ついに間男に成り上がったよ」:11.4%
  • 第9話(2014年3月10日)「最終章突入! 正も誤もない、これが恋だ」:11.2%
  • 第10話(2014年3月17日)「最終回前夜! 未来に何も思い描けない」:11.4%
  • 最終回(2014年3月24日)「ついに今夜、全員の片想いが完結! 」:13.7%

『失恋ショコラティエ』全11話の平均視聴率は、12.3%

まとめ

以上、ドラマ『失恋ショコラティエ』の最終回ネタバレなどを紹介してきました。

主人公の爽太(松本潤)が失恋を受け入れて一人立ちしていくまでの物語でした。毎回毎回、妄想シーンやリアル(?)の濃厚キスが話題。

特に、(個人的には)シャワー室での爽太と紗絵子の初めての触れ合いがエロチック。映像は間接的なのですが、水の音や湯気などで想像をかきたてて秀逸だったと思います。松本潤くんは「東京タワー」や「ナラタージュ」など色気あふれる役で色々と魅せてくれますね。

ヒロインの紗絵子(石原さとみ)については、赤ちゃんが出来て、逃げない覚悟を決めたようです。旦那さんは暴力を振るうので、結婚生活が上手くいくかは分かりません。それでも、強く生きていけるような成長を感じます。とにかくこのドラマの石原さとみは(いい意味で)あざと可愛すぎます。(笑)

結局、カップルになったのは、オリヴィエ(溝端淳平)と、まつり(有村架純)だけでした。爽太のパリ武者修行に加えて、パリのオリヴィエの両親に会いに行くスペシャルドラマも見たいかも。

今作では、薫子(水川あさみ)の片想いも切なかったですね。最終回は長いセリフで印象を残しました。

失恋ショコラティエ』はフジテレビ(関東ローカル)で、2020年6月15日(月)から、平日の15時50分に放送!お楽しみに!

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