【クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝】あらすじ&キャスト💛アノ淑女らの過去が明らかに

ロンドン社交界でその名を知られている名門貴族のブリジャートン家の8人きょうだいが、それぞれの愛と幸せを追い求めた姿を描く「ブリジャートン家」。原作はジュリア・クインのベストセラー小説です。その前日譚のスピンオフ・ドラマである【クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝】。 医療ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」の原案者・主脚本家・製作総指揮として知られるションダ・ライムズがNetflix のために作成したドラマ限定シリーズです。

そのストーリーの中に登場するシャーロット王妃の若い頃を描いた【クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝】。「ブリジャートン家」と同じようにテレビでは扱えないような激しいラブシーンが満載で、ハラハラドキドキ胸キュンで、切なさまで詰め込んだ【クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝】のあらすじ&キャストとエピソードガイドをご紹介。

目次

【クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝】とは?

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ブリジャートン家」の前日譚として、イギリス国王であるジョージ3世に嫁ぎ、名声と権力を手にしていくと共に社交界を変えることになった若きシャーロット王妃の壮大なラブストーリーを描いた本作。

ブリジャートン家」では描かれなかった視聴者が「なぜ?」と思っていた過去のストーリーが描かれています。ブリジャートン家で描かれた子供たちの母であるヴァイオレット・ブリジャートンやシャーロット王妃の親友ともいえるレディ・ダンベリーらのつながりやらも描かれています。

ABCドラマ「殺人を無罪にする方法」でサム・キーティング役としても知られているトム・ヴェリカが監督を担い、大人気医療ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」や、そのスピンオフ・ドラマである「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」の原案者・主脚本家・製作総指揮として知られているションダ・ライムズが脚本を担っています。

ご覧になっていただけるとお分かりになると思いますが、「ブリジャートン家」にも登場したシャーロット王妃、ヴァイオレット・ブリジャートン、レディ・ダンベリーの若かりし頃の姿を演じた女優さん方がおのおのそれぞれに似ておりストーリーが分かりやすく描かれています。

 

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「ブリジャートン家」では主に子供たちのラブストーリーや、貴族のゴシップ、誰と結婚するかにより現代ではありえない女性の立場などをベースにして彼らが生きて行く苦悩などを描いていたのですが、本作ではシャーロット王妃とジョージ国王の結婚をベースにして、ジョージ国王の誰にも言えなかった秘密が明らかになっていくにつれてシャーロットが王妃としての心構えや覚悟が変わっていくと共にシリアスなストーリーへと動いていきます。

はじめは会ったこともないジョージとの結婚が受け入れられず、どうして自分が遠く離れた異国の地へ嫁入りをしなくてはならないのかと兄であるアドルファスに抗議していたシャーロットが、国の繁栄のためと諭され覚悟してジョージとの愛と絆を深めていこうとする様子は「ブリジャートン家」での王妃の姿とは見えなかったバックグラウンドが見えてきます。

実は、シャーロット王妃とジョージ国王は実在の人物で、ドラマで描かれているジョージ国王の秘密とされている精神疾患を患っていたということも事実に基づいて描かれています。

この事実に基づいて描かれているのだとしたら、シャーロット王妃も故ダイアナ妃と同じように私たちには計り知れない悲しみや寂しさ苦しみなどを抱えていたのだろうと思うとこのストーリーが胸に刺さる気がします。

ちなみに、「ブリジャートン家」と同じように超絶激しいラブシーンも描かれているので、お子様とご覧になられる方はちょっと注意が必要かも?

「ブリジャートン家」をまだ観ていないよという方でも1つのストーリーとして観ていただいても楽しめます。ただ、欲を言えば、「ブリジャートン家」をご覧になられてから観ていただくと人間関係が良くわかるので、ぜひお時間ある方はこちらもご覧になっていただけると楽しめるはずですよ。

【クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝】エピソードガイド

ジョージという人を結婚式前に知ったので結婚を決めたシャーロットでしたが、ジョージの不可解で気まぐれな態度に振り回され、不本意な結婚初夜を過ごしました。不満と孤独を募らせるシャーロットは、レディ・アガサ・ダンベリーに相談して本心を打ち明けることに。

「ブリジャートン家」の見どころは?

大人気医療ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」や、この作品のスピンオフ・ドラマとして知られている「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」の原案者・脚本家・製作総指揮として知られているションダ・ライムズがジュリア・クィンズのベストセラー小説シリーズ「ブリジャートン シリーズ」(原題:Bridgerton series)を原作にして1813年のロンドンを舞台にして製作されたドラマ「ブリジャートン家」。

実はベストセラーが原作ではあるものの、原作とは違ったふうに製作されている「ブリジャートン家」シリーズ。本作に登場するキャラクターは、小説のメインキャラクターとは違って黒人やアジア人などに変えたりして現代に合うように様々な多様性に富んだストーリー展開となっています。

衣装やセットなどはもちろんですが、イギリス雑誌「TATLER(タトラー)」で「英国で結婚したい人2021」にランキングした本作でサイモン役を演じたレジ=ジーン・ペイジをはじめとして出演しているキャストも美女・美男ぞろいなのも見どころの1つで、スキャンダルや秘密が満載なのも注目の点です。その人気は全世界で話題となって大ヒットとなっています。その前日譚である本作は、「ブリジャートン家」シャーロット王妃の結婚と共にジョージ国王の秘密が描かれています。

話題のインティマシー・コーディネーターもついている

映画「女王陛下のお気に入り」の脚本を手掛けたトニー・マクナマラによる歴史フィクションドラマ「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」でインティマシー・コーディネーター(Intimacy Coordinator)が話題となったのも記憶に新しいと思います。

2017年のワインスタインスキャンダルとMeToo運動が起こったことをきっかけにして、業界におけるセクハラや違法行為をそれまで誰もが口を閉ざしていたのですが声をあげて言えるようになったためにアメリカのエンターテインメント業界でこのインティマシー・コーディネーターを取り入れるようになりました。

アメリカのテレビネットワークHBOは、2018年10月からすべてのドラマや映画などの親密なシーンの映画にインティマシー・コーディネーターを取り入れてセクハラなどの違法行為から俳優を守って気持ちよく仕事をしてもらうためるという考えを採用することに。

そして、「ブリジャートン家」でもシーズン1の第6話で描かれた主人公ダフネとサイモンのベッドシーンについて、あれはレイプだったのではないかというような論争が起こった時にもインティマシー・コーディネーターが性的同意について考えるきっかけになったというコメントを出したこともアメリカではニュースになりました。本作でも過激なシーンが満載のため、おそらくインティマシー・コーディネーターがついているのだと思われます。

「ブリジャートン家」シリーズのトリビア3選

1♡ダフネの髪型は、銀幕の妖精オードリー・ヘプバーンがモデルに 

https://www.goodhousekeeping.com/life/entertainment/g39398873/bridgerton-facts-trivia/

オードリーヘップバーンのファンであればお気ずきになった方もいらっしゃるかもしれませんが、主人公の1人であるダフネですが、誰かに似ていると思ったら、銀幕の妖精オードリー・ヘプバーンに似ていませんか?それもそのはず、本作のヘアメイクアップアーティストのマーク・ピルチャーがはインサイダーに「オードリーの画像をグーグルで検索したとき、ひらめいた」と語ったそうですよ。確かにオードリーに似ていますね。

2♡シャーロット女王の髪型はなんと!ビヨンセがモデル?

 

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小説には登場しないシャーロット王女の髪型ですが、イギリスのヘアスタイリスト兼メイクアップアーティストであったマーク・ピルチャーが「ヴォーグ」に語ったところによると・・・。画像を選んでいた時にパワーズゴールドメンバーのビヨンセを見た時にひらめいたそうです。

3♡ジュリー・アンドリュースがナレーター

シーズン1からご覧になられている方ならお分かりになるかもしれないのですが、レディ・ホイッスルダウンの声は、なんあののジュリー・アンドリュース。ニューヨークのスタジオでその声を録音したそうですよ。

この他にもいくつもあるのですが、下記のサイトに載っておりますのでご興味のある方はぜひご覧くださいませ。

https://www.goodhousekeeping.com/life/entertainment/g39398873/bridgerton-facts-trivia/

【クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝】キャスト

主要キャストのみ簡単なプロフィールと共にご紹介してきます。新人の俳優さんや、舞台で活躍中の俳優さんの中にはプロフィールなど詳細が分からない方もいらっしゃいます。ご了承くださいませ。

 

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若き日のシャーロット王妃役/インディア・リア・アマルテイフィオ

17歳でドイツからイギリスのジョージ国王に嫁がされることに。

インディア・リア・アマティフィオ(India Ria Amarteifio)

2001年9月17日生まれ

イギリス出身

子役としてキャリアをスタートさせたインディアは、2023 年の注目すべき英国人 10 人のバラエティリストに登場し、ブライト ヤング シングに選ばれました。父親はガーナ出身で、母親はドイツ出身の彼女ですが、2011 年にライセウム シアターのライオン キングで若いナラとしてウエスト エンドにデビュー。「インターセプター」「ドクター・フー」「セックス エデュケーション」「エバームーア・クロニクルズ」などに出演しています。

シャーロット王妃役/ゴルダ・ローシュヴェル

女王陛下(複数の人種の血を引く人物という歴史的な推測の元に配役されています。)

 

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ゴルダ・ロシューヴェル(Golda Rosheuvel)

1970年1月1日生まれ

ガイアナ共和国出身

ガイアナ人の父親とイギリス人の母親の血を引く。舞台女優として、ドラマ「刑事ジョン・ルーサー」「法医学捜査班」などにゲスト出演。「レディ・マクベス」(2016年)にも出演しています。

若きダンベリー夫人(アガサ)役/アルセマ・トーマス

シャーロットに仕える侍女で、4歳でダンベリーと婚約し結婚させられた。年を取った夫に嫌気をさしていたが、シャーロット王女が結婚することになりタイトルを手に入れる。それと共に白人がメインだった貴族社会における人種階級に変化をもたらすことに。

アルセマ・トーマス(Arsema Thomas)

1994 年6 月 19日生まれ

ジョージア 州アトランタ出身

カーネギー メロン大学とイェール大学でそれぞれ生物科学と公衆衛生の学位を取得しています。ナイジェリア人の父とエチオピア人の母の元に生まれた彼女は、ウガンダ、ケニア、トーゴ、ベナンなどやアフリカで過ごしました。「Redeeming Love(原題)」「One Touch」などに出演しています。

ダンベリー夫人役/アッジョア・アンドー

ロンドン社交界で舌鋒鋭く、洞察力のある大御所(おそらくシャーロット王女のお気に入りで、親友のジュリアン・フォン・シュウェレンバーグに基づいているようです。)

 

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アッジョア・アンドー(Adjoa Andoh)

1963年1月14日生まれ

イギリス ブリストル出身

「インビクタス/負けざる者たち」(2009年)、「フラクチャード」(2019年)、「ウィッチャー」(2019年)、「ドクター・フー」などに出演しています。

オーガスタ皇太后役/ミシェル・フェアリー

ジョージ王の母

ミシェルフェアリー(Michelle Fairley)

1964年1月17日生まれ

北アイルランド・コールレイン出身

HBOのドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のキャトリン・スターク役で知られるミシェルフェアリー。映画「ハリー・ポッターと死の秘宝」ではグレンジャー夫人役、「SUITS/スーツ」「24: Live Another Day」「ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語」「ギャング・オブ・ロンドン」などに出演しています。

ブリドガートン子爵夫人(ヴァイオレット)役/ルース・ジェメル

ブリジャートン家の子供たちの母親

 

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ルース・ジェメル(Ruth Gemmell)

1967年10月生まれ

イギリス ブリストル出身

「ナイトメア2 ~血塗られた秘密~」「LAW & ORDER: UK (シーズン2)」「FADES/フェーズ」などにゲスト出演し、「名探偵ポワロ マギンティ夫人は死んだ」などにも出演しています。

若き日のヴァイオレット役/コニー・ジェンキンス・グレイグ

コニー・ジェンキンス・グレイグ(Connie Jenkins-Greig)

2003 年11 月 18日生まれ

イギリス・ロンドン出身

「ニューブラッド」などに出演しています。

若き日の国王ジョージ3世役/コリー・ミルクリースト

コリー・ミルクリート(Corey Mylchreest)

1998年生まれ

「サンドマン」などに出演しています。まだ新人さんのため、詳しいプロフィールが分からずSorry

女王の秘書、若き日のブリムズリー役/サム・クレメット

シャーロットの秘書&召使である彼は、常にシャーロット王妃の5歩後ろを歩き、王妃の身の回りの世話をする責任者として働いている。ある人と恋仲に・・・。

サム・クレメット(Sam Clemmett)

1993年10月1日生まれ

イギリス ブランデール出身

舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のアルバス・ポッター役で知られるサム・クレメット。「アンダー・ウォー 史上最大の地下爆破作戦」に出演しています。

国王の秘書レイノルズ役/フレディ・デニス

ジョージ国王の召使&秘書としてジョージ国王のことを守っている。ジョージ国王の秘密を誰にも明かさず、精神的にも常に支えている。

フレディ・デニス(Freddie Dennis)

1997年生まれ

イギリス・ロンドン出身

英国の名家の出身である彼は、2021年から2023年まで2本の映画に出演し、2021年から映画の仕事を始め「ネヴァーズ」(2021年)に出演しています。

女王の秘書ブリムズリー役/ヒュー・サックス

シャーロット王妃がイギリスに嫁いでからずっと王妃の傍で彼女を守り、助けている秘書であり執事。

LOS ANGELES, CALIFORNIA – APRIL 26: Hugh Sachs attends Netflix’s “Queen Charlotte: A Bridgerton Story” world premiere screening event at Regency Village Theatre on April 26, 2023 in Los Angeles, California. (Photo by Robin L Marshall/WireImage)

 

ヒュー・サックス(Hugh Sachs)

1964年2月25日生まれ

イギリス・マンチェスター、ランカシャー出身

イギリスのシットコム「Benidorm」に出演していて知られている彼は、「ブラウン神父」「インターセプター」「Aristocrats」などなど沢山のドラマに出演しています。

メクレンブルク=シュトレリッツ公アドルフス4世役/トゥンジ・カシム

シャーロット王女の兄上

トゥンジ・​​カシム(Tunji Kasim)

1987年生まれ

スコットランド出身

生まれてすぐにナイジェリアに引っ越し12 歳まで暮らしていました。その後、スコットランドに戻り10代を過ごしました。グラスゴーのロイヤル スコティッシュ アカデミー オブ ミュージック アンド ドラマ(現在はスコットランド王立音楽院)で学ました。主に舞台で活躍していた彼ですが、映画「グッド・ライアー」にも出演しています。

コーラル役/ペイヴァンド・サデギャン

ダンベリー夫人のメイド

 

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マンロー医師役/ガイ・ヘンリー

他の王室御用達の医師らの手に負えなくなったジョージを臨床心理学の方面から症状を改善しようと荒手の方法で治療を進めることになる医師。

LONDON, ENGLAND – APRIL 21: Guy Henry attends the Special Fan Screening and Garden Party for “Queen Charlotte: A Bridgerton Story” at Odeon Luxe Leicester Square on April 21, 2023 in London, England. (Photo by Mike Marsland/WireImage)

ガイヘンリー(Guy Henry)

1960年10月17日生まれ

イギリス・ケント、メイドストーン出身

11 歳のときに、アマチュア演劇協会 Highcliffe Charity Players によるシンデレラのプロダクションでフットマンとして初めてステージに登場したガイ・ヘンリー。王立演劇芸術アカデミーで学んだ彼は、ロイヤル シェイクスピア カンパニーで活躍しています。「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART」「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」などにも出演しています。

レジャー卿役/キール・チャールズ

ヴァイオレットの父

 

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キール・チャールズ(Keir Charles)

プロフィールなど詳細が分からず、Sorry.

「Across the River」「ダーティ・ウォー」「マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり」「ラブ・アクチュアリー」などに出演しています。

【クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝】まとめ

 

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本作は出演するキャストが多いので、キャストを知っておくとすぐにストーリーが楽しめるはずです。若い頃のシャーロット王妃をはじめとして、アガサ、ヴァイオレットなど彼女たちが若い頃はこんな感じだったんだろうなと思わせるほど似ていらっしゃる点も注目です。

イギリス王室や、ヨーロッパの歴史ものが好きな方にはぜひ観ていただきたい作品となっております。Netflixドラマ「クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~」は絶賛配信中です。

https://www.netflix.com/jp/title/81476183

 

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